チューナー(効果モンスター)(準制限カード) 星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000 このカードが召喚に成功した時、 自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を選択して 表側攻撃表示で特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 このカードをシンクロ素材とする場合、 ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、 他のシンクロ素材モンスターはレベル4以外のモンスターでなければならない。
CRIMSON CRISISで登場した風属性・ドラゴン族の下級モンスターのチューナー。
召喚に成功した時にモンスターを蘇生する誘発効果と、ドラゴン族シンクロモンスターのシンクロ素材にしか使えずレベル制限も付く効果外テキストを持つ。
自身の効果によって即座にシンクロ召喚が可能だが、様々な制約が課せられている。
ドラゴン族モンスター以外のシンクロ召喚に使用できず、レベル4モンスターをシンクロ素材に使えないため、シンクロ召喚先が大きく制限されてしまっている。
しかし、エクシーズ召喚の登場によって、レベル4モンスターを蘇生した場合はランク4エクシーズモンスターに繋げることが可能となったため、このデメリットは大分解消されたと言える。
このカードをチューナーとして利用できるドラゴン族シンクロモンスターのレベルは5〜10であり、そのうち自身と蘇生したモンスターのみでシンクロ召喚可能なシンクロモンスターは以下の13体である(《トライデント・ドラギオン》は日本未発売カードを用いることでのみ可能)。
これらのカードの中でも、《ブラック・ローズ・ドラゴン》は素材指定もなく1枚の手札消費で場をリセットできるため、非常に優秀である。
《氷結界の龍 グングニール》は、素材指定があり手札コストを必要とするものの、破壊するカードの枚数を選択でき、効果使用後に追撃が可能。
上記以外のドラゴン族シンクロモンスターは他のカードを絡めなければシンクロ召喚できないが、トークンや使用済みのリバース効果モンスターなどを用いれば少ない消費でシンクロ召喚できる。
チューナーをもう1体用意できれば、ドラゴン族以外のシンクロモンスターも狙うことは可能。
蘇生したモンスターの効果は無効化されるが、《ダンディライオン》などの墓地発動の効果は問題なく使用できる。
またモンスター効果の発動自体はできるので、《カードガンナー》などは発動コストを活用できる。
蘇生するモンスターは攻撃力500であることから、《地獄の暴走召喚》のトリガーにもなるので、展開した2体のモンスター効果を狙うのも良い。
攻撃力500以下という条件は一見すると厳しく思えるが、デッキのキーカードである場合も少なくない。
【おジャマ】では、全てのおジャマを蘇生できる上に、《おジャマ・カントリー》下で自身も攻撃力2000のアタッカーとなる。
【電池メン】では《地獄の暴走召喚》との相性が特に良く、《電池メン−単三型》を蘇生して《地獄の暴走召喚》に繋げることで攻撃力3000のモンスターが2体並び、さらに《漏電》の発動条件も満たせるため、1ターンキルが可能である。
【コンタクト融合】では、ネオスペーシアンを蘇生し、このカードに《ヒーロー・マスク》を使用してカード名を《E・HERO ネオス》とすることで、コンタクト融合できる。
【ネオス・ワイズマン】でも、《ユベル》を蘇生して同様に《ヒーロー・マスク》を使用することで、《ネオス・ワイズマン》の特殊召喚条件を揃えることができる。
また、戦闘破壊耐性が無効となった《ユベル》を自爆特攻させて、《ユベル−Das Abscheulich Ritter》につなぐことも可能。
変わった所では《アーカナイト・マジシャン》も蘇生できる。
《バスター・モード》から《アーカナイト・マジシャン/バスター》に繋げたり、《超融合》等で《覇魔導士アーカナイト・マジシャン》を融合召喚したりすることができる。
―効果関連
Q:それぞれの効果分類は何ですか?
A:蘇生効果は誘発効果、蘇生したモンスターの効果の無効化はその誘発効果に含まれる処理、後半の制約はモンスター効果として扱われません(→効果外テキスト)。(12/04/14)
Q:《スキルドレイン》が存在する場合、シンクロ素材利用の制限を無視できますか?
A:不可能です。《スキルドレイン》下でもこのカードのルール効果は無効になりません。(08/11/15)
Q:この効果で墓地から特殊召喚されたモンスターの制約を、《月の書》・《亜空間物質転送装置》でキャンセルできますか?
A:できます。(08/11/15)
Q:この効果で墓地から特殊召喚されたモンスターの制約は、《禁じられた聖杯》などをそのモンスターに発動すれば次のターンからキャンセルされますか?
A:されません。(12/04/14)
Q:このカードの効果で自分の墓地に存在する《カードガンナー》を蘇生させました。
この時、《カードガンナー》の効果は《デブリ・ドラゴン》の効果で無効化されていますが、《カードガンナー》のコストを支払うことは可能でしょうか?
A:《デブリ・ドラゴン》の効果によって、墓地から特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化されますが、特殊召喚した《カードガンナー》の効果を発動する事はできます。
また、発動コストが必要な効果を発動する場合、コストを支払わなければ発動しません。(09/01/04)
Q:《レベル変換実験室》でレベル4にした《チューニング・サポーター》を、レベル2として扱ったこのカードとシンクロ素材にすることができますか?
A:《チューニング・サポーター》自身の効果によって、レベル2として扱い、シンクロ召喚する事ができます。(08/11/28)
Q:《ファントム・オブ・カオス》でこのカードの効果を得て、レベル4またはそれ以外のチューナーとシンクロ召喚することができますか?
また、ドラゴン族モンスター以外のシンクロ召喚に使用する事ができますか?
A:《デブリ・ドラゴン》の『このカードをシンクロ素材とする場合、ドラゴン族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。また、他のシンクロ素材モンスターはレベル4以外のモンスターでなければならない。』とは、効果の扱いではありません。
よって、《ファントム・オブ・カオス》の効果によって《デブリ・ドラゴン》の効果を得た場合は、レベル4のモンスターをシンクロ素材として使用でき、またドラゴン族以外のシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用する事もできます。(09/04/01)
Q:このカードの効果で特殊召喚したモンスターがフィールド以外で発動する効果は有効ですか?
例えば《ダンディライオン》や《カードガンナー》、《黄泉ガエル》です。
A:有効です。(08/11/26)
Q:《デブリ・ドラゴン》の特殊召喚効果にチェーンして《月の書》を発動すれば、または特殊召喚に成功した後《デブリ・ドラゴン》に《月の書》を発動すれば、特殊召喚したモンスターの効果は有効になりますか?
A:《デブリ・ドラゴン》の召喚成功時の効果にチェーンをして、《月の書》を発動し、《デブリ・ドラゴン》を裏側守備表示にした場合でも、モンスターを特殊召喚する事ができます。
しかしどちらの段階で《デブリ・ドラゴン》が裏側表示になったとしても、効果によって特殊召喚されたモンスターの効果は無効化されます。(09/04/01)
Q:このカードの効果で自分の墓地に存在する《ローンファイア・ブロッサム》を蘇生させました。
その場合、《ローンファイア・ブロッサム》の効果は《デブリ・ドラゴン》の効果で無効化されていますが、《ローンファイア・ブロッサム》の効果で自身をリリースした場合、《ローンファイア・ブロッサム》の効果は適用されますか?
A:《ローンファイア・ブロッサム》の植物族をリリースする効果は発動できます。
しかし、自身をコストとしてリリースした場合でも、フィールド上で発動しているので、植物族をデッキから特殊召喚する効果は無効化されます。(10/04/25)
Q:この《デブリ・ドラゴン》の効果で《マスクド・チョッパー》を特殊召喚しました。その《マスクド・チョッパー》が戦闘で相打ちになった場合、《マスクド・チョッパー》の効果は《デブリ・ドラゴン》の効果で無効になりますか?
A:《マスクド・チョッパー》の効果は無効にならず、相手ライフにダメージを与える事ができます。(11/07/21)
Q:《デブリ・ドラゴン》の効果で特殊召喚された《ローンファイア・ブロッサム》の効果を綿毛トークンをコストに発動し、チェーンして以下のカードを《ローンファイア・ブロッサム》に対して発動しました。《ローンファイア・ブロッサム》の効果は無効になりますか?
A:《月の書》:いいえ。有効となり特殊召喚できます。(12/07/28)
《強制脱出装置》:はい。無効になります。(12/02/13)
《サンダー・ブレイク》:はい。無効になります。(12/02/13)
《亜空間物質転送装置》:はい。無効になります。(12/02/13)
《鳳翼の爆風》:はい。無効になります。(12/02/13)
《暴君の威圧》(コスト):はい。無効になります。 (12/02/13)