《X・E・N・O/Jowls of Dark Demise》 †
効果モンスター
星2/水属性/悪魔族/攻 200/守 100
リバース:相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
エンドフェイズ時までコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは、
このターン相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した水属性・悪魔族の下級リバースモンスター。
相手モンスターをエンドフェイズ時までコントロール奪取し、そのモンスターに直接攻撃能力を付与する誘発効果を持つ。
モンスター効果は《心変わり》のコントロール奪取に加えて直接攻撃能力も付与する。
しかし、リバースした場合に限られる上に発動したターンのみのため、相手ターンで攻撃を受けた場合にリバースしても直接攻撃効果は活かせない。
《太陽の書》や《砂漠の光》等を使い、能動的にリバースさせて遅効性を克服したり、《威嚇する咆哮》等でターンを跨いで守ったりする事で扱いやすくなる。
もっともエンドフェイズには戻ってしまうため、特殊召喚モンスターの素材に活用したり、何らかのコストでリリースするカード等で処理したりすると良いだろう。
安定性には難があるが、《強制終了》ならばコントロール奪取後の処理と防御を1枚で行える。
なおテキストの差異から、霊使いのように《月の書》等でモンスターを永続的にコントロール奪取できないが、代わりに裏側表示のモンスターも奪取できる。
このカードは類似カードに比べると種族や表示形式の指定もない上に追加効果まで付与するが、属性・種族やレベルの点から、一概に上位互換とは言えない。
共通のリバースモンスターサポートである《占術姫コインノーマ》に対応せず、ステータスが他と比べ低いため棒立ちになった場合に直接攻撃に等しいダメージが発生する。
代わりに水属性であるために《サルベージ》に対応し、《魔界発冥界行きバス》でサーチできる。
水属性軸の【追い剥ぎハンデス】ならば、《ペンギン・ソルジャー》や《裏ガエル》と多くのサポートカードを共有できる。
この他、《門前払い》や《デスカウンター》があれば、コントロール奪取したモンスターで直接攻撃した上で、そのモンスターを除去することも可能である。
- 「xeno-」とは「異物の」「外来の」を意味する接頭辞。
また、英語名の「Jowl」は「顎」、「Demise」は「終焉」を意味する。
真DM2のグラフィックを見る限り、竜の顎の中にいる寄生体こそが本体のはずなのだが……。
- OCGのイラストからは分からないが、ゲーム中ではドラゴンの生首から赤い触手が生えているという、グロテスクな外見を持つ。
攻撃時には生首から目や脚が展開されて蟹のような姿に変形し、ハサミで攻撃する姿が見られる。
DS版ゲームでも、この攻撃時の姿で描かれている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手フィールドのモンスターのコントロールを得て、そのモンスターを《亜空間物質転送装置》の効果によって一時的に除外しました。
エンドフェイズ時に戻ってくるモンスターのコントロールはどちらになりますか?
《ヴェルズ・サンダーバード》の自身の効果の場合はどうなりますか?
A:いったん自分フィールドに戻りますが、その後すぐに元々の持ち主のフィールドにコントロールが戻ります。(13/01/16)
Q:このカードのモンスター効果でコントロール奪取した相手モンスターを、《皆既日蝕の書》で裏側表示にしました。
このターンのエンドフェイズ、このモンスターのコントロールはどうなりますか?
A:その場合、エンドフェイズ時にはモンスターのコントロールが元に戻ります。(11/06/25)
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