《トゥーン・ワールド/Toon World》 †
永続魔法
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−で登場した永続魔法。
発動時のライフコストのみで効果を持たないが、トゥーンモンスターの真価を発揮させるのに必須となる。
トゥーンモンスターは、このカードが表側表示で存在する場合のみその能力を充分に発揮できる。
しかし、フィールドで《トゥーン・ワールド》として扱われる上に、トゥーンモンスターに耐性を付与できる《トゥーン・キングダム》がほぼ上位互換として存在している。
【トゥーン】には、両者に対応するサーチカードの《トゥーンのもくじ》と《トゥーンのしおり》も存在し、それらで事足りる場合が多い。
その為、4枚目としてもこのカードを採用する必要性はあまり高くない。
フィールド魔法と同時に場に並べられるので、《魔法族の里》を採用する【トゥーン】魔法使い族軸ならば、《トゥーン・キングダム》よりも優先できる。
また《トゥーン・キングダム》は、カードの発動に対して相手に破壊効果をチェーンされた場合に、《トゥーンのしおり》の(2)の身代わり効果で守る事が出来ないという欠点がある。
その為限定的ではあるが、相手のフリーチェーンの破壊効果が見えている場合などは、《トゥーンのしおり》のサーチ先としてこちらの方が優れる事もある。
それ以外だと、ライフコストによって《巨大化》の強化条件を満たし、《シャドー・トゥーン》や《トゥーン・ロールバック》の火力を上げるなどの採用意義も考えられる。
- トゥーンモンスターを攻撃すると、モンスターはこの本の中に隠れたり体を粘土のように曲げたりして攻撃を避けてしまう。
ペガサスは彼の愛読するアメリカン・コミック『ファニーラビット』の主人公が宿敵にどれだけピストルを撃たれても決して弾が命中しないことからこの効果を考えたようだ。
- 自分の為だけに作ったパワーカードということもあってか、初登場時にはギャラリーから強い批判を受けている。
一方、アニメDM・「光のピラミッド」での再戦時においては、海馬から「いつまでも進歩の無いカビの生えた戦術」と酷評されており、攻略されている。
パワーカードと言えども時代が進めば相対的に弱体化していき、更には事前に全貌が明らかにされてはメタを張られるというカードゲームの基本を視聴者に如実に伝えている。
- 原作の描写を見る限り、通常は表紙・裏表紙は白紙であり、内部に隠れたトゥーンモンスターの顔が浮かび上がる模様。
関連カード †
―カード名を《トゥーン・ワールド》として扱うカード
―《トゥーン・ワールド》のカード名が記されたカード
―イラストに《トゥーン・ワールド》が描かれているカード
―その他
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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