《心変わり/Change of Heart》 †
通常魔法
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
Vol.5で登場した通常魔法。
対象の相手モンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る効果を持つ。
コントロール奪取カードの開祖であり、ノーコストかつ表示形式を問わずコントロール奪取できるという強力な効果を持つ。
大型モンスターから小型モンスターまで影響する範囲が広く、このカード1枚でできる事は多い。
コントロール奪取はエンドフェイズまでなので、奪ったモンスターは各種素材として使用するなど、何かしらの方法で処理できるといい。
このようにコントロール奪取したモンスターには一切のデメリットが無いので用法を挙げればキリがない。
表示形式を問わない点から、裏側守備表示のリバースモンスターを狙う事もできる。
しかし、確実性に欠けるためコントロール奪取したモンスターの使い道を明確にするためにも、表側表示のモンスターを狙った方が効果的である。
その一方でこのカード自体のアドバンテージは相手のボード・アドバンテージを1枚減らす程度しかなく、モンスターの有用性も相手に左右される。
また、大型モンスターは対象をとる効果への耐性やパーミッション効果を持っているものが多く、このカードの発動が通らない事もある。
先攻では腐る事もあり、マッチ戦で後攻を取る事を想定してサイドデッキに仕込むのがよい。
コントロール奪取が戦略となる【霊使い】・【ヴァンパイア】・【サイコ・ショッカー】ではメインデッキからの投入も検討できる。
- コナミのゲーム作品において―
GB、GBAの非OCGルールのゲームシリーズでは、永続的にコントロールを奪うという極悪な効果だった。
DM3で初登場して以降、その強力さから当然の様に制限カードに指定され続けた。
だが、DM3・DM8終盤の制限カードを無視したデュエリスト達は、当たり前のように3枚積みしており、3ターン連続でモンスターを奪われるという悲惨な事態も起こり得る。
CPUも制限カードを遵守しているDM4では2枚以上投入している相手はいないが、代わりとして《サクリファイス》等で補われている事が多い。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《心変わり》等で自分のモンスターを相手がコントロールしている時に、そのモンスターが戦闘破壊された時、《命の綱》を発動する事はできますか?
A:戦闘破壊されたモンスターが自分の墓地へ送られたのであれば、《命の綱》を発動する事は可能です。
Q:自分の魔法&罠ゾーンに空きがない時に、フィールド上にセットされているこのカード等を発動し、コントロールを得る相手のモンスターとして、装備カードを装備しているモンスターを選択する事はできますか?
できる場合、モンスターに装備されているカードは破壊されますか?
A:魔法&罠ゾーンに空きがない場合でも、このカード等を発動し、相手の装備カードを装備しているモンスターを選択し、コントロールを得る事ができます。
また、モンスターのコントロールが移った場合でも、装備カード自体のコントロールを得る効果はなく、装備カードを発動したプレイヤーの魔法&罠ゾーンに残る為、装備されているカードは破壊されません。
Q:このカードや《強奪》等によって、コントロールが移っているモンスターが、裏側守備表示の《スフィア・ボム 球体時限爆弾》を攻撃した場合、コントロールを得ているモンスターに装備されますか?
装備される場合、《スフィア・ボム 球体時限爆弾》の効果によって、ダメージを受けるのはどちらのプレイヤーですか?
また、装備モンスターを破壊し、ダメージを与える効果が発動するタイミングは、どちらのプレイヤーのスタンバイフェイズですか?
A:コントロールが移ったモンスターが、《スフィア・ボム 球体時限爆弾》に攻撃した場合でも、攻撃モンスターに装備されます。
また、《スフィア・ボム 球体時限爆弾》の効果が発動するタイミングは、元々の持ち主から見て、次の相手ターンのスタンバイフェイズ時に発動します。
よって、コントロールを得ているモンスターのコントロールが元に戻っても、《スフィア・ボム 球体時限爆弾》の元々の持ち主から見て、次の相手ターンのスタンバイフェイズというタイミングで、装備モンスターを破壊し、攻撃力分のダメージを相手に与えます。(21/05/01)
Q:『(1):S召喚したこのカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードより攻撃力が高いモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる』効果を既に発動している《レッド・ワイバーン》が自分のモンスターゾーンに表側表示で存在しています。
その後に、その《レッド・ワイバーン》がこのカードの効果によって、コントロールが相手に移った場合、相手は《レッド・ワイバーン》の効果を発動できますか?
A:《レッド・ワイバーン》の効果は、フィールドに表側表示で存在する限り1度だけ発動できる効果です。
自分が既に1度《レッド・ワイバーン》の効果を発動している場合には、その後にその《レッド・ワイバーン》のコントロールが相手に移ったとしても、相手はその《レッド・ワイバーン》の効果を発動できません。(23/10/07)
Q:相手フィールドに『●10以上:このコントロールは変更できない』効果が適用された《アームド・ドラゴン・サンダー LV10》が存在しています。
この《アームド・ドラゴン・サンダー LV10》を対象として、このカードを発動できますか?
A:発動できません。(24/06/20)
Tag: 《心変わり》 魔法 通常魔法