《切り裂かれし闇/Piercing the Darkness》 †
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分がトークン以外の通常モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):以下のいずれかの自分のモンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
●レベル5以上の通常モンスター
●通常モンスターを使用して儀式召喚したモンスター
●通常モンスターを素材として融合・S・X召喚したモンスター
WORLD PREMIERE PACK 2021で登場した永続魔法。
トークン以外の通常モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に1枚ドローする効果、レベル5以上の通常モンスターまたは通常モンスターを使用して儀式・融合・シンクロ・エクシーズ召喚したモンスターを単体強化する効果を持つ。
2つの効果はいずれも通常モンスターに関係した効果であり、それらを軸とするデッキでの採用となる。
(1)の複数発動を狙うのならば継続的に自分フィールドに通常モンスターを展開できるデッキで使用したい。
通常モンスターをエース及び素材として運用する【青眼の白龍】・【ブラック・マジシャン】や繰り返し素材として使用する【聖刻】ならどちらの効果も十分運用できるだろう。
他にも通常モンスターである罠モンスターの特殊召喚を繰り返せる【バージェストマ】や【エルドリッチ】などとも相性が良い。
下級通常モンスターを軸とするデッキでも、【おジャマ】・【メタルフォーゼ】・【軍貫】・【魔鍵】等は各種素材に用いる事が多いため、どちらの効果の発動も狙いやすい。
(1)は通常モンスターの召喚・特殊召喚をトリガーとしたドロー。
上手くいけば毎ターンのドローソースとなり、通常モンスターの展開カードやこのカードを維持するためのカードを引ければ継続的なドローも狙いやすい。
(2)は特定のモンスターの戦闘時における単体強化。
1ターンに1度且つ直接攻撃時には使えないが、相手からの攻撃でも発動できるため攻めだけでなく守りにも利用できる。
レベル5以上ならばそれ単体で、レベル4以下であってもそれを儀式・融合・シンクロ・エクシーズモンスターの特殊召喚に活用すれば強化は可能となる。
《始祖竜ワイアーム》と併用すれば戦闘での突破がほぼ不可能になり、強固な壁となる。
《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》の貫通ダメージでの1ターンキルも更に狙いやすくなる。
シンクロ・エクシーズモンスターに関しては展開が楽な下級モンスターの方が素材に使いやすいだろう。
上記で述べた【軍貫】の内、《弩級軍貫−いくら型一番艦》は2回攻撃と戦闘ダメージをトリガーとした除去効果を持つので、この強化とは特にシナジーが強い。
【魔鍵】では《魔鍵変鬼−トランスフルミネ》が元々通常モンスターをシンクロ素材に指定しているため相性が良く、こちらも2回攻撃可能。
なお、トークンは(1)のトリガーにはならないが、(2)には利用できる。
トークン中心のデッキに(2)のみを目当てに採用する事もできなくもないが、最もトークンを素材に使いやすいリンクモンスターは強化できない。
一般的な【トークン】の動きとかけ離れた【勇者トークン】も勇者トークンをシンクロ素材にすることに特化しないと相性はあまりよくない。
- カード名は、攻撃宣言時に闇遊戯が発した「貴様(海馬)の闇を切り裂く!」という台詞がモチーフである。
ここでいう「闇」とは、文字通りの闇属性を指すものでなく、「海馬の過去に行ってきた悪事」「海馬剛三郎と海馬瀬人との確執」「闇遊戯に勝ちたいという海馬の野望」など多くの意味を含有している。
関連カード †
―類似効果
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
(2)の効果について †
Q:以下のモンスターを使用して儀式召喚したモンスターや素材として融合・シンクロ・エクシーズ召喚したモンスターの攻撃宣言時《切り裂かれし闇》の(2)の効果は発動できますか?
●モンスターゾーンで通常モンスターとして扱われている罠カード
●通常モンスターとして扱われているデュアルモンスター
●モンスタートークン
A:発動できます。(21/09/25)
Tag: 《切り裂かれし闇》 魔法 永続魔法