《洗脳解除/Remove Brainwashing》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分と相手のフィールド上に存在する全てのモンスターのコントロールは、元々の持ち主に戻る。
黒魔導の覇者で登場した永続罠。
全てのモンスターのコントロールを持ち主に戻す効果を持つ。
コントロール奪取やコントロール転移を無力化する。
相手依存だがメタとして有効であり、《死者蘇生》や《精神操作》で奪われた自分のモンスターを奪い返せる。
《強制転移》をメインで採用する【ガスタ】や【モンスター転移】に対しても有効。
相手モンスターにも効果が及ぶため、送りつけられたモンスターのコントロールも戻るが、やはり戦術を崩せる面が大きい。
ダストンや《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》によるロックも容易に解除できる。
また、能動的に扱える【ゴーレム】や【壊獣】では、前者は《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や《サタンクロース》等、後者は壊獣モンスターとのコンボが有効となる。
他にも《おジャマトリオ》や《ナイトメア・デーモンズ》で生成したトークンのコントロールを得る、という使い方もある。
《D−HERO Bloo−D》等のリリース要員を揃えられ、更に後者は攻撃力2000のモンスターを3体も得られるカードに化ける。
同様に《リバイバル・ギフト》ならば蘇生したチューナーとトークン2体を確保でき、《ギブ&テイク》は完全蘇生カードとして機能する。
《死のマジック・ボックス》なら実質ノーコストで表示形式問わず破壊できる除去カードに成り代わる。
《Couple of Aces》はコイントスの結果を無視できるドローソースとなる。
いずれもこのカードとのコンボが前提であり、単体では相手にメリットしか与えない点は覚えておきたい。
関連カード †
―「洗脳」と名のついたカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードの効果が適用されている状態でコントロール奪取効果が発動した場合、その効果は無効になりますか?
A:いいえ、無効にはならず、一瞬コントロールが移り、すぐに戻ります。
Q:相手の《サクリファイス》、魅惑の女王等の効果で自分フィールドのモンスターが相手の装備カードになった場合、このカードを発動することはできますか?
A:カードの発動自体はいつでも可能です。
ただし、装備されたカードはモンスターカード扱いではないので、コントロールは戻りません。
Q:おジャマトークンのコントロールはどのようになりますか?
A:《おジャマトリオ》の発動プレイヤーのコントロールになります。
Q:このカードの適用中に《王宮のお触れ》が発動した場合、モンスターのコントロールは、《洗脳解除》発動前の状態に戻りますか?
A:《強奪》《ダーク・ネクロフィア》など、装備によるコントロール奪取は有効になります。
一方、《おジャマトリオ》《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》等、「コントロールするプレイヤーが発動・特殊召喚時に決定する」場合は、《洗脳解除》が無効化されたり破壊されてもコントロールは移りません。
Q:フィールドに存在する元々の持ち主が自分のモンスターが6体以上の時にこのカードを発動した場合どうしますか?
A:相手フィールドの元々の持ち主が自分のモンスターの中から、コントロールを戻すモンスターを自分が選択し残りは破壊します。
Q:このカードの適用中に《おジャマトリオ》を発動するなどして、フィールドに存在する元々の持ち主が自分のモンスターが6体以上になった場合、どうしますか?
A:合計枚数が5枚になるよう、相手フィールドの元々の持ち主が自分のモンスターを選択して破壊します。
この時破壊されたおジャマトークンのダメージは相手が受けます。
Q:自分メインモンスターゾーン上に元々の持ち主が相手のモンスターが5体、相手メインモンスターゾーン上に元々の持ち主が自分のモンスターが5体の状態で《洗脳解除》を発動しました。
いずれかのプレイヤーのモンスターはメインモンスターゾーンに空きがないことによって破壊されますか?
A:全てのモンスターは破壊されず、元々の持ち主のフィールドに戻ります。(23/03/14)
Q:《洗脳解除》が存在する時に相手フィールドにいる元々の持ち主が自分の《E・HERO ワイルドマン》のコントロールは移りますか?
A:《E・HERO ワイルドマン》のコントロールは移りません。(14/05/16)
Q:《禁じられた聖槍》の効果を受けたモンスターは、このカードの効果で元々の持ち主のフィールドに戻りますか?
A:ターン終了時まではコントロールは戻りません。(14/05/16)
Q:《洗脳解除》が存在する時に裏側守備表示のモンスターのコントロールも戻りますか?
A:戻ります。(10/09/05)
Q:《洗脳解除》適用中に相手フィールドにいる元々の持ち主が相手の裏側守備表示モンスターのコントロールが自分に移った時にそのモンスターを確認できますか?
A:確認できます。(10/09/05)
Q:フィールドに《洗脳解除》が発動しています。
相手が《死者蘇生》で自分の墓地の《剣闘獣ガイザレス》を特殊召喚した場合、効果発動時の前に自分にコントロールが移りますが、どちらの効果として発動しますか?
A:元々の持ち主が発動できます。(17/06/08)
Q:このカードの効果適用時に《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を相手フィールドに特殊召喚し、そのコントロールを得ました。
そのターン中に《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の表示形式を変更できますか?
A:特殊召喚されたターン中なので、できません。(12/10/26)
Q:相手が自分のフィールドに《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》を特殊召喚しました。
特殊召喚成功時に《奈落の落とし穴》を発動したところ、相手は《奈落の落とし穴》にチェーンし《洗脳解除》を発動しました。
この場合、処理はどのようになりますか?
A:《洗脳解除》の効果で相手にコントロールが移った後、《奈落の落とし穴》の効果で除外されます。(12/06/24)
Q:《洗脳解除》の効果が適用されている状況で、自分の手札に存在する《Couple of Aces》の(1)の効果の処理を行い、コイントスで裏が出ました。
その処理後、どちらのプレイヤーが《Couple of Aces》の(2)の効果を発動しますか?
A:《Couple of Aces》の(1)の効果の処理後(《Couple of Aces》の(2)の効果を発動可能なタイミング)におけるコントローラーである、自分が発動できます。
((1)の効果のチェーンブロックの処理後ただちに、《Couple of Aces》のコントロールは自分に戻っています。)(23/10/18)
Q:《機怪神エクスクローラー》《洗脳解除》が自分フィールドに存在し、《Couple of Aces》が(1)の効果で相手フィールドに特殊召喚された場合、その(2)の効果は無効化されずに適用されますか?
A:ご質問の場合、自身の(1)の効果によって相手フィールドに特殊召喚された《Couple of Aces》は、《洗脳解除》の効果によってただちに自分フィールドにコントロールが戻った後、自分フィールドでその《Couple of Aces》の(2)の効果は発動します。
したがって、その《Couple of Aces》の(2)の効果は自分の《機怪神エクスクローラー》の(2)の効果によって無効になりません。(25/02/12)
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