《地霊媒師アウス/Aussa the Earth Channeler》 †
効果モンスター
星5/地属性/魔法使い族/攻1850/守1500
このカード名はルール上「霊使い」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカードと地属性モンスター1体を捨てて発動できる。
元々の種族が捨てたモンスターのいずれかと同じで、
攻撃力が1850以下の地属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は地属性以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):自分の地属性モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
POWER OF THE ELEMENTSで登場した地属性・魔法使い族の上級モンスター。
霊使いとしても扱う効果外テキスト、自身と地属性を手札コストにし、いずれかと同種族で攻撃力1850以下の地属性をサーチする起動効果、地属性の戦闘破壊をトリガーに自身を特殊召喚する誘発効果を持つ。
基本的な使い方は属性が異なる点以外は《風霊媒師ウィン》を参照。
違いは(1)のサーチ範囲であり、こちらは手札コストと同種族かつ攻撃力1850以下と指定されている。
(2)の発動機会の乏しさもあちらと同様だが、地属性は数が多く、汎用モンスターも多いので、若干発動しやすいか。
自身と同じ魔法使い族は確定でサーチ範囲に含まれており、霊使いの関連カードにも該当するものが複数ある。
【霊使い】と相性の良い魔法使い族では《太陽の魔術師エダ》が存在し、あちらのリクルート効果でディスアドバンテージも補える。
汎用魔法使い族では《マスマティシャン》・《Emハットトリッカー》等が扱いやすい。
《マスマティシャン》で《ドットスケーパー》などを墓地へ送り蘇生させれば《憑依覚醒−デーモン・リーパー》を特殊召喚でき、このカードのコストに使用したモンスターを蘇生できる。
ただし、他の属性を手札コストにできない点と発動後の制約より、【霊使い】でも【地属性】に寄せた構築で検討する事になるだろう。
マドルチェなどカテゴリ単位で地属性に統一され、その中に含まれる魔法使い族をサーチしたり、少数の地属性・魔法使い族を採用する形で狙うのも良い。
なお、【マドルチェ】で採用する場合、例によって《マドルチェ・プティンセスール》との兼ね合いには気を付ける必要がある。
地属性である程度種族が統一されたデッキにサーチャーとして採用し、そちらをサーチする方がメインとなるだろうか。
発動後の制限により多少デッキの構築は縛られるが、以下の通り相性の良い種族やカテゴリは少なくない。
- 機械族
手札コストにした後、《爆走軌道フライング・ペガサス》をサーチして蘇生することでエクシーズ召喚が可能になる。
【ブンボーグ】ではすべてのモンスターが対応している。
【古代の機械】では下級モンスターがすべて対応し、《古代の機械飛竜》や《古代の機械箱》をサーチすれば追加サーチで2:2交換で損失の無い手札交換が可能。
【超重武者】は闇属性である《超重武者タマ−C》と《超重神童ワカ−U4》、炎属性の《超重武者装留ファイヤー・アーマー》以外のモンスターがサーチ可能であり、状況に合わせた対応ができる。
【無限起動】においても、サーチ役の《無限起動ハーヴェスター》から繋げる動きが可能となるので、初動の安定性向上に繋がる。
- 獣族
元より地属性の割合が高い種族であり、汎用的な効果を持つものも少なくない。
特に【メルフィー】と相性が良く、手札コストにしたものを《メルフィー・ポニィ》でサルベージするといった動きが可能。
- 戦士族
戦士族・地属性で構成されたカテゴリは複数存在し、採用を検討できるデッキは多い。
剛鬼であればサーチした剛鬼で《剛鬼再戦》をサーチして蘇生し無駄なく使える他、《新鋭の女戦士》でサルベージもできる。
- サイバース族
【Gゴーレム】では《Gゴーレム・ペブルドッグ》をコストにGゴーレムを2枚サーチしたり、《ドットスケーパー》や《マイクロ・コーダー》と共にGゴーレムのサーチが行える。
ただし、水属性の《Gゴーレム・クリスタルハート》の蘇生効果に影響が出る点は注意。
- 天使族
地属性・天使族に関連したカードが複数存在しており、それらを中心とする【現世と冥界の逆転】では安定性の向上に役立つ。
また、春化精は天使族で統一されている上にメインデッキは全てサーチ範囲内であり、手札発動の共通効果も持ち合わせる。
発動後の制約もこちらと重複する点でも噛み合いが良いが、手札消費が大きくなる点は意識しておきたい。
- 昆虫族
元より地属性の割合が高い種族であり、クローラー・ナチュル・蟲惑魔などカテゴリ単位で抱えるものも見られる。
汎用的な効果を持つものも多く、特に必須カードの《増殖するG》をサーチできるメリットは大きく、返しのターンに備えられる。
- 岩石族
元より地属性の割合が高い種族であり、サーチ範囲にも含まれる《ブロック・ゴーレム》を採用する場合はデッキを地属性で固めやすいため制約も苦になりづらい。
手札コストには《岩石の番兵》が適しており、サーチした岩石族を召喚すれば即座に自己再生でき、それがレベル3ならばエクシーズ召喚も可能。
あるいは《岩の精霊 タイタン》をサーチし、墓地のこのカードを除外すれば召喚権を温存しながら2体の岩石族を並べられる。
その他、《融合呪印生物−地》ならランク3か《召喚獣メガラニカ》、アダマシアチューナーならレベル5・7シンクロモンスターに繋げることもできる。
関連カード †
―(2)の類似効果
―イラスト関連
―通常モンスター
―効果モンスター
収録パック等 †
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