《底なし落とし穴/Floodgate Trap Hole》 †
通常罠
(1):相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。
ザ・ダーク・イリュージョンで登場した通常罠。
召喚・反転召喚・特殊召喚に成功したモンスターを対象を取らずに裏側守備表示にし、表示形式の変更を封じる効果を持つ。
《砂塵のバリア −ダスト・フォース−》の落とし穴版のような効果を持つ。
あちらと違いまとめて裏側守備表示にするのは難しいが、バトルフェイズまで待つ必要がないため発動する機会は多くなる。
また、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》等でカードの発動を封じられたりする危険が少ないため、確実性が高い。
また、落とし穴に属する事から蟲惑魔の各種効果に対応している点もあちらにはない利点と言える。
ただこちらは代わりに先に出されたモンスターには対処できず、小出しにしてくる相手には効かないため、一長一短である。
他の落とし穴と比較すると、このカードは直接除去しないため、即座にアドバンテージを取れないものの、ステータスの制限やライフコストがないのが利点。
そのため、低ステータスのものが多い素材用のモンスターが特殊召喚された時点で発動でき、破壊耐性や対象耐性にも強い。
また、現在では下級モンスターのみを採用する代わりに展開力が高いデッキも多いため、その様な相手にはモンスターゾーンを埋めたままにするこのカードの方が相性が良い。
特にペンデュラム召喚は一度に複数のモンスターを展開するので、運が良ければこのカード1枚でモンスターゾーンを封殺できる。
欠点としては、そもそも裏側守備表示にできないトークンやリンクモンスターに対応できないところが上げられる。
しかしこれに関しても、裏側守備表示のモンスターはリンク素材にできなくなるため、素材が出された時点で発動すればリンク召喚自体を防げる。
特に召喚権を使って通常召喚したモンスターからリンク1のリンクモンスターを特殊召喚することを展開の起点とするデッキには事実上の致命傷ともなるだろう。
とはいえ「トークンではないリンク素材」を見極めマストカウンターを決めなければならない点はネックか。
他には融合素材にできるモンスターや、《黒魔女ディアベルスター》や《罪宝の欺き》の様なカードの状態を問わず1枚をコストとするカードに対しては、このカードを消費した上で素材・コストを残す裏目な行為となってしまう。
このため、そういったカードを使用して来る相手にはサイドチェンジで外す事も考えられる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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