《天罰/Divine Wrath》 †
カウンター罠
手札を1枚捨てて発動する。
効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
RISE OF DESTINYで登場したカウンター罠。
手札コスト1枚と引き換えに、モンスター効果の発動を無効にして破壊する効果を持つ。
現環境はモンスター効果が多用されており、発動機会自体は多い。
しかし、同じ効果に加え特殊召喚も無効にできる《神の通告》の方がより便利である。
あちらのライフコスト以上にこちらの1枚の手札コストが重く、こちらを優先することはまずないと言える。
4枚目以降としても《エフェクト・ヴェーラー》、《無限泡影》、《ブレイクスルー・スキル》などの軽く無効化できるカードも多く、やはり手札コストが足を引っ張りデッキを大きく選ぶ形になっている。
こちらは手札コスト自体を活用できるデッキに採用することになる。
カウンター罠を多く積む【パーミッション】ならば選択肢に入り、《解放のアリアドネ》がペンデュラムゾーンに存在すれば概ね《神の通告》と遜色ない働きをするだろう。
これ以外のチェーンブロックを作る効果は基本的に全て無効にできる。
チェーンブロックを作らない効果は、上記以外にも様々なジャンルがあるので詳しくは分類されない効果のページを参照。
また、そもそも「効果」ではない効果外テキストには対応できない点を留意しておきたい。
- 英語名は「神の怒り」。
「wrath」は「怒り」を意味する単語の中でも最も強く、「憤怒、とてつもない怒り」という意味を擁するため、確かに「天罰」であると言える。
- アニメ5D's第62話の「レクスvsルドガー」戦においてレクスのデッキに投入されているのが確認できる。
また、第114話でカップラーメンマン(クロウ)に敗北した男が持っていた。
- アニメGXの「十代vsダークネス」戦では、十代がこのカードの速攻魔法版ともいえる《エフェクト・シャット》を使用している。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは、DSレクス・ゴドウィンがこのカードを使った時のボイスが用意されている。
関連カード †
―類似効果
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードはどんな効果モンスターの効果に対して発動できますか?
A:チェーンブロックを作る効果に対して発動できます。
Q:このカードはダメージステップでも発動できますか?
A:はい、発動できます。
このカードは、攻撃を受けてリバースしたリバースモンスターの効果や、戦闘破壊したおよび戦闘ダメージが発生した時の誘発効果にも発動できます。
Q:このカードの効果は対象をとる効果ですか?
A:いいえ、対象をとらない効果です。
Q:このカードはフィールド外の効果に対しても有効ですか?
A:はい、《クリボー》や《異次元の偵察機》などフィールド以外で発動する効果に対しても発動できます。
Q:《光の護封剣》を発動したところ、《聖なる魔術師》と《闇の仮面》が同時にリバースしました。
相手が「1:《聖なる魔術師》」「2:《闇の仮面》」とチェーンを積んだ場合、自分は《聖なる魔術師》の効果に対しこのカードを発動できますか?
A:いいえ、発動できません。
この場合は、直前である《闇の仮面》の効果発動に対してのみ《天罰》を使用できます。
なお、同様の理由で「モンスター効果の次に速攻魔法などのチェーンが積まれた場合」もこのカードは発動できません。
Q:《強化支援メカ・ヘビーウェポン》を装備した《リボルバー・ドラゴン》が効果を発動した際、《天罰》を発動されました。
この場合《リボルバー・ドラゴン》は破壊されませんが、この《リボルバー・ドラゴン》は同一ターンにもう一度「1ターンに1度」の効果を使えますか?
A:「発動した」という事実は残るので、もう1度の発動は不可能です。
通常召喚を《昇天の角笛》で無効にした場合、そのターンはもう通常召喚を行えないのと同様です。(07/03/26)
Q:《ユベル−Das Abscheulich Ritter》の反射ダメージを与える誘発効果やフィールド一掃の誘発効果が発動した際、チェーンして《天罰》で無効にして破壊しました。
チェーン1:《ユベル−Das Abscheulich Ritter》の誘発効果
チェーン2:《天罰》
これを逆順処理します。
この時、《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》の特殊召喚はできますか?
A:《ユベル−Das Abscheulich Ritter》のこの誘発効果にチェーンをして《天罰》を発動した場合、発動が無効になるため効果処理は行われず、《天罰》の効果処理にて一連のチェーンブロックの効果処理が終了した扱いになります。
よってこの時、《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》を特殊召喚できます。(09/02/13)
Q:《E・HERO マグマ・ネオス》が自身の効果でエクストラデッキに戻り、効果を発動しました。
それに対してこのカードをチェーンし、その発動を無効にしました。
エクストラデッキの《E・HERO マグマ・ネオス》は破壊されますか?
A:いいえ、破壊されません。(20/04/01)
Q:デッキの《ナーガ》や《スフィンクス・アンドロジュネス》の効果(チェーンブロックを作る)を発動しました。
それに対してこのカードをチェーンし《ナーガ》等の効果の発動を無効にできますか?
また、デッキの《ナーガ》等を破壊して墓地へ送れますか?
A:はい、発動できます。
また、発動は無効になりますがデッキの《ナーガ》等は破壊されません。(20/04/01)
Q:剣闘獣の「自身をコストでデッキに戻して別の剣闘獣を特殊召喚する効果」に対して発動できますか?
A:発動して無効にする事ができます。
しかし、デッキに戻った剣闘獣を破壊する事はできません。(10/06/11)
Q:《魔導法皇 ハイロン》が、《トーラの魔導書》で罠カードの効果を受けなくなっています。
この《魔導法皇 ハイロン》の起動効果に対し《天罰》を発動できますか?
A:できますが、効果は無効にならず破壊もできません。(12/08/03)
Q:《スキルドレイン》適用中に、フィールドのモンスターが効果(コストとしてフィールドを離れるのではない)を発動した場合、それに対し《天罰》を発動できますか?
A:はい、発動できます。(15/10/10)
Tag: 《天罰》 罠 カウンター罠