《突然変異/Metamorphosis》 †
通常魔法(禁止カード)
自分フィールド上モンスター1体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げたモンスターのレベルと同じレベルの
融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
※テキスト中の「生け贄」は「リリース」を、「融合デッキ」は「エクストラデッキ」を指す。
新たなる支配者で登場した通常魔法。
モンスター1体のリリースをコストに、エクストラデッキから同じレベルの融合モンスターを特殊召喚する効果を持つ。
モンスターをリリースすることを条件とするため、トークンや罠モンスター等の特殊なモンスターも使用することができる。
一方、正規融合ではないため、融合召喚でしか特殊召喚できない融合モンスターには対応せず、蘇生制限も満たせない。
通常、融合モンスターはメインデッキのモンスターのレベルに合わせて選ぶ事になるが、なるべく様々なレベルのものを採用したい。
コントロール奪取したモンスターや、送りつけられたモンスターをリリースすれば、モンスター除去としても使用できるためである。
相手依存になるので過度な期待は禁物だが、多種の融合モンスターを揃えておくメリットはあるだろう。
ただし、登場時点とは違い、現在のルールではエクストラデッキの枚数は15枚までなので、ある程度厳選する必要がある。
メインデッキ・エクストラデッキ共に特定のレベルに特化するか、各レベルから選び抜いて採用するかはプレイヤー次第だろう。
それぞれのレベルに利点があるが、特に高レベル融合モンスターには優秀な効果を持つモンスターが多く、それらを特殊召喚すれば大きなアドバンテージを得ることができる。
しかし、リリースとなる高レベルモンスターの展開手段が限られやすく、召喚時にアドバンテージを得られるものも少ないので、相手の妨害には注意が必要である。
高レベル融合モンスターの中でも、レベル10の充実ぶりは一際目を引く。
攻撃表示には《Dragoon D−END》、守備表示には《サイバー・エンド・ドラゴン》、モンスター効果には《地天の騎士ガイアドレイク》、魔法・罠カードには《ナチュル・エクストリオ》と、対応力が高い。
リリースには《トラゴエディア》や《メタル・リフレクト・スライム》を利用でき、また現在ではシンクロ召喚等でエクストラデッキからレベル10モンスターを用意することもできる。
また、列車は手札から妥協召喚・特殊召喚可能なレベル10モンスターを抱えるシリーズカードである。
その他には、レベル7の《異星の最終戦士》・《サイバー・ブレイダー》も、クセは強いが有力な候補である。
レベル1の《サウザンド・アイズ・サクリファイス》も見逃せず、《スケープ・ゴート》の羊トークンを利用して簡単に特殊召喚できる。
なお、レベル8以下の融合モンスターは、《ガガガマジシャン》を使用すれば、状況に合わせて使い分けることができる。
関連カード †
―サポートカード
―効果関連
※無表記はコストで消費
収録パック等 †
FAQ †
Q:《突然変異》で特殊召喚できない融合モンスターはいますか?
A:融合召喚以外の特殊召喚ができないものや、正規の手順以外の特殊召喚を認めない融合モンスターは不可能です。
詳しくは融合召喚の項目を参考にしてください。
Q:レベルが13以上の《グリード・クエーサー》をリリースした場合、融合モンスターを特殊召喚できますか?
A:該当するレベルの融合モンスターが存在しないので特殊召喚できません。
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