遊戯王カードWiki - リミットレギュレーション/2018年7月1日

2018年7月1日適用のリミットレギュレーション †

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2018年7月1日適用のリミットレギュレーション

　太字は制限が強化されたカード。
　斜体は制限が緩和されたカード。

　前回の規制時に引き続き群雄割拠な環境であった。
　そのため、無限ループの規制、環境で頭一つ抜けていたデッキの抑制、過去の環境デッキの規制緩和といった無難な改訂内容となっている。

制限強化されたカードについて―
- 《キャノン・ソルジャー》及び《トゥーン・キャノン・ソルジャー》が禁止カードに指定された。
  《ファイアウォール・ドラゴン》を絡めた無限ループが開発されたことが原因と思われる。
  両者は全く同じ効果を持っているため、どちらか片方の規制では意味がないと判断されたのだろう。
  なお、《トゥーン・キャノン・ソルジャー》はトゥーンカードでは初の禁止指定である。
  - 《キャノン・ソルジャー》の禁止カード化により、このカードを融合素材に指定している《迷宮の魔戦車》が正規素材では融合召喚できなくなってしまった。

環境を席巻していた【閃刀姫】およびその派生デッキからは《閃刀機－ホーネットビット》が制限カードに指定された。
- なお、《閃刀機－ホーネットビット》も【閃刀姫】のキーカードの一つであるが、それ以上に重要なカードである《閃刀起動－エンゲージ》は今回の規制を免れている。
  《閃刀機－ホーネットビット》はノーコストでトークンを生成できることから他のデッキに出張パーツとして採用される場合も多く、それが理由で優先的に規制されたのだろうか。
  また、《閃刀機－ホーネットビット》が制限カードになることにより、《閃刀起動－エンゲージ》→《閃刀機－ホーネットビット》→《閃刀姫－カガリ》による《閃刀起動－エンゲージ》のサルベージ→《閃刀機－ホーネットビット》とつなぐことができなくなる。
  これにより条件を満たしている場合に《閃刀起動－エンゲージ》を２回使い、２枚ドローしつつ２体のモンスターを残すという動きができなくなるため、制限カード化の指定にはこの動きも影響しているのかもしれない。
- また、数は少なかったものの派生デッキの一つとして【マジエク閃刀姫】というデッキがあり、そのキーカードだった《マジカル・エクスプロージョン》が遂に禁止カードに指定された。
  【ドグマブレード】・【マジエク帝】などの往年の環境デッキでもキーカードとして扱われたびたび環境に姿を表していたが今回の活躍が決定的な要因となったのであろう。

環境で【閃刀姫】に次ぐ勢いであった【ＥＭ魔術師】からは《アストログラフ・マジシャン》・《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》・《調弦の魔術師》が規制された。
特に前者２枚はメタルフォーゼを採用した【セフィラ】でも採用されていた。

汎用カードからは《盆回し》が制限強化されている。

制限緩和されたカードについて―

過去の環境デッキからは、《エルシャドール・ネフィリム》・《エルシャドール・ミドラーシュ》・《ＳＰＹＲＡＬＧＥＡＲ－ドローン》が準制限カードに制限緩和された。
また、《影霊衣の術士シュリット》・《真竜の継承》が制限解除された。
これにより【シャドール】・【ＳＰＹＲＡＬ】・【影霊衣】・【真竜】は構築の幅が広がった。
- このうち、《エルシャドール・ネフィリム》は前回改訂で制限復帰し、《エルシャドール・ミドラーシュ》はそれと引き換えに制限カード指定されたものであり、今回は揃って制限緩和となった。

汎用カードからは、《緊急テレポート》が制限緩和、《マスマティシャン》・《命削りの宝札》が制限解除された。
また、出張パーツとしての採用が多かった《ＳＲベイゴマックス》が制限緩和、《ＷＷ－アイス・ベル》が制限解除されている。

禁止カード64枚、制限カード77枚、準制限カード17枚。
合計枚数は158枚。

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