《エネミーコントローラー/Enemy Controller》

速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

 天空の聖域で登場した速攻魔法
 表示形式変更またはコントロール奪取の2つの効果から1つを使用できる。
 いずれも対象をとる効果であり、相手モンスター1体を対象として発動する。

 1つ目の表示形式変更効果は一見心許ないが、フリーチェーンなのでできる事は多い。
 以下のような使い方が可能である。

  1. 相手モンスター1体の攻撃を阻止する。
  2. 攻撃力守備力のいずれか低いほうに表示形式を変更し、戦闘破壊を補助する。
  3. 戦闘破壊耐性のあるモンスター攻撃表示にし、サンドバッグにする。
  4. 守備表示にしてから攻撃することで、《オネスト》《BF−月影のカルート》等に代表される戦闘を補助する手札誘発系を回避する。
  5. 効果表示形式が関係している《ライトロード・マジシャン ライラ》《ガガガガンマン》等の効果を妨害する。
  6. 攻撃宣言時に、他のモンスター攻撃表示に表示形式を変更させ、《聖なるバリア −ミラーフォース−》に巻き込む。

 2つ目のコントロール奪取効果も、フリーチェーンゆえに応用が効き、以下のような使い方ができる。
 ただし、いずれにしてもコストとしてリリースが必要となるので、ディスアドバンテージを軽減できるモンスターと併用するのが望ましい。

  1. 通常のコントロール奪取カードと同様に、相手モンスターを奪ってリリース等に使う。
  2. 攻撃を終えたモンスターリリースして連続攻撃に繋げる。
  3. 相手が大量のモンスターを展開した時に、一番攻撃力が高いモンスターを奪い、直接攻撃を阻止する。
  4. 相手が素材となるモンスターを並べた直後にそれを奪い、シンクロ召喚エクシーズ召喚を妨害する。
  5. フィールド融合時に、融合先の予定を狂わせる。儀式魔法RUM等の場合は、その発動チェーンするのも良い。相手手札が少なければ少ないほど、これは有効に働く。
  6. 《クリバンデット》《混沌の黒魔術師》《星守の騎士 プトレマイオス》等、エンドフェイズ効果発動するモンスターを奪い、効果を逆利用する。
  7. 対象をとる効果を受けた際にサクリファイス・エスケープ不発にする。
  8. 対象をとらない除去を受けた際に相手モンスターを道連れにする。
  9. ライトロードモンスターを奪い、持ち主である自分エンドフェイズ発動する点を突き、墓地肥やしを妨害する。

 このように使い道はかなり広く、汎用性自体は極めて高いが、どちらの効果も即座にアドバンテージへと繋がるわけではない。
 むしろ、他のカードアドバンテージを取るための補助として見た方が良い。
 従ってパワーカードというよりは「小回りが利く器用なカード」であり、上級者向けのカードと言える。
 基本的には《月の書》でもできる事が多いので、安定してリリース要員を確保できるかリリースメリットとなるデッキで、両方の効果を上手く使い分けていくのが望ましい。

  • アニメ版のテキストは以下のとおり。
    速攻魔法
    相手フィールド上のモンスターをエネミーコントローラーによって
    コマンド入力で操作できる。
    ライフ1000+↑←↓→A 破壊
    ライフ1000+←→AB 生贄
  • 特殊なカードであり、効果選択にはプレイヤーがコマンド入力をする必要があったようである。
    原作ではソリッドビジョンであるはずのコントローラーを直接押していた。
    アニメではコマンドを宣言する事で、ボタンが自動的に押されるような描写が見られる。
    ボタンには「A」「B」「C」の3種類があるが、2種類の効果共に「C」を使わない。
    もしかすると上記の2つ以外にも効果があったのかもしれない。
  • 「乃亜編」の回想シーンにおいて、海馬がモクバに株の仕組みを計100枚のカードで説明する際に使用している。
  • ちなみに、アニメに登場したものとOCGイラストでは方向キーのデザインが微妙に異なる。
    アニメではいわゆる十字キーだが、OCGでは丸いボタンが4つ付いたデザインとなっている。
    完全に十字の形状をしたキーだと、任天堂の特許に引っかかるためであろうか。
  • コナミのゲーム作品において―
    DUEL TERMINALのアクションデュエルでは、このカードを元にしたミニゲーム「エネミーコントローラー」が登場。
    画面上に表示されるコントローラーと機械に備え付けの「アクションボタン」を、アニメそのままの口調で叫ぶ海馬の指示通りに押すゲームである。
    コマンド入力に成功すると「粉砕!玉砕!大喝采!」「強靭!無敵!最強!」「美しい・・・」「全速前進だ!」と言ったネット上でよくネタにされる海馬の台詞を聞く事ができる。
    海馬が指示するコマンドは毎回同じだが、一定の条件を満たすと海馬の指示がコナミのゲームでは定番の「コナミコマンド」になる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:「自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。」はコストですか、効果ですか?
A:コストです。

Q:「自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。」は、《クロス・ソウル》を使ってこのカードの効果を使用することは可能でしょうか?
A:可能です。

Q:このカードは、ダメージステップでも発動できますか?
A:できません。(08/08/20)

Q:このカードコントロール奪取効果チェーンして対象にとられ表側表示モンスター《月の書》裏側守備表示にした場合、そのモンスターコントロールを得る事はできますか?
A:できません。(12/12/17)

Q:自分ターンに、自分がこのカード効果相手モンスターコントロール奪取したターンに、相手もこのカード発動し、そのモンスターコントロールを再び相手に移しました。
  そのターンエンドフェイズ時、先に自分のこのカードの「コントロールを戻す」処理を行った後で、続いて相手のこのカードの「コントロールを戻す」処理を行うことで、自分はそのモンスターコントロールを完全に奪うことはできますか?
A:いいえ、できません。
  その場合、どう処理したとしても、最終的なコントロールは、元のプレイヤーに戻ります。(10/06/23)

Q:このカードコントロールを奪取したモンスターエンドフェイズ相手フィールドに戻る時、相手フィールド上にモンスターが5体居る等でフィールドが埋まっている場合にはどうなりますか?
A:その場合、相手フィールドに戻る事ができず、そのモンスター破壊されます。(11/11/17)

Q:《聖鳥クレイン》ドローする効果チェーンして《エネミーコントローラー》等によって、解決前にコントロールが変更された場合どうなりますか?
A:コントロールが変わった場合でも、《聖鳥クレイン》効果発動したプレイヤーカードドローします。(12/02/02)

Q:コントロールを得たモンスター《月の書》裏側守備表示にした場合も、エンドフェイズコントロールを元に戻しますか?
A:はい、コントロールを得たままとはならず元に戻します。(13/12/06)


Tag: 《エネミーコントローラー》 魔法 速攻魔法

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