《オベリスクの巨神兵(きょしんへい)/Obelisk the Tormentor》

効果モンスター(使用不可カード)
星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000
その者、降臨せしむれば、灼熱の疾風大地に吹き荒れ、
生きとし生ける者すべて屍とならん。

 遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 付属カードで登場した三幻神と呼ばれる神の写し身の1体。
 公式のデュエルで使用できない特別なカードであり、厳密には遊戯王OCGカードではない。
 表面はシンボルカラーである青色になっており、裏面には一切のロゴや文字が入っていない。
 使用する際には裏側がわからない様に色付きのスリーブに入れ、相手に使用の了承を得たうえで使うことが望ましい。

  • イラストでは下半身が不自然に黒くぼかされているが、これは元になった原作の絵でここに海馬が立っているためである。
  • 英語名の「Tormentor」は「苦しめる者」という意味。
    「乱暴者」というニュアンスもあり、劇中のオベリスクのイメージに因んで付けられたのだろう。
  • 書籍「サウザンド・ルール・バイブル」には、週刊少年ジャンプ編集部による《オシリスの天空竜》と《オベリスクの巨神兵》の独自効果再現テキストが記載されている。
    (原作で《ラーの翼神竜》効果が登場していない時期の本なので、《ラーの翼神竜》テキストはない)
    その際の記述は以下の通り。
    第2期であるが故に効果記述形式が今と異なっている。
    召喚(特殊召喚扱い)するには、生け贄を3体捧げなければならない。
    2体生け贄に捧げる→そのターンの攻撃時に相手モンスター全てに
    同時攻撃ができるとともに、4000ポイントのライフダメージを相手に与える。
    このカードは魔法・罠・効果モンスターの対象にならない。

《オベリスクの巨神兵(きょしんへい)/Obelisk the Tormentor》

効果モンスター
星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000
このカードを通常召喚する場合、
モンスター3体をリリースして召喚しなければならない。
(1):このカードの召喚は無効化されない。
(2):このカードの召喚成功時には、魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
(3):このカードは効果の対象にならない。
(4):自分フィールドのモンスター2体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃宣言できない。
(5):このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送る。

 Vジャンプ(2009年2月号) 付属カードで登場した神属性幻神獣族最上級モンスター
 3体のリリースが必要となる召喚ルール効果、自身の召喚無効にされないルール効果召喚に成功した時にカードの効果発動できない永続効果カードの効果対象にならない永続効果相手フィールド上のモンスターを全て破壊する起動効果特殊召喚されたエンドフェイズ墓地へ送られる誘発効果を持つ。

 通常召喚には3体ものモンスターリリースする必要があり、特殊な召喚条件から《死皇帝の陵墓》では召喚できないため、非常に重いモンスターである。
 【帝コントロール】等のリリース手段が豊富に存在するデッキ《幻銃士》等のリリースをサポートするカード召喚を補助すると良いだろう。

 非常に高いステータスに加えて、3種類もの耐性を持つ。
 召喚自体を無効にする《神の宣告》等、召喚成功時に発動する《奈落の落とし穴》等、対象にとる除去カードである《強制脱出装置》等に耐性があり、ひとたび召喚されればフィールドに長く留まり続けることができる。
 ただし、《地砕き》等の対象をとらない効果《オネスト》等の迎撃には注意が必要である。

 起動効果は、自身の攻撃を放棄しモンスターを2体リリースすることで発動できる《サンダー・ボルト》と同様の効果
 ただし、モンスターのみの全体除去に自身の攻撃放棄とリリース2体は効率が悪く、《神獣王バルバロス》の方が扱いやすい。
 また、《天罰》等の破壊効果無効化するカード対象をとらない効果であり、この効果無効にされることによって自身が破壊される恐れがある。

 エンドフェイズ墓地へ送られるものの、特殊召喚は可能である。
 1ターン限りのアタッカーとするか、自身をコストとして全体除去を行うのもよいだろう。
 ただし、特殊召喚時には耐性はなく、《奈落の落とし穴》等に簡単に除去されるおそれがある点には注意が必要である。

  • Vジャンプ版のイラストは高橋和希氏の新規描き下ろしであり、「記憶編」で登場した「真祖・オベリスク」のデザインとなっている。
    イラスト枠は特徴的な青色からOCG準拠の橙色となり、イラスト枠自体もANNIVERSARY PACK同様に拡大している。
  • 「オベリスク(Obelisk)」とは古代エジプトで製作され神殿等に建てられた尖方柱状の記念碑のことであり、「オベリスク」という名前の神は存在しない。
    オベリスクが尖方柱状である理由は、太陽神ラーの光の矢の象徴とされたためである。
    使い手である海馬が「オシリス」と対となる「セト」の名を持つため、あえて神の名が冠されなかった可能性もある。
  • ちなみにアニメGXでデュエルアカデミアの周囲に立っている柱も「オベリスク」と同形状のものである。
  • 文庫版あとがきによれば、デザインモチーフは「西洋の巨神」とのこと。
  • 原作・アニメにおいて―
    「バトルシティ編」が始まるきっかけとして他の2神よりも先に登場した「破壊の」(記憶編では「大地の神」とも)。
    グールズに他の2枚が奪われる中、最後にエジプト考古局に残った神のカードであり、神奪還を図るイシズの手で海馬に託された。
    高い攻撃力と強力な全体攻撃能力はまさに「破壊の神」の名に相応しく、バトル・シティ編を通じて海馬の切り札として活躍している。
    神を操る者同士の戦いとなった「闇遊戯vs海馬」では《オシリスの天空竜》との激闘の末相打ちとなる。
    その後海馬の敗北に伴いアンティルールによって遊戯の手に渡り、「闇遊戯vs闇マリク」戦では闇遊戯のしもべとして使用された。
    「王の記憶編」においては王(ファラオ)の名の元に召喚されて盗賊王バクラと激戦を繰り広げ、最終局面においては他の三幻神と共に《光の創造神 ホルアクティ》となった。
    闘いの儀「遊戯vsアテム」戦でもアテムによって召喚されるも、遊戯は《サイレント・ソードマン》《時の跳躍》《罅割れゆく斧》の3枚のコンボにより撃破している。
    攻撃名は「ゴッド・ハンド・クラッシャー」、効果名は「ゴッド・ハンド・インパクト」。
    劇場版にて登場した、《オシリスの天空竜》《ラーの翼神竜》2体を生け贄に捧げた時の効果名は「インフィニティ・ゴッド・インパクト」。
  • 原作漫画の初登場時は指が4本だが、再登場時には5本になっている。
    「王の記憶」編では現代の姿とは違い、顔や胸に模様が入っていたが、これは永き時が過ぎた事により現代の姿に変容したためとのこと。
    この姿は「遊戯王R」では「真祖・オベリスク」と呼ばれている。
  • アニメGXにおいては、他の2体の神がそれぞれデュエルで使用されたものの、このカードは一度も登場することはなかった。
    ただ、第15話で2体のオベリスクが妖精の羽を生やして花の周りを飛び交うというシュールなシーンはあった。
    また、《クイズ・パネル・オベリスクの30》のイラストに描かれている。
  • GXの舞台「デュエルアカデミア」には実力ごとに分けられた3つの寮があるが、このカードの名を冠された「オベリスク・ブルー」がその最高の地位に位置づけられている。
    カードでは《ラーの翼神竜》の方が階級が上なのだが、そうではないのはオーナーの趣向からだろうか。
  • 高橋和希氏が寄稿した『超こち亀』では、主人公の両津勘吉がデュエリストに扮し、眉毛の立派なオベリスクを召喚している。
    その縁もあってか、映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!』において、落としたこのカードを探している子供が登場した。
    鈴木信也氏の漫画『Mr.FULLSWING』では、海馬のコスプレをした主人公・猿野が攻撃力5000の《オベリスクの巨神兵》を召喚している。
  • DM4・7・8はOCGとは異なるルールの作品であり、OCGルールで使用可能になったのはNIGHTMARE TROUBADOURからである。
    以降のゲーム作品での効果は以下の通り。
    効果モンスター
    星10/神属性/幻神獣族/攻4000/守4000
    このカードを通常召喚する場合、
    自分フィールド上に存在するモンスター3体をリリースして
    アドバンス召喚しなければならない。
    このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
    このカードを魔法・罠・モンスターの効果の対象にする事はできない。
    自分フィールド上に存在するモンスター2体をリリースする事で、
    相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
    特殊召喚されたこのカードは、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。
  • フォルスバウンドキングダムでは「神のマスター」のアビリティを持つプレイヤーが「オベリスク・ソウル」を使用する事で使用できる特殊なモンスター
    このゲームのモンスターの中で、《ラーの翼神竜》を抜き最高のステータスを誇る。
    このゲームでの通常攻撃名は「デストラクション・フラッシュ」であり、全体攻撃及び、三幻神への通常攻撃が「ゴッド・ハンド・クラッシャー」、三幻神を含む全体攻撃が「ゴッド・ハンド・インパクト」になる。

関連カード

―このカードをモチーフとするモンスター

―その他類似した効果を持つカード

―《オベリスクの巨神兵》の姿が見られるカード

収録パック等

―使用可能カード

―使用不可カード

FAQ

Q:自分モンスター3体をリリースし、裏側守備表示通常召喚する事はできますか?
A:いいえ、できません。(08/12/20)

Q:この召喚方法はアドバンス召喚として扱いますか?
  (《アンデットワールド》等との兼ね合い)
A:はい、アドバンス召喚扱いになります。(08/12/20)

Q:《クリッター》《ゴブリンゾンビ》等をリリースして召喚した場合、リリースしたモンスター効果発動しますか?
A:いいえ、発動しません。(08/12/20)

Q:《血の代償》を使い「チェーン2以降で」《クリッター》《ゴブリンゾンビ》等をリリースして召喚した場合、リリースしたモンスター効果発動しますか?
A:はい、この場合は召喚に成功したタイミングを通り過ぎているため《血の代償》を含むチェーンの処理後に発動します。(09/12/10)

Q:《死皇帝の陵墓》で3000ライフを支払いこのカード召喚できますか?
A:いいえ、できません。(08/12/20)

Q:2体のリリースコストですか?
A:コストになります。(08/12/24)

Q:破壊効果発動する時にこのカード自身ともう1体のモンスターリリースできますか?
A:はい、できます。(08/12/24)

Q:エンドフェイズ時の、自身を墓地へ送る誘発効果チェーンし、《皆既日蝕の書》で《オベリスクの巨神兵》が裏側守備表示になった場合どうなりますか?
A:《オベリスクの巨神兵》の、エンドフェイズにて自身を墓地へ送る効果チェーンをして《皆既日蝕の書》発動し、《オベリスクの巨神兵》が裏側守備表示になった場合でも、《オベリスクの巨神兵》は墓地へ送られます。(09/02/10)

Q:《浅すぎた墓穴》特殊召喚した裏側表示の状態のこのモンスターエンドフェイズ墓地へ送られますか?
A:裏側表示で存在する場合、エンドフェイズ時に墓地へ送られる効果発動しません。(09/01/02)

Q:《浅すぎた墓穴》特殊召喚したこのモンスターリバースしました。エンドフェイズ墓地へ送られますか?
A:はい、墓地へ送られます反転召喚した場合も同じです。(09/01/02)

Q:特殊召喚したこのモンスター《皆既日蝕の書》等で裏側守備表示にして、その後に表側表示になった場合、その表側表示になったターンのエンドフェイズ墓地へ送られますか?
A:はい、墓地へ送られます。(09/01/12)

Q:特殊召喚したこのモンスター《皆既日蝕の書》裏側守備表示にしました。エンドフェイズ墓地へ送られますか?
A:裏側表示で存在する場合、エンドフェイズ時に墓地へ送られる効果発動しません。(09/01/02)

Q:特殊召喚したこのモンスター《異次元の精霊》除外しました。
  次のターンフィールド戻ったこのモンスターエンドフェイズ墓地へ送られますか?
A:エンドフェイズ時に墓地へ送られる効果発動します。(11/12/09)

Q:《スキルドレイン》適用されている場合、このカードエンドフェイズ墓地へ送られますか?
A:《スキルドレイン》適用されている間は無効になり墓地へ送られません
  《スキルドレイン》適用されなくなったターンエンドフェイズ墓地へ送られます。(09/01/06)

Q:《光と闇の竜》が存在する場合、エンドフェイズ墓地へ送られる効果はどうなりますか?
A:《光と闇の竜》の特殊ルールを適用、《光と闇の竜》攻撃力または守備力が下がらなくなるまで、このカードの効果が繰り返し発動します。(09/01/06)

Q:このカード召喚した時《つまずき》等、既に表側表示で存在する永続魔法等の効果発動しますか?
A:いいえ、その場合も発動しません。(08/12/24)

Q:このカードの登場により《DNA移植手術》神属性を、《DNA改造手術》幻神獣族をそれぞれ宣言する事ができるようになりますか?
A:はい、できます。(08/12/20)

Q:このカード召喚に成功したタイミングで、《激流葬》《奈落の落とし穴》発動し、破壊することは可能ですか?
A:この場合発動そのものが不可能なので破壊もできません。(08/12/20)

Q:このカードの登場によって、以前に出たゲームの特典《オベリスクの巨神兵》を大会等での使用は可能ですか?
A:いいえ、以前ゲーム特典として付属した《オベリスクの巨神兵》は使用する事ができません。今回のVジャンプに付属した《オベリスクの巨神兵》のみ公式で使用可能となります。(08/12/30)

Q:《スキルドレイン》が存在する時の《オベリスクの巨神兵》の召喚に対して《神の宣告》発動する事はできますか?
A:できません。(09/01/20)

Q:《オベリスクの巨神兵》のアドバンス召喚《クロス・ソウル》を使用することはできますか?
A:《クロス・ソウル》対象に選択された相手モンスターと、自分フィールド上のモンスターを合計3体リリースして、《オベリスクの巨神兵》をアドバンス召喚する事ができます。(09/02/24)

Q:《オベリスクの巨神兵》を《リビングデッドの呼び声》特殊召喚しました。このターン中に《サイクロン》等で《リビングデッドの呼び声》破壊された場合、《オベリスクの巨神兵》はどうなりますか?
A:テキストに「このカード魔法効果モンスター効果の対象にできない。」と記述されていますが、この場合、このテキストに該当しない効果のため、《オベリスクの巨神兵》は破壊され、墓地へ送られます。(12/03/07)

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