《ジャンク・スピーダー/Junk Speeder》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻1800/守1000
「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。
この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
20th ANNIVERSARY DUELIST BOXで登場した風属性・戦士族のシンクロモンスター。
シンクロ召喚に成功した場合にレベルの異なるシンクロンチューナーをリクルートする誘発効果、モンスターと戦闘を行う時に元々の攻撃力の倍になる誘発効果を持つ。
チューナー側にシンクロンを指定しており、(1)の効果も合わせるとシンクロンを多用するデッキの採用が主になる。
《ジャンク・シンクロン》は1枚でこのカードをシンクロ召喚でき、他にも自己特殊召喚可能な《ジェット・シンクロン》・《アンノウン・シンクロン》も使いやすい。
(1)の効果はシンクロンチューナーのリクルート。
リクルート可能なシンクロンチューナーはこちらを参照。
最大で5体まで呼び出せるが効果によりシンクロモンスター以外のエクストラデッキからの展開が封じられる。
自身及びシンクロンはステータスが低いため、このカードとリクルートしたチューナーでシンクロ召喚を行うのが基本となる。
レベル1と3のチューナーをリクルートし、《水晶機巧−グリオンガンド》をシンクロ召喚すれば相手のカード3枚の除外が可能。
このカードとレベル3チューナーでレベル8レッド・デーモンをシンクロ召喚すれば、レベル2チューナーと《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》に繋げられ、残ったチューナーをリリースすればレベル8レッド・デーモンの蘇生も可能。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》ならば、全体除去に残ったチューナーを巻き込む事でバーンダメージを稼ぐ事にも繋がる。
合計レベル5となるチューナー2体とで《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》をシンクロ召喚すれば、高確率で全体除去+3500の直接攻撃を通せる。
このカードと《クイック・シンクロン》で《アルティマヤ・ツィオルキン》を特殊召喚してシンクロモンスターを展開する手もある。
その他の使い方として、表示形式を変更するカードや《真魔獣 ガーゼット》を使うことで相手のライフを削りにいくことも可能。
チューナーを5体展開した後、《団結の力》を装備させることで攻撃力を4800強化して攻撃するという運用も考えられる。
(2)はシンクロ召喚したターンに攻撃力を倍にする効果。
攻撃力は3600となるため多くのモンスターを戦闘破壊できるようになる。
また、《チェンジ・シンクロン》をシンクロ素材にこのカードをシンクロ召喚し、(1)の効果で《ドリル・シンクロン》を特殊召喚することで守備表示モンスターを用意しつつ貫通効果を付与できる。
ただし、強化は攻撃宣言時のためコンバットトリックに弱い点は注意。
1ターン限りでもあるのでメインフェイズ2にリクルートしたモンスターとシンクロ素材にしてしまいたい。
《ジャンク・ウォリアー》とはシンクロンチューナーをシンクロ素材とする点や、攻撃力を強化する点が類似する。
あちらはチューナーが指定されていることや高い攻撃力を得るには専用構築が必要になるため、エクストラデッキの圧迫を気にするならばシンクロ素材が緩く展開効果を持つこちらが優先される。
ウォリアーサポートカードを意識する場合はあちらを優先する意義もあるため、デッキ内容とよく相談しておきたい。
また、《ジャンク・シンクロン》を3枚のみ採用という、シンクロンがさほど多くないデッキでも採用を検討できる。
《ジャンク・シンクロン》の効果でレベル2を蘇生すればこのカードを出せ、(1)の効果で2体目をリクルートできるため、1枚で容易にレベル8のシンクロ召喚までつながる。
このカードの(1)の効果で複数のシンクロンのリクルートを狙う場合、シンクロンチューナーのレベルが分散することになる。
それはこのカードのシンクロ召喚にも使うため、レベルの合計が5になるように非チューナーも用意する必要があるように見えるが、【ジャンクドッペル】などなら元々レベル2以下を複数採用しやすく、それらの組み合わせでレベル調整をすれば良い。
また、《サイバース・シンクロン》と《ロード・シンクロン》がレベル2として扱える効果を持つため、非チューナーをレベル3に揃える事である程度安定させる事ができる。
(1)の効果でリクルートできるレベル5モンスターとしては《ホイール・シンクロン》が有用で、レベル調整なしではこのカードのシンクロ素材にこそなれないものの、あちらの効果で非チューナーとしても扱え、召喚効果で更に展開することも可能。
《クイック・シンクロン》もレベル5だが、シンクロ召喚先が制限されリクルート先としてだけ見た場合には《ホイール・シンクロン》の下位互換となる。
莫大なアドバンテージを稼ぎうる効果だが、小回りの利きづらい点もあるので注意。
多くのシンクロンをリクルートしようとすればメインデッキの圧迫は避けられず、またリクルートしかできないためリクルートしたいシンクロンを先に引いて手札事故となる可能性も高まる。
運用にあたっては採用するシンクロンの枚数はよく吟味する必要がある。
《スターダスト・シンクロン》・《光来する奇跡》・《フルール・シンクロン》の3枚を採用しておけば、リクルート先の素引きを広くリカバリーできる。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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