《ハネクリボー/Winged Kuriboh》 †
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 300/守 200
(1):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このターン、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
THE LOST MILLENNIUMで登場した光属性・天使族の下級モンスター。
フィールドで破壊され墓地へ送られた場合、そのターン中プレイヤーが受ける戦闘ダメージを0にする誘発効果を持つ。
戦闘・効果問わず破壊されればそのターン中は戦闘ダメージで敗北する可能性がなくなるので、1ターンキル対策となる。
ただし、プレイヤーへの戦闘ダメージを0にするだけであり、自分のモンスターの戦闘破壊を防ぐことはできない。
役割としては《速攻のかかし》に近いが、このカードは手札にくると召喚権を使ってフィールドに出さねばならない点が痛く、一般的には《速攻のかかし》か《バトルフェーダー》が優先される。
専用サポートカードとして《クリボーを呼ぶ笛》を持ち、《クリボー》とリクルートし分ける事が可能。
このカードは光属性・天使族、《クリボー》は闇属性・悪魔族のため、リリース要員兼カオスや天魔神のコスト調達として有効である。
その他《バーサーカークラッシュ》・《ハネクリボー LV10》・《賢者の石−サバティエル》などのサポートカードを持つので、これらを活かすのが基本的な使い方となる。
- 2019年7月28日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第4期投票では第9位にランクインした。
- 大山の回想シーンでドローの修行をする際、滝から流れる1枚の中に確認できる。
- アニメでは墓地へ送られる必要はなく場所も問わなかったので、OCGでは弱体化している。
また、イラストは背景が少々異なっており、体毛などもOCGでは描きなおされている。
- 召喚されると対戦相手に侮られたり雑魚呼ばわりされたり馬鹿にされたりするのは、《クリボー》と同様もはやお約束である。
その一方で第4話では観客の女子達から「かわいー!」と歓声が上がった事もある。
- GXの台本や、番組終了後のエンドカードにも《ハネクリボー》が描かれている。
また、GXの第1期EDで「運命のカードが光る」という歌詞があるが、その時このカードが光る演出がある。
十代が遊戯に出会い、その後の学園生活の最高の相棒となったこのカードは確かに運命のカードだろう。
- 漫画GXでは、《ハネクリボー》の精霊の起源について触れられている。
元々は古代エジプトで「白き羽の精霊」と呼ばれていた白い色をした精霊で、罪人の心臓を取り込む能力を持っていたが、罪人の深すぎる心の闇を取り込んだことにより、黒く変色した。
この時に真理の羽を取り込んでおり、紅葉の手にカードとして渡った後、仲間を欲しがって万丈目の《光と闇の竜》のカードに羽根を移し替えて精霊化させている。
その後、トラゴエディアが復活した際に元の白に戻ったが、トラゴエディアを完全封印した際に再び黒くなり、《光と闇の竜》と共に消滅した。
カードそのものは引き続き十代が所持している。
- アニメARC-V第1話に登場した記念グッズ販売会の商品リストに載っていた。
- 漫画「犬マユゲでいこう」では《ハネクマボー》というキャラが登場している。
関連カード †
―サポートカード
―《ハネクリボー》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《レベルアップ!》でこのカードを墓地へ送り《ハネクリボー LV10》を特殊召喚する事ができますか。
A:いいえ、このカードの名前には「LV」が含まれていないため、《レベルアップ!》を発動する事はできません。
Q:裏側表示のこのカードがカードの効果で破壊された時でも効果は発動しますか?
A:はい、発動します。(10/02/02)
Q:元々の持ち主が自分のこのカードが相手フィールドで破壊された時、効果は発動しますか?
A:発動し、元々の持ち主である自分が受ける戦闘ダメージが0になります。(13/04/17)
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