《溟界の滓−ヌル/Nunu, the Ogdoadic Remnant》 †
効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから爬虫類族・闇属性モンスター1体を墓地へ送る。
(2):自分フィールドに、モンスターが存在しない場合、
または「溟界」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、
自分は爬虫類族モンスターしか特殊召喚できない。
デッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズで登場した光属性・爬虫類族の下級モンスター。
自身を手札から墓地へ送る事でデッキから闇属性の爬虫類族を墓地へ送る起動効果、特定条件下において特殊召喚後の制約がある代わりに自己再生できる起動効果を持つ。
(1)は闇属性の爬虫類族の墓地肥やし。
闇属性の溟界を墓地へ送る事であちらの自己再生の下準備に役立つ。
闇属性が多い【レプティレス】では墓地肥やしとして活用でき、《地縛神 Ccarayhua》や《毒蛇王ヴェノミノン》を採用するデッキでも蘇生の下準備に利用できる。
光属性のこのカードと合わせて墓地に光と闇が揃うため、カオス等の召喚条件も満たせる。
(2)は自分のモンスターが存在しない場合、または溟界モンスターが存在する場合での自己再生。
特殊召喚後は表側表示で存在する限り爬虫類族しか展開できなくなる制約はあるが、【爬虫類族】ならば然程のデメリットでもない。
【溟界】では条件を満たすのは容易く、(1)で墓地へ送ったものを始めとする最上級溟界のリリースコストも賄える。
それ以外の【爬虫類族】でも1ターン目や劣勢状況ならば発動条件は満たせる。
《キングレムリン》とは非常に相性が良く、あちらのエクシーズ素材にする事で、このカードの除外を防ぎつつ特殊召喚の制約も打ち消せる。
- カード名のヌルはドイツ語で0、コンピュータ用語で何もない事を指す。
しかし溟界モンスターの名称を鑑みると、おそらくエジプト神話における原初の神である「ヌン」に由来すると思われる。
あらゆる存在の起源たる原初の水あるいは混沌であるとされ、同時に原初の水から産まれた八柱の神であるオグドアドの一柱でもある。
オグドアドにおいては対になる女神ナウネトと共に原初の水の概念を象徴するとされる。
- 「滓」は「カス」「底に貯まるゴミ」「不用の部分」「取るに足らぬもの」を指す。
関連カード †
―《溟界の滓−ヌル》の姿が見られるカード
メインデッキから墓地へ送れる闇属性の爬虫類族 †
―効果モンスター
―特殊召喚モンスター
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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