【サイバース族 】 †
デッキの概要 †
第10期に追加された25番目の種族・サイバース族を用いたデッキ。
同時に登場した召喚法であるリンク召喚を種族全体で得意とする。
デッキ構築に際して †
メインデッキのモンスターについて †
―デッキ・墓地・除外から展開するモンスター
カード消費を抑えてモンスターを並べられる利点を持つが、発動条件や制約により事故を起こす事がある。
- 《サイバース・ガジェット》
召喚に成功した時にレベル2以下のモンスターを蘇生する効果、墓地へ送られた場合にガジェット・トークン1体を生成する効果を持つ。
墓地にレベル2以下のモンスターが落ちている必要こそあるが、1枚でリンク3に繋げられるなどリターンは大きく、中盤以降の展開・切り返しの要となる。
- 《ドラコネット》・《プロンプトホーン》
いずれも下級通常モンスターを特殊召喚する効果を持ち、リンク素材を揃えるのに役立つ。
前者は召喚成功時にレベル2以下1体をリクルートできるため、下準備を必要とせず1枚でリンク召喚が行える点で序盤の起点にしやすい。
後者はコストにした下級サイバース族と合計レベルが一致する様にサイバース族をリクルート・蘇生が行えるので、最大で3体のモンスターを揃える事も可能。- 下級サイバース族通常モンスター
現状ではレベル1・4がそれぞれ1体ずつ、レベル2が2体存在する。
どれを優先するかは各々の構築次第だが、《プロンプトホーン》・《リンクリボー》・《ワン・フォー・ワン》の存在からするとレベル1の《プロトロン》が優先しやすいか。
- 下級サイバース族通常モンスター
- 《ドットスケーパー》
墓地へ送られた場合と除外された場合にそれぞれデュエル中に1度だけ自己再生できる。
2回分のリンク素材となるだけでなく、《封印の黄金櫃》や《おろかな埋葬》と併用することでリンク素材を即効で確保する手段としても使える。
- 《ファイアウォール・ディフェンサー》
サイバース族のリンク素材に使われた場合に同名カード以外のファイアウォールをリクルート可能。
リクルート先には、自己再生可能な《ファイアウォール・ガーディアン》やサイバネットをサーチできる《ファイアウォール・ファントム》が存在し、それらの効果で更なる展開を続けられる。
《ファイアウォール・ファントム》の場合は上級モンスターなので手札事故のリスクがあるのが欠点だが、そのリスク以上のリターンは得られるだろう。
- 《クロック・ワイバーン》
召喚・特殊召喚に成功した時に、攻撃力を半分にしクロックトークンを特殊召喚できる。
1枚で2枚の活躍をする為、《ドラコネット》等よりこちらの方が基本的に採用される。
- 《アーマード・ビットロン》
自身をリリースしてサイバース族をリクルートする。
効果の無効化や特殊召喚制限があるので墓地発動や同じく特殊召喚制限がかかるモンスターと組み合わせると使いやすい。
《トランスコード・トーカー》はデメリットが重なり、(2)の自己再生のトリガーにもなってくれる。
―手札から展開するモンスター
カード消費はやや荒くなるがその分条件が緩い事が多いので事故になりにくい。
- 《バランサーロード》
ライフコスト1000でサイバース族の召喚権を増やす効果、除外時に手札から下級モンスターを特殊召喚する効果を持つ。
《サイバネット・バックドア》とは特に相性が良く、除外時に(2)の特殊召喚効果を使いつつ、戻ってきた次のターンに(1)の効果でサーチしたモンスターの展開が可能となる。
- 《バックアップ・セクレタリー》・《サイバース・コンバーター》
自分フィールドにサイバース族が存在すれば特殊召喚できるため非常に出しやすい。
《レディ・デバッガー》等でサーチすれば素早くリンク召喚でき、リンク素材数の調整に使える。
後者はサイバース族以外が存在すると特殊召喚できないが、レベル2なので《サイバース・ガジェット》などに対応しているのがメリット。
- 《バックアップ・オペレーター》
特殊召喚自体よりもリンク先のモンスターをバウンスする処理がメインとなる。
《サイバース・ガジェット》などの再利用、相手モンスターの除去など利用法は多い。
- 《SIMMタブラス》
リンク先が必要になるが特殊召喚しつつサルベージまで可能。
《レディ・デバッガー》などをサルベージし、再利用できる。
- 《スクリプトン》
墓地のサイバース族を除外するだけで特殊召喚できるため、初手でもない限りは特殊召喚が容易でリンク素材として扱いやすい。
上級モンスターゆえ《フォーマッド・スキッパー》によるサーチにも対応しており、サーチ後即特殊召喚すれば高リンクのリンクモンスターに繋げられる。
除外されたサイバース族の再利用はデッキに戻すため、可能な限り各種サーチャーのサーチ先となるモンスターや、ピン挿しのリンクモンスターの再利用などに当てるとよい。
- 《デグレネード・バスター》
墓地のサイバース族2体をコストに特殊召喚できる特殊召喚モンスター。
召喚条件は緩く、打点と効果もまずまず有用なので使いやすく、《フォーマッド・スキッパー》によるサーチ先としても投入しやすい。
- 《グッサリ@イグニスター》
リンクモンスターの戦闘破壊をトリガーに特殊召喚できるので追撃と防御の両面の役割を持たせられる。
攻撃力と守備力は共に3000と高数値であり、リンクモンスターによる戦闘破壊時には効果ダメージも狙える。
―手札を稼ぐモンスター
単体ではモンスターを並べられないがハンド・アドバンテージは稼げるので弱点の持久力不足は補える。
- 《レディ・デバッガー》
召喚・特殊召喚に成功した場合にレベル3以下のサイバース族をサーチできる。
サーチ範囲が広いので汎用性が高く、状況に応じて様々な運用ができる。
特に、《バックアップ・セクレタリー》や《サイバース・コンバーター》をサーチして即座に特殊召喚するコンボはこのデッキの起点として有効である。
- 《フレイム・バッファロー》
フィールドから離れた場合に、手札のサイバース族1枚を捨てて2枚ドローする効果を持つ。
緩い条件で1枚のハンド・アドバンテージを稼ぐことができる。
- 《フォーマッド・スキッパー》
リンク素材になった場合にレベル5以上のサイバース族をサーチできる。
容易に特殊召喚できる《デグレネード・バスター》・《SIMMタブラス》、除去効果を持つ《リンクスレイヤー》・《セグメンタル・ドラゴン》あたりが候補か。
- 《ROMクラウディア》
サイバース族のサルベージを行える。
《バックアップ・セクレタリー》などを回収すれば即座に特殊召喚可能。
破壊された場合にレベル4以下のサイバース族をリクルートできる効果もあるが、こちらはあまり使い所がない。
―除去を行うモンスター
除去をリンクモンスターに依存しすぎると特殊召喚メタやエクストラデッキメタを受けた場合に身動きが取れなくなるので、メインデッキに何枚か用意しておくと保険として安心ではある。
- 《リンクスレイヤー》
上級モンスターだがモンスターが存在しない場合に特殊召喚できるため比較的重さは回避しやすい。
魔法・罠除去で攻撃前の露払いを行いつつ、手札コストで墓地にサイバース族を置けば《サイバース・ガジェット》などの蘇生にもつながる。
- 《セグメンタル・ドラゴン》
妥協召喚後に(3)の効果を発動すれば攻撃力1300以下のメインモンスターゾーンのモンスターをフリーチェーンで全体除去できる。
《サイバネット・バックドア》で一定期間だけ除外しておけば攻撃力2600以下が範囲となるので牽制として十分な能力を誇る。
- 《サイバース・シンクロン》(レベル1)
レベル調整効果によりレベル2以下の非チューナー1体から《サイバース・インテグレーター》を経由してレベル7のサイバース族シンクロモンスターをシンクロ召喚できる。
墓地ではエクストラモンスターゾーンのモンスターが破壊される場合の身代わりにできる。 - 《ブルル@イグニスター》(レベル3)
サイバース族シンクロモンスターのシンクロ素材として墓地へ送られた場合に同名カード以外のシンクロ素材1体を蘇生できる。
召喚・特殊召喚に成功した場合にはデッキから@イグニスターを墓地へ送ることができることから《グッサリ@イグニスター》の墓地効果へ繋げられる。
―儀式モンスター
いずれも《サイバース・ウィッチ》・《コード・イグナイター》の効果でサーチして儀式召喚できる。
儀式召喚しない場合でも墓地へ送るだけでも《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》や《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》の効果の活用に繋がる。
- 《サイバース・セイジ》(レベル1・チューナー)
レベルの低さにより儀式召喚は容易く、トークンや《ドットスケーパー》を用いれば効率的。
(1)はフィールド融合・墓地融合を行う効果、(2)はシンクロ素材となった際のサルベージであり、複数の召喚法を混ぜた構築で真価を発揮する。
- 《嵐竜の聖騎士》(レベル4)
自身が攻撃した相手モンスターをバウンスする誘発効果、自身をリリースすることでレベル5以上サイバース族をリクルートする起動効果を持つ。
レベル4なので少ない消費で儀式召喚しやすく、《サイバース・ウィッチ》の蘇生効果と合わせて再利用やランク4のエクシーズ召喚の素材に使える。
- 《サイバース・マジシャン》(レベル7)
自分が受けるすべてのダメージを半減し、リンクモンスターとの戦闘時に自己強化する効果を持つ。
(2)の効果もリンクモンスターが多いサイバース族では攻撃抑制は大きく、《ハニーボット》や《プロトコル・ガードナー》と合わせて攻撃に強い布陣を作れる。
- 《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》(レベル7)
儀式召喚に成功した場合にモンスターをバウンスする効果と単体弱体化を行う効果を持つ。
守備的な《サイバース・マジシャン》に対してこちらは攻撃的に運用できる。
- 《幸魂》
召喚権を使わずに通常召喚できるレベル4モンスター。
《転生炎獣アルミラージ》をリンク召喚できるため、実質サイバース族として換算できる。
レベル4であるため、斬機を投入した構築では《塊斬機ダランベルシアン》のエクシーズ召喚やリリースに利用できる。
エクストラデッキのモンスターについて †
―リンクモンスター
※括弧内はリンク素材の指定とリンクマーカーの向き
- リンク1
- 《リンク・ディサイプル》(下級サイバース族、下)
リンク召喚は非常に行いやすいがモンスター効果の有用性は低いため、上位リンクモンスターへの繋ぎとしての役割が主になる。
相互リンク数が多いほど効果を発揮する《ファイアウォール・ドラゴン》や《トライゲート・ウィザード》のサポートにも適している。
- 《リンク・ディヴォーティー》 (下級サイバース族、上)
リンク3以上をリンク召喚できなくなるデメリットと、相互リンク状態でリリースされるとリンクトークンを2体特殊召喚する効果を持つ。
同じリンク1の《リンク・ディサイプル》・《トークバック・ランサー》ならこのカードと相互リンクしつつリリースできる。
ただし、発動後は主力であるリンク3が使えなくなる為、《サイバース・クロック・ドラゴン》や《サイバース・クアンタム・ドラゴン》を主軸としたデッキに採用すると良いだろう。
- 《リンクリボー》(レベル1モンスター、下)
相手の攻撃を牽制する効果と、フリーチェーンの自己再生効果を持つため戦闘にある程度強い布陣を築ける。
自己再生により、エクストラデッキの圧迫を抑えつつレベル1をこのモンスターに変換できるため、序盤に出しておけば繰り返し使いまわせるリンク素材としても有用。
- 《セキュア・ガードナー》(サイバース族リンクモンスター、右)
リンク素材が特殊であり、自身もリンク素材にできないため他のリンク1とは運用法が決定的に異なる。
効果自体は防御向きのそれなりのものだが、それ以上にリンクマーカーが右向きのリンク1という点が重要であり、相互リンクを重視するリンクモンスターのサポートとして利用できる。
また、《ワンチャン!?》のデメリットも回避できる。
- リンク2
- 《プロキシー・ドラゴン》(左/右)・《セキュリティ・ドラゴン》(上/下)・《LANフォリンクス》(左下/右下)・《スペース・インシュレイター》(上/下)
いずれも「モンスター2体」という極めて緩いリンク素材を持つ。
単純なリンクマーカー要員、上位リンクモンスターへの繋ぎ、リンク素材となった(フィールドを離れた)モンスターの効果の発動を狙うなど使い道は豊富。
特に《セキュリティ・ドラゴン》はバウンス効果でアドバンテージまで獲得し得るため中継点として非常に優秀。
- 《プロキシー・ドラゴン》(左/右)・《セキュリティ・ドラゴン》(上/下)・《LANフォリンクス》(左下/右下)・《スペース・インシュレイター》(上/下)
- 《アンダークロックテイカー》(効果モンスター2体、左/下)
展開過程に挟めば弱体化を狙える。
リンク素材の制限も緩い。
- 《フレイム・アドミニスター》(サイバース族2体、左/右下)
リンクモンスターの攻撃力を800上げるため、複数のリンクモンスターを並べる構築では高い爆発力を発揮し得る。
単体でも攻撃力2000とリンク2としては高い攻撃力となるのでアタッカーにもなる。
- 《アップデートジャマー》 (レベル2以上のサイバース族2体、左/上)
戦闘時のみ全てのカードの効果を無効にし、元々の攻撃力で戦闘を行い、その戦闘でモンスターを破壊した時に相手に1000ダメージを与える効果と、自身をリンク素材としたモンスターに2回攻撃を付与する効果を持つ。
(2)の効果は1ターンに1度と言った縛りが無く、《トランスコード・トーカー》と合わせる事で4回を越える攻撃を狙う事も可能。
- 《I:Pマスカレーナ》(リンクモンスター以外のモンスター2体、左下/右下)
相手ターンにリンク召喚が行える。
自身をリンク素材としたリンクモンスターに効果で破壊されない耐性を付与できるので《双穹の騎士アストラム》により強固な耐性を付与できる。
- 《サイバース・ウィッチ》(サイバース族2体、左下/下)
儀式召喚に必要なサイバース族儀式モンスターと《サイバネット・リチューアル》をまとめてサーチできる。
蘇生効果によりリリース要員の確保も可能。
- 《プロキシー・F・マジシャン》(効果モンスター2体、左下/右下)
《サイバネット・フュージョン》等にメインデッキの枠を取られずに融合召喚ができる。
自身も融合素材に含めることもできるが含めずにリンク先に融合召喚を行えば手札からの特殊召喚が行える。
- リンク3
- コード・トーカー
全て攻撃力2300で統一されており、《リコーデッド・アライブ》・《リミット・コード》・《サイバネット・コーデック》の効果に対応している。
- コード・トーカー
- 《デコード・トーカー》(効果モンスター2体以上、上/左下/右下)
リンク先のモンスターの数×500自己強化できるため、最大で攻撃力3300まで引き上げる事ができ、アタッカーに向く。
リンク先のモンスターをコストに対象をとる効果をカウンターできるため防御にも適している。
このように効果の汎用性は高いものの、リンクマーカーの向きの関係上他のリンクモンスターと連携を取りにくいのが難点。
- 《エンコード・トーカー》(サイバース族2体以上、上/下/右下)
リンク先のモンスターが攻撃力を上回るモンスターと戦闘する際、戦闘破壊と戦闘ダメージを帳消しにして、自身かリンク先のモンスターに《オネスト》同等の単体強化を付与する。
他のモンスターと並べる手間や、攻撃の総合回数が少なくなる欠点はあるが、高攻撃力の耐性持ちモンスターを戦闘で突破できるのは利点。
- 《パワーコード・トーカー》(モンスター3体、左/右/左下)
起動効果によるモンスター効果の無効化とリンク先のモンスターをコストに自身の攻撃力を倍加する効果を持つ。
《エンコード・トーカー》と比較しても(1)の効果により単体でも機能する利点があるが、リンク素材が3体に限定されているためリンク召喚のカード消費が抑えにくいのが欠点。
- 《エクスコード・トーカー》(サイバース族2体以上、上/左/右)
リンク召喚に成功した時に相手のモンスターゾーンを封じる効果と、リンク先のモンスターを強化・耐性付与する効果を持つ。
メインモンスターゾーンに置いて相互リンク・エクストラリンクに繋げつつ、(2)の効果で盤面を強固にする使い方がメインとなる。
特に下記の《トランスコード・トーカー》と相互リンクさせることで強力な布陣が出来上がる。
また、相手の破壊効果にチェーンして《リコーデッド・アライブ》・《リミット・コード》で特殊召喚して不発にするといった活用法もある。
- 《トランスコード・トーカー》(効果モンスター2体以上、上/右/下)
相互リンクしている場合、自身と相互リンク先のモンスターを強化・耐性付与する効果、墓地のリンクモンスターを蘇生する効果を持つ。
リンクモンスターの蘇生で相互リンクさせやすく、それにより自身の強化を狙いやすい。
リンク素材の条件も緩く、リンク2を経由すれば簡単に効果を活かせる条件も整う。
- 《シューティングコード・トーカー》(サイバース族モンスター2体以上、上/左/下)
リンク先のモンスターの数+1回まで相手モンスターに攻撃できる効果、戦闘破壊したモンスターの数だけドローする効果を持つ。
上記の《エクスコード・トーカー》や《トランスコード・トーカー》で強化・耐性を付与しておくと効果が活かしやすい。
- 《トライゲート・ウィザード》(トークン以外のモンスター2体以上、上/左/右)
自身と相互リンクしているカードの数によって効果が強化されるため、リンクモンスターを並べる構築で真価を発揮する。
2枚以上の除外による単体除去と、3枚のパーミッション能力はアドバンテージを取りやすく主力として機能する。
- 《トポロジック・トゥリスバエナ》(効果モンスター2体以上、上/左/右下)
このカードに加えてトリガーとなるモンスターが別に必要だが、魔法・罠カードの全体除外&バーンは強烈。
永続カードを中心とするデッキには強烈に刺さるので、1枚採用しておけばその様なデッキと相対した際にかなり立ち回りやすくなる。
できることならフリーチェーンで効果を発動したいため、《リンクリボー》などと併用しておきたい。
- 《デトネイト・デリーター》(サイバース族モンスター2体以上、左/右/左下)
攻撃力は低いが、その効果から高リンクのリンクモンスター以外には強い。
《トランスコード・トーカー》や《エクスコード・トーカー》と組み合わせると、返しのターンに戦闘破壊される可能性も少なくなる。
- 《ファイアフェニックス@イグニスター》(サイバース族モンスター2体以上、左/右/下)
攻撃すれば2300の効果ダメージを与えられるため高いフィニッシャー性能を持つ。
仕留められずとも実質1度きりの破壊耐性を持つため粘り強さも備える。
- リンク4
- 《双穹の騎士アストラム》(エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上、左/右/左下/右下)
3000という高い攻撃力を持ち、対象耐性および自身への攻撃誘導、《オネスト》に近い自己強化、墓地へ送られた場合のデッキバウンス効果を備える。
相互に耐性を付与できるコード・トーカーとは相性が良い。
消費を抑えて出すならばリンク2×2かリンク3+リンク1をリンク素材として出すと良いだろう。
- 《トポロジック・ボマー・ドラゴン》(効果モンスター2体以上、上/左下/下/右下)
3000という攻撃力、お互いのメインモンスターゾーンへの全体除去、《E・HERO フレイム・ウィングマン》に近いバーン効果を持つ。
ただ、全体除去はリンクモンスターを並べる他のサイバース族と相性が悪く、除去を行うとこのカード以外攻撃不可能になる点も大量展開と相性が悪い。
基本的には高い打点とバーン効果によるフィニッシャーとして運用するのが望ましい。
- 《ラスタライガー》(トークン以外のモンスター2体以上、上/左/右/下)
自己強化で高い攻撃力を得て、除去効果から攻め込みやすい。
ただし《アクセスコード・トーカー》と比べると、アドバンテージを稼げず、返しのターンにも弱い。
そのため、蘇生等で使いまわすことを前提とした運用が必要になってくる。
リンクマーカーの向きは《ファイアウォール・X・ドラゴン》の蘇生効果と相性が良い。
- 《リンクメイル・デーモン》(儀式・融合・シンクロ・エクシーズモンスターのいずれかを含むモンスター2体以上、左上/左/左下/右下)
特殊なリンク素材だが、すべての種類を抱えるサイバース族では難しい話ではない。
アドバンテージを得られる効果こそ無いが、耐性を全体に付与でき、全体弱体化を持つので大量展開前の切り込み役としての役割を担ってくれる。
単体の性能を見るのではなくデッキ全体でどのような動きができるかを探すことが活かす鍵となるだろう。
- リンク5以上
- 《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》(リンク5、効果モンスター3体以上、上/左/右/左下/右下)
- 《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》(リンク6、効果モンスター3体以上、左上/上/右上/左/右/下/)
それぞれ墓地のサイバース族モンスターの種類(儀式・融合・シンクロ・エクシーズ)を参照する効果を持つ。
リンク素材の重さと下準備がかかるが、サイバース族の展開力を用いれば不可能な領域ではない。
重さに見合った効果を持つのでこのカードをフィニッシャーに利用する構築も考えられる。
- 《ダイプレクサ・キマイラ》(サイバース族×2)
サイバース族をリリースすることでバトルフェイズ中の魔法・罠カードの効果の発動を制限できる。
融合召喚した場合はそのままリリースしたり次のリンク召喚へつなげることで、他のサイバース族1体と《サイバネット・フュージョン》をサルベージできる。
融合素材は緩くリンクモンスターも必要としないが、レベル5であることで《簡易融合》にも対応する。
- 《サイバース・ディセーブルム》(サイバース族儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスター+サイバース族)
(1)は単純に展開補助にも使えるが、レベルを揃える事でエクシーズ召喚もサポートできる。
(2)はリンク4以上が存在するという条件はあるものの、魔法・罠カード全般をカウンターできる汎用性の高いものであり、こちらを目当てにエクストラデッキから直接墓地へ送ることも検討できよう。
- 《アースゴーレム@イグニスター》(サイバース族+リンクモンスター)
自己強化効果によりエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘に強く、戦闘破壊されても蘇生効果に繋がる。
融合素材の縛りが緩いため、《超融合》で相手リンクモンスターを奪う用途にも使いやすい。
- 《サイバース・クロック・ドラゴン》(《クロック・ワイバーン》+リンクモンスター1体以上)
融合召喚に成功した時に融合素材のリンクマーカーの合計に比例した墓地肥やしと自己強化ができる。
(2)の効果もリンクモンスターが多いサイバース族では攻撃抑制は大きく、《ハニーボット》や《プロトコル・ガードナー》と合わせて攻撃に強い布陣を作れる。
《アースゴーレム@イグニスター》と比べると融合素材に《クロック・ワイバーン》が必須である代わりに《超融合》で相手リンクモンスター複数体をまとめて奪うことができる。
- 《サイバース・インテグレーター》(レベル3)
レベルと蘇生効果の関係上、シンクロ素材はレベル1の《サイバース・シンクロン》か《サイバース・セイジ》にレベル2の非チューナーを組み合わせが基本となる。
シンクロ召喚に成功した時にサイバース族チューナーを蘇生でき、次のサイバース族のシンクロ・リンク召喚へつなげることでドローができる。
《サイバース・シンクロン》を蘇生する場合は《ファイアウォール・S・ドラゴン》か《サイバース・クアンタム・ドラゴン》か《ウィンドペガサス@イグニスター》の3択となるが、ディスアドバンテージを軽減しながら出せる。
《サイバース・セイジ》の場合は融合召喚も行え、《サイバース・ディセーブルム》からサルベージしたサイバース族を特殊召喚するといったことが狙える。
- 《ファイアウォール・S・ドラゴン》(レベル7)
シンクロ召喚に成功した場合に墓地・除外状態のサイバース族1体をサルベージでき、レベルを揃えることでエクシーズ召喚もサポートできる。
- 《サイバース・クアンタム・ドラゴン》(レベル7)
リンクモンスターが多いサイバース族では攻撃抑制は大きく、《ハニーボット》や《プロトコル・ガードナー》と合わせて攻撃に強い布陣を作れる。
対象をとらないバウンスと連続攻撃により戦闘でのアドバンテージを稼ぎやすい。
- 《ウィンドペガサス@イグニスター》(レベル7)
@イグニスターの数に比例した魔法・罠除去効果、相手フィールドのカードをバウンスする誘発効果を持つ。
対モンスターに強い《サイバース・クアンタム・ドラゴン》とは使い分けができる。
- 《サイバース・リマインダー》(ランク3)
《サイバネット・マイニング》や《サイバネット・バックドア》などの有用なサポートカードが多いので手札の質の向上へと役立つ。
《サイバネット・リカバー》をサルベージして自爆特攻することで(2)の効果と合わせサイバース族を3体展開できる。
- 《コード・イグナイター》(ランク4)
エクシーズ召喚に成功した場合にサイバース族儀式モンスターをサーチでき、《サイバネット・リチューアル》等にメインデッキの枠を取られずに儀式召喚ができる。
- 《ファイアウォール・X・ドラゴン》(ランク4)
リンク4のサイバース族を蘇生できるため、前もっての下準備が必要となる。
直接攻撃や特殊召喚の制限こそあるが、爆発力は一級品であるためフィニッシャーに向いている。
汎用性の高い《ファイアウォール・ドラゴン》や《双穹の騎士アストラム》、全体弱体化ができる《リンクメイル・デーモン》が候補となる。
- 《ライトドラゴン@イグニスター》(ランク4)
@イグニスターの数に比例したモンスター除去効果、自分モンスターが効果によって破壊される場合に代わりにエクシーズ素材を取り除ける身代わり効果を持つ。
蘇生効果は《ファイアウォール・X・ドラゴン》と比べて単体では発動できないタイプの誘発効果ではあるが、蘇生対象となるリンクモンスター、蘇生場所、以降の特殊召喚や直接攻撃に制限がないため扱いやすい。
魔法・罠カードについて †
サイバース族はモンスターを連続展開する構築が主流であり、それに安定を求める場合魔法・罠カードに割けるデッキの枠は多くない。
汎用性のある魔法・罠カードを中心に採用し、専用のサポートカードの採用枚数はよく吟味する必要がある。
- 《サイバネット・バックドア》
フィールドのサイバース族1体を一定期間だけ除外させ、そのモンスターより元々の攻撃力が低いサイバース族1枚をサーチする速攻魔法。
単純なサーチ手段、除去の回避、リンクマーカーを活用しやすい場所への移動、フィールドで1度しか使えない効果の再利用など利用法は多岐にわたる。
また一定期間だけ除外したモンスターはフィールドに戻ったターンは直接攻撃できるため、攻撃力の高いモンスターを除外すればフィニッシャーにもなり得る。
- 《サイバネット・ストーム》
3つの効果を持つフィールド魔法だが、このデッキでは(3)の効果が狙い目となる。
2000以上のダメージを受けた場合という発動条件から保険の意味合いが近くなるが、エクストラデッキをサイバース族リンクモンスターで埋めておけば確実に特殊召喚は成功する。
- 《グリッド・ロッド》
装備モンスターに強固な耐性を付与する。
戦闘で突破しにくいコード・トーカーや《双穹の騎士アストラム》に装備すれば場持ちのいいモンスターとなる。
破壊されても破壊耐性が得られるので1ターンキルの抑止となる。
- その他
- 《ワンタイム・パスコード》
攻守2000のサイバース族のセキュリティトークン1体を特殊召喚できる通常魔法。
生み出したセキュリティトークンは守備表示で出す以外には特に誓約もなく、リンク素材を始めとした多様な使い方が考えられる。
- 《ワンタイム・パスコード》
―上記以外のリンクモンスター関連
- 《星遺物を継ぐもの》
自分の墓地のモンスターをリンクモンスターのリンク先に蘇生する通常魔法。
このデッキではリンク素材でモンスターが墓地に溜まるので条件は満たしやすい。
単純な打点増強のほか、更なるリンク召喚の布石としたり、1ターンに1度の効果を再利用する等さまざまな利用法が考えられる。
戦術 †
特殊召喚効果を持つモンスターを場に並べてリンク召喚につなげていくのが基本戦術となる。
メインデッキのモンスターはリンク素材としての採用が主になり、戦闘・除去・防御はほぼリンクモンスターに頼ることになる。
リンクモンスターが主役となる上、リンク先や相互リンクと密接な関係を持つカードが多い。
「どこのモンスターゾーンを空け、どこのモンスターゾーンにどのカードを配置すれば、望ましい相互リンク数を確保できるか」といった、マスタールール3以前とは全く異なる思考が要求される。
ベテランのプレイヤーでも、使いこなすには相当の慣れが必要だろう。
デッキの種類 †
【コード・トーカー】 †
コード・トーカーを特殊召喚する度にサーチを行う事ができる《サイバネット・コーデック》と、トリガーとなるコード・トーカーを軸にしたデッキ。
詳しくは該当ページを参照。
【儀式召喚】軸 †
《サイバース・ウィッチ》や《コード・イグナイター》を軸とし、儀式召喚のギミックを取り入れた構築。
《サイバース・ウィッチ》のリンク召喚または《コード・イグナイター》のエクシーズ召喚からの効果の発動に成功すれば、儀式召喚の準備は自ずと整うので、儀式召喚関連のサポートカードをあまり採用せずとも機能しやすい。
【融合召喚】軸 †
《クロック・スパルトイ》や《クロック・リザード》、《プロキシー・F・マジシャン》を軸とする、融合召喚のギミックを取り入れた構築。
莫大な攻撃力を得ることができる《サイバース・クロック・ドラゴン》をフィニッシャーに据える関係上、1ターンキルを狙いやすい。
【シンクロ召喚】軸 †
《サイバース・ウィキッド》や《サイバース・インテグレーター》を軸とする、シンクロ召喚のギミックを取り入れた構築。
《サイバース・ウィキッド》、《サイバース・クアンタム・ドラゴン》、《サイバース・シンクロン》は互いに強固な耐性を付与できる。
【スキルドレイン】軸 †
《ストームサイファー》や《セグメンタル・ドラゴン》などのデメリットアタッカーによるビートダウンデッキ。
《スキルドレイン》で多くのモンスターは効果が無効化されてしまうため、自身をリリースしたり、手札や墓地で効果を発動するモンスターのみを投入する。
本来【サイバース族】全般の弱点である《スキルドレイン》を逆に採用する、特異な構築。
その他、相性の良いカードなどは【スキルドレイン】を参照。
コードブレイカー軸 †
《サイバース・ウィッチ》や《クロック・リザード》のリンクマーカーの向きがコードブレイカーと相性が良い点に着目した構築。
上記リンクモンスターの真下に《コードブレイカー・ウイルスソードマン》を出すことで、その左側に《コードブレイカー・ゼロデイ》を特殊召喚できる。
そのまま2体で《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》に繋げればリンク素材とした2体のコードブレイカーを蘇生可能。
更に《サイバース・ウィッチ》ならばサイバース族儀式モンスターと《サイバネット・リチューアル》のサーチおよびサイバース族下級モンスターの蘇生ができるため更なる大量展開が狙える。
《サイバース・セイジ》を利用すれば融合召喚やシンクロ召喚にも繋げられ、《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》を出しつつ(1)のバウンスをフルに活用することも不可能ではない。
デッキの派生 †
【シンクロ召喚混合型】 †
通常モンスターのチューナーを採用すれば《ドラコネット》でシンクロ召喚できる。
《サイバース・ガジェット》も自身の効果でチューナーを蘇生すればシンクロ召喚に容易につながる。
得意とする大量展開もシンクロ素材の確保に使いやすい。
レベル5までしか狙えないが、《アクセル・シンクロン》や《源竜星-ボウテンコウ》を経由することでさらに高レベルのモンスターを出せる。
前者ならシンクロン、後者なら幻竜族を併用することでアドバンテージを稼ぐことも可能。
【トロイメア】サイバース族軸 †
サイバース族の《夢幻崩界イヴリース》とトロイメアリンクモンスターを中心にした構築。
元々リンク召喚が得意な【サイバース族】ではトロイメアの相互リンクも狙いやすいが、この構築では更に以下の様な利点が生まれる。
- 《夢幻崩界イヴリース》・《フォーマッド・スキッパー》は共にレベル2以下且つ墓地へ送られた場合の効果を持つので《サイバース・ガジェット》と相性が良い。
【サラマングレイト】 †
炎属性・サイバース族で統一されているサラマングレイトを軸にしたデッキ。
詳しくは該当ページ参照。
【マリンセス】 †
水属性・サイバース族で統一されているマリンセスを軸にしたデッキ。
詳しくは該当ページ参照。
【斬機】 †
サイバース族で統一されている斬機を軸にしたデッキ。
詳しくは該当ページ参照。
【@イグニスター】 †
サイバース族で統一されている@イグニスターを軸にしたデッキ。
詳しくは該当ページ参照。
【Gゴーレム】 †
サイバース族で統一されたGゴーレムを中心にしたデッキ。
詳しくは該当ページ参照。
【M∀LICE】 †
闇属性・サイバース族で統一されているM∀LICEを軸にしたデッキ。
詳しくは該当ページ参照。
このデッキの弱点 †
展開の基本に繋げる過程で蘇生やリクルート、大量展開を主軸にした構成にする必要があるため、弱点が明確であり以下のメタカードがほぼ全て刺さる。
そのため、それらメタカードが対抗手段が無いまま先攻で出されると最悪詰みかねない。
なので如何にバランスを崩さずに打開策をサイドデッキから投入出来るかが鍵となる。
環境次第では《タイフーン》や《幽鬼うさぎ》等除去カードの採用も検討したい。
墓地利用封じ †
墓地のサイバース族を利用出来ず、《ダイガスタ・エメラル》や《貪欲な壺》等による回収すら出来なくする《王家の眠る谷-ネクロバレー》や《マクロコスモス》等は厄介。
《サイバース・ガジェット》や《ドットスケーパー》を用いてリンクモンスターに繋ぐプレイングを行う場合、《王宮の牢獄》等の蘇生メタカードも身動きが取れなくなる。
特殊召喚封じ †
大量展開や《ドラコネット》等によるリクルートを主軸にした構成にする以上、《虚無魔人》や《虚無空間》などの特殊召喚メタカードは厄介。
また、アタッカーやフィニッシャーをリンクモンスターに頼らざるを得ない程、エクストラデッキへの依存度が高いデッキなので、《浮幽さくら》を始めとするエクストラデッキメタカードの相手も厄介。
《真帝王領域》や《轟雷帝ザボルグ》を有する【帝王】等は最大の天敵といえる。
モンスター効果メタ †
モンスター効果を永続的に無効化する《スキルドレイン》は非常に厄介なカード。
メインデッキのモンスターはリンク素材としての採用が主であり全体的なステータスが低いため、先に発動された場合戦闘ではまず勝てず、弱小モンスターの集まりとなりやすい。
持久力の低さ †
展開の基本に繋げる上で手札消費の激しいデッキなのだが手札から展開する効果が多い割に手札を補充する手段が乏しい。
このためあっという間に手札を使い果たしてしまい、そのままリカバリーが効かずにジリ貧に陥りがちである。
また主力展開手段の《ドラコネット》・《サイバース・ガジェット》が、どちらも召喚時限定で特殊召喚からでは発動できないため、ここを狙われると脆い。