【魔術師】 †
魔術師と名の付いたペンデュラムモンスターを駆使して戦うビートダウンデッキ。
魔術師をコアとしたデッキであっても、同じ榊遊矢の使用デッキであり、共通のサポートカードを持つEMやオッドアイズを部分的に含む場合が多い。
どのテーマをコアギミックにするかで動きが変わるのでテーマごとの区別ははっきりしているが、意図的にコアギミックをブレンドした構築も珍しくない。
加えて、伝統的な主人公属性であるレベル7・闇属性・魔法使い族を様々な形で内包し、それらに対するサポートが魔術師側にも多く存在し、ここの関連カードも非常に多い。
榊遊矢のメインテーマとして、莫大な関連カード(およびその関連カード)を持つことはこのテーマの大きな特徴の1つである。
そうしたサポートカードの選択肢の広さに加え、統一性のないモンスター効果とペンデュラム効果を使い分けてコンボを成立させることを要求されることから、プレイング難易度の非常に高い上級者向けデッキでもある。
- 後述の歴史の項目を読めばわかるが、かなり長期間にわたって環境での実績があるデッキであり、それ故に関連カードの規制枚数も多い。
元から幅広い構築が可能だが、その時の規制具合や周りの環境に合わせて細かな構築は変わりやすい事は念頭に置いてもらいたい。
《慧眼の魔術師/Wisdom-Eye Magician》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
【Pスケール:青5/赤5】
(1):もう片方の自分のPゾーンに
「魔術師」カードまたは「EM」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを破壊し、デッキから「慧眼の魔術師」以外の
「魔術師」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
(1):このカードを手札から捨て、
自分のPゾーンの、Pスケールが元々の数値と異なるカード1枚を対象として発動できる。
そのカードのPスケールはターン終了時まで元々の数値になる。
《調弦の魔術師/Harmonizing Magician》
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
【Pスケール:青8/赤8】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、
自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、
自分のEXデッキの表側表示の「魔術師」Pモンスターの種類×100アップする。
【モンスター効果】
このカードはEXデッキからの特殊召喚はできず、
このカードを融合・S・X召喚の素材とする場合、
他の素材は全て「魔術師」Pモンスターでなければならない。
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札からのP召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「調弦の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、フィールドから離れた場合に除外される。
《虹彩の魔術師/Double Iris Magician》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの魔法使い族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
その後、このカードを破壊する。
●対象のモンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
【モンスター効果】
このカードはルール上「ペンデュラム・ドラゴン」カードとしても扱う。
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「ペンデュラムグラフ」カード1枚を手札に加える。
《EMドクロバット・ジョーカー/Performapal Skullcrobat Joker》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 100
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分は「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、
「オッドアイズ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「EMドクロバット・ジョーカー」以外の「EM」モンスター、
「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内、いずれか1体を手札に加える。
《星霜のペンデュラムグラフ/Star Pendulumgraph》
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は魔法カードの効果の対象にできない。
(2):自分のモンスターゾーン・Pゾーンの
表側表示の「魔術師」Pモンスターカードがフィールドから離れた場合に発動する。
デッキから「魔術師」Pモンスター1体を手札に加える。
《時空のペンデュラムグラフ/Time Pendulumgraph》
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は罠カードの効果の対象にできない。
(2):自分のモンスターゾーン・Pゾーンの「魔術師」Pモンスターカード1枚と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果でカードを2枚破壊できなかった場合、フィールドのカード1枚を墓地へ送る事ができる。
ペンデュラム召喚を軸とし、自身の効果で破壊されることを利用したコンボなどを利用する。
EMやオッドアイズに関連する効果を持つものも多く、戦術・構築の幅は非常に広い。
―魔術師
このデッキのメインとなるペンデュラムモンスター。
モンスターゾーンとペンデュラムゾーンの両方で役目を果たすカードも多いが、どちらかに特化した役割を持つ者も少なからず存在する。
また、闇属性のモンスターは一部のサポート効果に対応するメリットがある。
―魔術師に関係したモンスター
―その他相性の良いモンスター
―魔術師の関連モンスター
―相性の良いエクストラデッキのモンスター
【ペンデュラム召喚】ではよくある事だが、ペンデュラムモンスターを引きやすくするため魔法・罠カードの採用枚数は少な目になりやすい。
そのためある程度厳選する必要があることを念頭に置きたい。
―魔術師サポート
主要なサポートカードは全てペンデュラムであるため、《デュエリスト・アドベント》でサーチが可能。
―ペンデュラムモンスター関連
戦術 †
《EMドクロバット・ジョーカー》・《ペンデュラム・コール》・《慧眼の魔術師》で必要なカードを揃え、ペンデュラム召喚で攻め込むのが基本戦術。
《ペンデュラム・コール》でサーチした《慧眼の魔術師》のペンデュラム効果はそのターンに併用できないため注意したい。
ペンデュラムモンスターが主軸であるためモンスター切れを起こしにくく、スタミナがあるので長期戦も期待できる。
条件:手札に《慧眼の魔術師》・《EMペンデュラム・マジシャン》・ペンデュラムスケール3以下の魔術師ペンデュラムモンスター・レベル7以下のチューナーの計4枚
結果:モンスターゾーンに《アストログラフ・マジシャン》・《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》・《水晶機巧−ハリファイバー》、魔法&罠ゾーンに《星霜のペンデュラムグラフ》・《時空のペンデュラムグラフ》、ペンデュラムゾーンに《紫毒の魔術師》、手札に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果によるドローカード・《賤竜の魔術師》・ペンデュラムスケール3以下の魔術師ペンデュラムモンスター・任意の魔術師ペンデュラムモンスター
- 《慧眼の魔術師》とペンデュラムスケール3以下の魔術師ペンデュラムモンスター(以下、魔術師)をペンデュラムゾーンに発動、《慧眼の魔術師》のペンデュラム効果で《虹彩の魔術師》をペンデュラムゾーンにセット。
- 《虹彩の魔術師》と魔術師でペンデュラム召喚を宣言、エクストラデッキから《慧眼の魔術師》、手札から《EMペンデュラム・マジシャン》・チューナーをペンデュラム召喚。
- 《EMペンデュラム・マジシャン》の効果で《虹彩の魔術師》を破壊し、デッキから《EMドクロバット・ジョーカー》をサーチ。破壊された《虹彩の魔術師》の効果で《星霜のペンデュラムグラフ》をサーチし、魔法&罠ゾーンに発動。
- 《EMドクロバット・ジョーカー》を通常召喚、効果で《慧眼の魔術師》をサーチ。
- 《慧眼の魔術師》をペンデュラムゾーンに発動、効果で《賤竜の魔術師》をペンデュラムゾーンにセット。《星霜のペンデュラムグラフ》の強制効果で任意の魔術師ペンデュラムモンスターをサーチ。
- 《慧眼の魔術師》と《EMペンデュラム・マジシャン》で《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をリンク召喚。効果で《アストログラフ・マジシャン》をエクストラデッキに加える。
- 《賤竜の魔術師》の効果で《虹彩の魔術師》をエクストラデッキから手札に加える。
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果で《賤竜の魔術師》を破壊し、エクストラデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える。
- 手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果で自身を特殊召喚し、《慧眼の魔術師》をサーチ。《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の強制効果でドロー。
- 《アストログラフ・マジシャン》と《EMドクロバット・ジョーカー》で《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を特殊召喚。効果でモンスターゾーンの《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果をコピー。
- 《虹彩の魔術師》をペンデュラムゾーンに発動。《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をコピーした《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》の効果で《虹彩の魔術師》を破壊し、エクストラデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える。
- 手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果で自身を特殊召喚し、《賤竜の魔術師》をサーチ。破壊された《虹彩の魔術師》の効果で《時空のペンデュラムグラフ》をサーチし、魔法&罠ゾーンにセット。
- 《慧眼の魔術師》をペンデュラムゾーンに発動、効果で《紫毒の魔術師》をペンデュラムゾーンにセット。
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》とチューナーで《水晶機巧−ハリファイバー》をリンク召喚。効果でデッキから《EMオッドアイズ・シンクロン》を特殊召喚。
- 《アストログラフ・マジシャン》と《EMオッドアイズ・シンクロン》で2体目の《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を特殊召喚。効果で墓地の《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果をコピー。
- 《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をコピーした《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》の効果でペンデュラムゾーンの魔術師を破壊し、エクストラデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える。
- 手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果で自身を特殊召喚し、破壊された魔術師の同名カードをサーチ。
- 2体の《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》をエクシーズ素材に《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》をエクシーズ召喚。
上記の展開で《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》による魔法カードの効果の無効、《時空のペンデュラムグラフ》によるカードの破壊、《紫毒の魔術師》による表側表示カードの破壊の3つの妨害を手札消費0枚で構えることができる。
また、相手ターンに《水晶機巧−ハリファイバー》の効果を発動し、《TG ワンダー・マジシャン》・《シューティング・ライザー・ドラゴン》といったシンクロチューナーを呼び出すことでアドバンテージを稼いだり、さらなる展開に繋げることが可能。
例として自身の効果でレベル1になった《シューティング・ライザー・ドラゴン》と《アストログラフ・マジシャン》で、《ヴァレルロード・S・ドラゴン》や《覇王眷竜クリアウィング》といった強力なシンクロモンスターを相手ターンにシンクロ召喚できる。
上記の布陣が突破された場合でも、手札に魔術師ペンデュラムモンスターがあることから次のターンにもペンデュラム召喚が可能であり、《星霜のペンデュラムグラフ》によるサーチも併せた再度の大量展開で1ターンキルを狙える。
《覇王龍ズァーク/Supreme King Z-ARC》
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、
相手フィールドの融合・S・Xモンスターは効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた時に発動できる。
そのカードを破壊する。
【モンスター効果】
ドラゴン族の融合・S・X・Pモンスター1体ずつ合計4体
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
(2):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキ・EXデッキから「覇王眷竜」モンスター1体を特殊召喚する。
(4):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
《アストログラフ・マジシャン》・《クロノグラフ・マジシャン》の効果で融合召喚できる《覇王龍ズァーク》を中心にした構築。
《虹彩の魔術師》・《黒牙の魔術師》・《白翼の魔術師》・《紫毒の魔術師》4枚を手札・モンスターゾーン・墓地から除外して融合召喚を行うことになる。
上記4種のモンスターは《調弦の魔術師》・《星刻の魔術師》・《ペンデュラム・コール》などで容易にサーチ・リクルート・墓地肥やしが行えるので、融合召喚はそれほど難しくはない。
採用するカードは通常の構築とあまり変わらないが、上記4種のモンスターがペンデュラムゾーン・エクストラデッキに存在していては意味がないため、通常のペンデュラム召喚軸とは多少異なる動きが必要となる。
《調弦の魔術師》を利用すればエクストラデッキの覇王眷竜の特殊召喚自体は容易である。
覇王門を採用すれば更なる活躍も見込めるが、手札事故の危険も孕むのでバランスを考えて構築したい。
詳細な情報については【覇王龍ズァーク】を参照して貰いたい。
【オッドアイズ魔術師】 †
カテゴリ同士で繋がりの深い【オッドアイズ】との混合構築。
自分のカードを積極的に破壊できる《天空の虹彩》との相性は特に良い。
その他、相性の良いカード等は【オッドアイズ】のページを、混合する利点はこちらを参照の事。
【EM魔術師】 †
同じくカテゴリ同士で繋がりの深い【EM】との混合構築。
《EMペンデュラム・マジシャン》の効果で自分のカードを破壊し、闇属性魔術師とペンデュラムグラフとのコンボでアドバンテージを稼いでいく。
手札補充能力に長けたEMと組み合わせる事で、安定してペンデュラム召喚による大量展開を行える点が特長。
採用するEMはサーチャーの他、ドロー加速を行える《EMリザードロー》、サルベージ効果を持つ《EMダグ・ダガーマン》等が候補。
相性の良いEMに地属性が多いため、《ミセス・レディエント》による展開先の確保もしやすい。
【十二獣魔術師】 †
汎用性が非常に高い【十二獣】との混合構築。
特に《虹彩の魔術師》・《黒牙の魔術師》・《紫毒の魔術師》は破壊された場合に発動する効果を持つため《十二獣の会局》や《十二獣ドランシア》との相性が非常に良い。
十二獣以外の獣戦士族としては《ドラコニアの獣竜騎兵》や《EMキングベアー》がスケールや効果の点で噛み合っている。
- 現在は【十二獣】のキーパーツが複数規制されているため構築がほぼ不可能である。
【ブラマジ魔術師】 †
【ブラック・マジシャン】に【魔術師】を組み込んだタイプ。
詳細はあちらを参照。
【覇王魔術師】 †
《覇王眷竜ダークヴルム》と覇王門(通常は《覇王門零》)及びサーチカードの《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》を採用した構築。
《覇王眷竜ダークヴルム》は各種素材として使いやすいステータスを備えており、ペンデュラム効果で《覇王門零》を置いても闇属性が多めの構築に寄せておけばデメリットも回避しやすい。
元々《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》が無理なく採用できるデッキなので《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》の効果のコピーも狙いやすい。
手札に《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》・《調弦の魔術師》・攻撃力1200以上の下級モンスターが揃えば、フィールドと墓地を一掃した上での1ターンキルも可能(方法は《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》を参照)。
なお、通常の構築では必須である《慧眼の魔術師》だが、この構築に限っては闇属性でない事と上記2種の覇王カードがペンデュラムゾーンに置かれやすい関係上、外されることも珍しくはない。
2018/01/01以降の環境では高い展開力・制圧力に加えて、【SPYRAL】を始めとした他の主流デッキの弱体化なども功を奏し、このタイプが主流デッキの一角に躍り出るほどの活躍となった。
基本的な弱点は【ペンデュラム召喚】と共通しているので、基本的な動きを行う過程で以下のメタカードがほぼ全て刺さる。
なので如何にバランスを崩さずに打開策をサイドデッキから投入出来るかが鍵となる。
破壊をキーワードに稼働するカードの割合が多いため、何らかの形で破壊を阻害されると動作不良に陥る場合がある。
またエクストラデッキで戦う展開力の高いデッキに共通する弱点として、エクストラデッキを使い果たすと大幅に弱体化する。
もっとも、オッドアイズとのシナジーからメインデッキに主力級大型モンスターを搭載可能なこのデッキは、エクストラデッキ活用の展開系としてはメインデッキでの戦闘能力がかなり高い部類ではある。
なお、【ペンデュラム召喚】と共通した弱点についてはこちらを参照。
第9期(2014年〜2017年) †
第9期の到来と同時に登場したカテゴリだが、登場から1年ほどはカードプールの少なさと安定感の低さにより大した活躍は見られなかった。
第10期(2017年〜2020年) †
新マスタールールによるペンデュラム召喚の弱体化はあったが、《調弦の魔術師》はあまり影響を受けなかったため、十分実戦で戦えるラインを維持する。
また覇王眷竜を始めとするシナジーの高いカードが立て続けに登場した流れも追い風となり、第9期以降では稀な長期に渡って環境上位で活躍するデッキとなった。
第11期(2020年〜2023年) †
マスタールール(11期)ではペンデュラム召喚自体のテコ入れは無かったが、融合・シンクロ・エクシーズモンスターのルール変更によりそれらの召喚法を操るこのデッキも実質強化された。
依然強力なデッキではあるものの、厳しい規制と新規カードの不足により環境ではそれほどシェアを伸ばすことはできず、キーカードも徐々に緩和されていくことになる。
第12期(2023年〜) †
代表的なカード †
関連リンク †