エラーカード

 製造時のミスにより、誤った表記やフォーマットになっているカードのこと。
 誤字・脱字、印刷ミス、裁断ミス、包装ミスといった原因が考えられる。

 エラーが見られるカードであっても、正規のカードと同様のものとして扱う。
 例えば、エラーのある《人喰い虫》戦士族として扱うことはなく、《ネオス・ワイズマン》融合モンスターとして扱うこともない。
 この事から、公式側は積極的にエラーカードを回収したりしていないが、テキストの誤植で違う処理に読めてしまうなどの重大なものは、無償交換の対応をしている。

  • 希少性の高さゆえに高値で売買される事が多いが、有名な物以外は「言い値」で価値が決められるため、一定の相場は無い。
    ただし、初期のカードに多い些細な枠ズレなど、さほど高値にならない物も多々ある。
    • DUEL TERMINALカード等に見られる「パラレル加工」を消しゴムによって消すなど、正規のカードに故意に損傷や加工を加えたものをエラーカードと称して販売する手口や、偽造カードをエラーカードと偽っている手口もあるので、購入時は十分気をつけたい。
      こうしたエラーカードは流通量が少なく、ショップでも真贋の鑑定が難しい。

エラーカードが存在するカード

 以下のリストでは、主に文字・数字・色が異なるものやレアリティの加工が異なるものを記載している。
 それ以外にも機械の関係等でエラーは発生するが、少数なのでここでは省略する。

 なお、一般的には誤りだがOCGとしては正しいもの(アンデッ《覇者の一など)、他媒体と表記が異なるがOCGではそれが初出のもの(《クリムゾン・ヘルフレア》《魔界劇団カーテン・ライザー》など)は記載しない。
 ただし、動砲塁 パワー・ホールド》は公式からエラーカードと告知されたため記載している。
 また、以前は正しかったものも除く(《墓りグール》《仮面魔導魔法(マジック)カードパスワードがないカードなど)。

通常モンスター

効果モンスター

  • 《龍脈に棲む者》
    • FORCE OF THE BREAKERにルビが「む」ではなく、「ひそむ」になっていて、テキストの最後の「。」(句点)が抜けているカードが存在する。
      また、同パックにカード名は正常なままに、テキストが「〜アップする」で終わっており、「。」だけが欠けているエラーカードも存在する。

融合モンスター

シンクロモンスター

エクシーズモンスター

魔法カード

罠カード

その他

  • 混沌を制す者カードテキストに「魔法」を含むもの
    • 「魔法」のルビが「魔法(まほう)」となっているものが存在する。
      当時は「魔法(マジック)」が正しいルビであるため「魔法(まほう)」となっているものは誤植である。

エラーカードが存在するカード(海外版)

通常モンスター

効果モンスター

融合モンスター

シンクロモンスター

魔法カード

罠カード

その他

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