ドラグマ/Dogmatika †
RISE OF THE DUELISTでカテゴリ化された「ドラグマ」と名のついたカード群。
属するモンスターは《白の枢機竜》を除き、全て光属性・魔法使い族であり、《教導枢機テトラドラグマ》(レベル11)以外は全て4の倍数のレベルで統一されている。
- 各種カードの漢字表記や予想されるモチーフからすると、「ドラグマ」の由来は宗教・宗派における教義(dogma)と聖痕(stigma)を掛けたものと思われる。
《アルバスの落胤》及び《灰燼竜バスタード》との関係も考慮するとそこに「ドラゴン」も掛けているのだろう。
- 教義を絶対化して固執する傾向を教条主義と呼び、時に「不都合な事実を無視して、原理・原則を杓子定規に適用する態度」という否定的な意味で取られる事もある。
このため、教義自体も広義の意味では「独断・偏見的な説や意見」というネガティブな捉え方をする見方もある。
- 下記で述べられているように「聖痕」を神聖視し、それを持たない者や聖痕を持たない者を庇おうとする者を容赦なく粛清する様はまさしく「教条主義」そのものと言えよう。
属する儀式魔法及び儀式モンスターが「凶導」で統一されているのも皮肉だろう。
- 公式が明かした設定によると、ドラグマに共通する聖痕は祈りの手と剣をモチーフにしている模様。
- Vジャンプ(2020年6月号)では、以下の背景世界の設定が明かされている。
“深淵”と呼ばれる大陸が舞台のようで、「ドラグマ」はその地に存在する大国の名であるとのこと。
- 人々から“深淵”と呼ばれ、外界から隔絶された大陸。
その地では古より巨大な異空間“ホール”が出現し、その顎を広げて人々や土地を飲み込む現象が発生していた。
しかし“ホール”は人々を飲み込む厄災であるのみならず、極稀に人智を越えた恩寵とも言うべき力をその地にもたらす事もあった。
ある時は未知なる暗黒物質。
またある時は、超文明の遺物と思わしきテクノロジー。
そして時には生命でさえも……。
- 公式Twitterでは、端的に『隔絶されし地「深淵」。「深淵」に存在する大国「教導国家ドラグマ」。邪教徒との戦い。』と紹介されている。
- このカテゴリが誕生したパックの次の弾に登場したトライブリゲードとは敵対関係にある。
しかし、《教導の聖女エクレシア》や《アルバスの落胤》はそれを望んでおらず、対抗戦力として様々な勢力を巡る旅が繰り広げられる。
後に登場する氷水もまた排除すべき障害としてその所在を探し求めていたことが明かされており、相剣はドラグマを離反した勢力の拠り所となり「聖痕」を封じる手立てを有していた。
総じて、ドラグマが敵視する「邪教徒」とは、聖痕を持つドラグマ国民以外のあらゆる勢力と敵対している状態と言えるものと思われる。
- 原作・アニメにおいて―
漫画OCGストラクチャーズにおいて赤星王座が使用している。
「vs尚磨」(1戦目」)は【召喚獣ドラグマ】で、現実の2020年後半からの環境では主流デッキの一角の地位につけたデッキである事から、劇中でもギャラリーから「無茶苦茶強いデッキだぞ」とコメントされている。
さらに「vs尚磨」(2戦目」)においては、《アルバスの落胤》関連も加えた【烙印召喚獣ドラグマ】を使用している。
関連リンク †
―「ドラグマ」と名のついたモンスター
※は「ドラグマ」に関する効果を持つモンスター
―「ドラグマ」と名のついた魔法・罠カード
※は「ドラグマ」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―「ドラグマ」に関する効果を持つカード
―その他のリンク