炎族/Pyro †
炎を操る、炎を身に纏うモンスターや炎そのもののモンスターなどが該当する種族。
日本未発売2種を含まず、LIGHTNING OVERDRIVEまでで120種類が登場している。
属性別では闇属性2体、光属性4体、地属性6体、風属性3体、炎属性105体、水属性は存在しない。
炎属性のモンスターが大多数を占める種族であり、全種族の中で最も多くの炎属性モンスターを擁する。
カテゴリとしては、ヴォルカニックがこの種族に属しており、フレムベルやラヴァルにもこの種族のモンスターが存在する。
帝や結界像等の属性シリーズでは炎属性を担当する事が多い、炎属性を象徴する種族でもある。
また、バーン効果を持ったカードが多い一方で、《きつね火》や《逆巻く炎の精霊》といった一癖あるカードや、《ヴォルカニック・バレット》の様な手札コストに貢献するカードも存在する。
この他、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》や《ジェムナイト・マディラ》が融合素材として指定する種族でもあり、特に後者は《ブリリアント・フュージョン》に対応するため手軽に墓地へ送る事ができるという特徴もある。
古くから炎属性の象徴的なイメージの種族だが、種族内での繋がりは他と比べてかなり弱い。
事実、下記の炎族に関連する効果を持つサポートカードの数は、それが存在しない創造神族を除くと、登場当初は下回っていた後発のサイキック族・幻竜族・サイバース族の全てに追い抜かれ現在幻神獣族に次いで少ない。
その中に炎族であることを売りにできるサポートカードも特に存在せず、あえて挙げるとすれば《炎帝近衛兵》や、上記の融合素材関連などぐらいである。
それらの存在から炎族である事を活かして環境で活躍する事自体はあるのだが、炎族統一デッキとして活躍するのは現在でも【ヴォルカニック】程度に留まる。
【炎属性】系テーマデッキも炎族ではない別種族でカテゴリ化されており、汎用的な【炎族】としての規模は未だに小さいままである。
- 現実において炎の中に生息する生物は存在しないためか、水族と比較しても属するモンスターの数は少なめである。
「炎属性」だけで火のイメージを十分表現できるためか、人や動物をモチーフとしたものであっても、大抵は「炎属性の戦士族や獣族」になることが多い。
- 「Pyro(パイロ)」は、英語で「炎の」「熱の」を意味する接頭辞である。
- コナミのゲーム作品において―
真DM2では、それまで苦手地形であった《海》に加え、新たに《森》が得意地形に設定されている。
デッキリーダーにすると様々な種族を抹殺・呪縛・弱化させる能力を覚え、レベル2以下のものはさらに2つのデッキリーダー能力を取得できる。
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