《サンダー・ボルト/Raigeki》 †
通常魔法
(1):相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
STARTER BOXで登場した通常魔法。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持つ。
全体除去魔法カードの元祖であり、コストや発動条件無しに1枚で全ての相手モンスターを破壊できる。
《ブラック・ホール》と異なりこちらにモンスターがいても問題ないため、切り返しの局面だけでなく攻撃の起点としても使っていける。
普通に使えば《ブラック・ホール》の上位互換なのだが、あちらは専用サポートカードの《ブラック・ホール・ドラゴン》が存在する。
また、過去には【魔鍾洞】に対しフィールドリセットから自壊に持ち込めるあちらの方が優先された時期もあり、大局的に見ると相互互換と言える。
ビートダウンを主軸とするデッキのほぼ全てに採用する意義はあり、1枚で戦局を変えられるパワーカードである。
ただ、破壊耐性を持つモンスターに効かない点や、自分のターンにしか発動できない事が欠点として挙げられる。
昨今の環境では破壊耐性持ちのモンスターもありふれており、相手にターンを渡す前に強固な布陣を整えてしまうデッキも多い。
よって、それらに対してすぐに対応できるクイックエフェクトや、召喚自体を無効にするカウンター罠等の方が優先される傾向にある。
後攻から捲る能力は高く、耐性持ちよりモンスター効果を無効化するモンスターを優先して並べる制圧盤面に対して強く出られる。
《ライトニング・ストーム》と比較した場合、発動条件もない上にモンスターが守備表示で出された場合にも対応でき、魔法・罠カードがセットで残りにくくなった点もこちらが優先されやすくなった理由となる。
【ティアラメンツ】は全体除去が刺さるため、合わせて採用されるパターンもある。
- 公式サイト内「キミはどっち派?」のコーナーでは、同じく制限カードである《死者蘇生》とで「どちらをデッキに入れるか」の投票が行われた(期間:19/03/29〜19/04/04)。
結果はあちらに約7割の票を持っていかれている。
- 2019年7月25日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第1期投票では第4位にランクインした。
- アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「サンダー・ボトル」という名前が確認できる。
他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
- コナミのゲーム作品において―
真DMの初期デッキにはこちらか《ブラック・ホール》のどちらか1枚が含まれているが、攻略本ではこちらが出るまでわざわざリセットして粘る事を推奨している。
魔法カードを使うとターンが終了してしまうこのゲームでは実際《ブラック・ホール》との使い勝手の差は大きく、こちらを引き当てておく事の重要性は高い。
- TAG FORCE 2および3では、「深淵からの訪問者」で100階に到達すると手に入る入手困難なカードの1枚である。
6では、ブレオが使用するデッキ名がこのカードと同じだが、このカードは投入されていない。
- デュエルリンクスでは「強力なカード」の一種であり、ペガサスのスキル「創造者」やアイテム「エクストラカード」(パワーカード参照)の対象となっている。
関連カード †
―相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持つカード
―専用メタカード
ーカード名関連
―イラスト関連(2種類目のイラスト)
―《サンダー・ボルト》が見られるカード
収録パック等 †
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