獣戦士族/Beast-Warrior †
基礎データ †
概要 †
人間のような姿をした獣が主に属する種族。
攻撃力の高いモンスターが多く、この種族に限定してもアタッカーには不自由しない。
更に、優秀な戦闘補助効果を持つモンスターも多数存在する。
環境においては、古くは《ブラッド・ヴォルス》から《神獣王バルバロス》といった、1900アタッカーが活躍していた。
貫通能力を味方全体に与える《激昂のミノタウルス》は有名だが、この種族の専用サポートカードは第6期まで《魔性の月》のみであった。
第1期の頃は、《草原》と《森》に対応する戦士族と獣族の中間的種族として知られていた。
単体で強力なカードやこの種族を多く含むカテゴリこそ多かったが、サポートカードに恵まれず、「強力ではあるが【ビースト】以外ではサポートを受けられない種族」といった印象を持たれていた。
それ以降も長きに渡って専用サポートカードが《魔性の月》・《ミノケンサテュロス》・《ピューマン》などしか存在しない、種族としては不遇な位置づけにあった。
第8期に登場したCOSMO BLAZERにおいて獣戦士族カテゴリの炎星やそのサポートカードでもある炎舞の登場により、種族的メリットが目に見えて増大する。
第8期〜第9期に掛けては【炎星】・【武神】・【十二獣】など、獣戦士族を核とする実戦派デッキが毎年のようにトーナメントを賑わした。
また皮肉な事に、そうした獣戦士族デッキが環境上位から退がり気味の時期には獣戦士族版《増援》とも言える《炎舞−「天キ」》が規制を緩められるため、出張要員として共に採用され易い。
それ以外にも獣族・鳥獣族との関連性が無いムーンライトも現れており、種族的にはほぼ独立した活躍が主体となっている。
- 定義の曖昧さ故に他種族との競合が多い種族であるが、第8期の炎星の登場頃から、東アジア圏の神話・原典を持つ種族カテゴリという特色が付けられてきている。
炎星は中国明代の小説『水滸伝』、武神は日本神話、十二獣は干支、戦華は中国明代の小説『三国志演義』をモチーフとしている。
- アニメARC-Vではセレナがムーンライトを使用している。
また、バレットの使用する機械族の「獣闘機」は、機械族と獣戦士族を融合素材としており、彼は獣戦士族サポートの機械族も使用している。
- コナミのゲーム作品において−
この種族は雷族と共に第1期に登場した6枚のフィールド魔法のうち2枚の強化対象となっており、その恩恵はDMシリーズでは特に大きかった。
また真DM2では、多くの苦手地形のなかった種族に新たな苦手地形が与えられたが、この種族と雷族は得意地形2のまま、苦手地形も与えられなかった。
この種族は雷族と比べ、種族統一する際に優れたデッキリーダーを取得する点も優秀であったと言える。
関連リンク †
獣戦士族に関連する効果を持つカード †
素材に獣戦士族を指定するモンスター †
その他のリンク †