【クリフォート】 †
デッキの概要 †
ネクスト・チャレンジャーズで登場したクリフォートを中心としたビートダウンデッキ。
クリフォートの多くが半上級ペンデュラムモンスターであり、アドバンス召喚またはリリースに関する効果を持つため妥協召喚・ペンデュラム召喚・アドバンス召喚の3つの召喚方法を軸にするデッキである。
《クリフォート・ツール/Qliphort Scout》 ペンデュラム・通常モンスター 星5/地属性/機械族/攻1000/守2800 【Pスケール:青9/赤9】 (1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。 この効果は無効化されない。 (2):1ターンに1度、800LPを払って発動できる。 デッキから「クリフォート・ツール」以外の「クリフォート」カード1枚を手札に加える。 【モンスター情報】 システムをレプリカモードで起動する準備をしています... C:¥sophia¥sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。 次の不明な発行元からのプログラムを実行しようとしています。 C:¥tierra¥qliphoth.exe の実行を許可しますか? <Y/N>...[Y] システムを自律モードで起動します。
《機殻の生贄/Saqlifice》 装備魔法 「クリフォート」モンスターにのみ装備可能。 (1):装備モンスターの攻撃力は300アップし、戦闘では破壊されない。 (2):「クリフォート」モンスターをアドバンス召喚する場合、 装備モンスターは2体分のリリースにできる。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「クリフォート」モンスター1体を手札に加える。
デッキ構築に際して †
メインデッキのモンスターについて †
効果モンスターかつペンデュラムモンスターのクリフォートは上級モンスター・最上級モンスターでありながら妥協召喚が可能であり、ペンデュラムゾーンへの発動もできるので手札で腐ることは少ない。
だが無効化できない共通のペンデュラム効果によりクリフォート以外を特殊召喚できなくなるため、ペンデュラムモンスターの多くをクリフォートで固めた構築が望ましい。
ペンデュラムスケールは《クリフォート・ツール》・《クリフォート・ゲノム》・《クリフォート・アクセス》・《クリフォート・シェル》が9、《クリフォート・アセンブラ》・《クリフォート・アーカイブ》・《クリフォート・ディスク》・《クリフォート・エイリアス》が1であるため、どちらかに偏らないように採用枚数を決めたい。
- 《クリフォート・アセンブラ》(スケール1)
エンドフェイズにアドバンス召喚のためにリリースしたクリフォートモンスターの数だけドローするペンデュラム効果を持つ。
《機殻の要塞》等を駆使し複数回アドバンス召喚すれば大量にドローも可能。
《クリフォート・ツール》からサーチすることで、ペンデュラム召喚をしながら大量のアドバンテージを生み出すドローエンジンとして機能する。 必要に応じて《クリフォート・ツール》や《召喚師のスキル》で手札に加えたい。
特殊召喚しても攻撃力が変化しないので、アタッカーとしての運用も可能。
- 《クリフォート・ゲノム》(スケール9)
相手フィールドのモンスターの攻撃力を300ダウンさせるペンデュラム効果と、リリースされると魔法・罠カード1枚を破壊するモンスター効果を持つ。
相手の魔法・罠カードはもちろん、いざとなれば自らのカードを破壊しデメリットを解除したりすることもできる。
やはりこちらも複数採用を検討したい。
- 《クリフォート・エイリアス》(スケール1)
自分フィールドのクリフォートの攻撃力を300アップさせるペンデュラム効果と、クリフォートをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合にフィールドのカード1枚をバウンスするモンスター効果を持つ。
自身のバウンス効果に対して相手にチェーンさせない効果を持つので、《クリフォート・アーカイブ》や《クリフォート・ゲノム》をリリースしてアドバンス召喚し、このカードの効果をチェーンの最後に持ってくれば全ての効果を通すことができる。
アドバンス召喚自体を無効にされなければ召喚反応系の罠カード等も無視できるため、《クリフォート・ディスク》などの欠点である隙の多さを克服している。
《スキルドレイン》の影響下でも効果の発動自体は可能であるため、相手のチェーンを許さない強みは消えないのも利点。
採用する枚数は検討する必要があるだろうが、バウンス効果の柔軟性も高い【クリフォート】のエースモンスターである。
- 《クリフォート・シェル》(スケール9)
相手フィールドのモンスターの攻撃力を300ダウンさせるペンデュラム効果と、クリフォートをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合に2回攻撃と貫通効果を得るモンスター効果を持つ。
ペンデュラムモンスターのクリフォートでは最もレベルが高く、アドバンス召喚に成功した場合は「レベル・ランク7以下のモンスター効果を受けない」かつ「2回攻撃と貫通効果持ちの攻撃力2800」という、フィニッシャーとしては申し分ない性能になる。
《クリフォート・ディスク》に比べて総火力では劣るが、単体の性能が高く《一回休み》などの影響下ではこちらが勝る。
- 《クリフォート・アクセス》(スケール9)
相手フィールドのモンスターの攻撃力を300ダウンさせるペンデュラム効果と、クリフォートをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合に相手墓地のモンスターが自分より多い場合、その差1枚につき300のライフゲインとバーンを発生させるモンスター効果を持つ。
ペンデュラムモンスター中心の【クリフォート】は墓地にカードが溜まりにくいため、能動的に回復を狙っていくこともできるが、他の最上級クリフォートと比較すると相手依存で安定性に欠け、効果自体もアドバンテージを稼ぎづらいため、戦術に組み込むのは難しい。
相手のデッキの墓地への依存度によって性能に差が出るため、ピンポイントなメタ向けのカードである。
- 《アポクリフォート・キラー》
特殊召喚できず、クリフォート3体をリリースした場合にアドバンス召喚が可能な最上級モンスター。
高いステータスと3つのモンスター効果により非常に高い制圧力を期待できるため、召喚に成功したときの見返りは非常に大きい。
反面、召喚条件が厳しいため非常に重く、《クリフォート・ツール》からサーチできるため、採用時はピン挿しでも問題ない。
《機殻の凍結》を複数採用するならば事故の可能性も少ないので複数枚の投入も検討できるだろう。
- ペンデュラムモンスター
クリフォートペンデュラムモンスターには、クリフォート以外の特殊召喚を封じるデメリットがあるため、ペンデュラムモンスターは使い捨てになりやすい。
また、《クリフォート・ツール》が機能していない状況では腐ってしまう可能性が高いものが多い点も留意したい。
- 《EMトランポリンクス》(スケール4)
ペンデュラムゾーンのカードをバウンスできるペンデュラムモンスター。
クリフォートの共通のデメリットペンデュラム効果を打ち消すだけでなく、《クリフォート・ツール》のサーチ効果を連続で使用することもでき、状況に合わせてフィールド・手札を整えられる。
ペンデュラムスケールも、上級モンスター以上が中心となるこのデッキでは支障はないため汎用性は高い。
クリフォートモンスターが充実した現在では優先度は低いが、それ以外のペンデュラムモンスターでは相性が良い部類といえるだろう。
- 《竜剣士ラスターP》(スケール5)
《デュエリスト・アドベント》でサーチでき、《クリフォート・ツール》を破壊し2枚目をサーチできる。
デメリット解除の他、サーチした2枚目を発動してサーチ効果を再び発動することもできる。
ペンデュラム召喚できないクリフォートが数体存在するのがネック。
- 《フーコーの魔砲石》(スケール2)
《クリフォート・ツール》と共に《召喚師のスキル》でサーチできる通常ペンデュラムモンスター。
ペンデュラムスケールも低くペンデュラム召喚を行いやすい他、エンドフェイズ時の魔法・罠除去効果でクリフォートのデメリットペンデュラム効果を能動的に打ち消すことも可能。
《クリフォート・ツール》にも対応する《クリフォート・アセンブラ》や応用力に優れる《EMトランポリンクス》がライバルとなるので、デメリットが無いこと即効性のあるサーチ手段で差別化したい。
デメリットが展開の邪魔になる【シンクロクリフォート】や【エクシーズクリフォート】向けのカードと言えるだろう。
- 《四天の龍 オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》(スケール4)
自身を破壊してデッキから攻撃力1500以下のペンデュラムモンスターをサーチするペンデュラム効果を持つ。
このカード自身のペンデュラム召喚は困難だが、《クリフォート・ツール》や《EMトランポリンクス》等もサーチできる。
ペンデュラム召喚しないとフィールドのモンスターの効果が使えなくなるが、元々ペンデュラム召喚でアドバンス召喚のためのリリースを用意するデッキなのでデメリットはほぼ無視できる。
モンスター効果の(1)の効果は使いにくいが(2)の効果によりモンスターゾーンで破壊されるとサルベージできるため、ペンデュラムスケールが揃っている状態でもクリフォートのリリースのトリガーとしても繰り返し使える。
- 《星霜の魔術師-アストログラフ・マジシャン》(スケール1)
自身を破壊してペンデュラムスケール1のペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに置くペンデュラム効果を持つ。
置いたペンデュラムモンスターのペンデュラム効果を発動できなくなるが、《クリフォート・アセンブラ》以外のクリフォートの攻撃力を上げる効果は発動しないため有効である。
《揺れる眼差し》と合わせて採用すれば、あちらでペンデュラムスケールを破壊してデメリットを消した状態でこのカードがサーチでき、このカードと破壊されたモンスターを特殊召喚してリンク召喚に繋げられる。
- 《星読みの魔術師》・《時読みの魔術師》
前者はペンデュラムスケール1、後者はペンデュラムスケール8。
バトルフェイズ限定であるが、自分のペンデュラムモンスターの戦闘時、前者は相手の魔法カードの、後者は罠カードの発動を封じる効果を持ち、クリフォートの耐性効果と合わせてより強固な布陣を敷くことができる。
どちらももう片方のペンデュラムゾーンに魔術師またはオッドアイズが存在しないとペンデュラムスケールが4になるデメリットを持つが、《クリフォート・ツール》と組み合わせる場合には気になりにくい。
- 《キュウドウ魂 HAN-SHI》(スケール9)
ペンデュラムスケールが《クリフォート・ツール》と同じ9であるが、ペンデュラム効果でのバウンスを利用すれば張り替えられる。
サーチ効果に対応する攻撃力2400・守備力1000ステータスのクリフォートが3種類いるのもポイント。
- 非ペンデュラムモンスター
ペンデュラム召喚でリリースを揃えてアドバンス召喚を狙う戦術が基本となるため、クリフォート以外の上級・最上級モンスターと共存させることも不可能ではない。
とはいえ、基本的には《クリフォート・エイリアス》や《クリフォート・ディスク》で充分であり、事故率も上がってしまうので、採用するのであれば取捨選択は慎重に行いたい。
- 《惑星探査車》
《機殻の要塞》をサーチできるモンスター。
若干手札消費はあるが、このカードで召喚権を使用した場合でも《機殻の要塞》により追加でクリフォートが召喚できる。
機械族であるため、既に《機殻の要塞》があるのであれば《クリフォート・ゲニウス》のリンク素材に使うこともできる。
召喚権を使用せずに《機殻の要塞》をサーチできる《テラ・フォーミング》と比べ一長一短であるが、若干腐りにくいと言える。
- 《火之迦具土》
戦闘ダメージをトリガーに全ハンデスを行うスピリットモンスター。
《クリフォート・ゲノム》や《クリフォート・アーカイブ》でフィールドを開けることで戦闘ダメージを与えやすくなるため、効果の発動は狙いやすい。
ペンデュラム召喚でリリースを確保し続けることができれば、毎ターン召喚することも可能。
- 《八俣大蛇》
《火之迦具土》と同じく最上級モンスターのスピリットモンスター。
あちらが強烈なハンデスを行うのに対し、こちらは大量のドローを行うため、ペンデュラム召喚によって消費された手札を補充できる。
攻撃力は2600と最上級モンスターとしては低めだが、クリフォートのペンデュラム効果をあわせれば十分効果の発動を狙える。
《クリフォート・アセンブラ》のペンデュラム効果と併用する場合、必要以上のドローにより、エンドフェイズ時に多くの手札を墓地へ送らなければならないこともあるため、注意が必要。
- 《邪神アバター》
《アポクリフォート・キラー》同様特殊召喚できず、リリース3体を要求する最上級モンスター。
召喚成功時に相手の魔法・罠カードの発動を2ターンの間封じる効果を持つため、モンスター効果に一定の耐性を持つクリフォートとの相性は抜群。
ステータスを変動する効果によって戦闘に無類の強さを発揮するため、維持できれば高い制圧力を期待することもできる。
- 《神獣王バルバロス》
クリフォートと似た弱体化を伴う妥協召喚効果を持ち、3体をリリースしてアドバンス召喚した場合、相手フィールドのカードを全体除去する効果を持つ。
上級クリフォートをリリースした場合は除去対象が被ってしまうが、このカードの発動にチェーンさせることでこのカードに対するカウンター系カードの発動を阻害できるため、狙ってみるのも悪くない。
- 《オシリスの天空竜》
リリース3体を要求する最上級モンスター。
攻撃力が手札枚数に対応するため、《クリフォート・ツール》によるサーチや《クリフォート・アセンブラ》によるドローと相性がいい。
誘発効果により相手モンスターの攻撃力を下げることもできるため、制圧力もある。 ただし召喚に成功した時に効果を発動できないため、上級クリフォートをリリースしても効果を発動できない点には注意したい。
同条件で召喚でき、単体でもアタッカーとして機能する《オベリスクの巨神兵》も悪くないだろう。
- 《プルーフ・プルフラス》
ペンデュラムゾーンにクリフォートがある場合は通常召喚で、無い場合は自身の特殊召喚効果でフィールドに現れることができ、通常召喚・特殊召喚どちらの方法をとった場合でもアドバンス召喚につなげられる。
ほとんどのアドバンス召喚サポートと相性の悪いこのデッキにおいて、例外的にリリース要員となれる希少なカード。
- 春化精
クリフォートはすべて地属性なので春化精に対応し、弱点である序盤の展開力を補える。
クリフォートモンスターをペンデュラムゾーンに置いている間はクリフォート以外を特殊召喚できないが、春化精の効果でクリフォートを捨てるなどして墓地へ落とし、それを蘇生する形であれば問題なく行える。
春化精側の縛りにより、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》には繋げられないことに注意。
エクストラデッキのモンスターについて †
- 《クリフォート・ゲニウス》
効果耐性・無効効果・サーチ効果を持つ機械族縛りのリンク2。
先にリンク召喚しておけばこのデッキと相性の良い《スキルドレイン》の影響も受けずに済む。
無効効果は自分のカードも無効にできるため、妥協召喚したクリフォートの攻撃力を本来の数値に戻す、デメリットペンデュラム効果を打ち消す等の働きも可能。
サーチ効果はリンク先に同時にモンスターが特殊召喚されるという発動条件があるので、ペンデュラム召喚や《クリフォート・ディスク》の効果でクリアしたい。
―非クリフォートモンスター
クリフォート共通のデメリットペンデュラム効果により特殊召喚できないことが多いが、ペンデュラムゾーンに何もないままモンスターが並ぶ状況も多々あり、破壊やバウンスによってデメリットペンデュラム効果を打ち消すことも可能ではある。
基本的には汎用性の高いもので埋めておけば事足りるが、利用せずとも十分戦えるため、クリフォートで補いきれないものや他のデッキへのメタとなるものを優先するのも良い。
エクストラデッキの枠には余裕があるため、他のデッキでは採用を見送られやすいカードも十分起用できる。
エクシーズモンスターに関しては妥協召喚・特殊召喚したクリフォートはレベル4となるためランク4が中心となる。
シンクロモンスターに関しては《エフェクト・ヴェーラー》や《幽鬼うさぎ》などを採用するチューナーに合わせたレベルのものが採用できる。
リンクモンスターに関してはペンデュラムモンスターサポートの《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》や《軌跡の魔術師》、地属性サポートの《ミセス・レディエント》などが候補となる。
一定期間だけ除外により特殊召喚せずにリンク先の位置を変更でき、横方向のリンクマーカーを持つ《S:Pリトルナイト》や《ミス・ケープ・バーバ》も悪くはないだろう。
過去の環境においては、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》&《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》に《サイバー・エンド・ドラゴン》や《極戦機王ヴァルバロイド》を採用したもの、《SNo.39 希望皇ホープONE》を採用したもの、《浮幽さくら》を使うために他の環境で投入されているこのデッキでは出せないカードを投入したものなど個々によって差が出やすい。
魔法・罠カードについて †
―クリフォート魔法・罠カード
全体的にやや癖があるが、《クリフォート・ツール》でサーチできるため活用しやすい。
扱いやすい汎用カードと合わせて採用したい。
- 《機殻の生贄》
クリフォートを強化し戦闘破壊耐性を付与する効果、装備モンスターをダブルコストモンスターにする効果、フィールドから墓地へ送られるとクリフォートモンスターをサーチできる効果を持つ装備魔法。
ディスアドバンテージを気にせずに様々な役割を果たすことができるサポートカード。
3つ目のサーチ効果はタイミングを逃さず、いざとなればセットすることでのブラフとしても有効でありデッキの安定性を高めてくれる。
基本的には必須カードといえるだろう。
- 《機殻の要塞》
クリフォートの召喚権を増やす効果とクリフォートの召喚を無効にさせない効果を持つフィールド魔法。
ペンデュラム召喚に対応せず直接的なアドバンテージも得られないが、ペンデュラムスケールが揃っていなくても2度の召喚でアドバンス召喚に繋げられる。 特に《アポクリフォート・キラー》を重視するなら採用しても良いだろう。
- 《隠されし機殻》
エクストラデッキのクリフォートペンデュラムモンスターを3体まで手札に加えることができる通常罠。
エクストラデッキへ送られたペンデュラムモンスターを再度ペンデュラムゾーンに置いたりアドバンス召喚に用いることができる。
新マスタールール適用後はエクストラデッキからの展開に大幅な制限がかかったため、手札からの再展開を狙う際には重要になる。
- 《機殻の凍結》
罠モンスターの1体であり、特殊召喚されたターンにクリフォート魔法・罠カードに効果破壊耐性を与える効果、アポクリフォートをアドバンス召喚する際に3体分のリリースとして扱える永続効果を持つ。
《サイクロン》等の魔法・罠除去にチェーンして特殊召喚することでその魔法・罠除去を無駄撃ちさせることが可能であり、狙われ易いペンデュラムゾーンの《クリフォート・ツール》を守るのに重宝する。
罠モンスターの性質上展開は遅れるものの、事故要因になりやすかったアポクリフォートモンスターの召喚条件をこのカード1枚で満たせる為、重さを軽減できる。
- 《起動する機殻》
通常召喚されたクリフォート全体に《禁じられた聖杯》と《禁じられた聖槍》の効果を付与する通常罠。
罠カード故の遅さはあり対象も通常召喚されたクリフォート限定だが、サーチできる魔法・罠カードへの耐性付与カードという点は評価に値する。 効果が無効になるため、妥協召喚したクリフォートの攻撃力を戻しつつアップできる点も見逃せない。 《禁じられた聖杯》・《禁じられた聖槍》に比べると速攻性・汎用性では劣るが、攻撃性は高い。
- 《機殻の再星》
対象が召喚・反転召喚されたレベル4以下と特殊召喚されたレベル5以上に限定された、クリフォート専用の《スキルドレイン》と言える永続罠。
妥協召喚したクリフォートのデメリットを無効にし、アタッカーとして運用できるようになる。
ただし、ペンデュラム召喚や《クリフォート・ディスク》等の効果で特殊召喚されたクリフォートのデメリットは無効にできない。
相手モンスターの効果の無効化を狙う場合、この効果が強制発動であることに注意が必要(詳細は《機殻の再星》を参照)。
また、クリフォートのモンスター効果耐性と異なり、レベルを持たないエクシーズモンスター・リンクモンスターには一切干渉しない。
―その他の魔法・罠カード
クリフォートは、ペンデュラム召喚・アドバンス召喚・妥協召喚の要素を併せ持つため、それらの補助となるカードを中心に採用することになる。
- 《召喚師のスキル》
このデッキの核となる《クリフォート・ツール》をサーチできる通常魔法。
実質的にデッキの《クリフォート・ツール》を水増しできるうえ、状況に応じて《クリフォート・アセンブラ》をサーチすることもできる。
デッキの通常モンスターが尽きてしまった後に腐るリスクこそあるが、可能な限り採用しておきたい。
- 《揺れる眼差し》
ペンデュラムゾーンにあるカードを破壊し、その枚数によりいろいろな効果があるカード。
基本的には2枚破壊した場合のペンデュラムモンスターをサーチする効果で《クリフォート・ツール》をサーチするのに使うだろう。
上述の《星霜の魔術師-アストログラフ・マジシャン》をサーチしてリンクモンスターに繋げるのもいい。
- 《禁じられた聖杯》
妥協召喚したクリフォートのデメリットを打ち消すことが可能。
妥協召喚して下がった攻撃力を元に戻しさらに底上げできるのでコンバットトリックとして機能する他、モンスター効果対策にもなるため、このデッキにおける汎用性は非常に高い。
《起動する機殻》とは速攻魔法であるためすぐに発動できる点、相手モンスターの妨害にも使える点を考慮した上で採用枚数を決定したい。
- 《禁じられた聖典》
こちらも、妥協召喚されたクリフォートのデメリットを打ち消せ、無効化の範囲はフィールド全体に及ぶので、複数のデメリットを打ち消せる。
攻撃力の底上げはできないが、強制的に元々のステータスで戦闘させるため、相手の《オネスト》や《No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング》などの強化も及ばなくなる。
特に《アポクリフォート・キラー》の戦闘における強みを更に強固なものにできるのは魅力。
但し、発動タイミングが「モンスター同士が戦闘を行うダメージ計算時」と、ごく限られたタイミングに限定される。
自分のコンバットトリックのカギであると同時に、相手のコンバットトリックに対するメタともなりうるが、発動タイミングの関係上使い勝手がよくないので採用は慎重に決めたい。
- 《強欲で金満な壺》
汎用のエクストラデッキのモンスターを使わない構築であれば採用しやすいドローカード。
このカードの発動以降ドローできなくなってしまうが、《クリフォート・アセンブラ》以外はドローではなくサーチであることが多いため制約をすり抜けることができる。
《クリフォート・ゲニウス》が除外されてしまう可能性がある点は注意。
- 《命削りの宝札》
特殊召喚にあまり依存せず、フィールドに置いておくことで機能するカードの多いこのデッキとは好相性なドローカード。
このカードを利用する場合、デッキのクリフォートモンスターの枚数はよく調整する必要がある。
手札誘発モンスターが使いづらくなることや魔法・罠カードによる除去にさらに弱くなる点には注意が必要であり、墓地で発動する効果も組み合わせてもいいだろう。
- 帝王
アドバンス召喚を強力にサポートする魔法・罠カード群。
多く採用した場合は《汎神の帝王》でドローに変換できるほか、《クリフォート・ツール》とアポクリフォート以外は帝ステータスであるためサポートの共有が可能。
ただし一部の帝王はペンデュラム召喚を含めエクストラデッキの利用に強い制限がかかるため、どれを採用するかはよく考えたい。
- 《帝王の開岩》
エクストラデッキからの展開に制限がかかってしまうが、《クリフォート・ツール》とアポクリフォート以外のすべてのクリフォートがサーチ対象となる。
ペンデュラム召喚による再利用をあまり考えないのであれば、継続的に手札を補充できるため採用の余地がある。
- 《連撃の帝王》
相手ターンにクリフォートのアドバンス召喚時の効果を使用できる。
《クリフォート・アーカイブ》・《クリフォート・ゲノム》・《クリフォート・エイリアス》で相手フィールドを荒らしつつ、《クリフォート・アセンブラ》のペンデュラム効果でドロー加速ができれば理想的。
ただし、《クリフォート・シェル》以外の最上級クリフォートの効果は「時の任意効果」のためチェーン2以降でアドバンス召喚するとタイミングを逃す点に注意。
- モルガナイト
手札誘発が採用しにくくなる代わりにルールに介入する効果を持ったカード群。
《咎を擁く魔瞳》は《クリフォート・アセンブラ》が召喚できる程度の恩恵しかないため、《神の宣告》のようなライフコストのあるカードや《瞳の魔女モルガナ》を採用する場合にピン挿しする程度か。
- 《死を謳う魔瞳》
2回攻撃と戦闘ダメージ倍加を付与するモルガナイト。
《クリフォート・シェル》は元々2回攻撃を持っているが、貫通効果もあるため戦闘ダメージ倍加の恩恵が受けられる。 墓地効果によりモルガナイトのサーチが可能。
- 《大革命返し》
ペンデュラム召喚やペンデュラムゾーンを多用することから全体除去に弱くなりがちなため、それを補えるカウンター罠。
《ギャクタン》とは、周りの環境等からどちらを優先するか決めると良いだろう。
なお、エクストラデッキに余裕こそ生まれやすいものの、クリフォートのデメリットペンデュラム効果から《スターライト・ロード》の優先度は低い。
- 《手のひら返し》
妥協召喚で低下したステータスを打ち消すだけでなく、相手の攻撃を防ぐ防御カードとしても扱える。
妥協召喚したクリフォートで発動条件を満たせるので、通常罠であることを除けば《皆既日蝕の書》よりも扱いやすい。
- 《暴君の威圧》
発動にリリース1体を要求するが、自分が持ち主のモンスターに罠カードの効果を受けない耐性を付与する永続罠。
ペンデュラム召喚の天敵ともいえる《奈落の落とし穴》や《激流葬》などの対策となる。
発動コストに上級クリフォートを利用すればアドバンテージも取れる。
- 《木遁封印式》
こちらも発動に地属性モンスターのリリース1体を要求するが、1ターンに1度、相手の墓地からカードを2枚まで除外できる。
クリフォートは全員地属性であり、そのほとんどが供給・再利用が容易なペンデュラムモンスターなので、使い勝手が良い。
コストには、《クリフォート・ディスク》や《リミッター解除》の効果で自壊が確定しているクリフォート辺りを優先して選びたい。
永続罠なので使おうと思えば何度でも使えるが、狙い撃ちされることもあるので基本的には使い捨てと割り切ってで構わない。
但し、《クリフォート・アクセス》との相性は悪い点に注意。
- 《サモンリミッター》・《サモンブレーカー》
ペンデュラム召喚とアドバンス召喚を軸にする都合上、特殊召喚と通常召喚の合わせて2回が基本となるこのデッキでは相性がいい。
シンクロ召喚・エクシーズ召喚・リンク召喚を多用するデッキ相手に刺さるメタである。
ただし、《機殻の要塞》を使用する場合は、通常召喚の回数が増えるため注意が必要。
また、特殊召喚を多用する【シンクロクリフォート】、【エクシーズクリフォート】との相性も良くない。
- 《一回休み》
特殊召喚されたモンスターを足止めする永続罠。
クリフォートが苦手とするリンクモンスターを無効にできるのが大きく、採用率の高いところだと《S:Pリトルナイト》や《アクセスコード・トーカー》で除去されるのを防いでくれる。
ペンデュラム召喚された自分のクリフォートも効果が無効になり、元々の攻撃力になるが守備表示になってしまうという欠点はある。
《スキルドレイン》とは一長一短の関係であるため構築や好みでの使い分けになるか。
- 《E.M.R.》
元々の攻撃力を参照するため、妥協召喚と相性が良い。
更にリリースを行うので、《クリフォート・アーカイブ》や《クリフォート・ゲノム》の効果を発動させられ、1枚のボード・アドバンテージとなる。
戦術 †
まずは、デッキの核である《クリフォート・ツール》を《召喚師のスキル》や《機殻の生贄》等で素早く手札に加える。
その後は、ペンデュラムスケールやアドバンス召喚できる状況にあるかどうか等をよく見極め、その場の状況にあったクリフォートカードをサーチすれば良い。
デッキの派生 †
【スキドレクリフォート】 †
《クリフォート・ツール》・《クリフォート・アセンブラ》以外のクリフォートが妥協召喚可能であることに着目し、【スキルドレイン】の要素を取り入れたデッキ。
上級クリフォートのリリース時効果は問題なく利用でき、《クリフォート・エイリアス》の効果も発動自体は可能。
攻撃力も大幅に上昇し相手に与える被害も大きく、現在の【クリフォート】の基本となる型である。
永続罠には、《スキルドレイン》と共存しやすい《一回休み》などもよく併せて採用される。
その為、【メタビート】の要素が多く、決まった時の制圧力は大きい一方、全体除去には更に弱くなる上、コストによるライフ損失も大きくなるため、デッキ構築の段階で戦術をよく考慮しておく必要がある。
結果として多くのデッキに対する対抗手段を多く持つ為か、2016/04/01以降の環境では、このタイプが主流となっている。
【シンクロクリフォート】&【エクシーズクリフォート】 †
基本的な戦術は通常の【クリフォート】と同じだが、こちらは妥協召喚、特殊召喚したクリフォートのレベルが4になることを利用してより積極的にシンクロ召喚、エクシーズ召喚を狙っていくデッキ。
クリフォートでの不足分を補うのではなく、自らも積極的に戦闘に参加していくため、通常より攻撃面・防御面ともに優れており、展開速度も通常の【クリフォート】より若干早い。
組み合わせ次第では、ドロー加速やモンスター除去等の活躍も見込める。
また、《機殻の再星》と《機殻の要塞》を併用することで、ランク6~8のエクシーズ召喚も行えるようになり、戦略の幅が広がる。
但し、そのままだとクリフォート共通のデメリットペンデュラム効果が邪魔になるので、ペンデュラムゾーンのクリフォートをどけるカードが多めに必要。
また、特殊召喚がメインになるので、《アポクリフォート・キラー》が邪魔になることが多くなる。
特殊召喚封じにも滅法弱くなるため、対策は必須。
新マスタールール適用後はエクストラデッキからの特殊召喚に大幅に制限がかかり、エクストラデッキからの特殊召喚に傾倒したこのタイプのデッキはほぼ機能停止に追い込まれた。
【メタクリフォート】 †
《クリフォート・ツール》等の必須カードは採用せず、攻撃力の高いクリフォートだけを採用した【スキドレクリフォート】の亜種。
《禁じられた聖杯》や《起動する機殻》等をフル投入しハイビートを行いつつ、《群雄割拠》や《御前試合》で相手の展開をとにかく阻害していく。
また、《マクロコスモス》や《魔封じの芳香》といった、ペンデュラム召喚を多用する通常の【クリフォート】では相性の悪いカードも投入する。
《クリフォート・ツール》等を採用しないのは、ペンデュラムゾーンにカードを残しておくと、他の【ペンデュラム召喚】に《揺れる眼差し》からアドバンテージを稼がれてしまうためであり、その対抗からできたデッキタイプである。
【アポクリフォート・キラー特化】 †
《アポクリフォート・キラー》の召喚準備に特化するデッキ。
《成金ゴブリン》等のデッキ圧縮を行うカードを投入してとにかく3体を揃え、《アポクリフォート・キラー》を召喚する。
デッキによっては対抗手段がほぼないことも多く、あったとしてもその処理に手間をかけている間に、2体目の《アポクリフォート・キラー》を出すことが狙える。
罠カードは投入しないことも多く、防御面が犠牲になる。
もちろん対策もされやすいため、マッチ2戦目からはカウンター罠等への警戒が必要となる。
TCGの2015年の環境では、《スキルドレイン》が制限カードであったことや《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》が未登場であったため、このタイプに似たデッキが環境では活躍していた。
また、日本では公式の大学サークル対抗で東京大学の学生がこのタイプで優勝を飾って有名になったことから、【東大クリフォート】という呼び名が使われることもある。
このデッキの弱点 †
《クリフォート・ツール》によるサーチがデッキの中核を担う以上、《ライオウ》や《手違い》等のサーチを妨害するカードは天敵となる。
ペンデュラムモンスターがエクストラデッキへ行かず除外され、サーチも妨害してくる《M・HERO ダーク・ロウ》もかなり相性が悪い。
また下級モンスターもほぼ存在しないため、レベル5以上の特殊召喚を封じる《ヴェルズ・オピオン》も厄介。
これらに対しては何らかの除去手段を用意するか、《スキルドレイン》や《禁じられた聖杯》等で効果を無効にできるようにしておきたい。
リンクモンスターに対する耐性を持たないため、《S:Pリトルナイト》や《アクセスコード・トーカー》で簡単に除去されてしまう点も注意。
《神の警告》などのアドバンス召喚やペンデュラム召喚を妨害してくる罠カードも致命傷になりうるため、《サイクロン》等の対抗手段がないと厳しい戦いを強いられる。
大半がペンデュラムモンスターなので機械族のメタカードの代表格である《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》は気にしなくても良いが、《システム・ダウン》は致命傷になりうるため注意が必要。
ペンデュラムゾーンのカードの除去にも注意が必要である。
特に《揺れる眼差し》や《妖精の風》等は、ペンデュラムゾーンのカードを一気に破壊するだけでなく効果ダメージまで与えてくる。
マッチ戦では、2戦目以降サイドデッキから《サイクロン》や《幽鬼うさぎ》などを積まれ、執拗に《クリフォート・ツール》を狙われてしまうので対策が欲しい。
その他にも、《魔封じの芳香》を発動されてしまうとペンデュラムゾーンにペンデュラムモンスターを発動できなくなってしまう。
いずれにしろ、全体除去を狙われやすいため、《大革命返し》等の防御策を取っておきたい。
また、ペンデュラム召喚を軸に据える関係上、有利な展開に持ち込むには少し時間を要するため、速攻で1ターンキルを決めてくるデッキにも十分注意したい。
なお、《クリフォート・ツール》や《スキルドレイン》等ライフコストの嵩むカードが多く積むことが多いため、繰り返し使用していけば当然ライフ・アドバンテージは無視できない数値になる。
ロックバーン以外の相手でも、残りライフの少なさから思わぬところで足を掬われる可能性がある。
上記のように、ペンデュラム召喚やサーチ効果に起因する弱点が多いが、このデッキ特有のものとしては、エクストラデッキのモンスターを出しづらいため、モンスター効果を用いた状況に応じた除去手段がやや限られる点が挙げられる。
クリフォートによる戦闘破壊と効果はもちろん、魔法・罠カードを駆使して対処することになるが、【列車】のように効果耐性と最上級クリフォートを超える攻撃力を持ったモンスターを擁するデッキには苦戦を強いられるだろう。
このデッキの歴史 †
第9期(2014年~2017年) †
- 14/07/01
ネクスト・チャレンジャーズよりデッキ構築が可能となる。
まだクリフォートモンスターが少なかったことから、低スケールのペンデュラムモンスターとして《EMトランポリンクス》などがよく使われた。
安定性の低さや手札消費の激しさといった従来のペンデュラム召喚の欠点を《クリフォート・ツール》により克服したこのデッキは、ペンデュラムデッキとしては初めて環境の一角として活躍する。
《クリフォート・ディスク》とペンデュラム召喚による大量展開はやや大味でそこを狙い撃たれやすくはあったものの圧巻で、1ターンキルも頻発した。
また幅広いモンスター効果耐性と《スキルドレイン》、《機殻の生贄》などの存在はモンスター頼りのデッキを非常に苦しめた。
その一方で、デッキとしての動きは《クリフォート・ツール》によるアドバンテージ頼りであり、多くのプレイヤーが永続魔法メタを採用するようになる。
しかし、当時は《クリフォート・ツール》に加えて《機殻の生贄》が無制限カードであり、完全に動きを止めることは難しかった。
- 14/10/01
ライバルの【シャドール】などが弱体化する一方、このデッキにはノータッチであった。
さらにザ・シークレット・オブ・エボリューションにおいて、新たに4体のクリフォートモンスターが登場。
特に《クリフォート・エイリアス》は非常に強力なモンスターであり、以降このデッキのエースモンスターとして活躍することとなる。
また、《召喚師のスキル》に対応した低スケールのペンデュラムモンスターで後続の確保も可能な《クリフォート・アセンブラ》もこのデッキを大きく強化した。
これにより、デッキのペンデュラムモンスターをクリフォートで固め、他のデッキとの相性を考慮し特殊召喚にあまり依存しないプレイが容易となった。
モンスター以外においても、上級クリフォートのリリース時効果を発動できるドローカードである《魂の転身》、擬似《スキルドレイン》の《機殻の再星》が登場し、このデッキの動きをサポートした。
環境では、この時期に登場・強化され猛威を振るう【影霊衣】に及ばなかったが、それに続く2番手のデッキとして奮闘した。
この時期は、これらによるサーチ効果が横行したため、他のデッキがそれにメタを張って《手違い》をメインデッキから投入することも珍しくなかった。
- 15/01/01
競合デッキが弱体化する中で再びノータッチであり、環境での存在感を強め始める。
《大嵐》と《ハーピィの羽根帚》の入れ替わりも、自ら《機殻の生贄》を破壊しづらくなったことを除けば、このデッキにとっては追い風であった。
クロスオーバー・ソウルズでは相性に優れた《一回休み》が登場。
これと《スキルドレイン》・《虚無空間》といった永続罠を背にビートダウンするデッキとしての傾向が強くなる。
対モンスター性能が上昇する一方、永続魔法・永続罠メタにはこれまで以上に気を使う必要が生じるようになった。
また、このパックで登場した《幽鬼うさぎ》は、相手ターンに手札から《クリフォート・ツール》を破壊できる存在として脅威となる。
このデッキが環境から後退するには至らなかったが、それまで安定行動に近かった「先攻1ターン目の《クリフォート・ツール》」を阻止される可能性が出てきた。
特にサイドデッキチェンジ後は、多くのプレイヤーが祈りながら《クリフォート・ツール》の効果を発動する光景が見られた。
- 15/04/01
《クリフォート・ツール》が準制限カード、《機殻の生贄》と《虚無空間》が制限カードに指定され、2度にわたりノータッチであったこのデッキもついに弱体化することとなった。
安定度が大幅に低下したほか、それまでパワーカードとして機能していた《魂の転身》が腐りやすくなるなど、構築の変化を求められるようになった。
しかし、《スキルドレイン》の規制は免れたうえ、各種永続罠は環境に噛み合っており、メインデッキ戦で特に強いデッキとして環境に存在し続けた。
サイドデッキチェンジ後の戦いでは、《クリフォート・ツール》が破壊されることを見越して《隠されし機殻》などが用意された。
- 15/06/20
長らく環境に存在する随一のペンデュラムデッキであったが、この時期から【魔術師】や【マジェスペクター】といった他のペンデュラムデッキが台頭。
様々なデッキがペンデュラム召喚に対するメタを強く意識し始めたことで、《クリフォート・ツール》に依存したこのデッキの立場が揺らぎ始める。
【EMEm】の構築が確立されてからはそれがより顕著となり、《揺れる眼差し》がメインデッキから投入されるなど苦しい戦いを強いられる。
このデッキも、それらに対し永続罠による拘束力をさらに強めるなどして対抗するが、欠点とデッキパワーの差は大きく、やがて環境から姿を消した。
- 15/10/01
MILLENNIUM PACKで相性の良いドローカードの《命削りの宝札》が登場した。
しかし、強力な制圧力や速過ぎる展開力が際立っていた当時の環境デッキ相手には歯が立たず、苦しい戦いが続いた。
- 16/04/01
他のペンデュラム召喚中心のカテゴリが大幅に規制されたものの、このデッキにはほぼノータッチであり、デッキパワー自体は低下しなかった。
加えて、メタとなる《揺れる眼差し》が制限カード化し、相対的に戦いやすい状況になった。
他のペンデュラム召喚テーマが規制されたことで、ペンデュラム召喚へのメタが相対的に重要視されにくくなり、相性の良いドローソースも採用することで結果を出すことも増えている。
- 16/07/01
インベイジョン・オブ・ヴェノムでアポクリフォートがカテゴリ化され、多少のテコ入れにはなった。
しかし、激化する群雄割拠の環境についていけず、後退を強いられる。
第10期(2017年~) †
新マスタールールが施行される。
エクストラデッキからの展開が大幅に制限され、ペンデュラムゾーンが魔法&罠ゾーンに統合されたことで【ペンデュラム召喚】全体が弱体化。
【メタビート】軸などはそれほどの影響ではないとは言え影響は無視できるものではない。
- 17/10/01
《機殻の生贄》が制限解除され、《クリフォート・ゲニウス》が登場した。
第11期(2020年~2023年) †
マスタールール(11期)が施行される。
しかし、エクストラデッキからの展開制限は戻らず、苦しい戦いを強いられ続けることは変わらない。
- 23/04/01
CYBERSTORM ACCESSで《時を裂く魔瞳》が登場した。
以後は手札誘発を切り捨てて戦うストイックなデッキとなっている。
第12期(2023年~) †
RAGE OF THE ABYSSで《死を謳う魔瞳》が登場し、モルガナイトがカテゴリ化される。