【サイコ・ショッカー】 †
罠カードメタの代表格として古くから存在する《人造人間−サイコ・ショッカー》を中心としたデッキ。
豊富な専用サポートカードや関連カードを多数採用する事で《人造人間−サイコ・ショッカー》やその派生モンスターの展開を得意とする。
相性の良いカードの都合上、【ランク6】やコントロール奪取の要素も組み込みやすい。
カテゴリである「人造人間」も存在するのだが、サポートカードの数が少なく、《人造人間−サイコ・ショッカー》固有のものの方が数が大きく上回る。
そのため、現状は全面的に《人造人間−サイコ・ショッカー》ありきのデッキとなっている。
- なお、厳密なデッキ名の呼称は人によって異なり、カテゴリ名の【人造人間】やキーカードの正式名称の【人造人間−サイコ・ショッカー】などと呼ばれる事もある。
当wikiでは下記の公式レシピに準じて【サイコ・ショッカー】としている。
《人造人間−サイコ・ショッカー/Jinzo》
効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2400/守1500
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにフィールドの罠カードの効果を発動できず、
フィールドの罠カードの効果は無効化される。
《魔鏡導士サイコ・バウンダー/Psychic Bounder》
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1700/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「人造人間−サイコ・ショッカー」1体またはそのカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカード以外の自分のモンスターが相手モンスターに攻撃されたダメージ計算前に発動できる。
攻撃モンスターとこのカードを破壊する。
《宇宙の法則/Law of the Cosmos》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手は自身の手札・デッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。
セットした場合、自分はデッキから「人造人間−サイコ・ショッカー」1体を特殊召喚する。
セットしなかった場合、自分は「人造人間−サイコ・ショッカー」1体
またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
―キーカード
―人造人間
《人造人間−サイコ・ショッカー》も属する闇属性・機械族のカテゴリ。
―上記以外の《人造人間−サイコ・ショッカー》のサポートカード
―相性の良いモンスター
―エクシーズモンスター
《人造人間−サイコ・ショッカー》・《サイコ・ギガサイバー》・自身の効果で特殊召喚された《脅威の人造人間−サイコ・ショッカー》が使えるランク6が主軸になりやすい。
《人造人間−サイコ・ジャッカー》・《魔鏡導士サイコ・バウンダー》が使えるランク4、《人造人間−サイコ・リターナー》が使えるランク3も候補。
―リンクモンスター
縛りが緩い(無い)低リンクは、コントロール奪取したモンスターの処理として利用できるので極力採用しておきたい。
特に、《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》のエクシーズ素材にできないレベルを持たないモンスターを処理できる点が有用である。
罠カードの投入枚数はこのデッキを組む際に個性が強く表れる点である。
《人造人間−サイコ・ショッカー》の効果とはアンチシナジーなのでその点を考慮するのなら投入枚数0枚も良い。
一方、《脅威の人造人間−サイコ・ショッカー》・《人造人間−サイコ・レイヤー》はフィールド・墓地に罠カードがあると都合が良いため、そちらを重視するのなら複数採用も考えられる。
―《人造人間−サイコ・ショッカー》のサポートカード
―コントロール奪取
《宇宙との交信》や《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》とコンボできるので、基本的にこのデッキと相性が良い。
リリース可能なものは、手札に来た《人造人間−サイコ・ショッカー》等の上級モンスターのアドバンス召喚のサポートにもなる。
―相性の良いカード
戦術 †
相手のデッキタイプによって戦術を変えて柔軟に対応したい。
罠カードを中心とするデッキが相手ならば《人造人間−サイコ・ショッカー》の展開と維持に集中するのが良い。
逆に罠カードを殆ど採用していないようならば《人造人間−サイコ・ショッカー》を維持するメリットは薄く、エクシーズ素材等で消費しても惜しくない。
人造人間だけでは直接的なアドバンテージを獲得するのは難しいため、魔法・罠カードやエクストラデッキのモンスターで補いたい。
コントロール奪取は相手モンスターの除去と自分のボード・アドバンテージの獲得の二役を兼ねるため効果的に利用したい。
仕方ないことだが、相手が罠カードをあまり活用しない場合、キーカードの《人造人間−サイコ・ショッカー》の効果が腐ってしまうのが痛い。
モンスターや魔法カードと異なり、そのようなことは現環境では十分起こり得てしまう。
上述したようにその場合は維持を目指さず他の戦術で対応したいが、相手の妨害でそれが崩されるとジリ貧となる。
素の展開力や制圧力も高いとは言い難く、闇属性メタや機械族メタも苦手。
見かける頻度は少ないが、《洗脳解除》などのコントロール奪取メタも厄介。
また、《人造人間−サイコ・ショッカー》の関連カードやコントロール奪取の多くが対象を取る効果なので対象耐性を持つモンスターも苦手。
サンプルデッキレシピ †
代表的なカード †
関連リンク †