【スキルドレイン】 †
強力な永続罠、《スキルドレイン》を使って有利に戦闘を進めるデッキ。
相手の使う効果モンスターを無効化しつつ、効果を打ち消したデメリットモンスターによるハイビートを行い攻撃的に戦力を展開していく。
時代を重ねる毎に効果モンスターが強力かつ使いやすくなっているため、多くのビートダウンは効果モンスターに依存したデッキ構築をしている。
【ガジェット】・【六武衆】・【甲虫装機】・【ゼンマイ】などの環境で活躍してきたデッキを見ると、いかに効果モンスターがデッキの根幹を担っているかがわかるだろう。
これらのデッキも含めた多くのデッキに対して圧倒的な制圧力や妨害性能を発揮できるのが強みである。
※このデッキのキーカードである《スキルドレイン》が23/04/01より制限カードへと指定されたため、現在はこのカードを主軸とする構築が困難になっている。
そのため、本項においてはそれ以前の環境を前提として記述している点について留意されたい。
《スキルドレイン/Skill Drain》(制限カード)
永続罠
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
《スキルドレイン》の存在下ではフィールド上のモンスターの効果が無効化されるが、だからと言ってモンスター効果を持たない通常モンスターばかり投入するのかと言えば、そうではない。
効果モンスターの中には《スキルドレイン》の影響を受けずに効果を利用できるモンスターや、《スキルドレイン》の効果を逆手にとって自身のデメリットを無効にすることができるモンスターも存在しているので、基本的にはそれらに該当するモンスターを中心に投入する。
デメリットモンスターは《スキルドレイン》が引けなかった場合、場持ちが悪くなるため注意して投入しなければならない。
このギミックを搭載しておく事で、【ドローゴー】等の《スキルドレイン》が効きにくい相手にも高打点デッキとしてある程度対抗する事が可能となる。
ある程度の枚数を割くならば、《スキルドレイン》以外でカバーする、あるいは他の用途に転用できるように構築しておきたい。
Sinならばフィールド魔法、《ゴブリン突撃部隊》等の表示形式の変更系ならば《最終突撃命令》、闇属性ならばウイルス等。
展開に相手への依存はあるが、《神禽王アレクトール》を併用するのも手。
《スキルドレイン》下では起動効果を利用できないが、特殊召喚自体は可能である。
具体的な投入カードについてであるが、ビートダウン型の【スキルドレイン】ならば汎用性の高い《神獣王バルバロス》や《ライオウ》や《時械神サンダイオン》、高打点のSinなどが数ある選択肢の中でも重要なポジションを占める。
《神獣王バルバロス》は妥協召喚すると攻撃力が1900になってしまうが、《スキルドレイン》と併用することで攻撃力が3000の状態で妥協召喚できる、軽さと高攻撃力を兼ね揃えた強力なアタッカーとなる。
《ライオウ》は特殊召喚を潰す場合、コストとして自らを墓地へ送るため効果処理時にはフィールドにおらず、《オネスト》の効果も受けられるため、【スキドレネオス】にも投入できる。
《時械神サンダイオン》は《スキルドレイン》がなくとも破壊されない攻守4000に加えバーンダメージまで期待でき、あれば戦闘ダメージを与えられず、デッキに戻るデメリットが打ち消される。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》は容易な条件で特殊召喚が可能な攻撃力2600かつ《スキルドレイン》下でも使用できるフリーチェーンの除去を備えており、展開力と妨害の両面を補うことができる。
《獣王アルファ》は自分フィールドにモンスターが存在しない危機的状況からも引っ繰り返せる特殊召喚モンスター。
《妖眼の相剣師》は《スキルドレイン》の影響を受けているモンスターさえ居れば特殊召喚可能なアタッカー。
特に種族や属性、カテゴリなどのサポートカードを用いない場合、これらを中心にデッキを構築したい。
《カードカー・D》はサーチ手段の乏しい《スキルドレイン》を呼び込む手段になる。
当然展開は遅れるので、他の魔法・罠カードや手札誘発等によって同時に防御を固める事も忘れてはならない。
また《スキルドレイン》がドローできない場合や破壊される機会を想定し、完全に性能を発揮できずとも、ある程度の役割を遂行できるものを採用する事も考えられる。
例えば《レスキューラビット》は、《スキルドレイン》存在時はエクシーズ召喚の選択肢も狭まるものの、3000までの打点を確保でき、必要な《アレキサンドライドラゴン》などもアタッカーとして運用しやすい。
エクストラデッキのモンスターで《スキルドレイン》下で活躍できるものは多くなく、《スキルドレイン》が引けなかった時の補助や少ない消費で出せる高打点を目当てに採用する。
エクストラデッキは圧迫するが、《RR−ラスト・ストリクス》1枚から特殊召喚できる《No.77 ザ・セブン・シンズ》の採用も検討できる。
破壊耐性こそ失われるものの、《スキルドレイン》適用下でも特殊召喚できる。
《スターダスト・ドラゴン》も《スキルドレイン》と相性抜群で、ノーコストで破壊から守り続ける。
《Sin スターダスト・ドラゴン》の特殊召喚コストにもできるほか、シンクロ召喚のギミックを入れずとも《スターライト・ロード》で《スキルドレイン》を守った後にアタッカーとして特殊召喚し、無効効果は使い切りと割り切ってもいい。
メインデッキにレベル3の多い構築であるなら、前述の《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》をアタッカーに採用しても良いだろう。
基本的に、《スキルドレイン》を発動して高攻撃力モンスターで主導権を奪うデッキなので、その状態を維持するために《スキルドレイン》を守るカードを始め、《スキルドレイン》ではカバーできない魔法・罠カードを除去・無効化するカードや手札へ素早く《スキルドレイン》を呼び込むためのドロー加速・手札交換できるカードを投入する。
《スキルドレイン》を守るカードには《神の宣告》・《魔宮の賄賂》などのカウンター罠が筆頭。
これらはモンスターを守る用途にも用いる事ができるので、デメリットこそ大きいが《スキルドレイン》がドローできない場合でも、安定性を欠きにくい。
他の罠カードなどを多用する場合は、《宮廷のしきたり》や《偽物のわな》を併用しても良い。
特に《宮廷のしきたり》を用いることで《メタル・リフレクト・スライム》が強固な壁となる。
《スキルドレイン》が手札に来るまでの時間稼ぎはもちろん、Sinや列車を採用したデッキではランク10エクシーズ素材としても使える。
他にも、《スターライト・ロード》を用いれば、《スキルドレイン》を守りながら前述の通りこのデッキと相性の良い《スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚する事ができる。
《スキルドレイン》影響下では、モンスター効果の無効化とこちらの高打点によりモンスター除去を戦闘破壊に頼る事ができる。
しかし、こちらのを超える攻撃力のモンスターや毎ターン壁として戻ってくるペンデュラムモンスター等を処理する手段は考えておきたい。
フィールド魔法では、《神獣王バルバロス》・《可変機獣 ガンナードラゴン》と相性の良い《フューチャー・ヴィジョン》や、《古代の機械巨竜》を呼び出せる《歯車街》、墓地利用を封じる《王家の眠る谷−ネクロバレー》が特に相性が良い。
その他にも全体強化カードを始めとして採用しうるフィールド魔法はいくつか存在する。
Sinを採用する場合、破壊耐性を持つ場持ちのいいフィールド魔法を投入する事も検討できる。
《オネスト》による戦闘補助を最大限に利用する為に、光属性モンスターを中心としたデッキ。
ただでさえ《スキルドレイン》に強い光属性モンスターには《疾走の暗黒騎士ガイア》・《サイバー・ドラゴン》・《ライオウ》や光神機が存在するので、戦闘には滅法強くなる。
《スキルドレイン》不在の際は、《セイクリッド・オメガ》や《輝光子パラディオス》など【メタビート】戦術とマッチしたエクシーズモンスターが扱いやすい。
デメリットアタッカーの多い【フォトン】に寄せても良い。
《神獣王バルバロス》・《ゴブリン突撃部隊》等が地属性であるため、【地属性】の要素を取り込むデッキタイプ。
《素早いモモンガ》などの墓地発動リクルーターが豊富であるため、《ギガンテス》の特殊召喚コストを稼ぐ事もできる。
《スキルドレイン》がない場合はこれらから《神獣王バルバロス》の全体除去を狙うのも面白い。
《スキルドレイン》の影響下では効果が無効になるが、《ゴブリン突撃部隊》・《スクラップ・シャーク》等から《スターダスト・ドラゴン》に繋げられる《カメンレオン》を採用しておくのも手。
昆虫族を多くして、《電動刃虫》・《地雷蜘蛛》・《デビルドーザー》等で戦うというのもありか。
《ヴァンパイア・ロード》・《龍骨鬼》・《カース・オブ・ヴァンパイア》等を中心に展開する。
《ピラミッド・タートル》・《馬頭鬼》・《ゴブリンゾンビ》等墓地で効果を発動するモンスターも多いため、無理なく合致する。
《闇竜の黒騎士》・《邪神機−獄炎》など光属性のアンデット族を投入し、【光属性】のギミックを取り入れるのもいい。
《スキルドレイン》との相性に優れるバルバロスモンスターを軸に、炎舞を利用する事でより強固な布陣を築く。
《炎舞−「天権」》は獣戦士族を守りつつ、第二の《スキルドレイン》として《神獣王バルバロス》の弱体化を解除できる。
高い攻撃力を備える《ジェネティック・ワーウルフ》、炎舞存在時《魔のデッキ破壊ウイルス》を利用できる《ブラッド・ヴォルス》をリクルートできる《レスキューラビット》も強力。
《炎舞−「天キ」》から上級モンスターラインまで渡りあえる《不屈闘士レイレイ》も、《スキルドレイン》の恩恵を受けられる。
後述の【ビースト】同様、《幻獣の角》や《烏合の行進》、TGなどの併用も狙える。
墓地で発動する効果を持つ炎王やTG、《火舞太刀》や《暗黒のマンティコア》などが存在し、連携をとりやすい。
妥協召喚のデメリットを打ち消せる《神獣王バルバロス》や《陽炎獣 サーベラス》も属しており、戦線維持には事欠かない。
《幻獣の角》と《烏合の行進》によるドロー促進は、低速ながらも守りを固めるには十分な性能を持っており、《スキルドレイン》そのものを呼び込める確率も上がる。
炎属性に相性の良いものが多く、《炎王の急襲》を利用しやすい。
通常の【スキルドレイン】ではモンスターは極力維持を狙うべきだが、このデッキの場合は破壊されても後続を呼び込みやすいため、自分フィールドを空ける機会も訪れやすい。
《激流葬》や《ブラック・ホール》も無理なく組み込め、全体除去としての性能をいかんなく発揮できる。
自身をリリースすれば、《スキルドレイン》の影響下でも効果を使える《ローンファイア・ブロッサム》がデッキの核。
その効果で《椿姫ティタニアル》を特殊召喚し、《群雄割拠》等と併用して高い攻撃力でフィールドを制圧する。
《椿姫ティタニアル》も自身をリリースする場合は効果が使えるので、《スキルドレイン》を除去から守りやすい。
当然【スキルドレイン】を組む大きな動機ともなる《神獣王バルバロス》も可能な限り投入しておこう。
攻撃力3000で簡単に出せる《神獣王バルバロス》は、【植物族】の弱点を克服するには最高のモンスター。
さらに《椿姫ティタニアル》と同じレベル8なので、ドローソースとして《トレード・イン》も採用し易くなる。
こちらのデッキを回転させるというよりも、相手の行動を大きく制限しつつこちらは普段通りの【植物族】として戦えるのが魅力のデッキ。
《スキルドレイン》への依存度は他のデッキタイプに比べると高くないため、いざとなれば通常の【植物族】としても戦える。
ただし《ギガプラント》などは普段より少なくし、《思い出のブランコ》より《増草剤》を優先して投入した方がいいだろう。
《スキルドレイン》の影響を受けない《プチトマボー》や《ナチュル・チェリー》などのリクルーターを主軸とするのもいい。
墓地で効果を発動する【暗黒界】なら、《スキルドレイン》を相手に一方的に押し付けられる。
容易に自己再生でき、2700もの攻撃力を併せ持つ《暗黒界の龍神 グラファ》が主軸。
【次元ビートダウン】の要素を取り込んだデッキ。
《スキルドレイン》で処理しきれないリクルーター等の墓地での効果の発動を封じる。
《マクロコスモス》は、《異次元の生還者》や《ガーディアン・エアトス》等との相性もがよく、永続罠であるため《スキルドレイン》と共に《宮廷のしきたり》の保護を受ける事が可能。
また、繰り返される相手のペンデュラム召喚を阻害する事ができるのは大きな利点である。
手札事故の確率が高まり、《ライオウ》の特殊召喚に関わる効果等が使いづらくなるため、構築はよく考えたい。
【墓守】との複合で、【スキドレ次元】と同様墓地利用カードの封殺も狙える。
《王家の眠る谷−ネクロバレー》は《墓守の司令官》でサーチが容易なため、墓地封じとしては【次元ビートダウン】にやや劣るものの、安定性では上回る。
また《スキルドレイン》によって、《魔導戦士 ブレイカー》などの効果モンスターから墓守の生命線である《王家の眠る谷−ネクロバレー》を守ることができる。
仮に《スキルドレイン》が引けなくても、《王家の眠る谷−ネクロバレー》で強化された墓守なら、ある程度戦線を維持できるだろう。
《墓守の司令官》と《墓守の召喚師》は《スキルドレイン》に阻害されないのも嬉しい。
墓守の打点は高くないため、《王家の眠る谷−ネクロバレー》と《墓守の司令官》のみを出張してくる構築を一考。
《E・HERO ネオス》が通常モンスターである事を生かし、《スキルドレイン》で相手の効果を封じつつビートダウンするデッキ。
【ネオスビート】を基盤とした構築になるが、立て直しの早さと、《オネスト》が使えるのが利点。
また、《E・HERO プリズマー》はコストで融合素材モンスターを墓地へ送る為、《スキルドレイン》の影響下でも《E・HERO ネオス》を墓地へ送ることができるという利点がある。
《スキルドレイン》を発動しているだけでも相手のモンスターの戦力をガタ落ちさせられる上に、《神獣王バルバロス》という強力アタッカーがいるため、《E・HERO ネオス》が除外されるなどしても十分に勝機がある。
同様に、《E・HERO アナザー・ネオス》主体の【E・HEROビート】も《スキルドレイン》を無理なく組み込める。
壁として使いやすい《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》は《スキルドレイン》を除去されても戦える。
墓地発動のサーチ効果を持つTGを使ったビートダウン。
《TG ワーウルフ》や《TG ラッシュ・ライノ》は《神獣王バルバロス》と《幻獣の角》を共有でき、またこれらのモンスターは中途半端な攻撃力ゆえにコンバットトリックを成功させやすい。
また、《スキルドレイン》がなくとも《TG1−EM1》で相手の出鼻を砕いたり、《TG ストライカー》によるシンクロ召喚で戦うことができる。
【魔法族の里】との複合。
《魔導戦士 ブレイカー》や《霊滅術師 カイクウ》が無効化されるのは痛いが、魔法とモンスター効果を同時に封印すればロック強度はかなり高くなる。
《スキルドレイン》下でも高ステータスな魔法使い族である《墓守の偵察者》や《クルセイダー・オブ・エンディミオン》のほか、フィールド魔法と《スキルドレイン》の両方と相性のいいSinの採用も考えられる。
主軸である《ネフティスの鳳凰神》や《ヴァンパイア・ロード》等も《スキルドレイン》と相性が良い。
同じく発動を阻害されない《見習い魔術師》・《ネフティスの導き手》・《ピラミッド・タートル》等と併せて投入する。
《スキルドレイン》と非常に大きなシナジーを持つSinモンスターをフル活用するデッキ。
Sinモンスターを維持するフィールド魔法には、《古代の機械巨竜》を呼び出す《歯車街》や墓地メタの《王家の眠る谷−ネクロバレー》など単体で機能するもののほか、破壊耐性を持つものが選択肢に挙げられる。
最上級モンスターとフィールド魔法を多用する性質もあり、手札事故は相応に起きやすいものの、多くのモンスター効果にメタを張りながら攻撃力が高い最上級モンスターを立て続けに展開する戦術が取れるため、フィールドを制圧する能力はメタデッキの中でも群を抜いて高いものとなる。
手札・墓地から特殊召喚を行え、被戦闘破壊時の効果も有効な《マシンナーズ・フォートレス》を軸に、大型機械族と共存させたデッキ。
構成は上記【Sinスキドレギアバレー】に似、《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》と、これの特殊召喚に利用する《歯車街》対応の《古代の機械巨竜》が機械族である点を利用した形となる。
そのため、他種族よりも《惑星探査車》のようなものが優先されやすい。
《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》や《重機貨列車デリックレーン》 、《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》などの機械族レベル10軸のモンスターとの相性の良さを活かしたデッキ。
デッキのキーカードである《転回操車》の効果でリクルート可能なモンスターにも、墓地で発動するためサーチが無効にならない《無頼特急バトレイン》や、攻撃力2400の下級モンスターである《勇気機関車ブレイブポッポ》等相性の良いモンスターが複数存在する。
《重機貨列車デリックレーン》をエクシーズ素材とした《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》がフィールドに存在すれば、《スキルドレイン》適用中でもフリーチェーンで相手のカードを破壊することができる。
妥協召喚ができるクリフォートとの相性の良さを生かしたデッキ。
専用サーチの《クリフォート・ツール》やペンデュラム召喚の存在から場に継続してモンスターを出し続けることが出来るので安定した戦いが可能。
詳細は該当ページを参照。
【スキドレ天威】 †
手札・墓地で効果が発動する天威モンスター及び効果モンスター以外のモンスターのサポートカードを用いた【天威】に《スキルドレイン》を組み込んだデッキ。
【スキドレハンデス】 †
《スキルドレイン》を積むことができなくなったという問題点を逆手に取り、「永続罠をキーカードとしたハイビート」というコンセプトが一致する《追い剥ぎゴブリン》を搭載した【追い剥ぎハンデス】。
やはり《王宮のお触れ》や魔法・罠カードを破壊するカードには注意したい。
永続罠を使ったコントロールデッキの宿命とは言え、煮え湯を飲まされるだろう。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》はこのカードと相性がいい反面、相手に使われるとこのカードで防げないので、《墓穴の指名者》等による対策は必須である。
他にも《王宮のお触れ》や《トラップ・スタン》等をサイドデッキを投入しているデッキも少なくないため、対策をしておきたい。
また、戦闘による破壊がメインとなるため、除去手段が少なくなりやすい。
リクルーター等を相手にした場合、高い攻撃力を生かせないことも多い。
《魂を削る死霊》や《マシュマロン》を相手にする場合も、《スキルドレイン》がなくては苦しい思いをする。
汎用性の高い魔法・罠カードや《ならず者傭兵部隊》、《火舞太刀》などの、《スキルドレイン》に妨害されない除去手段の確保は検討しておくと良い。
運用に際しての注意点 †
キーカードの《スキルドレイン》に頼り切るのは危険なので避けること。
依存しすぎると引けなかったり、除去されたり、無効化されると途端に回りが悪くなる。
《スキルドレイン》がなくともデメリットアタッカーを使うという思い切りの良さも必要。
このデッキのギミックを他のデッキに内蔵する形で構築しているのならば、サイドデッキを利用して元となったデッキにシフトするのも良い。
その場合、他のカードとの間でシナジーが強くなり、《スキルドレイン》に依存しない戦術も取れるようになることで、構築の幅が狭くなる欠点を克服できるが、メインデッキやサイドデッキにゆとりがなくなり、元にしたデッキの弱点への対策が手薄になる恐れもある。
サンプルレシピ †
代表的なカード †
関連リンク †