カード名/card name †
公式ルールブック解説 †
カードの名前が表示されています。
ルール上ではイラストが違っていても、カード名が同じならば同じカードとしてカウントします。
(公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)
説明 †
カードの上部に記載されている名称。
カードの枠の色に合わせて白か黒で印字されている。
レアリティによっては金、銀、赤などの特殊な箔押し処理がされていることもある。
- カードが再録される際、カード名が変更されることがある。
しかし、OCGとTCGの差異を是正するため変更が多い英語名と異なり、日本語のカード名の変更は極めて稀である。
発売後に変更された例は下記の4例しかなく、いずれも読みは変わらず、漢字のみの変更、または半角スペースの追加とわずかな違いに留まる。
また、特殊な事例としては、発売前に公式から漢字の訂正が入った《機動砲塁 パワー・ホールド》が存在する。
- 原作・アニメにおいて―
原作・アニメで登場しその後OCG化される場合、カード名が変更されることがある。
理由としてはサポートカードの都合等と思われるが、単なる記号の追加や削除など変更理由が謎なものも多い。
また、同アニメ中で同じカード名であっても効果やカードの枠自体が変更される場合があるが、これらは基本的に変更後の効果・カードの枠を軸にしてOCG化される。
- カードが作中で映らなかった場合、正式名称が判明しないままである事も多い。
こういったカードは、ゲーム作品やアニメサイトなどで初めてカード名が判明するのも珍しくない。
例えば、装備魔法《黒の魔法槍》や《呪符竜》は放送から10年経った後で(海外の)アニメサイトで公開され、正式なカード名が判明した。
なお、当Wikiではそういった未判明のカードはアニメの字幕等に書かれた名前で記載している。
- アニメDMの初期の頃には、OCGで付いているルビがない場合があった。
また、以前は台本に振り仮名が打たれていなかったのか、カード名の漢字をそのまま読まれてしまう事があった(「じばくれい」・「せんぼんナイフ」等)。
- 極めて珍しい例としては公式サイトでのみ断片的な情報が書かれていた《ZW−弩級兵装竜王戟》が該当する。
もはや没設定とも呼ぶべき代物だが、これすらもOCG化に至っているあたり、カード名さえ明かされれば、最早何がOCG化されても不思議でないとも言える。
- アニメARC-Vの「遊矢vs零児」(3戦目)では同1戦目と同じアクションフィールド魔法をデュエル前に使用している。
しかし、何故か《アスレチック・サーカス》であったカード名が《エンタメ・コロッセオ》に変化していた。
アニメ・漫画でカード名を述べる際に細かなミスが生じることは幾度かあるが、全く異なるカード名を述べるのは異例である。
1戦目では行われた次元世界が「スタンダード次元」だったのが3戦目の時期には「ペンデュラム次元」に変貌した結果、カード名が変更されてしまったのだろうか?
- アニメVRAINSでは高度なネットワーク社会が築かれている世界なためか、作中のネット掲示板のハンドルネームや広告のバナーに実在するカード名の捩りが使用されていることが多い。
『このカード名はルール上「○○」として(も)扱う』テキストについて †
デュエル中、常に別のカード名になるカードが持つテキスト。
自身と改称先のカードを合わせて3枚までしかデッキに入れる事ができない。
このテキストは効果外テキストであり、効果ではない。
《ハーピィ・レディ・SB/Cyber Harpie Lady》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1800/守1300
このカードのカード名はルール上「ハーピィ・レディ」として扱う。
《伝説の都 アトランティス/A Legendary Ocean》
フィールド魔法
このカード名はルール上「海」として扱う。
(1):フィールドの水属性モンスターの攻撃力・守備力は200アップする。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いの手札・フィールドの水属性モンスターのレベルは1つ下がる。
特定の領域に存在する限り『カード名を「○○」として扱う』テキストについて †
フィールドや墓地に存在する間だけ、別のカード名になるカードが持つテキスト。
自身と改称先のカードをそれぞれ3枚までデッキに入れる事ができる。
このテキストは効果であり、モンスター効果の場合は永続効果か分類されない効果に分かれる。
《プロト・サイバー・ドラゴン/Proto-Cyber Dragon》
効果モンスター
星3/光属性/機械族/攻1100/守 600
このカードのカード名は、
フィールド上に表側表示で存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
《ハーピィ・クィーン/Harpie Queen》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1900/守1200
(1):このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。
(2):このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。
デッキから「ハーピィの狩場」1枚を手札に加える。
- モンスターのカード名が変更されている場合、「元々のカード名の」という指定がない限り変更先のカード名として各種素材や効果の対象にする。
その後、フィールドから離れると元の名前に戻る。
効果処理後に『カード名を「○○」として扱う』テキストについて †
自身または自身以外のカードを別のカード名として扱うカードが持つテキスト。
自身と改称先のカードをそれぞれ3枚までデッキに入れる事ができる。
このテキストは効果であり、モンスター効果の場合は起動効果・誘発効果・誘発即時効果に分かれる。
《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ/Cyber Dragon Zwei》
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1500/守1000
(1):このカードのカード名は、墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
このカードのカード名はエンドフェイズまで「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(3):このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップの間、
このカードの攻撃力は300アップする。
《真紅眼融合/Red-Eyes Fusion》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、
自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
「レッドアイズ」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのカード名は「真紅眼の黒竜」として扱う。
関連カード †
『このカード名はルール上「○○」として扱う』カード †
『このカード名はルール上「○○」としても扱う』カード †
特定の領域に存在する限り『カード名を「○○」として扱う』カード †
効果を無効にされると「元々のカード名」に戻る。
―モンスターカード
―魔法カード
―罠カード
効果処理後後に『カード名を「○○」として扱う』カード †
効果処理後に効果を無効化されてもカード名は変更されたまま。
他の参照したカードと同名カードとして扱う効果は「コピー」を参照。
―モンスターカード
―魔法カード
関連リンク †