炎属性/FIRE †
基礎データ †
概要 †
水属性と対極にある「赤」をカラーとする属性。
神属性を除いた全属性の中でモンスターの数が最も少なく、サポートカードもまた少ない。
数少ないサポートカードの中でも頭ひとつ抜けた性能を持つ《真炎の爆発》の存在から、この属性のモンスターは「守備力200か否か」が採用基準になることも多い。
一方で、【炎属性】でありながらこれらを採用しない【インフェルノイド】等が環境に姿を見せることもある。
第10期に新登場したサイバース族には炎属性モンスターが多く、中でも【サラマングレイト】は2019年の世界大会を席巻する勢いを見せた。
また、最多の種類を誇る戦士族でも第10期後半頃から戦士族・炎属性に関するカードが多数登場するようになり、炎属性に属する事がメリットとなっている。
属性の特徴として、「炎」は「火力」のイメージを持つためか、効果ダメージを与えるカードが多い。
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》等のモンスターだけでなく、《バックファイア》等のサポートカードにもその傾向が見られる。
フレムベルやヴォルカニックは、このイメージが反映されたカテゴリだと言える。
霊術や帝など、各属性で固有効果が異なる場合、炎属性関連には高確率でバーンが割り当てられる。
またフェニックスが持つ「自分の体を焼き払い、新たな体を生み出す」という伝承を意識してか、炎王を皮切りに第8期以降は自分のカードを破壊する効果や破壊された時に効果を発動するものが多くなっている。
(前者はメタルフォーゼ、後者は《アップル・マジシャン・ガール》や《Emヒグルミ》、炎王が合致する。)
その他、開祖となる《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の影響からか、能動的に相手フィールドに送りつけられるものも全体数の割合から見ると多い。
- 原作・アニメにおいて―
OCGでもサポートカードが少ない事があってかアニメ・漫画においても炎属性のサポートカードを使用するデュエリストは殆ど存在しない。
使用カテゴリが炎属性で統一された例はアニメGXのオブライエン(ヴォルカニック)、アニメZEXALIIのアリト(BK)、アニメARC-Vの修造(ガッツマスター)などが存在するが、彼らにしても属性サポートは少ない。
アメルダは《バルログ》、通常魔法《ファイヤー・ウィップ》や《アエトニクスの炎》、デニスは永続魔法《バーン・ギフト》とサポートカードは使用しているが、炎属性のデュエリストではなかった。
メインキャラクターで複数の炎属性サポートを使用した例となると、シリーズ6作目のアニメVRAINSにおける穂村尊/Soulburnerが初めての事である。
ちなみに彼は《○○・オブ・ファイア》と名の付く魔法・罠カードを複数使用しており、その一部は炎属性のサポートカードとなっている。
関連リンク †
その他のリンク †