魚族/Fish †
水棲生物の中でも、主に魚型のモンスターが属する種族。
日本未発売11種を含まず、PHOTON HYPERNOVAまでで117種類が登場している。
属性別では闇属性2体、光属性1体、地属性2体、水属性110体、風属性2体、炎属性は存在しない。
第5期の終期までフィールド魔法の《海》とメタカードである《永遠の渇水》しか関連カードが存在していなかった種族である。
水族・海竜族と共に、《伝説の都 アトランティス》関連(水属性)の種族というのが、当時のこの種族の立ち位置だった。
そういったこともあってか、水族・魚族・海竜族の3種族は、種族単一でデッキを組む意義が薄い種族になってしまっていた。
第5期終盤のPHANTOM DARKNESSで最上級モンスターの《超古深海王シーラカンス》が登場したことで、漸く魚族単一のデッキが組めるようになる。
続く第6期には《オイスターマイスター》や《フィッシャーチャージ》をはじめとする優秀なカードが相次いで登場し、【魚族】は大きく発展した。
それ以後、特殊召喚効果を持つモンスターも増え、水族や海竜族はもちろん、《超古深海王シーラカンス》に依存しない構築も可能となっている。
アニメZEXALシリーズが放送されていた第7期後半〜8期にかけては、メインキャラの凌牙が水属性使いだったこともあり、この種族も強化されていた。
しかし、放送終了後の第9期は3年あったにもかかわらず、モンスターはわずか2種類、サポートカードに至っては全く登場しないと、一転して異常なまでの冷遇期を強いられる。
創造神族の様な特殊な種族を除けば、特定の種族のモンスターやサポートカードがそれだけ長期間登場しなかったというのは異例の事と言える。
(ちなみに《EMソード・フィッシュ》と《EMシール・イール》の間には2年3か月の空白がある。)
第10期では開始早々にシンクロモンスターやサポートカードなどが登場し、10期最後のレギュラーパックで登場した新カードにより、再び種族デッキも強化された。
ただし、下記の通り今なおシンクロモンスター以外のエクストラデッキの充実は遅れているのも事実である。
- 2008年10月号のVジャンプに掲載されていたアンケートでは「魚族(さかなぞく)」ではなく「ぎょぞく」と誤植されている。
マスターガイド2の海外で登場した魚族の所にも、「ぎょぞく」と表記されている。
- アニメARC-Vでは、鮎川アユが使用したアクアアクトレスがこの種族だった。
しかし、OCG化された際になぜか水族に変更されてしまった。
ARC-V放送期間に当たる第9期に魚族のOCG化が極端に少なかったのはこの変更の影響も大きい。
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