【炎属性】 †
炎属性モンスターを主力とするデッキ。
炎属性で統一したデッキを作ることで得られるメリットは以下の通り。
これらのカードをキーカードとしてデッキを構築することになる。
- 《リトル・キメラ》・《バーニングブラッド》・《ドリトル・キメラ》による全体強化。
- 《炎王獣 キリン》・《紅炎の騎士》で墓地へ送ることができる。
- 《炎王獣 ガネーシャ》・《怨念の魂 業火》・《超熱血球児》・《陽炎獣 ヒッポグリフォ》・《陽炎獣 ペリュトン》の効果を活用できる。
- 《インフェルノ》・《炎の精霊 イフリート》・《憑依装着−ヒータ》・《炎霊神パイロレクス》・《陽炎獣 グリプス》を特殊召喚できる。
- 《真炎の爆発》・《炎王炎環》・《炎王の急襲》・《ライジング・オブ・ファイア》・《燃え盛るヒータ》・《炎星師−チョウテン》・《陽炎獣 スピンクス》で特殊召喚。
- 《炎を支配する者》によるアドバンス召喚の補助。
- 《フレムベル・ヘルドッグ》・《UFOタートル》でリクルート。
- 《ネオフレムベル・ヘッジホッグ》・《ラヴァル・ランスロッド》・《炎星皇−チョウライオ》・《転生炎獣ウルヴィー》・《転生炎獣サンライトウルフ》でサルベージ。
- 《ヴォルカニック・カウンター》・《炎の魔精イグニス》・《ラヴァルのマグマ砲兵》・《火霊術−「紅」》・《バックファイア》でバーン。
- 《業火の結界像》・《ヘルプロミネンス》の効果の対象外になる。
- 《火遁封印式》・《フレムベルカウンター》を利用できる。
- 《エレメント・ヴァルキリー》・《エレメント・ザウルス》・《エレメント・ドラゴン》を自己強化。
- 《エルシャドール・エグリスタ》・《E・HERO ノヴァマスター》・《召喚獣プルガトリオ》の融合素材になる。
- 《ラヴァル・グレイター》・《ラヴァル・ステライド》・《ラヴァル・ツインスレイヤー》・《ラヴァルバル・ドラグーン》・《ラヴァルバル・ドラゴン》のシンクロ素材になる。
- 《炎星皇−チョウライオ》・《陽炎獣 バジリコック》のエクシーズ素材になる。
- 《ドリトル・キメラ》・《転生炎獣サンライトウルフ》・《灼熱の火霊使いヒータ》のリンク素材となる。
- 《賜炎の咎姫》の効果を最大限に活用でき、デメリット効果の対象外にもなる。
炎属性にはダメージを与える効果を持つモンスターが多く、バーンデッキとの相性がいい。
デッキの構造上、場合によっては炎族統一になることも多い。
一昔前は《火霊術−「紅」》などを用い、戦闘ダメージと効果ダメージを併用して相手のライフを削り取る【ビートバーン】が主なスタイルであった。
現在では炎属性テーマデッキの増加により炎属性のサポートカードも充実しており、様々な戦術を取れる。
単体で優秀なモンスターやサポートカードは炎星・炎王・フレムベル・ラヴァルなどカテゴリに属していることが多く、複数のカテゴリを両立させるのも面白いだろう。
守備力200のモンスターは、《真炎の爆発》・《フレムベル・ヘルドッグ》という非常に強力なサポートの恩恵を受けられる。
また、それ以外の炎属性モンスターの選択も重要。
ここではその一例を挙げてみる。
このようにさまざまなカードがそろっている。
このあたりから自分の好みで選ぶといいだろう。
典型的な【ビートバーン】モンスターである《超熱血球児》をメインに据えた同タイプのデッキ。
アドバンテージの差が影響を及ぼす前に、高速展開からのラッシュで決着をつけたいところだが炎属性にはそのような方法が無いに等しい。
よってレベルの低さを利用し、ロックと併用しなければならない。
《超熱血球児/Ultimate Baseball Kid》
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻 500/守1000
フィールド上にこのカード以外の炎属性モンスターが存在する場合、
このカードの攻撃力は1体につき1000ポイントアップする。
このカード以外の炎属性モンスターを墓地に送る度に、
相手プレイヤーに500ポイントダメージを与える。
このカードの蘇生を行える《リビングデッドの呼び声》は大幅に火力を強化できるため是非採用したい。
チェーンブロックを作る特殊召喚であれば、《業火の結界像》で止められる点も大きい。
《逆巻く炎の精霊》もこれとロックカードを共有できる。
ただし魔法・罠の除去に優れないデッキであるため、メインに据えるより除去の目を向けさせる役割で使いたい。
《増援》を共有できる《コマンド・ナイト》もよいが、《増援》が制限カードであるため、過度のシナジーは期待できない。
ホルスの黒炎竜を使うのも悪くないだろう。
LV6は《レベル制限B地区》などを無視でき、LV8はロックの強度を上げてくれる。
かつては大量展開の手段として《異次元からの帰還》が存在した。(現在は禁止カード)
《炎の精霊 イフリート》・《フレムベル・ドラグノフ》・《ヘルフレイムエンペラー》など除外手段は強力とまではいかないものの豊富。
《封印の黄金櫃》、《神の宣告》などを駆使してこれを発動できれば十分に引導を渡すことができるため、狙う価値は十分にあった。
ほぼ一方的に500の強化を約束する《バーニングブラッド》により打点を高め、《火霊術−「紅」》で射出する、非常にわかりやすいデッキ。
攻めこそ単調になるが、比較的事故も少ないのでペースさえ握れれば早い段階での決着が見込める。
《バーニングブラッド/Molten Destruction》
フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する炎属性モンスターの攻撃力は500ポイントアップし、
守備力は400ポイントダウンする。
《炎の精霊 イフリート》・《怨念の魂 業火》による手札からのラッシュがメインとなる。
《ヴォルカニック・エッジ》・《ヴォルカニック・ロケット》などの単体で運用可能なアタッカーをあえて省き、リクルータークラスのモンスターを軸とするのも悪くない。
《ジュラック・ヴェロー》と《ジュラック・モノロフ》の組み合わせは特に強力で、《バーニングブラッド》の効果を存分に活かせるだろう。
この他《サイバー・フェニックス》も採用候補。
《火霊術−「紅」》の威力こそ落ちるが、上級モンスターにつなげやすくなる他、《バックファイア》を活用できる。
攻撃力が上がることで初めて有効に働く《フレムベル・グルニカ》や《天下人 紫炎》などもなかなか強力であるが、逆にフィールド魔法がなければ事故要因にもなりうる。
特に《ホルスの黒炎竜 LV4》を使う場合は、ある程度のデッキの調整が必要だろう。
後に登場した《フレムベル・ヘルドッグ》は、フィールド魔法によりリクルート能力を発揮しやすくなり、またそのまま強化されたモンスターで追撃が可能であるため非常に相性が良い。
《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》のような攻撃的なモンスターもリクルート可能であるため、《火霊術−「紅」》との相性も良い。
《真炎の爆発》ともども多少無理をしても対応モンスターを増やしておきたいカードである。
変わったところで、剣闘獣をアタッカーとすることもできる。
《剣闘獣エクイテ》、《剣闘獣ダリウス》によって《剣闘獣ラクエル》を使い減りしにくいコストとして使え、《暗黒のマンティコア》を絡めることもできる。
少ない必須パーツで済むことを活かして【軍貫】の火力として採用してもよい。
炎属性のリクルーターである《UFOタートル》と、《ジュラック・ヴェロー》を軸としたタイプ。
対象に多くのチューナーを抱えるため、シンクロ召喚を行いやすい。
《UFOタートル/UFO Turtle》
効果モンスター
星4/炎属性/機械族/攻1400/守1200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の炎属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。
《ジュラック・ヴェロー/Jurrac Velo》
効果モンスター
星4/炎属性/恐竜族/攻1700/守1000
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1700以下の「ジュラック」
と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
対象のチューナーはレベル1から4と幅広く揃っており、これを能動的に活用できる《強制転移》は必須である。
《バックファイア》はこれといささか相性が悪いが、《貪欲な壺》で何度も利用することで、なかなか強力なダメージソースとなる。
この場合、《炎龍》・《ガード・オブ・フレムベル》をリクルート可能な《仮面竜》を採用することで、連続自爆特攻から最大3500ものダメージを叩き出せる。
この際、《ジャンク・アタック》を相手モンスターに装備させれば、1ターンキルも狙える。→【リクル特攻】
《貪欲な壺》と相性は悪いものの、《イージーチューニング》は全体的に高いチューナーの攻撃力を活かす一枚。
リクルーターの弱点である除外対策も兼ねて、《早すぎた帰還》・《D・D・R》などと併用してみるのもいいだろう。
これらを利用する際の能動的な除外に関しては、《フレムベルカウンター》が無理なく入りやすいか。
単体での打点の低さを補うならば《ローンファイア・ブロッサム》の投入も考えられるが、この場合事故率も上がってしまう。
《ゴブリンのやりくり上手》や《カードトレーダー》などのデッキに戻すカードが有効か。
高い攻撃力と除去能力を持つ《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》・《怒炎壊獣ドゴラン》・《ヴォルカニック・クイーン》のコントロールを得、直接攻撃と《火霊術−「紅」》によるバーンで大ダメージを狙う。
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム/Lava Golem》
特殊召喚・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に
相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
通常の【ゴーレム】では《洗脳解除》を使うためコントロール奪取と相性が悪いが、これを採用しないことで、コントロール奪取を自分が積極的に行えるメリットが生まれる。
《エネミーコントローラー》、《洗脳−ブレインコントロール》、《火霊使いヒータ》などが採用候補となる。
いずれも得られるコントロールは一時的なものだが、《火霊術−「紅」》による射出を狙う分には問題ない。
《ヴォルカニック・クイーン》の効果はバーン戦術と相性がよい。
炎属性でまとめることによって自爆特攻からダメージを与えられる《ヴォルカニック・カウンター》が使用できる。
ストラクチャーデッキR−ウォリアーズ・ストライク−での新規カードや焔聖騎士の登場で、デッキを炎属性・戦士族で固める意義が生まれた。
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》や焔聖騎士は装備カードを多用するため、【装備ビート】の流れもくむ。
詳細はこちらを参照。
炎属性・戦士族で統一されたイグナイトを主軸とした【ペンデュラム召喚】。
共通のペンデュラム効果によって高速でエクストラデッキを肥し、ペンデュラム召喚による大量展開につなげる戦術を得意とする。
詳しくは該当ページ参照。
その全てが炎属性・悪魔族の特殊召喚モンスターであるインフェルノイドを主軸にビートダウンするデッキ。
墓地アドバンテージが重視されるデッキなので、墓地を肥やすカードが多いのが特徴。
詳しくは該当ページ参照。
ヴォルカニックとブレイズ・キャノンを中心としたバーンデッキ。
採用するカードによって【ビートバーン】と【ロックバーン】のどちらにもなるのが特徴。
詳しくは該当ページ参照。
炎属性・爬虫類族であるエヴォルド、炎属性・恐竜族であるエヴォルダーを軸にしたデッキ。
切り札であるエクシーズモンスターのエヴォルカイザーは強力な制圧力を備えている。
詳しくは該当ページ参照。
カードの効果による破壊にトリガーして効果を発動する炎王を軸にしたビートダウンデッキ。
獣族や獣戦士族、鳥獣族が多めになるので、【ビースト】の要素を取り入れやすい。
また、下級モンスターは守備力200なので《真炎の爆発》・《フレムベル・ヘルドッグ》等のサポートも受けられる。
詳しくは該当ページを参照。
炎星と炎舞を軸にしたビートダウンデッキ。
他の炎属性カテゴリに比べ、《真炎の爆発》に依存していないのも特徴である。
詳しくは該当ページ参照。
炎属性・戦士族の焔聖騎士を軸にしたビートダウンデッキ。
装備カードとなる効果や他の装備魔法を活用して戦う。
《真炎の爆発》で展開することも可能。
詳しくは該当ページ参照。
炎属性・サイバース族で統一されたサラマングレイトを軸としたビートダウンデッキ。
詳細は該当ページを参照。
炎属性・恐竜族で統一されているジュラックを軸にしたデッキ。
優秀なチューナーが多数存在し、シンクロ召喚も容易に行うことができる。
詳しくは該当ページ参照。
不知火モンスターを軸とした【シンクロアンデット】。
属するモンスターの多くがアンデット族や除外に関する効果を持ち、高い除去能力と展開力を有する。
詳しくは該当ページを参照。
スネークアイや罪宝を軸としたデッキ。
下級モンスターが炎族で統一されているため【炎族】の要素も強い。
詳しくは該当ページを参照。
炎属性・アンデット族の《スカル・フレイム》やその関連モンスターを軸とするデッキ。
厳密には【炎属性】ではなく、【アンデット族】をベースに【炎属性】の戦術の一部を取り込む形となる。
詳しくは該当ページ参照。
機械族のスプリガンズで構成され、共通効果でエクシーズ素材を補充しつつエースモンスターによる大量除去を得意とするデッキ。
詳しくは該当ページ参照。
炎属性・ドラゴン族で統一された天盃龍を軸とした【シンクロ召喚】デッキ。
戦闘を積極的に行いバトルフェイズ中に展開する動きが特徴。
詳しくは該当ページを参照。
炎属性・戦士族で統一されたBKを軸としたビートダウンデッキ。
サルベージや蘇生といった多彩な効果を持つ下級モンスターを用い、強力な耐性を持つ《BK 拘束蛮兵リードブロー》などのエクシーズモンスターを展開することを得意とする。
詳しくは該当ページを参照。
フレムベルを主軸とするビートダウンデッキ。
《真炎の爆発》を筆頭に、「守備力200の炎属性モンスター」に関するサポートカードが多いのが特徴。
詳しくは該当ページ参照。
炎属性・レベル6で統一された陽炎獣を軸としたビートダウンデッキ。
相手のカードの効果の対象にならない共通効果をもち、ランク6のエクシーズ召喚も得意とする。
また、ほとんどは守備力200なので《真炎の爆発》・《フレムベル・ヘルドッグ》等のサポートも受けられる。
詳しくは該当ページ参照。
炎属性・サイキック族のペンデュラムモンスター群、メタルフォーゼを軸としたビートダウンデッキ。
ペンデュラム召喚と融合召喚を主力としており、更に応用性の高いペンデュラム効果が多彩な戦術を可能とする。
詳しくは該当ページ参照。
ラヴァルを軸にしたビートダウンデッキ。
墓地利用のカードを駆使する他、守備力200のモンスターが複数存在するため【フレムベル】関係のギミックも使用できる。
詳しくは該当ページ参照。
炎属性の機械族と戦士族で構成されたR−ACEを軸としたビートダウンデッキ。
《R−ACEタービュランス》の効果による大量のボード・アドバンテージの獲得が最大の強み。
詳しくは該当ページ参照。
《氷炎の双竜》を軸にした炎属性・水属性の混合デッキ。
詳しくは該当ページ参照。
代表的なカード †
関連リンク †