サイバース族/Cyberse †
基礎データ †
概要 †
第10期から新マスタールールと共に登場した25番目の種族。
種族間での横の繋がりが非常に強く、その様相は初期のサイキック族と同様に、種族というよりカテゴリに近い。
全体の傾向として「モンスターを並べてリンク召喚する」という目的の元にデザインされており、自身や別のサイバース族、トークンを特殊召喚する展開重視の効果が多い。
そのリンクモンスターの数は全種族でも断トツで多く、《ファイアウォール・ドラゴン》や《セキュリティ・ドラゴン》の様に素材の緩さと効果の汎用性の高さにより環境で活躍したものも少なくない。
一方、種族全体で上記の色が強すぎるため弱点もはっきりしてしまっている(詳細は【サイバース族】参照)。
展開力を重視するためかレベル5以上のモンスターも少なく、全体的な攻撃力も低い。
- 原作・アニメにおいて―
シリーズ6作品目となるアニメVRAINSの主人公・藤木遊作/Playmakerが使用する種族。
謎のハッカー集団「ハノイの騎士」が排除してきた種族であり、遊作/Playmakerがそのカードを持っていたことにハノイの騎士達は驚いていた。
彼が用いるスキル「Storm Access」とその進化スキル「Neo Storm Access」で入手されたカードは、いずれもこの種族のモンスターである。
「Storm Access」及び「Neo Storm Access」を行う「Data Storm」はサイバース世界で作られた「データマテリアル」が収束したもの、という設定があり、そのためにサイバース族のみが出ていると思われる。
- 放送1年目は殆ど遊作しか使用していなかった種族だが、2年目以降はサイバース世界の住人であるイグニスやそれに関係する勢力に属するキャラクターが多数使用するようになった。
この種族のモンスターで統一されたカテゴリ・モンスター群で構成されたデッキも下記の様に多数登場している。
- ボーマン及びハル:「ハイドライブ」
- ビットブート:「Dスケイル」
- 穂村尊/Soulburner:「サラマングレイト」
- アース:「Gゴーレム」
- ウィンディ:「ストームライダー」
- ライトニング:「アルマートス・レギオー」
- 財前葵/ブルーメイデン:「マリンセス」
- Ai:「@イグニスター」
- パンドール:「トポロジーナ」
- 第43話でリボルバーが語るところによると、Playmakerが使用するサイバース族はイグニス達が作り上げた「サイバース世界」で生まれたカードとのこと。
第45話でのAiの発言によれば、実際にイグニスはサイバース世界で多くのサイバース族モンスターを生みだしていたようだ。
- 「サイバース」自体は、アニメVRAINSにおいてAIたちの世界として設定されており、1〜46話のストーリーではハッカー集団「ハノイの騎士」がそれを滅亡させようと狙っていた。
ハノイの騎士のリーダーであるリボルバーは「サイバースはAi(=イグニス)がネットワーク社会の支配の為に生み出した存在」と発言している。
- そのリボルバーは、サイバース族メタである《天火の牢獄》を使用している。
だが、一方ではサイバース族であるトポロジックも使用しており、Aiに驚かれている(リボルバー曰く「毒を以て毒を制すのも一興」とのこと)。
なお、後にリボルバーが作成した「イグニスを狩るためのAI」であるパンドールも、サイバース族である「トポロジーナ」カード群を使用している。
- 上記の通り、遊作・尊・葵、と3人の主要キャラクターのデッキの中核となる種族だが、いずれも最初は使用していなかった。
ただし、番組途中でサイバース族使いに切り替えた葵に対し、遊作と尊は設定上の話であり、番組登場時点で既にサイバース族使いである。
遊作については、リンクヴレインズにあるダンジョンで行われた詰めデュエルから導き出した情報をもとに現実世界の建物で入手した事が第65話で草薙から語られている。
尊と葵はそれぞれイグニスである不霊夢とアクアと出会ったことで関連カードを入手したものと思われる。
- 上記の通り、アニメVRAINSのストーリーと密接に関わった種族であるが、次作であるアニメSEVENSにも引き続き登場している。
関連リンク †
サイバース族に関連する効果を持つカード †
素材にサイバース族を指定するモンスター †
サイバース族メタ †
その他のリンク †