貫通/Piercing †
(X):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
このようなテキストで表される永続効果の通称。(非公式用語)
〜効果、能力、攻撃、モンスター、ダメージと使用される。
Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した《猛進する剣角獣》及び《メテオ・ストライク》を開祖として着々と種類を増やしている。
非公式用語だが、アニメやゲーム作品でも使用されており、「半公式用語」といえるだろう。(下記参照)
勝ち †
引き分け †
負け †
貫通効果を付与されたモンスターは常に、貫通効果を持つカードのコントローラーから見て相手に戦闘ダメージを与える。
例えば自分の《メテオ・ストライク》を装備した相手の《青眼の白龍》が、自分の守備表示の《千眼の邪教神》を攻撃した場合、相手が3000ダメージを受ける。
自分の《メテオ・ストライク》を装備した相手の《古代の機械巨人》(貫通効果を持つ)が、自分の《千眼の邪教神》を攻撃した場合、お互いに3000ダメージを受ける。
また、《マジック・ランプ》等の効果で、自分の《古代の機械巨人》が自分の《千眼の邪教神》を攻撃した場合は、被攻撃モンスターのコントローラーである自分ではなく、相手が3000ダメージを受ける。
「貫通」というイメージからは想像しにくい挙動なので注意。
- なお、第9期以降に登場したカードは「相手に」がついておらず、第8期以前のカードも第9期以降に再録される際には「相手に」が削除されている。
- アニメZEXALでは闇川が貫通を「切れ味」と称していた。
- 漫画ARC-Vで登場したアクションカード《伏魔殿の螺暈崇》のテキストには「貫通効果を与える」と書かれていた。
- Rでは夜行が海馬とのデュエルにおいて、壁として召喚した《使い魔アガシオン》が「貫通ダメージを0にする」という効果を持っていた。
効果が発揮される機会はなかったので詳細は不明である。
- コナミのゲーム作品において―
データベースを検索するときに、「貫通」でカードを抽出することができる。
ゲーム作品内でも使われているので、半公式用語ともとれる。
関連カード †
※( )は対象となるモンスター。
―単体に付与
―複数に付与
関連リンク †
FAQ †
Q:貫通効果を、《メテオ・ストライク》などで付与した際の戦闘ダメージは、その《メテオ・ストライク》などによるダメージと考えるのですか?
A:いいえ、貫通効果を付与されたモンスターによる戦闘ダメージと考えます。
したがって「このモンスターが戦闘ダメージを与えた時」などの条件を満たすことができます。(10/09/19)
Q:《サブマリンロイド》が直接攻撃し守備表示になった後に、《HSR魔剣ダーマ》の直接攻撃を宣言しました。
この時、相手に《コンフュージョン・チャフ》を発動され、《サブマリンロイド》の守備力を《HSR魔剣ダーマ》の攻撃力が上回った場合、戦闘ダメージは自分と相手どちらに与えられますか?
A:ご質問の状況にて、自分フィールドで表側守備表示の《サブマリンロイド》と《HSR魔剣ダーマ》が戦闘を行った場合、その戦闘によるダメージは相手が受けます。(20/03/12)