貫通/Piercing †
(X):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
このようなテキストで表される永続効果の通称。(非公式用語)
〜効果、能力、攻撃、モンスター、ダメージと使用される。
Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した《猛進する剣角獣》及び《メテオ・ストライク》を開祖として着々と種類を増やしている。
非公式用語だが、アニメやゲーム作品でも使用されており、半公式用語といえるだろう。(下記参照)
- 別の用法として、初動カードから連なる展開を無効・破壊などで妨害された後に、さらに展開を継続するために追加で用いるカードを指して「貫通札」と呼ぶ例が見られる。
これについては貫通札のページを参照。
- 英語版では2011年7月以降、「piercing Battle Damage(貫通戦闘ダメージ)」という言葉が公式用語となった。
なお、これ以前にも《サイバー・ダーク・ホーン》にのみこの用語が使われていた。
- アニメZEXALでは闇川が貫通を「切れ味」と称していた。
- 漫画ARC-Vで登場したアクションカード《伏魔殿の螺暈崇》のテキストには「貫通効果を与える」と書かれていた。
- Rでは夜行が海馬とのデュエルにおいて、壁として召喚した《使い魔アガシオン》が「貫通ダメージを0にする」という効果を持っていた。
効果が発揮される機会はなかったので詳細は不明である。
- コナミのゲーム作品において―
データベースを検索するときに、「貫通」でカードを抽出することができる。
ゲーム作品内でも使われているので、半公式用語ともとれる。
関連カード †
※( )は対象となるモンスター。
―単体に付与
―複数に付与
関連リンク †
FAQ †
Q:貫通効果を、《メテオ・ストライク》などで付与した際の戦闘ダメージは、その《メテオ・ストライク》などによるダメージと考えるのですか?
A:いいえ、貫通効果を付与されたモンスターによる戦闘ダメージと考えます。
したがって「このモンスターが戦闘ダメージを与えた時」などの条件を満たすことができます。(10/09/19)
Q:《サブマリンロイド》が直接攻撃し守備表示になった後に、《HSR魔剣ダーマ》の直接攻撃を宣言しました。
この時、相手に《コンフュージョン・チャフ》を発動され、《サブマリンロイド》の守備力を《HSR魔剣ダーマ》の攻撃力が上回った場合、戦闘ダメージは自分と相手どちらに与えられますか?
A:ご質問の状況にて、自分フィールドで表側守備表示の《サブマリンロイド》と《HSR魔剣ダーマ》が戦闘を行った場合、その戦闘によるダメージは相手が受けます。(20/03/12)