裁定変更 †
カードの効果の解釈(裁定)が変更されること。
微調整レベルのものから、カードの効果・使い勝手に大きな変動が起こることすらある。
テキスト自体が変更され、効果が異なるカードになる事はエラッタと呼ばれ、区別される。
裁定変更のあった主なカード †
- 概ね裁定変更が実施された順に並んでいるが、公式に発表されなかったものについては「遊戯王カードゲーム事務局への質問等でプレイヤーに認知された日」であり、実際にはそれ以前から裁定変更されていた可能性がある。
旧裁定
攻撃した次の相手ターンにコントロール奪取された場合、制約はリセットされ、そのターンに表示形式を変更できる。
現在の裁定
攻撃した次の相手ターンにコントロール奪取されても、攻撃したプレイヤーのターンで考えるため、そのターンに表示形式は変更できない。
旧裁定1
相手の墓地にモンスターが存在せずとも発動できる。
現在の裁定1
相手の墓地にモンスターが存在しないと発動できない。
- 2003年9月に裁定変更。
先攻1ターン目の発動は、かなり困難になった。
旧裁定2
相手が特殊召喚できない場合も発動でき、自分だけが特殊召喚できる。
現在の裁定2
自分と相手の両方が特殊召喚可能な状況でなければ発動自体ができない。
旧裁定
フィールド上のモンスターの数だけ回復効果が発生する。
現在の裁定
モンスターの数に関係なく一回だけ回復する。
旧裁定1
《大嵐》《弱肉一色》等の魔法・罠カードを複数枚破壊できる魔法・罠カードに対しても発動できる。
旧裁定2
《大嵐》《弱肉一色》等の魔法・罠カードを複数枚破壊できる魔法・罠カードに対しては発動できない。
破壊される枚数が1枚であれば、対象をとらないカードの発動に対しても発動できる。
- 2005年10月頃の裁定変更。
この裁定変更により、汎用性が下がった。
現在の裁定
魔法・罠カード1枚を対象にとるカードの発動に対してのみ発動できる。
- 16/10/20に再び裁定変更が行われ、現在の裁定となった。
この裁定変更により、対応範囲がさらに狭くなってしまった。
旧裁定
コントロールが変更された状態で戦闘破壊された場合、リクルート効果はその時点のコントローラーの効果として発動する。
現在の裁定
コントロールが変更された状態で戦闘破壊されても、リクルート効果は元々の持ち主の効果として発動する。
旧裁定
効果の分類は「分類されない効果」
現在の裁定
効果の分類は「永続効果」
旧裁定
自分のライフポイントを回復する。
現在の裁定
自分または相手のライフポイントを回復する。
旧裁定1
ダメージステップでの発動は不可能。
旧裁定2
ダメージステップでの発動は可能。(戦闘によって墓地へ送った場合のみ)
現在の裁定(17/01/26)
ダメージステップにカードの効果でモンスターが自分の墓地へ送られた場合でも発動できる。
旧裁定
1ターンに何度でも帰還効果は発動する。
現在の裁定
1ターンに1度しか帰還効果は発動しない。
旧裁定
1ターンに何度でも帰還効果は発動する。
「コントロールを奪われ除外」されると相手フィールド上に帰還する。
現在の裁定
1ターンに1度しか帰還効果は発動しない。
「コントロールを奪われ除外」されると帰還しない。
旧裁定
墓地へ送った通常魔法の発動条件および発動コストを満たす必要がある。
現在の裁定
墓地へ送った通常魔法の発動条件および発動コストを満たさなくてもよい。
旧裁定
「バトルフェイズを行う事はできない」というのはこのカードの「効果」として扱う。
現在の裁定
「バトルフェイズを行う事はできない」というのはこのカードの発動に伴う制限として扱う。(効果としては扱わない)
旧裁定
「このターン内は召喚・反転召喚・特殊召喚できない」とは、このカードの効果。
現在の裁定
「このターン内は召喚・反転召喚・特殊召喚できない」とは、カードの発動に伴う制約である。
旧裁定
デッキの内容は不明なので、発動する事は可能。
発動後、サーチ等できるカードが本当に存在しない事を証明するためにデッキを相手に公開し、効果は不発となる。
現在の裁定
自分はデッキの内容を把握しているので、デッキにサーチ等ができるカードが存在しない場合、発動そのものができない。
もし把握できておらずカードが足りない状態で発動した場合は、発動直前までデュエルを巻き戻す。
旧裁定
《沼地の魔神王》などの融合素材代用モンスターを使用できる。
現在の裁定
《沼地の魔神王》などの融合素材代用モンスターを使用できない。
旧裁定
自分のデッキが0枚の場合でも、ドローの代わりに手札に加えることができ、敗北を免れる。
現在の裁定
自分のデッキが0枚の場合はドローができないため手札に加える効果は発動できず、結果デッキ切れにより敗北する。
旧裁定
《あまのじゃくの呪い》の効果の適用中に複数回効果を無効にすることで、いくらでも攻撃力の上昇が可能。
チェーンブロックを作る効果であり、同一チェーンで何回でも効果を発動する。
効果分類は不明。
現在の裁定
《あまのじゃくの呪い》の効果の適用中はそのターン中1回しか効果を無効にできない。
チェーンブロックを作る効果であり、同一チェーンでは1回だけ発動する。
効果分類は誘発即時効果。
例:《死霊騎士デスカリバー・ナイト》が自分フィールド上に2体存在、それらを仮にA・Bとした上で、《ならず者傭兵部隊》の起動効果発動。
旧裁定
《ならず者傭兵部隊》の発動に、自分がA・Bどちらを先に発動するか選択してチェーン。
(ここではAを先に発動する、とする)
さらにBが、Aの発動に対してチェーンされる。
逆順処理
- チェーン3:B―Aの発動・効果を無効にする。
- チェーン2:A―無効にされ処理終了。
- チェーン1:《ならず者傭兵部隊》―無効化されることなく正常に処理。
現在の裁定
《ならず者傭兵部隊》の発動に、自分がA・Bどちらを先に発動するか選択してチェーン。
(ここではAを先に発動する、とする)
さらにBが、《ならず者傭兵部隊》の発動に対してチェーンされる。
逆順処理
- チェーン3:B―《ならず者傭兵部隊》に直接チェーンされていないので不発
- チェーン2:A―《ならず者傭兵部隊》の発動・効果を無効にする。
- チェーン1:《ならず者傭兵部隊》―無効にされ処理終了。
旧裁定
手札をデッキに戻すのは効果。
現在の裁定
手札をデッキに戻すのはコスト。
旧裁定
《ナーガ》の効果は無効にできず、無駄に自身を生け贄とする。
現在の裁定
《ナーガ》の効果は無効にできるが、破壊はできない。
- 「無効にできる」「できない」で裁定が揺れ続けたが、2007年初頭に調整中となり、2007年4月上旬以降無効にできる裁定で落ち着いた。
旧裁定
《クリッター》をリリースし《氷帝メビウス》をアドバンス召喚した場合、《クリッター》にこのカードが反応し強制的にチェーンを積むため、《氷帝メビウス》は効果を使えない。
現在の裁定
《クリッター》をリリースし《氷帝メビウス》をアドバンス召喚した場合、《氷帝メビウス》の効果を使う・使わないの確認をし、使う場合は《氷帝メビウス》の、使わない場合は《クリッター》の効果に反応する。
旧裁定
適用中の《マクロコスモス》をこのカードで墓地へ送れる。
現在の裁定
適用中の《マクロコスモス》をこのカードで墓地へ送れない。
旧裁定
《偉大魔獣 ガーゼット》などの生け贄(現在のリリース)、融合素材に使用する場合、フィールドでの攻撃力の数値を加算する。
現在の裁定
《偉大魔獣 ガーゼット》などのリリース、融合素材に使用する場合、墓地(または除外)での攻撃力の数値を加算する。
旧裁定
墓地へ送られるカードはゲームから除外される=効果で墓地へ送れない。
そのためこれらの効果は発動できない。
現在の裁定
「墓地に戻す」は墓地へ送るとは違うので、《マクロコスモス》等に影響されずに墓地に戻すことができる。
旧裁定
「デッキをシャッフルする。」のはカードの効果であり、タイミングを逃す要因になる。
現在の裁定
「デッキをシャッフルする。」はリクルーターなどと同様、ルールを述べたものであり、タイミングを逃す要因にはならない。
旧裁定
闇属性モンスター1体を対象とする魔法・罠カードの効果処理後、このカードの永続効果は適用される。
また、発動後に墓地送りが確定している魔法・罠カードを無効、破壊することはない。
つまり、発動後フィールドに残る魔法・罠カード(永続罠や装備魔法など)しか無効にできない。
現在の裁定
闇属性モンスター1体を対象とする魔法・罠カードの効果処理時に、それを無効にし破壊する。
速攻魔法や通常罠といった、「対象をとるがフィールドに残り続けないカード」も無効にできる。
旧裁定1
相手の融合デッキを確認することはできない。
旧裁定2(2008年3月)
相手のエクストラデッキを確認し、融合モンスターだけを抜き出してからその内ランダムに2枚墓地へ送る。
現在の裁定(2016年6月)
相手のエクストラデッキを確認することはできない。
旧裁定
《スキルドレイン》中に2体目を召喚できるか調整中。
現在の裁定
手札などに存在する2体目の「2体以上存在できない効果」は無効にならないので、《スキルドレイン》中であっても2体目は召喚できない。
→分類されない効果
旧裁定
裏側表示の剣闘獣は融合素材には使用できない。
現在の裁定
裏側表示の剣闘獣を融合素材に使用できる(当然、相手に見せてからデッキに戻す)。
旧裁定
《魂吸収》《死霊ゾーマ》等の、すでに表側表示で存在し、効果が必ず誘発する一部の永続罠・永続魔法の効果発動は《大寒波》中でも適用される。
現在の裁定
《魂吸収》《死霊ゾーマ》等の、すでに表側表示で存在し、効果が必ず誘発する一部の永続罠・永続魔法の効果発動は《大寒波》中は適用されない。
- 2008年5月下旬頃の裁定変更。
拘束能力が向上し、戦略が大きく変わることとなった。
旧裁定
このモンスターをリリースしてのアドバンス召喚は可能。
現在の裁定
このモンスターをリリースしてのアドバンス召喚は不可能。
旧裁定1
このカードの発動宣言後、チェーンの確認を行う際に相手は墓地のカードをルールによって確認することができる。
《D.D.クロウ》など墓地のカードを対象にしたカード・効果をチェーンすれば、墓地のカードを確認できる。
旧裁定2
このカードの発動宣言直後から(つまりチェーンの確認を行う際も)、墓地の確認ができない。
墓地のカードを対象にしたカード・効果をチェーンする場合、対象をどうやって選択するかは調整中。(10/11/14)
現在の裁定
このカードの発動宣言直後から(つまりチェーンの確認を行う際も)、墓地の確認ができない。
墓地のカードを対象にしたカード・効果をチェーンする場合、墓地を確認せずに口頭で対象を宣言する。(16/02/01)
- 2008年6月14日の裁定変更。
一時は上記が逆転し、カードの使い道自体が殺されかけたこともあった。
同時期にチェーンに関する裁定も変更されている。
08/12/17の電話回答にて、それまで明確だったはずの裁定が調整中に戻り、わずか5日後の08/12/22には直前の裁定に戻っている。
裁定が揺れていたのだろうか。
- 2016/02/01には調整中だった項目に裁定が下った。
《D.D.クロウ》等をチェーンする場合には「墓地を確認せず口頭で宣言する」と言う類を見ない処理を行う。
旧裁定
1ターンに1度、相手モンスターを除外する起動効果を必ず発動しなければならない。
現在の裁定
起動効果の発動は任意で、発動しなくても良い。
旧裁定1
《六武衆の師範》のサルベージ効果、《BF−疾風のゲイル》の攻守半減効果など、特殊召喚する効果を持つカードの特殊召喚以外の効果は無効にできない。
旧裁定2
《六武衆の師範》のサルベージ効果、《BF−疾風のゲイル》の攻守半減効果など、特殊召喚する効果を持つカードの特殊召喚以外の効果を無効にできるか調整中。
現在の裁定
《六武衆の師範》のサルベージ効果、《BF−疾風のゲイル》の攻守半減効果など、特殊召喚する効果を持つカードの特殊召喚以外の効果は無効にできない。
- 2008年8月末から8ヶ月ほどの間、数百枚のカードが一斉に調整中となり、大きな混乱が発生した。
結局2009年4月にほぼ全てにおいて「できない」と明言され、元通りの裁定となった。
旧裁定1
自身の効果で特殊召喚されたターン、《スキルドレイン》が存在する場合は「攻撃できない」効果が無効になり攻撃できる。(→永続効果)
現在の裁定1
「攻撃できない」効果は《スキルドレイン》でも無効にされない。(→特殊召喚効果の一部)
旧裁定2
魔法&罠ゾーンで表側表示になっている状態でバウンスされた場合は効果は発動しない。
現在の裁定2
魔法&罠ゾーンで表側表示になっている状態でバウンスされても効果は発動する。
旧裁定
ダメージステップにこのカードの効果は発動可能。
現在の裁定
ダメージステップにこのカードの効果は発動不可能。
- 2008年9月の裁定変更
この変更によりいくつかのコンボが不可能になった。
旧裁定
《強制接収》の発動条件を満たす。
現在の裁定
《強制接収》の発動条件を満たさない。
旧裁定
特殊召喚されたモンスターは、《月の書》等で裏側表示になっていてもエンドフェイズに除外される。
現在の裁定
特殊召喚したモンスターを《月の書》等で裏側表示にした場合、エンドフェイズ時に除外されない。
- 2008年10月6日の裁定変更。
旧裁定では似た効果の《光神化》等と挙動が異なるため統一したという事だろう。
旧裁定
《断頭台の惨劇》の発動条件を満たさない。
現在の裁定
《断頭台の惨劇》の発動条件を満たす。
旧裁定
攻撃を無効にされた場合、同一のモンスターにもう一度攻撃できる。
現在の裁定
攻撃を無効にされた場合、同一のモンスターに攻撃することはできない。
旧裁定
特殊召喚時の攻撃力・守備力は元々の数値として扱う。
現在の裁定
特殊召喚時の攻撃力・守備力は元々の数値として扱わない。
元々の数値は『?』すなわち0とする。
旧裁定
《名推理》等、特殊召喚が不確定な任意効果は発動できる(もちろん、その結果特殊召喚を行うことはできない)。
現在の裁定
《名推理》等、特殊召喚が不確定な任意効果は発動できない。
(強制効果の場合は発動して不発になる)
旧裁定
「この効果はデュエル中一度しか使用できない。」とはこのカード自身のみに対してである。
現在の裁定
「この効果はデュエル中一度しか使用できない。」とは自分の同名カードを含んで一度である。
旧裁定
このカードの効果はダメージステップにも発動でき、同じタイミングで複数の《森の番人グリーン・バブーン》の効果を発動することができる。
現在の裁定
ダメージステップでは効果を使えず、同じタイミングで複数の《森の番人グリーン・バブーン》の効果を発動させることはできない。
- 制限改訂に伴うものであるため、本件と《ドル・ドラ》の裁定変更はVジャンプの誌上およびOCG公式サイトで告知が行われた。
当時としては非常に珍しい事例であったが、この後徐々に裁定変更が告知・公表される事例が増加していく。
旧裁定
カードの発動を《王宮の弾圧》で無効にできる。
現在の裁定
カードの発動は《王宮の弾圧》では無効にできない。
- 2009年4月中旬の裁定変更。
上記の《王宮の弾圧》の件の裁定を揃えるための変更と推測される。
旧裁定
自身の効果で得た攻撃力は元々の数値としては扱わない。
現在の裁定
自身の効果で得た攻撃力は元々の数値として扱う。
- 2009年6月1日の裁定変更。
同年1月の回答では上記が逆だったはずなのだが、いつの間にか再び特殊裁定となった。
旧裁定1
《巨大化》が適用されても、すぐに自身の永続効果によって上書きされる。(実質その効果を受け付けない)
現在の裁定1
《巨大化》が適用されている間は攻撃力が0になる。
適用されなくなってから永続効果を再計算する。
旧裁定2
《収縮》が適用されている間は攻撃力が0になる。
適用されなくなってから永続効果を再計算する。
現在の裁定2
《収縮》が適用されても、すぐに自身の永続効果によって上書きされる。(実質その効果を受け付けない)
旧裁定
チェーン1でこのカードの発動は可能。
発動した場合はダメージは0となる。
現在の裁定
チェーン1でこのカードの発動は不可能。
- 2009年8月18日の裁定変更。
旧裁定は空撃ちを容認しているようなものだったので、妥当な変更だったと言える。
旧裁定
ダメージは効果ダメージとしては扱わない特殊なもの。
現在の裁定
ダメージは効果ダメージ。
旧裁定
効果を持つ罠モンスターの効果は、《スキルドレイン》で無効にできない。
現在の裁定
効果を持つ罠モンスターの効果は、フィールド上に表側表示で存在する限り《スキルドレイン》で無効にできる。
旧裁定1
裏側攻撃表示のモンスターがカードの効果によって表示形式を変更する場合、そのモンスターは表側攻撃表示になる。
旧裁定2
裏側攻撃表示のモンスターがカードの効果によって表示形式を変更する場合、そのモンスターは裏側守備表示になる。
(ただし、「表側表示にする」と明確に指示されている場合は表側表示になる)
現在の裁定
裏側攻撃表示は廃止となった。
旧裁定
装備モンスターが先にフィールドから離れたことで《ドラグニティ−アキュリス》が墓地へ送られた場合でも、除去効果は発動する。
現在の裁定
装備モンスターが先にフィールドから離れた場合、《ドラグニティ−アキュリス》の効果は発動できない。
旧裁定1
手札に複数枚存在する時に、発動条件を満たした場合、複数枚特殊召喚することができる。
また、バトルフェイズの途中で手札に加えられた場合でも、発動条件を満たせば、特殊召喚することができる。
旧裁定2
手札に複数枚存在する時に、発動条件を満たした場合も、1枚しか特殊召喚することができない。
また、バトルフェイズの途中で手札に加えられた場合は、発動条件を満たしたとしても、特殊召喚することができない。
現在の裁定
手札に複数枚存在する時に、発動条件を満たした場合も、1枚しか特殊召喚することができない。
また、バトルフェイズの途中で手札に加えられた場合でも、発動条件を満たせば、特殊召喚することができる。
《立ちはだかる強敵》の効果で《デコイドラゴン》に攻撃対象を変更した場合、
旧裁定
「墓地のドラゴン族モンスターを特殊召喚→攻撃対象を特殊召喚したモンスターに変更→《デコイドラゴン》に攻撃対象を変更」を繰り返し、モンスターカードゾーンが埋まった場合、または墓地に蘇生可能なモンスターが存在しなくなった場合、《デコイドラゴン》とダメージ計算を行う。
現在の裁定
《デコイドラゴン》の効果で墓地のドラゴン族モンスターを特殊召喚し、そのまま特殊召喚したモンスターとダメージ計算を行う。
旧裁定
ダメージステップで破壊された場合、破壊効果は発動しない。
現在の裁定
ダメージステップで破壊されても破壊効果は発動する。
旧裁定1
効果の分類は「分類されない効果」。
装備するのに召喚権を使用するが、召喚扱いではないので《激流葬》などのトリガーにはならない。
旧裁定2
効果の分類は「分類されない効果」。
発動を伴わず、チェーンブロックを作らずに装備する。
現在の裁定
効果の分類は「起動効果」。
効果の発動を行い、チェーンブロックを作って装備する。
- 2011年6月2日に最初の裁定変更。
2014年3月21日に再度変更され、甲虫装機やZWと同様の裁定になった。
旧裁定1
《突進》や《オネスト》などの「エンドフェイズ時まで」適用される効果は、《収縮》によって上書きされるため再加算されない。
例:《突進》の効果を受けた《クリッター》(攻撃力1700)に《収縮》を発動すると攻撃力は500(1000/2)となる。
現在の裁定1
《突進》や《オネスト》などの「エンドフェイズ時まで」適用される効果も、《収縮》で元々の攻撃力の半分になった後に再加算される。
例:《突進》の効果を受けた《クリッター》(攻撃力1700)に《収縮》を発動すると攻撃力は1200(1000/2+700)となる。
旧裁定2
半分になった数値は元々の攻撃力(守備力)としては扱わない。
現在の裁定2
半分になった数値は元々の攻撃力(守備力)として扱う。
2014年4月3日の公式データベース更新にて判明。
旧裁定
手札の儀式モンスターのレベルが変化していても、儀式召喚に必要なリリースは変化する前のレベルで数える。
現在の裁定
手札の儀式モンスターのレベルが変化していた場合、儀式召喚に必要なリリースは変化した後のレベルで数える。
旧裁定
他の誘発効果と同時に条件を満たした場合、同時に複数のカードが発動した場合に則ってチェーンを組んで発動する。
この時、相手に優先権は移らず、手札誘発に割り込んでカードを発動する事ができない。
現在の裁定
他の誘発効果と同時に条件を満たした場合、手札誘発以外の誘発効果と同時に発動する場合は、まず手札誘発以外の誘発効果でチェーンを組む。
その後、相手に優先権を渡したのちに、手札誘発の効果をチェーンして発動する。
相手に優先権を渡した際にカウンター罠を発動された場合、手札誘発を発動する事ができない。
旧裁定
発動条件を満たしていれば、発動するタイミングより前にそのカードがデッキ・手札に移動していても効果は発動する。
現在の裁定
発動条件を満たしていても、発動するタイミングより前にそのカードがデッキ・手札に移動してしまうと効果が発動しない。
旧裁定
「ガエル」1体を追加で召喚できる効果は、自身をコストとしてバウンスし特殊召喚すれば何度でも発動できる。
ただし何度発動しても召喚権を増やせるのは1度だけである。
現在の裁定
自身をコストとしてバウンスし再度特殊召喚したとしても、この効果を発動できない。
旧裁定
裏側で除外されたカードは持ち主も確認できない。
現在の裁定
裏側で除外されたカードは持ち主のみ確認できる。
旧裁定
分類されない効果であり、チェーンブロックを作らない。
例:裏側守備表示の《ビッグ・シールド・ガードナー》に《抹殺の使徒》を発動。
《抹殺の使徒》の効果処理時、表側守備表示にすることで無効化。
現在の裁定
誘発即時効果であり、チェーンブロックを作る。
例:裏側守備表示の《ビッグ・シールド・ガードナー》に《抹殺の使徒》を発動。
《抹殺の使徒》のチェーンブロックにチェーンする形で効果を発動、表側守備表示にし効果処理時に無効化。
- 2013年8月頃に判明。
どちらの場合であったとしても、類例のない処理方法である。
旧裁定
裏側守備表示モンスターが攻撃され戦闘破壊された場合、「表側表示で存在する」という条件を満たさず発動できない。
現在の裁定
裏側守備表示モンスターが攻撃され戦闘破壊された場合も発動できる。
旧裁定
ダメージ計算時に発動できる。
現在の裁定
ダメージ計算時に発動できない。
旧裁定
ダメージステップ中に発動できる。
現在の裁定
ダメージステップ中に発動できない。
旧裁定
効果の分類は「起動効果」。
テキストに1ターンに1度と記載がなければ、1度のフェイズ中に何度でも発動できる。
現在の裁定
効果の分類は「誘発効果」。
1度のフェイズ中に1度しか発動できない。
旧裁定
相打ちの場合でも発動できる。
現在の裁定
相打ちの場合では発動できない。
旧裁定
レベルアップ効果は起動効果である。
現在の裁定
レベルアップ効果は誘発効果である。
旧裁定
効果処理時に破壊しない(0枚破壊する)事を選べる。
現在の裁定
効果処理時に破壊しない事を選べない。
旧裁定
攻撃時に何らかの効果で攻撃力が1000を超えた場合は直接攻撃ができなくなる。
現在の裁定
攻撃時に何らかの効果で攻撃力が1000を超えても直接攻撃ができる。
- 2014年8月23日の事務局回答。
長い間、攻撃力1000以下という条件は発動時・効果処理時のみならず、効果が適用された後にも満たし続けねばならないという変わった裁定が出されていた。
他の一般的な効果と合わせた裁定に変更された事になる。
旧裁定
禁止化されたモンスターを他のカードの効果によって特殊召喚できる。
また、《亜空間物質転送装置》等の効果の戻す処理でフィールドに出す事ができる。
現在の裁定
禁止化されたモンスターは他のカードの効果であっても特殊召喚できない。
また、《亜空間物質転送装置》等の効果の戻す処理でフィールドに出す事もできない。
旧裁定1
(1)の効果による特殊召喚が行われていないこのカードを《甲虫装機 エクサビートル》の装備カードとした場合、墓地へ送られれば(4)の効果で自己再生できる。
旧裁定2
(1)の効果による特殊召喚が行われていないこのカードを《甲虫装機 エクサビートル》の装備カードとした場合、墓地へ送られても(4)の効果は発動自体が行われず特殊召喚できない。
現在の裁定
(1)の効果による特殊召喚が行われていないこのカードを《甲虫装機 エクサビートル》の装備カードとした場合、墓地へ送られれば(4)の効果は発動して手札を墓地へ送る処理までは行われるが特殊召喚はできない。
- また、旧裁定2は強制効果であるはずの(4)の効果が条件次第で発動しないという不可解な面を抱える裁定でもあった。
この点を解消するためか、2020年1月に2度目の裁定変更が行われ、強制効果なので発動は行い可能な限りの処理は行うが、自己再生はできないという具合に変更になった。
旧裁定
相手モンスターが存在する場合では守備表示で攻撃宣言できない。
現在の裁定
相手モンスターが存在する場合でも守備表示で直接攻撃ができる。
- 登場から暫くは国によって裁定が異なっていたため世界大会での使用が禁じられていた時期もあるなど、混乱の元になっていたカードの1つでもあった。
旧裁定
自身を手札に戻す効果の対象にすることはできる。
現在の裁定
自身を手札に戻す効果の対象にすることはできない。
旧裁定1
蘇生制限を満たしていても、自分フィールドに《トゥーン・ワールド》が存在しなければ特殊召喚できない。
現在の裁定1
蘇生制限を満たしていれば、自分フィールドに《トゥーン・ワールド》が存在しない場合でも特殊召喚できる。
旧裁定2
レベルが変化した場合、それに応じて必要なリリースの数も変化する。
現在の裁定2
レベルが変化しても、必要なリリースの数は変わらない。
旧裁定
戦闘破壊され墓地へ送られた時に誘発効果を発動できる。
現在の裁定
戦闘破壊され墓地へ送られた次のスタンバイフェイズに誘発効果を発動できる。
旧裁定
《アストラルバリア》はモンスターに効果を与えている訳ではないので、《毒蛇神ヴェノミナーガ》の攻撃を直接攻撃に変更できる。
現在の裁定
《アストラルバリア》はモンスターに効果を与えているので、《毒蛇神ヴェノミナーガ》の攻撃を直接攻撃に変更できない。
旧裁定
このカード以外の永続罠のみを破壊する効果は発動できない。
現在の裁定
このカード以外の永続罠のみを破壊する効果を発動することができる。
- 2015年12月18日に裁定変更が判明。
「破壊できない」というテキスト故に「破壊されない」効果とは異なる扱いをされていたが、あちらと同様の処理をするようになった。
旧裁定
手札・デッキ・エクストラデッキ等の、自分の非公開情報が効果処理に影響する場合、相手が要求したならば自分は非公開情報を相手に公開しなければならない。
現在の裁定
テキストに「公開する」などと明記されていない限り、公開を行う義務はない。
非公開情報が効果処理に影響する場合、どのように非公開情報を扱うかについて公的なルールは設けない。
どう処理するかについてはプレイヤー間で話し合って決め、問題が生じた場合は審判の判断を仰ぐこと。
- ルール上の処理は決まっていないが、トラブル回避のため、大会以外なら何らかの方法で確認を取り、大会なら審判に判断を仰ぐべきである。
旧裁定
1回のスタンバイフェイズ中に何度でも効果を発動できる。
現在の裁定
1回のスタンバイフェイズ中に1回しか効果を発動できない。
旧裁定
自壊効果はモンスター効果の扱いではない効果外テキストであり、チェーンブロックは作られない。
現在の裁定
自壊効果は誘発効果でチェーンブロックは作られる。
旧裁定
既に表側表示の永続罠など、「魔法・罠カードの効果の発動」も無効にし破壊できる。
現在の裁定
既に表側表示の永続罠など、「魔法・罠カードの効果の発動」は無効にし破壊できない。
旧裁定
相手フィールドにモンスターが3体存在する場合、フィールド以外の場所で発動した効果は無効にできない。
現在の裁定
同様の状況でも、フィールド以外の場所で発動した効果も無効にできる。
旧裁定1
《王家の眠る谷−ネクロバレー》が存在する時、《暗黒界の龍神 グラファ》《暗黒界の軍神 シルバ》といった「墓地で発動・適用する、墓地の自身以外に干渉しない効果」は有効。
現在の裁定1
《王家の眠る谷−ネクロバレー》が存在する時、《暗黒界の龍神 グラファ》《暗黒界の軍神 シルバ》といった「墓地で発動・適用する、墓地の自身以外に干渉しない効果」も無効になる。
旧裁定2
「この効果は無効化されない」という影響下で墓地へ影響を及ぼす効果を使用した場合、墓地に干渉する効果処理及びそれ以外の処理を行う一連の効果はどちらも適用される。
(例:《オルターガイスト・プロトコル》が適用されている場合、《オルターガイスト・マリオネッター》の効果で墓地送りと蘇生の一連の処理はどちらも適用される。)
現在の裁定2
「この効果は無効化されない」という影響下で墓地へ影響を及ぼす効果を使用した場合、墓地に干渉する効果処理のみ適用されず、それ以外の処理は適用される。
(例:《オルターガイスト・プロトコル》が適用されている場合、《オルターガイスト・マリオネッター》の効果で墓地送りは可能だが、蘇生処理は適用されない。)
- 2022年2月末の公式データベースのQ&Aにて確認された。
「墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない」というテキストに厳密な処理に変更したのだろう。
旧裁定3
《王家の眠る谷−ネクロバレー》適用下では、《アンデットワールド》の(1)の効果(墓地とフィールドのモンスターの種族を変更する効果)は「墓地のカードへ及ぶ効果」として無効にされる。
結果フィールド・墓地のモンスターの種族は変更されない。
現在の裁定3
《アンデットワールド》と《王家の眠る谷−ネクロバレー》が同時に存在する場合、《アンデットワールド》の(1)の効果はフィールドのモンスターには適用されるが、墓地のモンスターには適用されない。
- 2022年9月の公式データベースのQ&Aにて確認された。
旧裁定1(日時不明)
カードの発動の効果処理時にフィールドに存在するモンスターは全て裏側守備表示になる。
旧裁定2(2016/08)
カードの発動の効果発動時にフィールドに存在していたモンスターのみが裏側守備表示になる。
チェーンされ特殊召喚されたモンスターは裏側守備表示にはならない。
現在の裁定(17/02/25)
カードの発動の効果処理時にフィールドに存在するモンスターは全て裏側守備表示になる。
旧裁定1
発動時には破壊するかどうかは決まっていないため、《我が身を盾に》・《スターダスト・ドラゴン》などはチェーンできない。
旧裁定2
《暗黒界の武神 ゴルド》と同じく、発動時に破壊するかどうかを選択、破壊する場合は「必ず破壊する効果」として発動する。
よって《我が身を盾に》《スターダスト・ドラゴン》などをチェーンできる。
- 2009年4月頃の裁定変更。
対象をとる効果であるにもかかわらず、発動時に不確定であるのは不自然である、と判断した上での変更と推測される。
- 下記の通り、現在はエラッタによりこの裁定は実質的に消滅している。
旧裁定3
破壊と墓地へ送る処理は同時ではない。
現在の裁定
破壊と墓地へ送る処理は同時である。
- 新マスタールール移行時(17/03/25)の裁定変更。
元々「『その後』とテキストに入っていない場合は同時である」という慣例があり、裁定の方を慣例に揃える形の変更となった。
《歯車街》など「時の任意効果」に対する処理が異なってくるので注意。
旧裁定
(2)及び(3)の効果はこのカードの発動時からただちに適用される。
現在の裁定
(2)及び(3)の効果はこのカードを発動した時点では適用されず、効果処理時から適用される。
- 2017年07月13日に公表された公式FAQによって周知された変更である。
元々、永続カードの効果は、発動した時点では適用されず、効果処理時から適用を開始するのが基本であったが、長らくこのカードのみは例外であった。
他のカードに沿った形の裁定変更となる。
旧裁定
《スキルドレイン》が存在する時にこのカードがフィールドを離れた場合、(2)の効果は適用されない。
現在の裁定
《スキルドレイン》が存在する時にこのカードがフィールドを離れた場合、(2)の効果は適用される。
- 2017年12月28日付けの公式FAQの裁定では下の裁定となっている。
旧裁定
相手モンスターの攻撃でリバースした場合、戦闘破壊が確定した自身もデッキに戻る。
現在の裁定
相手モンスターの攻撃でリバースした場合、戦闘破壊が確定した自身はデッキに戻らず墓地へ送られる。
旧裁定1
効果の発動は強制効果である。
旧裁定2
効果の発動は任意効果である。
現在の裁定
効果の発動は強制効果である。
旧裁定
墓地のマドルチェをデッキに戻す行為と相手フィールドのカードをバウンスする行為は同時ではない。
現在の裁定
墓地のマドルチェをデッキに戻す行為と相手フィールドのカードをバウンスする行為は同時である。
旧裁定
ダメージステップで発動はできない。
現在の裁定
ダメージステップで発動は可能。
旧裁定
カードによって裁定が異なる。
現在の裁定
「発動できない」はプレイヤーにかかる効果であり、効果を受けない耐性があったとしてもその制限を受ける。
旧裁定
(3)の効果で蘇生制限を満たしていない伝説の騎士も特殊召喚できる。
現在の裁定
(3)の効果で蘇生制限を満たしていない伝説の騎士は特殊召喚できない。
戦闘ダメージを「倍にする効果」と「半分にする効果」が重なった場合 †
旧裁定
カードによって裁定が異なる。
現在の裁定
「倍にする効果」と「半分にする効果」はそれぞれ最大1回まで適用される。
そのため「倍にする効果」と「半分にする効果」が重なった場合は、それぞれが適用され、結果的に通常通りの戦闘ダメージとなる。
- 2019年6月下旬から、事務局への問い合わせに対して現裁定通りの回答が返ってくる場合があったが、公式データベースにある2件の関連Q&Aに変更はなかった。
2019年7月中旬に関連Q&Aの内の1件が削除され、もう1件が2019年07月29日付けで更新されたことにより、公式データベース上でも裁定変更が確認された。
- 旧裁定の頃はカードによって裁定が異なっており、後から適用されたものが優先されることが多かったが、一部ターンプレイヤーのものが優先されたり、倍にする効果が優先されたりするものもあった。
カードによって異なる裁定を裁定変更によって統一させたものと思われる。
誘発効果を発動するべきタイミングでそのモンスターが非公開の状態となっている場合 †
旧裁定
「リバースした場合に発動する誘発効果」は、発動するべきタイミングでそのモンスターが裏側守備表示になっていても発動する。
現在の裁定
「リバースした場合に発動する誘発効果」であっても、発動するべきタイミングでそのモンスターが裏側守備表示となっている場合発動しない。
旧裁定1
《魔導書庫クレッセン》・《魔導書庫ソレイン》の、カードの発動に伴う制約は無視できる(発動ターンに魔導書以外の魔法カードの発動も可能)。
旧裁定2
《魔導書庫クレッセン》・《魔導書庫ソレイン》の、カードの発動に伴う制約は無視できない(発動ターンに魔導書以外の魔法カードの発動は不可)。
現在の裁定
《魔導書庫クレッセン》・《魔導書庫ソレイン》の、カードの発動に伴う制約は無視できる(発動ターンに魔導書以外の魔法カードの発動も可能)。
- 2019年11月ごろに1度目の裁定変更となったが、公式データベースに明記されたのは2020年1月になってからである。
ゲーム「デュエルリンクス」でも2020年1月になってからOCGの新裁定に合わせる形で仕様が変更になった。
- そして23/02/16の公式データベースにおいて2度目の裁定変更となり、再び無視できる仕様に変更された。
旧裁定
デッキに戻す行為と特殊召喚は同時扱い。
現在の裁定
デッキに戻す行為と特殊召喚は同時扱いではない。
旧裁定
読点の前後の処理は同時ではない。
現在の裁定
読点の前後の処理は同時である。
旧裁定
エクストラデッキに裏側表示でバウンスされた場合、原則として「離れる」をトリガーとしたモンスター効果は発動する。
現在の裁定
エクストラデッキに裏側表示でバウンスされた場合、「離れる」をトリガーとしたモンスター効果は発動しない。
旧裁定
効果の発動前に発動する場所に存在せずとも、一連のチェーン処理の後に効果が発動する。
現在の裁定
効果の発動前に発動する場所に存在しない場合、その効果は発動しない。
モンスターの召喚・特殊召喚が無効になったターンにおける、「この効果を発動するターン、自分は◯◯できない」制限との関係について †
旧裁定
モンスターの召喚・特殊召喚が無効になった場合でも、召喚・特殊召喚を行おうとした事実があるため制限に引っ掛かる。
現在の裁定
モンスターの召喚・特殊召喚が無効になった場合、実際に召喚・特殊召喚されなかったため制限に引っ掛からない。
旧裁定
特殊召喚する前にセットされていた魔法&罠ゾーンは、その罠モンスターが特殊召喚されている間は使用不可能となる。
現在の裁定
特殊召喚する前にセットされていた魔法&罠ゾーンは、その罠モンスターが特殊召喚された後は関係性が途切れ、使用可能となる。
旧裁定
《死霊騎士デスカリバー・ナイト》等の強制効果は発動するが、《神の警告》等の発動が任意のものでは発動できない。
現在の裁定
強制効果・任意効果に関わらず発動できる。
旧裁定
エクストラデッキで発動した《E・HERO マグマ・ネオス》などの効果の発動に対して《天罰》を発動した場合、その発動は無効になり、エクストラデッキのそのモンスターは破壊される。
現在の裁定
エクストラデッキで発動した《E・HERO マグマ・ネオス》などの効果の発動に対して《天罰》を発動した場合、その発動は無効になるが、エクストラデッキのそのモンスターは破壊されず残ったままになる。
旧裁定
カードの効果ではない特殊召喚のペンデュラム召喚は可能。
現在の裁定
カードの効果でのみ特殊召喚できるのでペンデュラム召喚は不可。
旧裁定
自身のレベル以上のモンスターを墓地へ送った場合でもレベルを下げる効果を選択できる(その場合はレベル1になる)。
現在の裁定
自身のレベル以上のモンスターを墓地へ送った場合はレベルを下げる効果は選択できない。
- 20/10/15の公式データベースの更新にて裁定変更が判明。
以前の裁定は類似効果の《虚栄の大猿》と裁定が食い違っており、新裁定で統一された形となった。
旧裁定
「倍の数値だけ相手に戦闘ダメージを与える」効果なので、《ディメンション・ウォール》などで自分が戦闘ダメージを受けることになった場合、倍加しない。
現在の裁定
《ディメンション・ウォール》などで自分が戦闘ダメージを受けることになった場合でも倍加する。
旧裁定
攻撃力を変化させる効果を持つ魔法カードによって無限ループが発生するようなカードのプレイはできない。
現在の裁定
何らかのカードのプレイによって無限ループが発生する場合、ジャッジの判断を仰ぐこと。
旧裁定
攻撃力0や?のモンスターをリリースし、効果ダメージを与えないあるいは回復しないという処理が可能。
現在の裁定
効果ダメージを与えない、あるいは回復しないようなコストの支払い方はできない。
- 21/01/17に《キャッスル・ゲート》の裁定変更が判明。
その後類似した処理を行うカードについても同様の裁定変更が行われていることが判明。
旧裁定
特殊召喚に成功したターン、D−HERO以外のモンスターの戦闘ダメージも0になる。
現在の裁定
特殊召喚に成功したターン、D−HEROモンスターの戦闘ダメージのみ0になる。
旧裁定
確認したカードが召喚・発動される度にダメージを受ける。
現在の裁定
確認したカードが召喚・発動されたら1度だけダメージを受ける。
- 2021年10月末に裁定変更が判明。
公式データベース上では2016年8月に1度だけとの記述が見られる。
旧裁定
(1)でモンスターを1体も破壊できなかった場合やダメージを与えられなかった場合は3回攻撃はできない。
現在の裁定
(1)でモンスターを1体も破壊できなかった場合やダメージを与えられなかった場合にも3回攻撃はできる。
- 2022年2月末に公式データベースで裁定変更が判明。
旧裁定
プレイが不可能になるのは宣言したカード名のみのため、そのカードのカード名を変更すればプレイは可能になる。
現在の裁定
プレイが不可能になるのは宣言したカード名の元々のカード名を同じとするカードのみのため、そのカードのカード名を変更してもプレイは不可能。
旧裁定
リンクモンスターを対象にして(1)は発動できない。
現在の裁定
リンクモンスターを対象にして(1)を発動でき、その場合除外までの処理を行う。
- 2022/03/26に変更が判明。
上記と同じく、マスターデュエルでは裁定変更前から除外できる仕様であり、あちらに合わせた可能性がある。
旧裁定1
効果の発動時点でコントロールしているプレイヤーが発動する(できる)。
旧裁定2
召喚・特殊召喚された時点でコントロールしていたプレイヤーが発動する(できる)。
現在の裁定
効果の発動時点でコントロールしているプレイヤーが発動する(できる)。(旧裁定1と同じ)
- 元々現在の裁定と同じだったものが《Couple of Aces》の発売と同時にあちらの公式データベースのQ&Aで裁定変更が判明。
同様の事例が生じる他のカードでも同様の裁定が下されている。
その後(23/10/18)に改めて裁定変更が行われ結局最初の裁定に戻った。
「発動した効果を無効にして○○する」の効果で無効化されなかった場合の処理 †
※ここでは一例として《スターライト・ロード》での例も表記する。
旧裁定
カードの効果が既に無効になっている場合は「○○する」の処理も行われない。
(例:フィールドのカード2枚以上を破壊するモンスター効果の発動に対して《スターライト・ロード》を発動し、それにチェーンされた《禁じられた聖杯》でそのモンスター効果が無効にされた場合、破壊する処理は行われず、《スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚することはできない。)
現在の裁定
カードの効果が既に無効になっている場合でも「○○する」の処理を行う(行える)。
(例:フィールドのカード2枚以上を破壊するモンスター効果の発動に対して《スターライト・ロード》を発動し、それにチェーンされた《禁じられた聖杯》でそのモンスター効果が無効にされた場合でも、破壊する処理は行われ、《スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚することもできる。)
旧裁定
チェーンブロックを作る『●3枚以上』『●4枚以上』『●5枚』の効果処理時に、魔法&罠ゾーンの宝玉獣カードの数がその条件以下の枚数になっている場合は、その効果処理は不発になる。
現在の裁定
チェーンブロックを作る『●3枚以上』『●4枚以上』『●5枚』の効果処理時に、魔法&罠ゾーンの宝玉獣カードの数がその条件以下の枚数になっている場合でも、その効果処理は適用される。
- 2023年2月25日の公式データベースのQ&Aで裁定変更が判明。
旧裁定
裏側表示の状態でフィールドを離れた場合、テキストに関わらず原則としてモンスター効果は発動・適用されない。
現在の裁定
裏側表示の状態でフィールドを離れた場合、「表側表示のこのカード」という指定が無い限りは原則としてモンスター効果は発動・適用される。
旧裁定
お互いのライフポイントが1000以上なければ発動できない。
現在の裁定
お互いのライフポイントの数値に関わらず(=片方ないし両方がライフポイント1000未満でも)発動できる。
- 2023年4月10日の公式データベースのQ&Aで裁定変更が判明。
- なお、お互いのデッキに1枚以上のカードが必要な点は変わっていない。
旧裁定
無効にされたモンスターは手札でもフィールドでもない場所で破壊される。
特殊召喚モンスターの蘇生制限は満たしていない状態にリセットされる。
現在の裁定
無効にされたモンスターはフィールドで破壊される。
特殊召喚モンスターの蘇生制限はリセットされず、それ以前に特殊召喚された際の状態を引き継ぐ。
旧裁定
召喚した(特殊召喚した)ターン中であれば一定期間だけ除外した場合も「召喚した(特殊召喚した)ターン(の特定のフェイズ)に発動する」効果は発動できる。
「いつ召喚した(特殊召喚した)か」の情報はリセットされない。
現在の裁定
召喚した(特殊召喚した)ターン中であっても一定期間だけ除外した場合は「召喚した(特殊召喚した)ターン(の特定のフェイズ)に発動する」効果は発動できない。
「いつ召喚した(特殊召喚した)か」の情報はリセットされる。
旧裁定
効果ダメージが0になるのはお互いのプレイヤー。
現在の裁定
効果ダメージが0になるのは自分のみ。
- 2024/05/08に変更が判明。
デュエルリンクスでは収録時点で自分のみに及ぶ効果に変更されていた。
旧裁定
1ターンで2枚以上発動しても効果は重複しない。
現在の裁定
1ターンで2枚以上発動した場合は効果は重複する。
旧裁定
コントロール奪取したモンスターは裏側守備表示になってもコントロールは戻らない。
現在の裁定
コントロール奪取したモンスターが裏側守備表示になるとコントロールは戻る。
旧裁定
その罠カードは発動された扱いとなり、その効果を無効にして破壊する。
現在の裁定
その罠カードの発動処理は行われず、裏側表示の状態で破壊する。
- なお、旧裁定の頃から発動時に必要なコストは払う必要が無いという裁定が下されており、当然発動処理を行わない新裁定でもこの点は変更が無い。
旧裁定
特殊召喚したモンスターが効果でフィールドを離れた場合、処理途中でも相手が特殊勝利する。
現在の裁定
特殊召喚したモンスターが効果でフィールドを離れた場合、処理が全て終わってから相手が特殊勝利する。
関連リンク †