《デコイドラゴン/Decoy Dragon》 †
効果モンスター
星2/炎属性/ドラゴン族/攻 300/守 200
(1):このカードが攻撃対象に選択された場合、
自分の墓地のレベル7以上のドラゴン族モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを特殊召喚し、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。
ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−で登場した炎属性・ドラゴン族の下級モンスター。
攻撃対象となった時、墓地の最上級ドラゴン族を蘇生して代わりに攻撃を受けさせる誘発効果を持つ。
この効果で墓地のモンスターを特殊召喚した後、このカードの効果処理として特殊召喚したモンスターとダメージ計算を行う。(11/02/10)
蘇生効果の発動トリガーは攻撃対象に選択されることであり、能動的に使うのはまず難しいだろう。
墓地にあるカードは公開情報なので相手に筒抜けであるため、基本的には壁として用いることになる。
攻撃力の勝るモンスターさえ墓地に存在すれば、【剣闘獣】などの戦闘時に発動する誘発効果を抑止できる点は評価できる。
ただし墓地のモンスターを対象とする効果のため、《D.D.クロウ》・《転生の予言》等で妨害される可能性もある。
また、《幻層の守護者アルマデス》や遭遇率の高い《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》の前では意味をなさず、《マシンナーズ・ルインフォース》は即死の危険にもなる。
普通に召喚しても攻撃を封じることができるが、《仮面竜》や《天球の聖刻印》から特殊召喚することもできる。
召喚サポートカードが豊富に存在する《青眼の白龍》や、効果耐性を持つ《青氷の白夜龍》も蘇生対象として候補に挙がる。
蘇生制限をクリアすれば、強力な融合モンスターやシンクロモンスターも蘇生できる。
炎属性で守備力200なので、《守護竜プロミネシス》や《X−レイ・ピアース》等と共に《真炎の爆発》に対応しており、あちらと共に《天球の聖刻印》のリンク素材になれる。
《天球の聖刻印》の効果で上記の《幻層の守護者アルマデス》や《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や《マシンナーズ・ルインフォース》をバウンスしつつ2体目のこのカードをリクルートすれば理想的。
《ラヴァルバル・サラマンダー》は手札交換能力を持っており、このカードで蘇生することもできるので相性がよい。
【空牙団】においては《空牙団の闘士 ブラーヴォ》と共に蘇生させつつ《空牙団の英雄 ラファール》をリクルートさせ、【ネメシス】においては《ネメシス・フラッグ》と共に蘇生させて《アークネメシス・エスカトス》をサーチして防御力を高められる。
強制効果である点を利用し、《転晶のコーディネラル》で送りつけて上記の《マシンナーズ・ルインフォース》で攻撃すれば1ターンキルにもなる。
《サイコロプス》やサイバー・ダークの存在からコンボを狙いやすい。
もっとも《真炎の爆発》で大量展開を行うのなら《アクセスコード・トーカー》を出せる状況が多いのでわざわざこのコンボを狙う必要性は薄い。
- イラストは大きな眼を持ったかわいらしいモンスターのように見えるが、よく見るとその横に小さく光る鋭い眼が確認できる。
相手を欺くその様は、まさにこのカードの効果に表われている。
関連カード †
−レベル7・8に関しては《巨神竜フェルグラント》を参照。
収録パック等 †
FAQ †
Q:墓地のドラゴン族を対象にする効果ですか?
A:はい、対象をとる効果です。
Q:裏側表示の時に攻撃対象になった場合、効果は発動しますか?
A:発動しません。
Q:このモンスターがセット状態で攻撃対象になったとき、《停戦協定》などを使いセット状態を表側表示にした場合、効果は使えますか?
A:発動しません。(08/01/06)
Q:《地縛霊の誘い》などの効果で表側表示のこのカードに攻撃対象を変更させた場合、効果は発動しますか?
A:発動します。
Q:《立ちはだかる強敵》の効果との関係はどうなりますか?
A:このカードの効果でダメージ計算を行いますので、《立ちはだかる強敵》の対象として《デコイドラゴン》を選択した場合でも、特殊召喚したモンスターとダメージ計算が行われます。(10/11/01)
Q:このカードの効果による戦闘中のどこからどこまでのタイミングがこのカードの効果処理中として扱われますか?
A:攻撃対象を移し替えてからダメージ計算を完了するまでが効果処理中として扱われます。(13/05/25)
ダメージ計算後に発動する《異次元の女戦士》、ダメージステップ終了時に発動する《キラー・トマト》等の効果は発動することができます。(12/10/10)
Q:墓地のドラゴン族を蘇生させた時、以下の効果を発動することはできますか?
(攻撃対象を移し替える処理が入って任意のタイミングを逃しますか?)
A:墓地のドラゴン族モンスターを特殊召喚した後にダメージ計算を行うまでが効果処理のため、発動できません。
Q:このカードの効果によって発生した戦闘のダメージ計算時はまだこのカードの効果処理を行っている最中ですが、《オネスト》などの効果を発動することは可能ですか?
また、《7つの武器を持つハンター》などのダメージ計算時に強制発動する誘発効果は発動しますか?
A:このカードの効果処理中に割り込んで《オネスト》の効果は発動できません。
また、《7つの武器を持つハンター》の効果の場合でも発動しません。(14/03/08)
Q:《フェルグラントドラゴン》を特殊召喚した場合、《フェルグラントドラゴン》の効果は発動しますか?
また発動する場合どのタイミングで発動しますか?
A:特殊召喚され、ダメージ計算後に発動します。(13/07/07)
Q:自分フィールドに《デコイドラゴン》と《伝説の白石》が存在するときに《デコイドラゴン》が攻撃対象に選択されたため、《伝説の白石》をリリースして《タイラント・ドラゴン》を特殊召喚しました。
《伝説の白石》の効果は発動しますか?また発動する場合どのタイミングで発動しますか?
A:ダメージ計算後に発動します。(13/07/07)
Q:(1)の効果を発動した《RR−レヴォリューション・ファルコン》が《デコイドラゴン》に攻撃し、効果で特殊召喚されたモンスターとの戦闘に勝ちました。
この《RR−レヴォリューション・ファルコン》は《デコイドラゴン》にもう一度攻撃できますか?
A:いいえ、一度攻撃をしているため、《RR−レヴォリューション・ファルコン》はこの《デコイドラゴン》にもう攻撃できません。(16/10/27)
Q:《タイラント・ドラゴン》を蘇生する場合、《デコイドラゴン》を蘇生時のリリースにできますか?
また、リリースできる場合その後の処理はどうなりますか?
A:リリースできます。
この場合も、《デコイドラゴン》がフィールドを離れた以外は通常通りその後の処理を行います。(08/03/16)
Q:自分フィールドに《デコイドラゴン》1体以上を含む5体のモンスターが存在するときに《デコイドラゴン》が攻撃対象に選択された場合、《デコイドラゴン》の効果は発動しますか?
又、発動する場合、蘇生対象を《タイラント・ドラゴン》とした場合、《デコイドラゴン》の効果は適用されますか?
それとも不発になりますか?
A:モンスターゾーンに空きがない時に、《デコイドラゴン》が攻撃対象に選択された場合でも、墓地からレベル7以上のドラゴン族モンスターを特殊召喚する効果が発動します。
ただし、特殊召喚する事ができませんので、《デコイドラゴン》自身でダメージ計算を行う事になります。
しかしながら、特殊召喚するモンスターとして、《タイラント・ドラゴン》を選択した場合、フィールドのドラゴン族モンスターをリリースし、モンスターゾーンに空きができるため、《タイラント・ドラゴン》を特殊召喚する事ができます。(08/10/13)
Q:自分フィールド上の《デコイドラゴン》が攻撃対象になった時、このカードの効果にチェーンして《パワー・フレーム》を発動しました。
《パワー・フレーム》により攻撃は無効になりますが、このカードによる特殊召喚は行われますか?
A:《デコイドラゴン》への攻撃が無効になった場合でも、自分の墓地からレベル7以上のドラゴン族モンスターを特殊召喚することができます。(12/01/20)
Q:相手が戦闘ダメージを受けた際、相手は《ダメージ・ワクチンΩMAX》を発動できますか?
A:はい、発動できます。
ただしその戦闘ダメージでライフポイントが0になる場合を除きます。(14/02/21)
Q:このカードの効果で《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》を特殊召喚した場合、その《ドラグニティアームズ−レヴァテイン》の効果を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(17/02/17)
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