《強欲な壺/Pot of Greed》 †
通常魔法(禁止カード)
(1):自分はデッキから2枚ドローする。
Vol.3で登場した通常魔法。
デッキから2枚ドローする効果を持つ。
発動条件もコストもなく、手札を1枚増やすことができる。
どれほど強力なカードでも、デッキの中に眠ったままでは意味がないため、それらを手札に引き込める可能性を増やすこのカードは、単純ながらトップクラスの性能を誇る魔法カードだと言える。
- このカードに規制が掛けられていることは、OCGにおける1枚の手札消費の大きさを象徴している。
- 「マスターガイド2」によると、入れた手を出した直後に爆発する構造らしい。
- 2019年7月25日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第1期投票では第10位にランクインした。
- 「ドーマ編」では、このカードを模した本物の壺が登場。
ペガサスは自身のコレクションルームに置かれたこの壺の中に遊戯達に託すカードを隠していた。
この時登場した壺は持ち上げた本田の身長の半分ほどの大きさであり、後に商品化された壺よりもかなり大きなサイズであった。
- 原作ではOCG初期のテキストが採用されたため、ドロー後に《強欲な壺》が破壊される事になっていた。
アニメでは新テキストのためか、この演出は「遊戯vsラフェール」(1戦目)で遊戯が使用した時以外されなかった。
またこのカードの壺が実体化したのは「舞vs闇マリク」戦で、闇マリクが使用した時のみで、その時には壺の中から手が出てくるという演出がなされた。
- アニメGXの「エドvsDD」戦で、エドが使用した通常罠《強欲協定》のイラストに描かれている。
- アニメZEXALIIの「IVvsナッシュ」戦においてIVが使用した通常罠《パニック・シャッフル》のイラストに描かれている。
- アニメ5D'sでは、このカードのライディングデュエル版と言える、《Sp−アクセル・ドロー》と《Sp−シフト・ダウン》が登場している。
前者は自分のスピードカウンターだけが12個という発動条件を持ち、後者はスピードカウンターを6個取り除くという条件のため気軽に使えないように調整されている。
- アニメARC-Vの「遊矢vs九庵堂」戦でフィールド魔法《クイズ・フロンティア−エクストラ・ステージ》にて、「イラストに描かれた歯は何本?」というクイズが出題された。
正解は20本で、九庵堂は見事に正解していた。
- アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「強欲な壺ニラ」という名前が確認できる。
他のハンドルネームが放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、このカード名を捩ったものだろう。
また、第47話においてはPlaymakerが出現したことを知らせるバーチャル画面が表示された際、「強欲なニュース24」と表示されており、アイコンがこのカードのイラストの壺になっている。
またAiの使用した通常魔法《Aiマイン》のイラストで鉱夫姿のAi(イグニス体)が発掘している様子が描かれている。
- 2019年11月29日に、実物の陶芸品としてプレミアムバンダイから商品化された。
美濃の職人が丁寧に1つ1つ手塗りしており、税込1万1550円という高価な品だったのだが、なんと予約受付開始から僅か数時間で完売。
後に行われた二次予約に至っては予約受付開始からたった1分前後で完売してしまった。
なおSNS上に掲載されたこの商品の予約受付開始の広告は誤字があり、「強欲な壺(つぼ)」ではなく「強欲な壼(しきみ)」になっていた。
キーボードからの誤入力が起きるとは考え辛く、関連資料からのOCRの読み誤りであると考えられる。
- 2021年2月に、《貪欲な壺》の湯呑とセットで、マグカップとしてプレミアムバンダイから商品化された。
関連カード †
―サポートカード
―メタカード
―カード名関連
―《強欲な壺》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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