アンデット(ぞく)/Zombie

 ゾンビ、骸骨、ミイラ、霊、吸血鬼、妖怪といった、主に1度死んだ存在のモンスターが属している種族
 日本未発売2種を含まずCODE OF THE DUELISTまでで154種類が登場している。
 認知度が高い種族のなかでは、比較的数が少なく少数精鋭だといえる。
 属性別では闇属性109体、光属性4体、地属性24体、水属性1体、炎属性15体、風属性1体と非常に属性が偏っている。
 ほとんどが闇属性であることも死のイメージを表しているのだろう。

 特殊召喚に関連したサポートカードが豊富で、《ミイラの呼び声》《ピラミッド・タートル》《生者の書−禁断の呪術−》効果でどこからでも何度でも出現する。
 《馬頭鬼》をはじめとする蘇生カードが多いことも「不死」のイメージを体現している。
 非常に強い展開力で、《激流葬》などの全体除去を喰らっても《馬頭鬼》《生者の書−禁断の呪術−》から《ゾンビ・マスター》を経由するなどして立て直しは容易。
 破壊され墓地へ送られても何度もフィールドに戻ってくるしつこさがアンデット族の特徴と言える。
 《アンデットワールド》の登場により、自分墓地だけでなく、相手墓地すら利用してしまうその展開力は脅威である。
 しかし、典型的な墓地依存種族なので、《マクロコスモス》などの除外関係にはすこぶる弱いという欠点がある。
 同様に特殊召喚封じにも弱く、意外と弱点は多い。

 また、吸血鬼系のモンスターにはデッキデス効果がついている事や、ハンデス等を含む破壊に対する間接的な耐性を持つものも多い。
 《再生ミイラ》《ヴァンパイア・ロード》《闇よりの恐怖》《闇より出でし絶望》などが挙げられる。
 長く規制を受けた《馬頭鬼》は、蘇生効果と実質的な手札デッキ破壊耐性の両方を持つアンデット族の代表と言っていいだろう。

 今でこそ一流の種族だが、第1期終了時点では全くといって良いほどいい所がなかった。
 しかし、第2期の終盤で《ピラミッド・タートル》《生者の書−禁断の呪術−》などが登場したことにより、それは大きく変わっていく事になった。
 その後も《ゴブリンゾンビ》《馬頭鬼》といった強力なモンスターが登場し、着実にアンデット族はその地位を固めていった。
 変動が大きかったのは第6期で、《ゾンビキャリア》の登場により【シンクロアンデット】が大流行し、一時は環境のトップを独占した。
 大量のシンクロモンスターを容易に展開できることから、アンデット族のキーカードは軒並み制限強化されていった。
 その後はシンクロモンスター制限強化や、エクシーズモンスターの流行などを受けて相対的に弱体化したためか、第8期の終盤以降は制限緩和が相次いでいる。
 第9期のブレイカーズ・オブ・シャドウでは6年半ぶりとなる新たなシンクロモンスターが現れ、前後する時期に新規チューナーも続々と登場。
 アンデット族チューナーは現在8体存在するが、内6体が第9期の輩出となった。
 その中でも汎用性の高い手札誘発能力を有する《浮幽さくら》《灰流うらら》デッキの種類を越えて高い注目度を得て、アンデット族の新たな顔になりつつある。

  • 最近では、既存のカードをアンデット族にリメイクして登場しているモンスターもいる。
    ダーク化したダークモンスターと同じく、「朽ちた結果アンデット化して復活」という構図が描きやすいからだろう。
  • 「アンデッド(Undead)」とは「生ける屍」という意味する単語だが、遊戯王においては「アンデッ」で統一されている。
    原作に登場した《アンデット・ウォーリアー》がその初出である。
  • なお、『真理の福音』では「アンデッド」と修正されているため、「アンデッドをもじった造語」ではなく単なる誤植のようである。
    ちなみに「デット」と発音する英単語には「Debt」があるが、これは「借金がある」という意味の単語であり、その場合「アンデット」は「借金のない状態」になってしまう。
  • バッグをバックと発音してしまうように濁音+促音(ッ)+濁音の組み合わせの最後が清音化してしまうのは日本語においてこれに限った現象ではない。
    話し言葉を文字に起こす際に修正されなかったものが現在も尾を引いているのだろう。
  • 公式動画「カリスマ研究生がゆく!」のコーナー内では初心者だった白咲が「アンデットって何ですか?」とスタッフに質問する場面があった。
  • 英語名は「ZOMBIE:ゾンビ」。
    確かにゾンビはアンデッドの一部だが、幽霊(肉体を持たない)や妖怪(蘇生した訳ではなく普通に生きている)などゾンビとはまるで違う物も混じっている。
    ゾンビに関しては、《2人3脚ゾンビ》参照。
  • 原作・アニメにおいて―
    ゴースト骨塚と闇バクラが使用する種族
    ゴースト骨塚のアンデット族モンスターは、飛行能力を持つモンスター戦闘をしても元々の攻撃力にならなかった。
    闇バクラのデッキは「オカルトデッキ」と呼ばれるアンデット族と悪魔族の混合デッキである。
    (ただし、原作では悪魔族と明言されておらず、混合されていたカードも原作・アニメの段階ではOCG化されていないのが殆どであった)
    なお、闇バクラが遊戯戦で使用したのは「アンデッロックデッキ」である。
  • アニメではペガサスが専用種族メタである通常罠《サン・シャワー》を使用している。
  • アニメGXではカミューラが《ヴァンパイアジェネシス》が軸のヴァンパイアデッキを使用していた。
    漫画版では三沢が使用している妖怪族がOCG化の際にアンデット族となった。
    マックが「ジャパニーズ・アンデッデッキ」と言っている。
    一方、ジムは「妖怪(アンデッ)使い」と発言している。
  • アニメ5D'sでは炎城ムクロやミシェルがこの種族モンスターを使用した。
    また、アンチノミーが使用した《TG ギア・ゾンビ ZO-06》の種族は「アンデッ族」になっている。
    漫画版では骸骨騎士が使用している。
  • コナミのゲーム作品において―
    DM6では「アンデッド族」に修正されていた。
    しかし実際のカードと異なると混乱をまねくおそれがあるためか、その後の作品では「アンデット族」に戻っている。
    またフォルスバウンドキングダムではアンデット族は悪魔族とともに全て「闇族」という種族になっている。
  • 真DM2では、元々得意地形だった《荒野》に加え、新たに《闇》が得意地形に、《山》が苦手地形に設定されている。
  • TAG FORCE6では種族名の誤植をネタにした、「これはアンデッ『ド』ですか?」というデッキレシピが配信されている。

関連リンク

―現在制限カードであるアンデット族モンスター

―アンデット族に関連する効果を持つカード

―素材にアンデット族を指定するモンスター

―アンデット族トークン

―アンデット族罠モンスター

―アンデット族のチューナー

―アンデット族のペンデュラムモンスター

―アンデット族の融合モンスター

―アンデット族の儀式モンスター

―アンデット族のシンクロモンスター

―アンデット族のエクシーズモンスター

―アンデット族のシリーズモンスター

―アンデット族メタ

―その他のリンク

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