【幻奏 】 †
デッキの概要 †
光属性・天使族で統一されている幻奏モンスターを中心としたビートダウンデッキ。
特殊召喚されている場合に適用される効果を持つモンスターが多く、特殊召喚効果を併用することで強固な耐性を獲得し、フィールドを制圧する。
天使族の特殊召喚を頻繁に行うため、《アテナ》とシナジー・コンボを形成するので、デッキの型によっては【ビートバーン】の様相も呈する。
《幻奏の音女アリア/Aria the Melodious Diva》 効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1600/守1200 (1):特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分フィールドの「幻奏」モンスターは効果の対象にならず、 戦闘では破壊されない。
《幻奏の音女エレジー/Elegy the Melodious Diva》 効果モンスター 星5/光属性/天使族/攻2000/守1200 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分フィールドの特殊召喚された「幻奏」モンスターは効果では破壊されない。 (2):特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分フィールドの天使族モンスターの攻撃力は300アップする。
デッキ構築に際して †
幻奏同士、カテゴリのサポートカードともに互いに腐らせあう関係性になるものが多々存在し、相性の良いカードもそれぞれ異なっており、その全てを均等に活用するのは難しい。
そのため、どのカード、どのギミックを優先するかはよく考える必要がある。
各幻奏を活かすカードに弱点対策カードを加えるとかなりの選択肢が存在するので採用するカードは慎重に選びたい。
また、特殊召喚効果を持つカードも併用する関係上、特殊召喚できない状況をつくるカードは避けておきたい。
メインデッキのモンスターについて †
光属性・天使族に関連した制約を持つ幻奏が存在するため、それらを採用する場合光属性・天使族で固めるのが望ましい。
特に幻奏最上級モンスターの存在から幻奏ではない光属性・天使族も疑似的な耐性を持つ事ができる点からも属性と種族は重要となる。
- 《幻奏の音女アリア》
特殊召喚されている場合に戦闘破壊と対象をとる効果への耐性を幻奏に付与できる。
自己特殊召喚する効果はないため、《独奏の第1楽章》などで特殊召喚できるようにしておきたい。
耐性により単体でも壁となり、場持ちもよくなる。
- 《幻奏の音女スコア》
自身を手札から墓地へ送ることで幻奏と戦闘を行うモンスターの攻守を0にできる。
《オネスト》と共に幻奏の戦闘サポートとなり、両方合わせて採用するのも手。
こちらは《幻奏の歌姫ソプラノ》・《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》でもサルベージでき、《イーバ》でサーチできる。
モンスター効果耐性を持つモンスターに対して使えない点に注意。
- 《幻奏の音女セレナ》
天使族専用のダブルコストモンスターであり、特殊召喚された場合に幻奏を追加召喚する効果も持つ。
自身を特殊召喚する場合は召喚権が残る場合が多く、召喚権を追加されても使い切れない。
《同胞の絆》で特殊召喚した場合、その時点で召喚権を使っている場合が多く、そのあとの特殊召喚もできないためリクルート候補になる。
《独奏の第1楽章》などで特殊召喚できるダブルコストモンスターとして使用し、召喚権の追加を無視してしまう手もある。
召喚権を他のモンスターで使用した場合は幻奏最上級モンスターのアドバンス召喚に使うのがよい。
天使族全般をカバーするため、カテゴリ外の最上級天使族のアドバンス召喚に使用するのも悪くない。
- 手札から特殊召喚できる幻奏下級モンスター
それぞれレベル3・4であり、《トランスターン》で《幻奏の音女アリア》・《幻奏の音女エレジー》を特殊召喚できる。
フィールドに幻奏を並べることは《幻奏の歌姫ソプラノ》のフィールド融合効果の補助にもなる。
- 《幻奏の音女ソナタ》
幻奏が存在する場合に自己特殊召喚を行う効果と天使族限定の全体強化を行う。
ステータスの低い幻奏をサポートでき、幻奏の上級・最上級モンスターも突破されにくくなる。
他の天使族モンスターにも適用されるため、大量展開との相性がとても良い。
展開しやすいレベル3であり、《トランスターン》で《幻奏の音女アリア》を特殊召喚できる。
このデッキでは簡単に特殊召喚でき、回数等の制限が無いので1枚を使いまわす事も複数枚を使用する事も可能。
そのため各種素材やコストで墓地へ送ってからサルベージし、また特殊召喚する事を繰り返す等して《アテナ》のバーンを連発する戦術において特に重宝する。
耐性付与ができない状況でもこのカードを並べればその分天使族が全体強化され高打点が並ぶため、勝利に近づきやすい。
総じてどのような構築でも大きなダメージ源と成り得る。
- 《幻奏の音女カノン》
自己特殊召喚が行え、幻奏の表示形式を変える効果を持つ。
攻撃後に守備表示にして備えることができるが、基本的に光属性は手札があるなら攻撃表示の方が《オネスト》を警戒させ、攻撃を牽制させやすい。
幻奏下級モンスターはレベル4が多いのでランク4エクシーズ召喚に使う方がよい。
《幻奏の歌姫ソプラノ》との組み合わせで状況によってエクシーズ召喚と融合召喚を使い分けられる。
《幻奏の音女ソナタ》と同じ条件で特殊召喚できるが、こちらは同一ターンの回数制限があるので注意。
- 《幻奏の歌姫ソロ》
《サイバー・ドラゴン》等と同じ特殊召喚効果、幻奏をリクルートする効果を持つ。
リクルート効果はレベルの制限がないため、《幻奏の音女エレジー》や最上級幻奏も特殊召喚できる。
一方で戦闘破壊にしか対応していないので、《幻奏の音女アリア》を特殊召喚する前に自爆特攻する等の工夫が必要。
下級幻奏はこのカードと《幻奏の音女アリア》と《幻奏の歌姫ルフラン》以外は耐性の影響を受けずに済む《コーリング・ノヴァ》でもリクルート可能な事に留意。
- 《幻奏の音女タムタム》
《同胞の絆》を採用する際 のリクルート候補になるだろう。
その際サーチするのは《融合》ではなく《置換融合》をサーチしたい。
《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》から《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》を融合召喚すれば《置換融合》のドロー効果を活かしやすい。
バーンについては《アテナ》のバーン主軸の構築では比較的有用で、デメリットも各種素材やコストとして処理したり展開の最後に発動しなかったりする等して無視できる。
どちらの効果も回数等の制限が無いので使いまわす等すれば大きな爆発力を期待できる。
- 《幻奏の音女エレジー》
特殊召喚されている幻奏に破壊耐性を付与し、特殊召喚されている場合は天使族に全体強化を付与する。
召喚してしまうと自身に破壊耐性が付与されないため、特殊召喚で出すのが望ましい。
特殊召喚手段としてはレベル4天使族・光属性に《トランスターン》を使ったり、自壊デメリットを無視できる《光神化》を使ったり、《アテナ》や各種蘇生カードなどを用いると良い。
《オスティナート》や《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》で《幻奏の音女アリア》と同時に展開するのも良いだろう。
また、効果破壊耐性付与は、全体除去との相性が良い。
幻奏は攻撃力が低いのに戦闘以外での除去手段がほぼ無く、カード・アドバンテージを奪うのが苦手である。
相手ターンでの妨害にも欠けるので、《激流葬》や《つり天井》等の発動しやすいカードと合わせればそれらの欠点を補える。
耐性持ちが相手にも居る場合でも、数種類の壊獣・《妨げられた壊獣の眠り》出張セットで突破できる。
―幻奏最上級モンスター
幻奏の音姫に属するため、融合素材にこれを指定する幻奏を使用する場合は重要性が増す。
- 《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》
墓地の光属性・天使族をサルベージする起動効果を持つ。
維持したり一度フィールドから離したりすれば繰り返し使用できるため、このデッキの貴重なカード・アドバンテージ源となる。
《幻奏の音女ソナタ》をサルベージして特殊召喚したり、《オネスト》をサルベージして攻撃力を補ったり宣告者で牽制したりと用途は広い。
攻撃力は低いため、戦闘破壊されやすい点を補えれば繰り返し効果を活かせる。
《アテナ》でこのカードを蘇生し《幻奏の音女ソナタ》をサルベージして特殊召喚すると《アテナ》による効果のダメージと直接攻撃の合計が8200になる。
相手が隙を見せたら狙うと良い。
《アテナ》とは同じレベル7なので、エクシーズ素材同士としても相性が良い。
後述の《アテナ》軸【ビートバーン】では必須カードとなる。
- 《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》
手札の光属性・天使族モンスターを特殊召喚する起動効果を持つ。
耐性はないため、《幻奏の音女エレジー》や《幻奏の音女アリア》を特殊召喚して耐性付与を行いたい。
《アテナ》や《幻奏の歌姫ソプラノ》などを手札から特殊召喚してさらなる展開につなげるなど、大量展開の補助をメインとする。
状況を打開する手段として使いやすく、例えばレベル8のモンスターを特殊召喚し、強力なモンスターの多い光属性・ランク8エクシーズモンスターに繋げられる。
特に、融合召喚を取り入れる際は、融合素材にも融合モンスターにもサルベージ持ちが存在するので、展開を長続きさせてソリティア性を高められる。
同名カードも特殊召喚できるので、最上級モンスターの割に複数枚積んでも比較的取り回しやすい。
―幻奏ペンデュラムモンスター
2種存在し、どちらも幻奏には珍しく非常に汎用性の高い効果を持っている。
そのうえペンデュラムスケールは2~8で、メインデッキの幻奏はどれでもペンデュラム召喚できる。
- 《幻奏の歌姫ルフラン》
ペンデュラム効果・モンスター効果の(1)は、ともにデッキの安定性を高めるとても扱いやすい効果。
それぞれ幻奏モンスターをデッキから墓地へ送る・サーチを行える。
また、(2)は主に《幻奏協奏曲》による融合召喚時のディスアドバンテージ軽減に役立てる事になるだろう。
このモンスター1枚から《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》の融合召喚+幻奏3体を立てる事が出来る。
《幻奏の音女アリア》・《幻奏の音女エレジー》の耐性付与を適用しつつ、対象をとらない効果でのフリーチェーン複数枚バウンスで大きく相手の動きを制限できるのは強力。
詳細は当該ページを参照。
総じて、サーチ手段に乏しく初動の安定性やカード・アドバンテージ獲得にかなり難があるこのデッキでは、基本的にフル投入が推奨される。
《幻奏の音女アリア》の耐性適用済の場合、ペンデュラム効果を使えない点には注意。
- 《幻奏の歌姫クープレ》
ペンデュラム効果の(1)は自身に対し光属性以外のペンデュラム召喚を封じてしまうものだが、元々光属性以外をほぼ投入しないためそこまで気にはならないだろう。
(2)で《幻奏協奏曲》か《幻奏のイリュージョン》をサーチできる。
モンスター効果の(1)は、トリガーは《幻奏の歌姫ルフラン》程度だが下級幻奏を特殊召喚できるため特殊召喚時効果等に繋げられ便利。
(2)は《幻奏の歌姫ルフラン》と同じ効果。
こちらは《幻奏協奏曲》をサーチできるため、より融合素材消費の軽減をしやすい。
―幻奏のサポートカード
2種存在し、全て光属性・岩石族でジェムナイトもサポートできる。
効果は独特だが、後述の相性の良い天使族に比べるとシナジーが薄いため採用は慎重に。
【ジェムナイト】との混合構築もかなり困難。
- 《クリスタル・ローズ》
ジェムナイトまたは幻奏をメインデッキから墓地へ送ってカード名をコピーする効果、墓地の融合モンスターを除外して自己再生する効果を持つ。
幻奏の音姫を融合素材に指定する3種の幻奏の融合召喚を補助できる。
また、蘇生カードや幻奏モンスターに何種類か存在するサルベージ持ちと合わせて幻奏モンスターの疑似リクルート・サーチが行える。
ただしこのカードは低ステータスな上、墓地へ送る手段も少なく、レベルが一致する幻奏も手札誘発の《幻奏の音女スコア》のみでエクシーズ素材としても使いづらく、天使族でも幻奏でも無いので恩恵を受けられるサポートカードに乏しいため事故要員になる可能性に注意。
ただ天使族を墓地へ送るだけなら《イーバ》のサーチにも対応しチューナーでもある《宣告者の神巫》もいる。
自己再生を活かして何度も効果を使いつつなんらかの素材やコストになれる点に活路を見出せるなら。
―その他のモンスター
フィールドに出しやすい幻奏と、下記の相性の良いモンスターの多くはレベルが一致する。
なので、時にはエクシーズ素材にしてしまうのも手。
- 《オネスト》
《幻奏の音女スコア》と同様、幻奏の戦闘補助となる。
墓地に置かれた後も《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》などでサルベージして繰り返し利用することができる。
《コーリング・ノヴァ》・《同胞の絆》から疑似サーチが可能。
《幻奏の音女スコア》と違い強化なので、《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》や《幻奏のイリュージョン》の2回攻撃をより有効活用できる。
- 《ヘカテリス》
《神の居城-ヴァルハラ》を採用する場合はこのカードも入れておくとよい。
《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》でサルベージすれば、間接的に《神の居城-ヴァルハラ》を手札に入れられるため、モンスターが除去された場合の保険になる。
また、《アテナ》を採用する場合にも、このカードはほぼいつでも墓地におけるため発動条件を満たすのに役立つ。
デッキ圧縮にもなるので、《手札抹殺》等を使ってその状況で有用なカードをドローする確率も高められる。
- 《コーリング・ノヴァ》
《独奏の第1楽章》や《神の居城-ヴァルハラ》は「攻め手の強化」が不得手であるが、このカードはモンスターを展開している状況でも有用なモンスターをリクルートできる。
自爆特攻から《幻奏の音女ソナタ》をリクルートし、全体強化で高打点の戦闘破壊を可能にしたり、相手ターンでは逆に維持したいモンスターの戦闘破壊を防いだりできる。
相手ターンに《幻奏の歌姫ソプラノ》や《幻奏の音女セレナ》をリクルートすれば自分のターンで融合召喚やアドバンス召喚で切り返す事ができる。
《幻奏の歌姫ソプラノ》なら相手ターンでもサルベージ効果を発動できる。
《シャインエンジェル》と異なり守備表示も選べるので《幻奏の音女セレナ》である程度の壁を張る事もできる。
複数採用する事でリクルート先の調整等ができるがデッキを圧迫する点は注意。
- 《閃光の結界像》
デッキ全体が光属性・天使族の特殊召喚に特化されているので無理なく採用でき、自分への被害は最小限である。
《同胞の絆》で《幻奏の音女アリア》とともにリクルートする候補となる。
《オネスト》で戦闘補助もできるがステータスは低いため、基本は相手のバトルフェイズまで限定の使い切りメタカードとなる。
- 《失楽の魔女》
相手ターンにこのデッキのキーカードとなる《幻奏の音女アリア》・《幻奏の歌姫ルフラン》や、《閃光の結界像》等をリクルートできる。
また、禁じられたカードをサーチできるので戦闘補助や《大天使クリスティア》等メタカードへの抵抗力を補う事もできる。
闇属性なのでカオスのコストにも運用できる。
(1)を使用するターンはほぼ確実に《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》の効果と二者択一になる事に注意。
- 《フェアリー・アーチャー》
《アテナ》軸【ビートバーン】に特に寄せた構築にする際はより採用を検討できる。
幻奏は展開力が高く、大きなダメージを見込める。
《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》で再利用ができるので通常のロック中心の構築でも継続的なダメージソースとして扱える。
効果発動後は《幻奏の音女ソナタ》等とエクシーズ素材・リンク素材にできると良い。
単体ではあまり役に立たず、自身の攻撃制限や効果外テキストの発動回数制限により、多くても2枚積みが限度か。
- 《イーバ》
《幻奏の音女スコア》や手札誘発の宣告者などをサーチできる。
状況に合わせて戦闘補助かカウンターを選べるのは便利。
これらの手札誘発は《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》で全てサルベージできるため、こちらを採用するならあちらも採用しておきたい。
ただ、《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》を除き手札コストを要求することは殆ど無く、あちらはそれなりにリスキーなカードでありその後始末もあるため、ある程度のお膳立てが無いと若干腐る点には注意。
《アテナ》軸【ビートバーン】でなら《トリックスター・リリーベル》が、《幻奏の音女エレジー》+全体除去軸など特定天使族が核となるなら《宣告者の神巫》もサーチ候補となる。
また、主要なサーチ先を含め全体除外などの墓地メタには非常に弱くなる点には注意。
- 《アテナ》
レベル7の最上級モンスターではあるが、《トランスターン》・《神の居城-ヴァルハラ》・《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》・《天翔ける騎士》・《光神化》・《幻奏の音女セレナ》など、展開手段は豊富である。
天使族を墓地へ送って天使族を蘇生する入れ替え効果と、天使族の召喚・反転召喚・特殊召喚をトリガーとする600のバーン効果を持つ。
《幻奏の音女タムタム》を始めとした幻奏モンスターの多くは、自身の特殊召喚や墓地へ送られる事をトリガーとする誘発効果や、特殊召喚されている事を適用条件とする永続効果を持つ為、それらを利用する手段として有用である。
また、《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》・《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》・《幻奏の歌姫ソプラノ》は名称ターン1の制限がない起動効果を持つ為、それらを出し直す事で1ターンに2回その効果を発動できる。
例えば、《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》を墓地へ送って《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》を蘇生すれば、前者の効果でサルベージした幻奏モンスターを後者の効果で特殊召喚するなどの展開も可能。
バーン効果は1ターン中の回数制限がない為、天使族の特殊召喚を多用するこのデッキでは大きなダメージ源と成り得る。
特化する場合は、《アテナ》【ビートバーン】軸を参照。
- 《大天使クリスティア》
特殊召喚が容易であり、相手の特殊召喚を封じて優位に立てる。
《幻奏の音女アリア》と《幻奏の音女エレジー》による強固な耐性を崩してくる壊獣や《氷結界の龍 トリシューラ》等の厄介なモンスター効果を間接的に封じ、より強力な布陣を築くことができる。
《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》・《幻奏の歌姫ソプラノ》、《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》なら墓地の調整もできる。
エクシーズモンスターでの墓地調整も検討できる。
エクシーズ素材の消費量にもよるが、大抵は1枚だけ天使族を墓地へ送る事ができ、天使族エクシーズモンスターなら各種素材や《アテナ》などのコストにする事で天使族を3枚墓地へ送る事ができる。
ただしこちらの特殊召喚も封じるため、コントロール奪取や出すタイミングには注意しておきたい。
―その他のモンスター
- 《召喚僧サモンプリースト》
このデッキでは枚数は必要だが腐るシーンの多い初動用魔法カードをデッキのレベル4モンスターに変換させられる。
各種素材やコストにすれば攻撃できないデメリットは回避できるうえ、レベル4幻奏は元々やや低攻撃力なのであまり気にならない。
闇属性なのでカオスのコストにも運用できる。
(1)により、使用するターンはほぼ確実に《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》の効果と二者択一になる事に注意。
- 《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》・壊獣
相手モンスターをリリースして特殊召喚できるモンスター群。
除去手段になるだけでなく、相手が特殊召喚を行わない場合でも《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》で攻撃してダメージを与えることが可能になる。
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の場合は効果ダメージもあり、さらに追い詰めることが可能。
《独奏の第1楽章》などの制約に引っかかるが、《オスティナート》なら特に制約はないため使える。
幻奏の耐性では全く防ぐ事ができないためミラーマッチではかなり重宝する。
- 《EMモンキーボード》&《EMリザードロー》
ペンデュラム召喚の出張セット。
レベル2~5のモンスターに特殊召喚時のみ適用される効果が多い幻奏とはかなり相性が良いと言える。
《一族の結束》等を阻害しない点も見逃せない。
エクストラデッキのモンスターについて †
構築にもよるが、特に必須カードは無いため、比較的枠は自由。
- 融合素材が「幻奏モンスター×2」の融合モンスター
融合素材が緩いため融合召喚しやすい。
こちらも全て幻奏の音姫に属するので、融合素材にそれを指定する後述の融合モンスターの下地にもなる。
消費が大きくなるが、《幻奏の音女アリア》と《幻奏の音女エレジー》を融合素材にしてから《融合解除》すれば、強力な耐性を同時に付与できる。
- 《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》
フリーチェーンで3枚まで墓地除外、その枚数×200自己強化できる。
相手の墓地アドバンテージを減らす誘発即時効果が刺さるデッキはそれなりにあり、そうでない場合でも最大で攻撃力3000となるため打点補助として使える。
融合召喚を取り入れている場合において、幻奏の主力アタッカーを任せられる。
《アテナ》や《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》等の強力な墓地利用モンスターを《トランスターン》でリクルートできるレベル6幻奏という点でも有用なモンスター。
そのため、融合召喚を取り入れた構築で《アテナ》等を中心に据えている場合にも重要となる。
- 《幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ》
(1)は、特殊召喚された場合に、幻奏を1体リクルートできる。
制限などが一切なく、メインデッキの幻奏の音姫など重い幻奏も選べ、カード・アドバンテージを稼げて単純に強力。
《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》の融合召喚も大きく支えることができる。
(2)は、幻奏融合モンスターの発動した効果を保証するもの。
(1)を通しやすくなるものの、《灰流うらら》は防げるが《無限泡影》等には無力。
後者については《幻奏の音女アリア》で防ぎたいところ。
発動自体を無効にされるのも当然防げない。
(3)は、同名カード以外の幻奏を表側守備表示で蘇生できる。
《アテナ》や《トランスターン》のコストにしたり、各種素材にしたりするだけでも更なる展開に繋げられる。
- 融合素材に幻奏の音姫を指定するモンスター
少々重いことが難点だったが、LEGACY OF DESTRUCTIONでの新規幻奏の登場により大分扱いやすくなった。
これらを中心に活かすのならば融合召喚軸や《アテナ》を採用した最上級モンスター寄りの構築での採用を考えたい。
- 《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》
破壊耐性と戦闘した際の戦闘ダメージ反射及び除去という強力な効果を持つ。
また、自身の耐性により《幻想召喚師》や《チェーン・マテリアル》による特殊召喚とも相性が良い。
ただし【真竜】・【ふわんだりぃず】・【妖仙獣】・【帝王】等の通常召喚、アドバンス召喚主体のデッキ相手では壁のみの役割になりやすい。
- 《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》
基本攻撃力2500であり、2回攻撃効果を持つ。
《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》と状況に合わせて使い分けたい。
融合素材を増やせる効果は、不要になった幻奏をまとめて墓地へ送るのにも役立つ。
後述の先攻1ターンキルの構築はどちらにおいても必須カード。
また、リンク素材・融合素材、コスト等に使用する事ですぐに幻奏をサルベージできる。
《幻奏の歌姫ソプラノ》や《幻奏の音女ソナタ》・《幻奏の音女カノン》を 融合素材に追加してすぐサルベージすれば、更に天使族を展開できる。
《アテナ》のバーンを連続で狙う際には覚えておきたい。
- 《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》
融合素材は幻奏の音姫+幻奏モンスター×2とかなり重い、このデッキ最大の切り札。
(1)は、任意の数の自軍幻奏モンスターの一定期間だけ除外とその数までの相手表側表示カードのフリーチェーンでの対象をとらない効果でのバウンス。
相変わらずカード・アドバンテージは獲得できないものの、非常に小回りが利くうえ、ノーコストで繰り返し発動でき、出しにくさに見合った強力な効果。
実質、幻奏唯一の除去持ちであり、相手の戦術を妨害したりフィールドを空けてビートダウンしたりと八面六臂の働きをする。
チェーンできるものなら、このデッキの弱点である耐性の穴をすり抜ける除去に対してもサクリファイス・エスケープで回避させられる。
更に、0枚バウンスもできるので《独奏の第1楽章》・《オスティナート》、《神の居城-ヴァルハラ》の発動条件を満たすのにも使える。
ただし、除外へのメタカードには非常に弱いため注意。
(2)は、除去に対する保険である。
同名カード以外の幻奏なら何でも特殊召喚できるため、《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》で凌いで返しの攻撃でバーンで勝利なども想定しよう。
- リンクモンスター
- 《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》
幻奏以外の展開が封じられるものの、デメリット無しの幻奏2体のリクルートにより盤面を優位にできる。
このカードを融合素材として処理するか、サンドバッグ覚悟で《幻奏の音女アリア》と共に置いておくかはしっかり考えたい。
《独奏の第1楽章》とは特殊召喚制限が重なるので相性がいい。
効果を無効にされると大変苦しい状況になるので《灰流うらら》や《エフェクト・ヴェーラー》等には要注意。
- 《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》
―その他のモンスター
幻奏最上級モンスターを採用する場合、できるだけ光属性モンスターで固めておきたい。
また、幻奏以外に耐性を与えられないため、それまで耐性で腐らせていた《奈落の落とし穴》等であっさり除去される可能性がある。
なので、幻奏以外のエクストラデッキのモンスターを使う際は慎重に動く必要がある。
- エクシーズモンスター
構築によって特殊召喚しやすいランク帯を採用すると良い。
このデッキであればランク3、ランク4をメインに採用できる。
不要になった幻奏等をどけるのにも役立つが、エクシーズ素材を使い切れない場合、素材となったカード全てを即座に墓地へ送る事はできない。
墓地利用カードとの兼ね合いを考慮すると、エクシーズ素材が残る場合には自己特殊召喚効果使用済み《幻奏の音女カノン》を残すのが最適だろう。
- 《天翔ける騎士》
汎用ランク4。
手札事故回避や展開力向上を目的に採用できる。
光属性・天使族なのでサポートを受けやすく最上級幻奏の音姫制約下でも問題なく扱える。
光属性なら何でも特殊召喚できるため、幻奏の特殊召喚時の効果を発動・適用させたり、デッキの核となれる効果を持つ幻奏の音姫や《アテナ》を補助したりできる。
(2)についてもレベル4幻奏は容易にフィールドに存在させられるので発動機会には事欠かない。
レベル4幻奏1枚で手札の光属性を特殊召喚できるようになるのは非常に便利。
総じて扱いやすく、自己再生によって非幻奏であり除去が集中しやすい点も補え、初動用魔法カードではできない後続の確保ができるため、どのような構築でも活躍を見込める。
ただし、幻奏はディスアドバンテージを抑えたコスト調達は得意でなく、(1)(2)共に手札消費が激しくなりやすい点と、アドバンテージを稼ぐ効果では無い点に留意。
- 《セイクリッド・オメガ》
光属性2枚をエクシーズ素材にエクシーズ召喚できるランク4。
スペルスピード2の魔法・罠カード耐性により非幻奏にもかかわらず 似たような運用ができるアタッカー。
比較的エクシーズ召喚しやすいセイクリッドなので、エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚する際のエクシーズ素材として適している。
このモンスターの効果を1回発動しても、《セイクリッド・トレミスM7》→《迅雷の騎士ガイアドラグーン》→《天霆號アーゼウス》と繋げばエクシーズ素材が4つあるため全体除去を2回も発動できる。
フリーチェーン全体除去を2回使えば大抵はガラ空きになるので引導火力と成り得る。
ただし、エクストラデッキを圧迫する点と《迅雷の騎士ガイアドラグーン》は《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》の制約に引っかかる点に注意。
また、《原始生命態ニビル》の恰好の的になる事も留意してエクシーズ召喚を途中で止める事も大切。
- 《天霆號アーゼウス》
エクシーズモンスターが戦闘を行ったターンにエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚するランク12。
このデッキでは破壊以外の除去手段が少なくなりやすく、墓地へ送るタイプの全体除去は非常に重宝する。
特にミラーマッチ等で厄介な耐性付与済み幻奏を全て墓地へ送る事ができるため、《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》や《アテナ》無しでも膠着した状況を突破できる。
エクシーズ素材を2枚とも外せるため、墓地利用と相性が良い。
天使族サポートは受けられないが光属性なので、制約がある最上級幻奏の音姫と共存できるのは強み。
エクシーズ素材には《彼岸の旅人 ダンテ》、セイクリッドや《迅雷の騎士ガイアドラグーン》が適しているだろう。
- 《輝光子パラディオス》
光属性2枚をエクシーズ素材にエクシーズ召喚できるランク4。
モンスター効果無効に攻撃力0固定にドローと、汎用性の高い効果を抱き合わせている。
どれも幻奏には無い攻撃的なもので、エクシーズ素材の指定もクリアしやすく役に立つだろう。
エクシーズ素材を2枚とも外せるため、墓地利用と相性が良い。
天使族サポートは受けられないが光属性なので、手札からの特殊召喚効果を持つが制約がある《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》と共存できるのは強み。
ほぼ確実に戦闘するため、《天霆號アーゼウス》の特殊召喚条件を満たすのにも役立つ。
しかしこのカード自身は効果を発動すると《天霆號アーゼウス》の全体除去を発動するためのエクシーズ素材が足りないというジレンマを抱えている。
- 《フェアリー・チア・ガール》
天使族2枚をエクシーズ素材にエクシーズ召喚できるランク4。
1枚ドローする効果を持つ。
光属性・天使族なのでサポートを受けやすく最上級幻奏の音姫制約下でも問題なく扱える。
《アテナ》のバーンを戦術の主軸の一つに据えている場合は、特殊召喚カードやそれらにアクセスするカードを引きこめ、かつ天使族であるこのカードも選択肢に入る。
ランク4の割に低ステータスなので、基本的に1枚につき1回しか発動機会は無く割り切って使うのが前提となる。
- 《武神帝-ツクヨミ》
光属性2枚をエクシーズ素材にエクシーズ召喚できるランク4。
手札2枚以下の時、手札を全て墓地へ送り2枚ドローする効果を持つ。
手札消費が比較的激しく、補充手段も少ないこのデッキでは発動条件を満たしやすく、2枚もドローできるのは強力。
獣戦士族武神の蘇生はまず無理なのでドロー、手札交換・墓地を肥やす事を主な目的として採用する事になる。
天使族サポートは受けられないが光属性なので、手札と関係する効果を持つが制約がある最上級幻奏の音姫と共存できるのは強み。
上級モンスターの基準値に少し劣る守備力なため、基本的に1枚につき1回しか発動機会は無いので割り切って使うのが前提となる。
敢えて攻撃表示で出し、《オネスト》を発動するかサルベージ等で警戒させれば2回目も発動できるかもしれない。
- 《彼岸の旅人 ダンテ》
汎用ランク3。
墓地を肥やす目的とそのまま《天霆號アーゼウス》になれるアタッカーとして採用できる。
天使族サポートは受けられないが光属性なので、サルベージ効果を持つが制約がある《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》と共存できるのは強み。
(3)も彼岸には除去や無効化持ちが存在するため弱点を補え魅力的だが、そのためだけに特段戦術の相性が良いわけでもない彼岸を混ぜるのは一考を要する。
- 《機装天使エンジネル》
汎用ランク3。
光属性・天使族なのでサポートを受けやすく最上級幻奏の音姫制約下でも問題なく扱える。
攻撃表示である必要があるがスペルスピード2の破壊耐性を付与できる。
非幻奏である《アテナ》等を守れ、かつ天使族なので《フェアリー・アーチャー》を使ってもライフを削り切れなかった時等に使える。
大抵《幻奏の音女ソナタ》をエクシーズ素材に含むため、全体強化が無くなるのでバトルフェイズを終えてからエクシーズ召喚したい。
- 《セイクリッド・ヒアデス》
光属性2枚をエクシーズ素材にエクシーズ召喚できるランク3。
主なエクシーズ素材になるであろう《幻奏の音女ソナタ》同様、戦闘補助が行える。
しかし、相手モンスター全てを守備表示にするので戦闘ダメージは減り、リンクモンスター相手にも分が悪い。
《セイクリッド・オメガ》同様、重ねてエクシーズ召喚の始動役として適任な点が他のランク3との主な差別点か。
- 《No.28 タイタニック・モス》
汎用ランク7。
種族も属性も異なるが、《アテナ》に寄せた構築での引導火力として採用できる。
《アテナ》やそのバーン効果を強くサポートする《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》でエクシーズ召喚する事になるだろう。
ただし《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》の効果を発動したターンにエクシーズ召喚する事が多く、あちらの制約により実質「1200ダメージを与えるメインデッキを圧迫しない火力」という立ち位置になりやすい。
エクシーズ素材は使わずに直接攻撃できるため《天霆號アーゼウス》のエクシーズ素材候補として適任。
《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》の制約下ではエクシーズ召喚できず、《幻奏の音女アリア》の適用下や、幻奏の強化を行うカードとも相性が悪い点に注意。
このカードのエクシーズ素材にするカード以外のモンスターは下記のリンクモンスターのリンク素材にして自爆特攻する等して直接攻撃の条件を整えるようにしよう。
- 《トリックスター・フォクシーウィッチ》
《アテナ》のバーンを戦術の主軸の一つに据えている場合は、単体でバーンできる効果を持ち、かつ天使族であるこのカードも選択肢に入る。
《アテナ》のバーンを発動するために幻奏で埋まったモンスターゾーンを、融合召喚関連カードを使い切った後でも空ける事ができ、更なる展開とそれに伴うバーンを続けられる。
このカードが破壊された場合も、後続として採用した《トリックスター・ディーヴァリディス》を特殊召喚する事で、更にバーンダメージを与えられる。
ある程度幻奏の展開でバーンしておけば、あちらの(3)の効果での展開抑制も効果的になってくる。
(1)(2)ともに、低攻撃力なうえ除去カードが1種しかない幻奏ではボード・アドバンテージを奪いづらいため、それなりのダメージ量を見込める。
(2)の破壊された場合という発動条件も、リンク3にしては低い攻撃力と非幻奏であるため耐性付与されないことから満たしやすい。
- 《代行者の近衛 ムーン》
天使族をリンク素材にリンク召喚できるリンク2。
苦手とする《スキルドレイン》の影響下でも除去ができる。
ただし、2:1交換はほぼ避けられずディスアドバンテージになるので注意。
(1)は【代行者】に寄せた構築以外では《コーリング・ノヴァ》の擬似サーチには使えるかといったところ。
魔法・罠カードについて †
幻奏モンスターは特殊召喚されている場合に効果が適用されるものが多いため、モンスターを特殊召喚するカードは入れておきたい。
また、幻奏はハンド・アドバンテージ・墓地アドバンテージ・除外アドバンテージも稼ぐのは得意でないため、枠に余裕があれば主な特殊召喚元のアドバンテージを稼ぐ事も補いたい。
他にも、モンスターに除去や妨害効果を持つものが少ないため、魔法・罠カードでも補っておきたい。
- 《独奏の第1楽章》
デッキからレベル4以下の幻奏を特殊召喚する。
主に《幻奏の歌姫ルフラン》をリクルートして《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》へ繋げるデザイナーズコンボを決めるのに使う事になるだろう。
しかし幻奏以外の特殊召喚が封じられる上、《オスティナート》や《神の居城-ヴァルハラ》等の存在もあり、現在のカードプールではやや限定的な用途にしか使えないのはネック。
他のモンスターとの兼ね合いを考えた上で枚数を調整したい。
- 《オスティナート》
手札・デッキから融合素材を調達できる幻奏専用の融合召喚サポートカード。
融合モンスターはエンドフェイズに自壊するが、融合素材1組を蘇生することができる。
《幻奏の音女アリア》と《幻奏の音女エレジー》を並べれば強力な耐性を付与できる。
効果で破壊されない《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》ならばフィールドに維持することも可能。
《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》はサルベージができ、幻奏モンスターの実質的なサーチが可能。
《幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ》なら蘇生が狙える。
ただし、融合素材1組しか幻奏モンスターが墓地に存在しない場合はその2体の蘇生との両立は不可なので序盤で狙うのはやや難しい。
- 幻奏カード
《幻奏の歌姫クープレ》のペンデュラム効果でサーチしたり、《ブリリアント・ローズ》の手札コストにしたりできる。
- 《幻奏協奏曲》
(1)で天使族融合モンスターを融合召喚できる。
ペンデュラムゾーンを融合素材に使用できるので、融合召喚をする際のディスアドバンテージを減らせるのが特徴。
(2)は緩い条件でドローできるというアドバンテージを稼げる貴重な効果。
自身はデッキボトムに戻るためサーチ先としても扱いやすい。
- 《幻奏のイリュージョン》
幻奏モンスター1体にターン中魔法・罠カードへの耐性と2回攻撃を付与する通常罠。
効果は非常に強力だが罠カード故に遅さがある点には注意。
また、全体的に攻撃力の低い幻奏において2回攻撃は活かしづらい。
《幻奏の音女エレジー》の耐性とは好相性の反面、《幻奏の音女アリア》の耐性とは兼ね合いが悪い点も考慮したい。
強力な耐性を持つ幻奏モンスターに更に耐性を付与しても恩恵が少ない事も評価を下げる。
2回攻撃を活かせなければアドバンテージを獲得しづらく、採用には一考を要する。
- 幻奏をリクルートするカード
- 《トランスターン》
幻奏はレベルがばらけており、手札から特殊召喚できるものも多いためコストの調達も容易であり相性が良い。
デッキの中心となる《幻奏の歌姫ルフラン》、《幻奏の音女アリア》や《幻奏の音女エレジー》、《幻奏の歌姫ソプラノ》、《幻奏の音女ソナタ》や《アテナ》、最上級幻奏の音姫等をリクルートすることができる。
《神の居城-ヴァルハラ》や《独奏の第1楽章》と違い、モンスターを展開している状況でも重要なカードをリクルートできるため、非常に便利。
《幻奏の歌姫ソロ》等で《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》を特殊召喚し、幻奏をサルベージしつつ《大天使クリスティア》等を特殊召喚するのもいいだろう。
墓地送りはコストなので《幻奏の音女アリア》の特殊召喚後にも使用でき、腐ることも少ない。
- 《トランスターン》
- 《同胞の絆》
自分フィールドの下級モンスターと種族・属性・レベルが同じでカード名が異なるモンスター2種類をリクルートする効果を持つ。
《幻奏の音女アリア》を含む2体をリクルートすることで、全ての幻奏に戦闘破壊と対象をとる効果への耐性を付与できる。
ライフコストやバトルフェイズの放棄は痛いが、それに見合う強固な壁を置くことが可能。
しかし昨今は壊獣をはじめ、其々のカテゴリ内のカードでもあっさりとその「強固な壁」を壊されてしまうので、発動時の損失が大きい。
共にリクルートするのが《幻奏の歌姫ルフラン》・《幻奏の歌姫ソプラノ》ならば幻奏のサーチ・サルベージができ、《オネスト》ならばフィールドを経由するサーチとなる。
《幻奏の音女アリア》を特殊召喚した後は幻奏をこのカードの対象にできなくなるため、中盤以降は腐ることもある。
- 《名推理》
運が絡むもののデッキからモンスターを特殊召喚できる。
レベル4が多めになることが多いがデッキ構築の段階でレベルを散らばらせれば問題ない。
《大天使クリスティア》や《アテナ》、最上級幻奏、《幻奏の歌姫ルフラン》を持ってこれれば理想的だが《幻奏の音女エレジー》や《幻奏の音女アリア》を特殊召喚できれば十分と言える。
- 手札の幻奏を特殊召喚するカード
- 《神の居城-ヴァルハラ》
天使族を手札から特殊召喚できる。
《独奏の第1楽章》・《オスティナート》とは発動条件を食い合うので、下級幻奏以外のモンスターを多用する場合にはこちらの枚数を増やすなど、調整をしておきたい。
こちらの利点は、《ヘカテリス》によるサーチが利く点と、《独奏の第1楽章》のような制約もなく手札の天使族はほぼなんでも特殊召喚できるため、様々な戦術に繋げられる点だろう。
《幻奏の音女アリア》・《幻奏の音女エレジー》による耐性付与や、《幻奏の音女セレナ》をフル活用する用途では、《オスティナート》や《独奏の第1楽章》の方が消費が少なく、より適している。
3種とも必須カードに近いが、基本的に場もちの良いこのデッキではどれも手札でダブつくと持て余しがちになる。
何度も調整をし、それぞれの構築に合った枚数を判断したい。
- 《神の居城-ヴァルハラ》
- 《光神化》
《幻奏の音女エレジー》や《アテナ》、《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》を併用することで自壊デメリットをキャンセルできる。
幻奏最上級モンスターの効果を使いやすくもなる。
相手の破壊効果にチェーンして《幻奏の音女エレジー》を特殊召喚し、破壊を防ぐといった動きも可能。
幻奏の音姫を特殊召喚する事で《幻奏の歌姫ソプラノ》でもあちらを融合素材に指定した融合モンスターを融合召喚しやすくできる。
この時幻奏の音姫の効果で《幻奏の歌姫ソプラノ》も揃える事が可能なので幻奏の音姫と《幻奏の歌姫ソプラノ》を採用している場合、特に相性が良いと言える。
また、《アテナ》で連続バーンを狙う際に召喚権を消費していても展開を続けられるので、そのような戦術とも相性が良い。
《アテナ》、《幻奏の音女タムタム》・最上級幻奏の音姫を《地獄の暴走召喚》して、ハンド・アドバンテージの大幅な獲得・強力な展開効果やバーン効果の連続発動を狙う事もできる。
また、《幻奏の音女ソナタ》を3枚全てフィールドに揃えコンボ等に利用するのも狙える。
- 《歌氷麗月》
下級モンスターしか出せないが、デメリットや発動条件もなく、《召喚僧サモンプリースト》なども出せる。
タイミングは遅いが、(2)によって融合やフュージョンカードをサーチできるため、手札からの特殊召喚という手札消費の荒さを補え、《独奏の第1楽章》よりも使い道に幅がある。
ドラゴン族はまず出ないデッキなので(1)の全体除去も単なるメタとして扱える。任意効果なうえ、除去が不足しがちなので損はないだろう。
- 《一族の結集》
幻奏は天使族で統一されているため発動は比較的狙い易い。
フィールドに既にモンスターがいる必要はあるが、蘇生と使い分けることが可能。
《幻奏の音女アリア》の効果の適用下では幻奏以外のモンスターを対象にしなければ発動できない点に注意。
(2)もフル活用するためには同名カードでデッキを圧迫する点にも注意して採用すること。
- 《リビングデッドの呼び声》・《戦線復帰》
汎用蘇生罠カードである。
壊獣等で崩された耐性をすぐに付与し直したりできる。
このカードや他の幻奏モンスターの除去にチェーンして《幻奏の音女エレジー》を特殊召喚し、破壊を防ぐことが可能。
逆に特殊召喚した《幻奏の音女エレジー》がいる状態なら幻奏モンスターを安全に特殊召喚できる。
併用しやすいアーティファクトモンスターの効果を蘇生によって使うことも可能なため、そのタイプではより重要となる。
《戦線復帰》は自分のターンに攻めに使えない点、《リビングデッドの呼び声》は攻撃表示で出てしまうため、《幻奏の音女アリア》の効果で戦闘破壊耐性を持った幻奏モンスターをサンドバッグにされやすい点がそれぞれあるので、デッキタイプに応じて使い分けたい。
- 《ブラック・ガーデン》
対象となるのは《幻奏の音女アリア》と《幻奏の歌姫ソロ》と《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》だけだがどれも優秀な効果を持つため問題ないだろう。
特に《幻奏の歌姫ソロ》は、リクルート効果の補助もできるので相性がいい。
またデュエルが膠着した時このカードで相手フィールドのローズ・トークンに攻撃することでダメージソースにもなる。
- 《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》
魔法カードを再利用しつつ光属性・天使族を蘇生できる。
また、儀式召喚関連のカードを幾つか採用する事になるが、手札で持て余している《独奏の第1楽章》・《オスティナート》、《神の居城-ヴァルハラ》や《同胞の絆》等の展開用魔法カードを儀式魔法や光属性儀式モンスターへ変換しつつ、蘇生の為の墓地アドバンテージを稼げる。
サーチ先は、儀式魔法なら幻奏以外も守る事ができる上にこのカードでその(2)の効果も扱いやすい《機械天使の儀式》がある。
儀式モンスターでは耐性を無視した除去と貫通を持ち、幻奏に不足する攻撃面を補う《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》が候補か。
幻奏側がレベルを合わせやすいため、儀式召喚しやすく、すぐに除去されても《機械天使の儀式》を墓地へ送る事と除去は最低限こなせる。
―その他相性の良いカード
- 《一族の結束》
天使族に比重が偏りやすく、《幻奏の音女エレジー》などの攻撃力を上げることで戦闘破壊による突破を防ぎやすくなるのと同時に、相手を突破しやすくなる。
《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》で除外できるので多少は他種族を混ぜても扱える。
- 《光の召集》
天使族を手札から出せる《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》が存在するときに使用し、《アテナ》を回収して特殊召喚することで大量展開を可能にする。
《オネスト》等手札誘発モンスターとも相性が良い。
ただし幻奏はサルベージ持ちが存在するとはいえ、それほどハンド・アドバンテージ獲得に長けておらず、手札消費も荒いので、大量展開には工夫を要する。
罠カードなので遅いのも欠点。
- 《強欲で金満な壺》
キーカードを手に入れると動きが段違いなデッキなのでドローソースも検討できる。
なかでもこちらは《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》を除き、制圧できるようなエクストラデッキモンスターはおらず必須カードも無いため、デメリットをそこまで気にせず扱える。
ただし、《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》やカテゴリ外カードが無いと突破できない事も多々あるため、運が悪ければ発動時点で敗北濃厚となる。
とはいえ、元々【天使族】は相手デッキとの相性に左右されやすく、このデッキも例外ではないため、割り切って使うのもあり。
- 《手札抹殺》・《手札断殺》
主に手札事故回避・デッキ圧縮と墓地肥やしによって、展開力向上を目的に使用する。
幻奏はサーチやドローが得意でないため、キーカードを必要なタイミングで揃えにくい。
その割に互いに発動条件を潰しあう初動向き展開用カードが多くなる構築になりやすい。
また、耐性付与していると、直接的なサーチが利く《神の居城-ヴァルハラ》や《幻奏の歌姫ソロ》による特殊召喚も中々できない。
そのような腐ったモンスターや魔法カードを墓地へ送ることで 墓地アドバンテージを稼ぎ、《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》を含めた蘇生カードやサルベージ持ち幻奏等の、墓地利用カードの発動を支え展開力を底上げできる。
更に《トランスターン》等腐り難い展開用魔法カードは残しつつ、それらをドローできる可能性もある。
《アテナ》軸【ビートバーン】中心の構築では、《アテナ》が存在するターンに天使族を何回特殊召喚できるかは非常に重要な観点の一つになるので、手札と墓地アドバンテージの質を高め特殊召喚回数を引き延ばす際に特に活用できる。
特に、リクルートで引き込みにくい《幻奏の音女ソナタ》と、それらをサルベージできるカードや、そのサルベージ持ちを特殊召喚できるカードを手札や墓地に用意できるのは評価できる。
ただし、ドローなので運が絡む点と、発動時点でほぼ確実に1枚のディスアドバンテージなので、その後の行動でなるだけ最大級のアドバンテージを得られるプレイングをよく想定して使わないと、相手に墓地アドバンテージを与える事も相まって大した働きはできない点に注意。
一応、相手の手札にあったカードは《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》で除外すれば墓地アドバンテージは与えずに済む。
展開の過程で融合召喚し、発動できるようにしておきたい。
- 《おろかな埋葬》
蘇生等墓地利用を特に多用する場合は入れるのも良い。
幻奏はサーチやドローが苦手だが、サルベージはそこそここなすため、必要なモンスターを揃えるのにも役立つ。
ただし、発動時点でほぼ確実に1枚のディスアドバンテージな点と、幻奏はアドバンテージ獲得能力に著しく乏しいので手札1枚にかかる役割や負担が大きく、影響が小さく無駄な動きになりやすいカードを使う余裕は無い点に留意して採用すること。
戦術 †
《幻奏の歌姫ルフラン》で始動するか、《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》や《アテナ》などの特殊召喚効果でモンスターを並べ、相手を制圧する。
その過程で《幻奏の音女アリア》と《幻奏の音女エレジー》を並べ、強力な耐性を付与し、相手の反撃を封じるという動きとなる。
ただ、幻奏は攻撃力が低く、耐性を付与しても相手モンスターを倒せずダメージを与えられない状況に陥りやすい。
また、昨今は耐性を突破してくるカードも増えており、悠長に構えている暇はなくなってきている。
そのため、《幻奏の音女ソナタ》・《オネスト》の戦闘補助を併用して攻撃力を補ったり、《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》or《幻奏の音女エレジー》+全体除去で一気に突破したり、《アテナ》のバーンを利用する必要がある。
時にはシンクロ召喚やエクシーズ召喚やリンク召喚などで相手へ切り返していくことも重要となる。
総じて、耐性を付与する事に傾倒しすぎると勝利手段に欠けてしまうため、「どのような手段をどの程度採用してライフを削りきるか」を意識しながらデッキ構築すること。
デッキの種類 †
幻奏ペンデュラムモンスター軸 †
《幻奏の歌姫ルフラン》またはそれにアクセスできるカード+手札誘発+その対策等で構築し、《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》+《幻奏の音女アリア》・《幻奏の音女エレジー》でロック及び【バウンス・コントロール】する変則的な【フィフティ・フィフティ】。
幻奏でデッキを組む際、最も思いつきやすくオーソドックスなものと言えるだろう。
主に、1枚からあらゆる幻奏にアクセスできる《幻奏の歌姫ルフラン》と、弱点を大きく補える《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》が追加されたことで本流となった。
採用するカードは下記のロック軸・《幻奏の歌姫ルフラン》も参照のこと。
《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》の継続的なバウンスにより、低攻撃力があまり気にならず直接攻撃の機会も増やせたため、基本的な動きがそのまま勝利に直結し安定性も高い。
ややパーツが多いものの、新規カードらの汎用性の高さから、他の構築との混合構築も比較的容易。
ただ、他構築と比べてかなり分かりやすく《独奏の第1楽章》と特に《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》がマストカウンターとなり、効果を通せなかった場合は敗北濃厚となるため、しっかりと対策しておきたい。
また、《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》は《カオスハンター》や《異次元からの埋葬》などの除外へのメタカードで大打撃を受けるため、動向には注意しながら動くこと。
制約がないカードのみで動けば幻奏以外の大型エクストラデッキモンスターで制圧する事もできる。
展開例については《幻奏の歌姫ルフラン》を参照。
ロック軸 †
《幻奏の音女アリア》と《幻奏の音女エレジー》を特殊召喚し、「破壊以外の対象を取らない除去」でしか突破できない壁を作り疑似的にロック、制圧する構築。
旧来の純構築がこれに該当する。
昨今はさほど通用しないデッキも多いが、除去手段を汎用性の高い全体除去や、戦闘破壊や効果破壊・対象をとる効果に頼っているようなデッキには滅法強いのが魅力。
まずは《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》や《オスティナート》で上記2体をリクルート、幻奏へ耐性を付与する。
そして《幻奏の音女ソナタ》や《幻奏の音女スコア》、汎用性の高いカード・エクストラデッキで攻撃力、除去・妨害力を補って、突破されないうちにさっさと殴りきるのがコンセプト。
《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》をリンク召喚するために、《幻奏の音女ソナタ》・《幻奏の音女カノン》、《幻奏の歌姫ソロ》、《独奏の第1楽章》は多めに採用する。
また、そのリクルートを無効にされたり後攻になって制圧されてしまうだけでもかなり厳しいため、対策となる手札誘発カードも多めが良い。
特に、それらを引き込むことができ自身も展開を抑制できる《増殖するG》はほぼ必須。
《朱光の宣告者》などは幻奏のほぼ唯一のアドバンテージ源である《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》でならサルベージでき牽制になるので同時採用もあり。
《大天使クリスティア》で制圧力を高めるのも良いが、諸刃の剣なので扱いには慎重を期す。
《幻奏の音女カノン》や《幻奏の歌姫ソプラノ》・《幻奏の歌姫ソロ》によるエクシーズ召喚などエクストラデッキの拡張も一定の重要性があり、《輝光子パラディオス》など扱いやすく決定力のあるものを数枚は入れておきたい。
全体的に手札枚数や、(相手デッキとの相性にもかなり左右されるが)勝利するための手段にはかなり悩まされるデッキなため、採用するカードやその枚数は各々の環境に合わせ慎重に検討しよう。
漠然と《幻奏の音女アリア》、《幻奏の音女エレジー》とそれらを特殊召喚するカードの枚数を増やすと守備表示で耐えるだけのジリ貧に陥りやすいため注意して組むこと。
そして、そもそもこの程度の耐性は現在では決して過信できるものではないことにも留意。
全体除去軸 †
《幻奏の音女エレジー》と破壊による全体除去のコンボを軸にして相手の展開を阻みつつボード・アドバンテージを拡大していくコントロール寄りの構築。
基本的にはロック軸と似たようなカードを中心に採用するが、《激流葬》や《つり天井》など相手ターンでも扱える全体除去を多めに取り入れるのが特徴。
《トラップトリック》は上記の全体除去通常罠をリクルートして即発動もできるため合わせて採用する。
《激流葬》は《海竜神の激昂》でサーチでき、心理戦に持ち込むこともできる。
《失楽の魔女》や、《幻奏の音女エレジー》の耐性付与にも転用できる《光神化》・蘇生罠カードなど相手ターンでこれらのトリガーを引けるカードも積極的に採用する。
《失楽の魔女》は、《禁じられた聖槍》のサーチもでき効果破壊耐性が無くても全体除去から生き残らせることができるため禁じられたカードも少量採用したい。
《幻奏の音女エレジー》は幻奏・《オスティナート》以外では、やや不安定だが《失楽の魔女》からもリクルートできる《宣告者の神巫》や《クリスタル・ローズ》+蘇生などの方法で特殊召喚できるため、各々のデッキに合ったものを取り入れよう。
相手モンスターとの戦闘に勝利する必要が薄れるので《幻奏の音女スコア》・《オネスト》はあまり採用されない。
また、幻奏以外は《幻奏の音女エレジー》での耐性付与ができないため、罠カードとの相性に優れ《海竜神の激昂》の(2)で守れるバージェストマを採用したり、エクシーズモンスターも《セイクリッド・オメガ》など耐性のあるものや強力な起動効果を持ち自分ターンで役割をほぼ果たせるようなものを中心に採用したりすることになる。
時には《幻奏の音女エレジー》が居なくても全体除去を発動しなくてはならない場面が出てくるので、スペースが許せば《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》などでディスアドバンテージの回復に努めたい。
全体除去でこちらの耐性をすり抜けるモンスターの展開を阻み、手早く《幻奏の音女ソナタ》・《幻奏の音女エレジー》で全体強化してビートダウンして殴りきるようにしよう。
ロック軸同様、実際のデュエルではデッキ同士の相性に大きく左右され、こちらは特にミラーマッチや【マジェスペクター】など効果破壊耐性を持つデッキには苦戦を強いられるだろう。
融合召喚軸 †
《幻奏の歌姫ソプラノ》や《クリスタル・ローズ》など各種融合召喚に関するカードを中心とした構築。
《幻奏の歌姫ソプラノ/Soprano the Melodious Songstress》 効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1400/守1400 「幻奏の歌姫ソプラノ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが特殊召喚に成功した時、「幻奏の歌姫ソプラノ」以外の 自分の墓地の「幻奏」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。 (2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 「幻奏」融合モンスターカードによって決められた、 このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
幻奏にはサーチや扱いやすいリクルート手段がほぼ無いが、融合・フュージョンはサポートカードが豊富であり、ロック軸よりも比較的安定して耐性付与した幻奏を展開できる。
幻奏融合モンスターを積極的に融合召喚していき、相手のライフを削っていく。
融合素材の関係上、融合素材代用モンスターや《融合準備》によるサーチが使えないのが欠点だが、《クリスタル・ローズ》による同名カード化や融合召喚戦術自体のサポートの厚さから展開自体は容易である。
《クリスタル・ローズ》などで幻奏の音姫最上級モンスターを墓地へ送ることで、《幻奏の歌姫ソプラノ》や《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》でサルベージする準備が整い、次の融合召喚を行いやすくなる。
また、特殊召喚した際の幻奏モンスターの効果も相まって《融合解除》とは相性が良い。
《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》を軸とする場合は2回攻撃と魔法・罠カードへの耐性を付与する《幻奏のイリュージョン》も積極的に使用して高速でライフを削りたい。
融合素材に最上級モンスターを使用する関係上、《トレード・イン》や《七星の宝刀》などの手札交換カードも採用したい。
幻奏モンスターの中でも高い展開力と攻撃力を持つカードを融合素材に指定しているので、《融合解除》等による追撃で豪快な戦術を繰り出すことができる。
いずれにせよ汎用性の高いカードで相手の展開を抑制し自分の展開は通すようにしておかないと、円滑な融合召喚は出来ない。
特別なコンセプトが無かったりよほど強力なカードでないなら、限定的な状況でしか扱えないカードの枚数は控えめにしておきたい。
ただ、幻奏融合モンスターはどれもそれなりに大きなダメージを与えやすいため、しっかりと活かしてやれるような構築をしたいところ。
《アテナ》【ビートバーン】軸 †
【幻奏アテナ】とも呼ばれる。
幻奏の耐性よりも、その特殊召喚のしやすさや天使族の召喚サポートもこなせる点により注目した型。
《アテナ》をフィールドに出し、主に《幻奏の音女ソナタ》の自己特殊召喚を中心に天使族を繰り返し特殊召喚し、連続バーンと高打点の大量展開を行い削りきるデッキ。
攻撃力や除去能力が低く勝利手段に悩まされがちな幻奏において、1ターンキルを狙うこともできるほどライフ・アドバンテージを奪うことに長けているのが魅力。
大抵の【ビートバーン】より時間稼ぎや防御面に優れ、ある程度状況が整うまで展開を抑えることができ、モンスターの再利用も得意なので比較してディスアドバンテージを抑えやすい。
「多数の選択肢の中からバーン回数を最も多く稼ぎつつ、残したライフを仕留めきれるアタッカーを用意するルート」を見極めなくてはならず、使いこなすには慣れと経験が要求される。
まずは特殊召喚回数に制限の無い《幻奏の音女ソナタ》、《幻奏の歌姫ソプラノ》と、それを再利用できる《幻奏の歌姫ソプラノ》、《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》、《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》を多めに採用する。
そして《アテナ》と最上級天使族の展開を支える《神の居城-ヴァルハラ》や《光神化》・自身も最上級天使族の《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》、《トランスターン》&《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》などを多めに採用する。
更にそれらへアクセスしつつ天使族を墓地へ送ることができ《アテナ》の効果を補助できる《ヘカテリス》や《手札抹殺》は必ず採用したい。
非常に幅広い様々な展開手段がある点や、想定されているであろうデザイナーズデッキの構築からはかなりズレているのでやや上級者向け。
《幻奏の音女アリア》、《幻奏の音女エレジー》はバーンに貢献せず場持ちの良さが仇となり展開を阻害する性質もあるため、枚数はかなり少なめでも良い。
時間稼ぎ用途で比較的扱いやすい《幻奏の音女アリア》1枚のみで留めることも充分に考えられる。
最上級モンスターが多いがその分特殊召喚手段も多く両者のバランスをうまく取れれば致命的な事故は起こりづらい。
《アテナ》を展開したら、《幻奏の音女ソナタ》を自己特殊召喚し、各種素材や《アテナ》の効果のコストなどに使用し墓地へ送る。
以下はそれぞれのカードの使い方の紹介兼展開パターンの一例である。
蘇生した《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》や《幻奏の歌姫ソプラノ》でサルベージ→再度自己特殊召喚→融合召喚等で墓地送り。
《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》を《トランスターン》などのコストにしてサルベージ→再々自己特殊召喚、リクルートした《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》で更に幻奏の音姫最上級モンスターを特殊召喚しまた特殊召喚に繋げる・・・といったように何度も幻奏を展開してバーンと高攻撃力モンスターの展開を両立する。
ここまで展開できることは稀だが、この時点で4800ものダメージを与えた上で《幻奏の音女ソナタ》の全体強化を受けた最上級モンスターが並び、大分勝利へ近づいている。
特に《トランスターン》は幻奏融合モンスターから《アテナ》・上述の特殊召喚回数を増やせる上、1ターンに1度の発動制限が緩い幻奏の音姫最上級モンスターをリクルートでき、非常に相性が良い。
ここから《トリックスター・フォクシーウィッチ》や《フェアリー・アーチャー》を特殊召喚できれば勝利は目前。
ただし、上記の通り手札やデッキ、墓地の状況に左右されるうえ、幻奏の耐性付与の面はあまり活用しないので他の構築よりも明らかに持久力が低い。
《神の居城-ヴァルハラ》などでの次の展開を行う余力がない場合やこのターンで勝利が難しい場合に備え、展開の最後を《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》の融合召喚で留め、防御の構えを取るなどしたい。
《アテナ》の存在するターンにどれだけ動けるかがカギとなる。
ミラーマッチなど天使族主体のデッキ全般にはそれなりに有利。
滅多に遭遇しないだろうが【キュアバーン】にはかなり苦戦を強いられる。
先攻1ターンオーバーキル軸 †
天使族でデッキの殆どを埋め尽くし、《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》+《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》+《フュージョン・ゲート》+《魂吸収》による超バーンで削りきるコンボデッキ。
融合素材を16枚以上使用するため、《幻奏の音女オペラ》など到底採用しがたい幻奏も採用できるのはこの構築ならでは。
- 《享楽の堕天使》で《光神テテュス》をアドバンス召喚する。
- 《打ち出の小槌》や《チキンレース》など制約なく即効性に優れたドロー効果で《光神テテュス》のトリガーを引き、デッキをほぼ全てドローする。
- 天使族ペンデュラムモンスターで《闇薔薇の妖精》等レベル2闇属性天使族を3枚ペンデュラム召喚。
- それらで《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》をエクシーズ召喚。
- 《魂吸収》・《フュージョン・ゲート》を発動し、《フュージョン・ゲート》でフィールド・手札の幻奏を全て融合素材にして《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》を融合召喚。
- 《フュージョン・ゲート》により融合素材は全て除外されるため、《魂吸収》のトリガーを引ける。
16枚以上除外すれば8000以上の回復となり《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》により8000以上のバーンが発生し先攻1ターンキルとなる。
実際のデュエルではオーバーキルを行いやすく、多少の回復では防ぎきれないという特長がある。
ソリティア性が高く相手への配慮は必要だが、幻奏らしからぬ超火力で先攻1ターンキルは爽快の一言。
ただ、パーツが多い為、あまり実用的ではない。
先攻1ターンキル軸 †
《幻奏の音女タムタム》の500バーンを16~18回発動し8000~9000ダメージを与えるコンボデッキ。
上述の先攻オーバーキル軸に比べ、パーツが少ないのは利点。
ただし、あちらはおおむね10000~18000程度の効果ダメージを与えられるのに対しこちらは僅か8000~9000と、少しでも回復されたら失敗してしまう。
まずは《王立魔法図書館》・《妖刀竹光》をフィールドに出すためにドローを繰り返す。
- 《トゥーンのもくじ》や《無の煉獄》、《闇の誘惑》など魔法カードのデッキ圧縮・ドローソースでドローしまくる。
《王立魔法図書館》は魔力カウンターが溜まり次第毎回発動しておく。- 《妖刀竹光》を引いたら装備させ、手札が溜まってきたら《魔法石の採掘》で《妖刀竹光》のサーチを発動したり《打ち出の小槌》などを駆使したりして《黄金色の竹光》を発動し、デッキをほぼ全てドローする。
- 手札に《幻奏の音女タムタム》3枚と幻奏の音姫、《融合》、《融合解除》が揃ったらコンボ始動。
- 《融合》で4枚の幻奏を融合素材に《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》を融合召喚し、《幻奏の音女タムタム》3枚により計1500バーン。
- 《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》を《融合解除》し《幻奏の音女タムタム》で《融合》をサルベージ。
- 適宜《無欲な壺》で《融合解除》をデッキに補填し、ドローソースでまたドローする。
- 4,5,6を繰り返し、合計16回(《成金ゴブリン》を発動していれば18回)《幻奏の音女タムタム》でバーンすれば先攻1ターンキルとなる。
性質上《成金ゴブリン》1枚なら使えるため、安定性に貢献する。
ソリティア性が高く相手への配慮は必要だが、幻奏らしからぬ超火力で先攻1ターンキルは爽快の一言。
ただ、こちらもパーツが多い為、あまり実用的ではない。
デッキの派生 †
《幻奏の歌姫ルフラン》から無数の展開ルートに繋げられるため、《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》と《独奏の第1楽章》を利用しなければ、様々な【ペンデュラム召喚】系統のデッキと組み合わせやすい。
幻奏の音姫最上級モンスターの誓約効果も、【光属性】ならば気になりにくい。
アーティファクト混合型 †
同じ光属性・天使族のアーティファクトを併用し、幻奏の弱点となる除去能力の低さを、《アーティファクトの神智》・《アーティファクト-モラルタ》などで補う。
同時に、【アーティファクト】の弱点であるモンスターが展開できない状態の弱さを補える。
《幻奏の音女ソナタ》の全体強化や《リビングデッドの呼び声》・《トランスターン》などのサポートも共有できる。
《幻奏の音女アリア》を維持しつつ、耐性をすり抜ける除去を《アーティファクト-デスサイズ》でカバーする。
長期戦になる事を防ぐ為、妨害カードは最小限に抑え、早めに勝負を決めたい。
サイバー・エンジェル混合型 †
同じ光属性・天使族のサイバー・エンジェルを併用し、幻奏の弱点となる打撃力・除去能力の低さを、《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》で補う。
同時に、カテゴリ外への直接的な耐性付与ができない点を《機械天使の儀式》で補強できる。
余りやすい展開用魔法カードを《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》で儀式魔法か光属性の儀式モンスターに変換でき事故率を下げられるのも魅力。
特に《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》は墓地に溜まった魔法カードをデッキに戻すことで幻奏を含め光属性・天使族の蘇生もこなせるため《テラ・フォーミング》も併用して是非取り入れたい。
同じく魔法カードを《心変わり》に変換する《大邪神 レシェフ》や牽制に優れる《古聖戴サウラヴィス》も扱える《精霊の祝福》を採用するのも良い。
幻奏はレベルがばらけており、レベル7は3種存在するためある程度リリースは用意しやすい。
《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》や《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》がサルベージ効果も持つので、同名カードを繰り返し儀式召喚して除去したり、《トレード・イン》を《幻奏の音姫プロディジー・モーツァルト》等と共有しても良い。
レベル8サイバー・エンジェルはプレイヤー自身に除去を強要するので確実にディスアドバンテージを負わせることができ、お互いに盤面を突破できず膠着状態に陥ってしまってもデッキ切れを待たず上述の2枚のサルベージや《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》の儀式魔法の再補填からの儀式召喚で突破しやすい。
リリースや《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》で墓地利用を狙いやすいので《死者蘇生》なども投入したい。
儀式召喚と幻奏には特に関連が無いため、効果や種族・属性のシナジーを活かした構築が重要。
サイバー・エンジェルも2回攻撃などを持ち《オネスト》とも相性が良い。
サイバー・エンジェルや儀式召喚がサーチに長けているため、サーチ手段に乏しい幻奏側のキーカードが来なくても安定して動ける。
罠カードを入れるスペースはほぼ無くなり相手ターンは《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》と手札誘発、それぞれのカテゴリと一部の儀式モンスターが得意とする耐性頼みになるため、やはり早めに殴り切りたい。
このデッキの弱点 †
- 特殊召喚メタ ・展開の妨害
特殊召喚で適用される耐性のため、特殊召喚自体を封じられてしまうと耐性が得られず、効果も活かせない。
それだけでなく特殊召喚効果を持つカードを多く採用しているので、幻奏以外の多くのカードも腐る。
また、種族・属性を変更された場合、制約に引っ掛かり、展開しにくくなってしまう。
墓地利用の頻度もやや高いため全体除外などの墓地メタがあるだけでもかなり動きづらくなる。
- 耐性の穴
《スキルドレイン》等の対象を取らない無効化に最も弱く、耐性付与や多くの展開手段を完全に封じられた上に、弱小モンスターにされてしまう。
他にも、獲得した耐性が一時的に無くなってしまう《皆既日蝕の書》や《闇の護封剣》等の対象をとらない裏側表示化にもやや弱い。
獲得した耐性をすり抜けてくる除去も天敵になりうる。
採用率の高いものでは壊獣、《ヴァレルロード・ドラゴン》や《天霆號アーゼウス》など。
特殊召喚を行う魔法カードが多くなりがちなため、《魔法族の里》等で魔法カードを封じてくるタイプも相性が悪い。
- 低めの攻撃力
強化手段を利用しない限り、全体的にステータスが低い傾向にあり、後述の除去の少なさも相まってビートダウンとしてはやや本末転倒な面がある。
同様の弱点を抱えるアマゾネスと比較して安定性でも劣るため、構築段階における決定力不足を補う手段と耐性付与手段のバランスが難しい。
- カード・アドバンテージ獲得能力の著しい不足
そして、コストなしに自分のフィールドのカードや手札の枚数を増やす手段に著しく欠けるため、すぐに息切れしてしまい、通常のドロー頼みのプレイングに陥りがち。
除去などで相手のカード・アドバンテージを奪う手段も実質皆無。
また、展開しても制約のため幻奏や光属性や天使族以外の使用が難しくなり、天使族に除去効果を持つものが少ない点を補いにくい。
耐性付与のためには特殊召喚が不可欠なため、除去カードを入れる枠が不足するのも問題点。
相手ターンで動けるカードも《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》のみで、後はやや不安の残る耐性頼みとなる。
- 除外メタ
《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》が腐る。
除去や制圧をこれに非常に依存したデッキなので、上述の従来の弱点が更に浮き彫りになってしまう。
特に永続効果かつ手札誘発の《カオスハンター》は止める手段が少なく非常に厳しい。
《幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト》も効果を封じられてしまうため、カテゴリ内の妨害手段が0となってしまう。
このデッキの歴史 †
第9期(2014年~2017年) †
- ザ・デュエリスト・アドベントで3種が初登場。
《幻奏の音女アリア》はアニメと全く異なる効果であった。
この時点で全員が特殊召喚に関する効果を持っていた。
- ネクスト・チャレンジャーズ
《幻奏の音女エレジー》、《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》、《独奏の第1楽章》が登場。
特殊召喚し耐性を付与、強化して殴る、という動きはこの時点で完成していたが、アドバンテージを獲得できるのが最上級モンスターの《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》のみで、サーチなど安定性を高めるものも一切なく扱いの難しめなデッキであった。
《オネスト》や《幻奏の音女ソナタ》を安定的に供給するのも難しく、柚子のファンデッキの域は出なかった。
アーティファクトとの混合構築が注目されていたものの、環境で見かける事は皆無であった。
登場当初から《氷結界の龍 トリシューラ》など突破してくる存在は増え続けており、耐性に依存せず《アテナ》と《幻奏の音女ソナタ》・《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》中心の【ビートバーン】も生まれた。
- クロスオーバー・ソウルズ
幻奏の音姫もカテゴリ化。
《幻奏の歌姫ソプラノ》と融合モンスターが登場し、まさかの融合召喚が戦術に加わった。
しかし、既存の耐性によるロックとはあまり相性が良くなく、方向性がやや不明瞭に。
一方、《アテナ》軸【ビートバーン】においては2枚目のサルベージ手段兼融合召喚効果持ちの《幻奏の歌姫ソプラノ》で更にバーンを加速させた。
- クラッシュ・オブ・リベリオン
ジェムナイトと幻奏をサポートする《クリスタル・ローズ》を筆頭にいくつかの融合召喚関連の新規が登場したものの、あまり強化には至らなかった。 - ブレイカーズ・オブ・シャドウ
《幻奏の音女スコア》が登場し、《幻奏の歌姫ソプラノ》との連携が取れる疑似《オネスト》として採用が見られた。
《幻奏の歌姫ソロ》は《幻奏の音女アリア》との相性が悪いもののエクシーズ召喚をより行いやすくなった。 - シャイニング・ビクトリーズ
第2の幻奏の音姫を素材に指定する融合モンスター、《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》が登場。
やや淡泊な性能ではあるものの、《アテナ》との相性が良く、その軸では扱いやすかった。
また、融合素材を無限に増やせるため1ターンキルに貢献したが、所謂ロマンの域であった。
- DIMENSION BOX LIMITED EDITION
破格のデッキ融合《オスティナート》が登場。
これまで《独奏の第1楽章》以来採用に堪えないサポートカードしか登場しなかったが、ほぼ必須カードとなった。
ただし、《独奏の第1楽章》等との相性が悪く、未だ事故率の高い状態は続いていた。
第10期(2017年~2020年) †
- 新マスタールールが施行。
融合召喚軸が打撃を受けた。
他の軸もエクシーズ召喚による対応力が落ちてしまった。
一方、《アテナ》軸【ビートバーン】は、特にトリックスターリンクモンスターの登場で更なる火力上昇となった。
- LINK VRAINS PACK 3
リンクモンスター《幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト》が登場。
リンク召喚への対応力と、さらなる展開力を得た。
第11期(2020年~2023年) †
- マスタールール(11期)が施行。
融合モンスターを直接メインモンスターゾーンに融合召喚可能になった。
エクシーズモンスターもまた扱いやすくなった。
- POWER OF THE ELEMENTS
魔法・罠カードの幻奏もカテゴリ化。
またもジェムナイトと幻奏をサポートする岩石族モンスター、《ブリリアント・ローズ》が登場。
【ジェムナイト】ではともかく、こちらでは使い物にならなかった。
第12期(2023年~2025年) †
- LEGACY OF DESTRUCTION
幻奏ペンデュラムモンスターが登場。
新規が5種も登場し、どれもこれまでとは比べ物にならないほど強力かつ扱いやすいものであった。
待望のサーチ手段で、しかもアドバンテージ源になる《幻奏の歌姫ルフラン》・《幻奏の歌姫クープレ》、《幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ》が登場し、(特に初動の)安定性が大幅に増した。
除去を中心に多様な役割を果たし弱点を補う《幻奏の華歌神フラワリング・エトワール》、ディスアドバンテージを抑えて融合召喚できる《幻奏協奏曲》により、継戦能力も上昇した。