E・HERO/Elemental HERO †
THE LOST MILLENNIUMでカテゴリ化された「E・HERO」と名のついたモンスター群。
カテゴリ名の関係上、該当モンスターは全てHEROにも属している。
属するモンスターは大半が戦士族で構成されているが、後述の通り一部例外も存在する。
このカテゴリに属するコンタクト融合体を除く融合モンスターは、「融合召喚でしか特殊召喚できない」という召喚条件を持つ。
多くの融合モンスターを擁し、コンタクト融合という特殊な融合手段も持つなど、融合モンスターとの関わりが深いのが特徴。
融合素材の縛りが緩いものも存在しており、1組の融合素材から状況に応じた複数の融合モンスターを使い分けることが可能。
《ミラクル・フュージョン》・《平行世界融合》等の専用融合召喚サポートカードも複数存在する。
また、上記の召喚制限を掻い潜るためか、融合モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できるカードも複数見られる。
- このカテゴリの登場以後、カード名に使用されている英字の書体が統一された。
それまではこの書体と、漢字、片仮名、平仮名に使用されているものと同じ書体の二つが混在していた。
後者の書体で英字が表記されていた《DNA改造手術》や《UFOタートル》なども再録時にこちらの書体に切り替わっている。
- 余談だが、漫画版GX作者、影山なおゆき氏の【E・HERO】は周囲の関係者から「エセメンタル」「EセHERO」と言われているらしい。
作者としての思い入れもあり、漫画十代のイメージ優先のファンデッキ的な構築となっている。
- 初期のE・HEROのデザインはアメリカンコミックに登場するヒーローを強く意識したデザインがなされている。
《E・HERO ネオス》や漫画版GX出身のE・HEROは、逆に日本の特撮や格闘漫画を意識したデザインとなっている。
その他にこのカテゴリの派生とも言えるE−HEROやM・HEROにも、それぞれ固有のモチーフから成るデザインのものが多い。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ・漫画GXにおける主人公・遊城十代の使用するモンスター群であり、アニメ・漫画の物語に深く関わっている。
- 十代以外では、アニメGXでエド・フェニックスが登場初期にE・HEROとD−HEROの複合デッキを使用していた。
また、漫画GXで響紅葉もこのカテゴリを使用しており、後に紅葉のデッキは十代に託されている。
この紅葉のデッキは漫画GXでの最終決戦後に返還されたようで、後日談である読切版の「十代vs紅葉」戦では紅葉のみが使用している。
- アニメGXにおける十代はカードの精霊を見る力を持つため、E・HERO達とは人語で会話するシーンも時折だが見られる。
「十代vsレイ」戦で《恋する乙女》の効果の影響でギャグめいたやりとりを繰り広げる、《E・HERO ネオス》から戦うよう諭されるなど、キャラクターとしての個性が現れたシーンもある。
- Dチーム・ゼアルにおいて、フュージョン・マスクがこのカード群を使用している。
関連リンク †
―「E・HERO」と名のついたモンスター
※は「E・HERO」に関する効果を持つモンスター
―「E・HERO」に関する効果を持つカード
特定の「E・HERO」に関する効果を持つ魔法・罠カードはこちらを参照
―「E・HERO」を素材に指定するモンスター
―その他のリンク