カードの位置 †
モンスターゾーン、魔法&罠ゾーンにおいて、カードを配置する位置の事。(非公式用語)
デュエルフィールドを用いた場合はその区切りに従い、また用いない場合でも意識してデュエルを進行する事が望ましい。
- テキストにおける「隣の(モンスター)ゾーン」とはプレイヤーから見て左右のゾーンのことだけを指す。
プレイヤーから見て前後に当たるゾーンのことは「前・後のゾーン」や「同じ縦列のカード」といった指定のされ方をする。
- とあるコナミトーナメント決勝大会では、両方のプレイヤーがデュエル中にモンスターをずらしていたことがあったらしい。
上記の通りこれは違反行為なのだが、審判からの注意は特になく、そのままデュエルが進行したとのこと。
こうした点にも、マスタールール3以前における「カードの位置」系カードの採用率・認知度の低さが現れている。
- 漫画ZEXALで「カードの位置」に関わるカードを用いたデュエリストが登場したにもかかわらず、OCG化の際に全く関係のない効果となったのはこの時期の死に要素を象徴しているとも言える。
- なお、上記の「使用不能となっているカードゾーンの個数」だけを認識していれば位置自体は然程問題でないカードならば断続的に登場していた。
- アニメARC-Vのデニスが使用する《Emウィング・サンドイッチマン》は、自身と同名カードの間に存在するモンスターのレベルを自身と同じにする効果を持っていた。
また「遊矢vsミエル」戦では、ミエルが遊矢の並べた5体のモンスターの配置とそのモンスターのモチーフから占いを行っている。
- デュエルリンクスではカードの位置を指定する設定が存在しなかった。
そのためか長らくカードの位置に関係するカードが実装されていなかったが、2020年4月《翠嵐の機界騎士》・《突撃ライノス》が実装された。
なお実装後も、リンクモンスターが実装されるまではカードの位置を任意で選択することはできないままであった。
関連カード †
―「カードの位置」に関連するカード
※リンク先に関わるものはリンク先を参照。
※特定のゾーンを使用不可にするカードは《地盤沈下》を参照。
―モンスターの位置を変更するカード
関連リンク †
FAQ †
Q:自分の発動した《亜空間ジャンプ装置》でモンスターのコントロールを交換するとします。
この場合、自分のモンスターが存在した「カードの位置」に相手からコントロールが移動してきたモンスターを存在させることはできますか?
A:はい、できます。(13/04/17)
Q:《亜空間物質転送装置》でモンスターを戻す際に除外した時のモンスターゾーンとは違う位置のモンスターゾーンに戻すことはできますか?
A:できます。(15/09/02)
Q:相手の《THE トリッキー》の特殊召喚に際し《インヴェルズ・ローチ》の効果を発動する場合、《THE トリッキー》をどの場所に出すかを見てから発動する事ができますか?
A:はい、どこに出すかを把握したうえで発動します。(17/09/28)
Q:相手フィールドにモンスターはいません。
相手の《THE トリッキー》の特殊召喚に際し《インヴェルズ・ローチ》の効果を発動、それにチェーンし《禁じられた聖杯》(対象:《インヴェルズ・ローチ》)を発動されたので、さらにチェーンし《おジャマトリオ》を発動しました。
おジャマトークンを特殊召喚する場所を決めるのは自分ですが、《THE トリッキー》を特殊召喚する予定の場所におジャマトークンを特殊召喚できますか?
A:《THE トリッキー》を特殊召喚する予定の場所におジャマトークンを特殊召喚することはできません。(17/10/01)
Q:上記の例で、相手フィールドにモンスターはいませんがモンスターゾーンが《地盤沈下》で2カ所使えない状況とします。
どうなりますか?
A:《地盤沈下》で使えない場所が2つ、《THE トリッキー》を特殊召喚する予定の場所が1つという事で、空いているモンスターゾーンは2つとなります。
この場合、3体を特殊召喚する《おジャマトリオ》を発動する事自体ができません。(17/09/28)