ミラーマッチ

 同じコンセプトを持つデッキ同士のデュエルの事。
 似た構成であれば、先攻後攻の選択結果、および純粋な引きとプレイングの勝負となる。

 そのデッキの最も強力なコンボをさせないためのプレイングが必要となり、そのデッキを深く研究している事が勝利への鍵となる。
 また相手のプレイングから新しい戦術を発見でき、勉強にもなるだろう。

 フィールド魔法のような両プレイヤーに影響を与えるカードを使う場合は相手に恩恵を与えることになるため、使用タイミングを見計らう必要がある。
 また、コントロール奪取などで相手カードを利用し優位に立つことも戦術の一つ。
 裏を返せば、相手自分カードを利用しやすいため、コントロール奪取1枚で戦局を左右されやすい。
 逆に、【フルバーン】を筆頭とする各種バーンデッキは、ミラーマッチであろうと殆どやることは変わらない。

  • 原作・アニメにおいて―
    原作・アニメDM「バトルシティ編」の「闇遊戯vsパンドラ」戦が初の該当例である。
    双方が《ブラック・マジシャン》使いであり、相手カードを利用して勝負を決めると言うミラーマッチらしい展開であった。
    「ドーマ編」の「闇遊戯vs表遊戯(石の荒野の幻影)」ではミラーマッチを通り越し、途中までお互い手札が全く同じという展開であった。
  • アニメGXでは「オブライエンvsミスターT(オブライエンの父に擬態)」戦にて、【ヴォルカニック】のミラーマッチが展開された。
    また、「十代vsエド」(2戦目)の序盤は【E・HERO】同士の対決となった。
  • コナミのゲーム作品において―
    WORLD CHAMPIONSHIP 2009の世界大会ではミラーマッチが特に目立った。
    非常に多くのプレイヤー【レスキューシンクロ】もしくは【ライトロード】を使用したためである。
    TAG FORCE6での遊星のシナリオではZ-ONE(ゾーン)がプレイヤーと遊星のタッグを相手にタッグデュエルする際に遊星の偽者をパートナーにしており、遊星の偽者は常にプレイヤーのパートナーである遊星とデッキ構成が同じになるように設定されているため変則的なミラーマッチとなっている。

関連リンク

広告