水属性/WATER †
基礎データ †
- 最高ステータスの数値3600と3200は各属性の最高数値の中では一番低い。
概要 †
炎属性と対極にある「青」をカラーとする属性。
モンスターの数は全属性の中でもそこまで多くないが、氷結界シンクロモンスターを筆頭に強力なカードは多い。
モンスター総数は地属性・光属性の約半分ながら規制カードの数はその2属性に匹敵することもそれを如実に物語っている。
属するモンスターの総数に対してサポートカードが充実しており、属性間の繋がりが強いため、種族やカテゴリにとらわれない属性統一デッキとしては最もまとまりのあるデッキが構築できる。
古くは《サルベージ》や《伝説の都 アトランティス》をはじめ、氷水や深海、《湿地草原》などのデッキの中核となり得るカードが多数存在する事からも、最も個性の突出した属性と言えるだろう。
属性の特徴として、「水」は「知識」・「情報」と関連付けられ、コントロール・手札関係のカードが多い。
古くから存在するモンスターでは、《ペンギン・ソルジャー》などのバウンス効果や《水の精霊 アクエリア》などの表示形式がその一例。
また、後者は《サルベージ》での手札補充、《水霊術−「葵」》でのハンデスなどが該当する。
リチュア・影霊衣が属するため、儀式モンスターの数が多い属性でもある。
- 原作・アニメにおいて―
原作・アニメDMでは梶木が、アニメGXではアナシスやマッドドック犬飼がメインとして使用していたが、全体的にアニメ・漫画ではあまり目立たなかった。
だが、シリーズ4作品目となるアニメ・漫画ZEXALではメインキャラの神代凌牙(ナッシュ)がこの属性のモンスター及びサポートカードを中心としたデッキを使用。
また、彼と対戦する相手がデッキに水属性メタのカードを採用しているケースも時折見られた。
彼以外にも璃緒(メラグ)が水属性・鳥獣族のデッキを、クラゲ先輩が水属性・水族のデッキを、海王が水属性・恐竜族のデッキを組んでおり、彼らが凌牙とデュエルした際はいずれも水属性メタのカードを使用している。
- ちなみに、アニメZEXALシリーズが放送されていた第7期後半〜第8期にかけては、OCGでも海皇や水精鱗などの登場で水属性が大きく強化され、環境で活躍した時期でもある。
- 逆に特に冷遇されていたのがシリーズ3作品目となるアニメ5D'sである。
番組の主軸を担う6体のシグナーの竜や、主人公の遊星が使用するウォリアーシンクロモンスターの中では6属性で唯一水属性だけが存在しなかった。
それどころか、遊星のデッキに投入されていた水属性モンスター自体が番組終盤の《サルベージ・ウォリアー》まで全く登場しない有様であった。
多彩な属性を使用するのが常の主人公のデッキでこれほど長期間登場しなかった例は他に無い。
関連リンク †
その他のリンク †