爬虫類族/Reptile †
主にヘビ、ワニ、トカゲ、そしてエーリアンやワームなどの宇宙生物の一部が分類される種族。
LIGHTNING OVERDRIVEまでで149種類が登場している。
属性別では闇属性28体、光属性38体、地属性31体、水属性33体、炎属性15体、風属性4体。
水属性と地属性が大半を占める種族だったが、種類数の多いワームの影響で現在では光属性が最も多くなっている。
環境で活躍したモンスターとしては、恒久的な自己サルベージができる《キラー・スネーク》(エラッタ前)が属する種族。
しかし第5期までは総数自体も少なかったためか、《キラー・スネーク》以外のカードが注目されることはほとんどなかった。
サポートカードも《超進化薬》1枚が存在するのみであったため、この種族に属するメリットは皆無に等しい状態だった。
長い間種族統一する意義が無かったが、《毒蛇王ヴェノミノン》と《毒蛇神ヴェノミナーガ》の登場により大幅に強化された。
《毒蛇の供物》や《スネーク・レイン》といった爬虫類族に関連する優良な魔法・罠カードも、この時期から充実してきている。
爬虫類族を除外して攻撃力を得る《邪龍アナンタ》や、サーチ効果を持つ《キングレムリン》の登場で爆発力や安定性も増した。
総種類数は全種族中でも少ない部類になるが、カテゴリについてはそれなりの種類数が存在している。
現在までにエーリアン・レプティレス・エヴォルド・ワームなどが登場しており、いずれも特有の戦略を展開している。
また、これらのカテゴリとの関連性が窺えるカード名を持つ爬虫類族に関する効果を持っている魔法・罠カードも多くみられる。
- 生物学的には爬虫類として見なされやすい恐竜型のモンスターなどは、ほとんど他の種族に流れてしまっている。
ドラゴンも定義としては爬虫類と見なされやすいが、恐竜と同じく独立した種族となっているため、この種族のものは少ない。
- アニメDMの竜崎や漫画GXの龍牙など、《超進化薬》のために爬虫類族を少数採用する者もみられる。
- コナミのゲーム作品において―
『モンスターカプセル ブリード&バトル』では「はちゅうぞく」として登場している。
ただし移動範囲が斜めにしかない上に特技も威力の低いものが多く、とても扱いづらい種族だった。
- 真DM2では、これまで得意地形・苦手地形のなかった種族の多くに、新たに得意地形・苦手地形が設定されている。
だがこの種族だけは今までのゲーム作品と変わらず、どの地形(トゥーン地形を除く)によっても強化されず弱体化することもなかった。
この作品では、苦手地形があること以上に得意地形がないことによるマイナスが大きいため、爬虫類族を中心にしたデッキは苦戦を強いられた。
関連リンク †
―現在禁止カードである爬虫類族モンスター
―爬虫類族に関連する効果を持つカード
―素材に爬虫類族を指定するモンスター
―爬虫類族トークン
―爬虫類族罠モンスター
―爬虫類族のチューナー
―爬虫類族のペンデュラムモンスター
―爬虫類族の融合モンスター
―爬虫類族のシンクロモンスター
―爬虫類族のエクシーズモンスター
―爬虫類族のリンクモンスター
―爬虫類族のシリーズモンスター
―その他のリンク