【ランク6】 †
概要 †
ランク6は、エクシーズモンスターのランクの1つであり、レベル6のモンスターをエクシーズ素材としてエクシーズ召喚される。
このページでは、ランク6エクシーズモンスターを使用するデッキにおいて、有用なカードを幅広く紹介する。
ランク6の素材となるレベル6のモンスターは、通常召喚にリリースが必要な上級モンスターである。
さらにレベル6には扱いやすい自己特殊召喚能力を持つものがレベル5より乏しく、有力なエクシーズ素材確保手段となる《簡易融合》が使えないなど、同じ上級モンスター主体の【ランク5】より更に素材を揃えにくい。
そのかわりに、シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターの中でもこのランクにしかない効果を持つエクシーズモンスターを擁し、代わりの効かない役割のあるランクである。
―レベル6を2体並べる方法
レベル6モンスターを効率的に2体並べる方法としては、以下のものが挙げられる。
―手札から特殊召喚
色々あるものの、《聖刻龍−トフェニドラゴン》が群を抜いて扱いやすいため、無理に様々なカードを搭載する必要性は薄い。
―墓地から特殊召喚
―デッキから特殊召喚
―デッキを選ぶもの
上級モンスターが必要なためランク4以下に比べて3体以上のエクシーズ素材を要求するエクシーズモンスターを出す難易度が高い。
特定のエクシーズモンスターに特化した構築を除けば基本的には2体で出せるエクシーズモンスターに絞った方が良い。
以下、特に指定のない場合素材指定は「レベル6モンスター×2」である。
―エクシーズ素材に縛りあり
―ランク6のエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるカード
【エクシーズ召喚】の項にもある通り、エクシーズ召喚デッキとして特に採用すべきカードはない。
使用するカテゴリ等に見合ったサポートカードを採用するのがよいだろう。
―レベル6モンスターのサポートカード
ここではランク6を主力とするデッキのうち、メインデッキに特定のカテゴリを用いないものを紹介する。
「ランク6にしかできない」効果を持つカード2種をフル活用するデッキ。
特殊な種族・属性ゆえにサポートカードの少ない《ラーの翼神竜》シリーズを《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で墓地に落とし、《甲虫装機 エクサビートル》で《ラーの翼神竜》をフィールドに出すことで《ラーの翼神竜−不死鳥》の自己再生に繋げる。
詳細は【ラーの翼神竜】を参照。
光属性・ドラゴン族のカテゴリであり、《聖刻龍−トフェニドラゴン》の出張元となるデッキ。
リリースされた場合にドラゴン族通常モンスターをリクルートする効果を生かしてレベル6を展開、《聖刻龍王−アトゥムス》を呼び出し、さらなる展開を狙う。
聖刻1体をリリースして特殊召喚できるレベル6の《聖刻龍−シユウドラゴン》の存在から、召喚権を消費せずにレベル6×2体を並べる事も容易。
上級モンスター中心のアンデット族カテゴリ。
レベル5とレベル6が多いが、属するモンスターの質がレベル6・ランク6の方が良いため、ランク6を中心とした構築となる事が多い。
【エクシーズ召喚】系デッキとしては珍しくコントロール奪取を得意としており、エース《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》もコントロール奪取したモンスターをレベルを問わずエクシーズ素材にできる。
炎属性・レベル6で統一されたカテゴリ。
任意の数のエクシーズ素材でエクシーズ召喚できるエース《陽炎獣 バジリコック》に大量のエクシーズ素材を付与して強化するという独特なデッキ。
レベル6の儀式モンスターを軸とする【リチュア】の一種。
レベル6のリチュア儀式モンスターは相手ターンに使える効果を持たず維持するメリットが薄いため、儀式召喚して効果を使用した後はランク6のエクシーズ素材にするのが基本となる。
ソリティア性の高いデッキのため、《セイクリッド・トレミスM7》のサルベージ効果が有効。
よりランク6の展開に特化した【聖刻リチュア】というタイプもある。
水属性・植物族で統一された六花はランク4・6・8を使い分けるカテゴリ。
ランクが2つ飛びなので、《RUM−アストラル・フォース》の採用も検討される。
《人造人間−サイコ・ショッカー》とそのサポートカードを中心としたデッキであり、カテゴリとしての人造人間は闇属性・機械族で統一されている。
コントロール奪取と相性が良いデッキのため、上記の《人造人間−サイコ・レイヤー》や《交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン》とシナジーが強い。
光・闇属性を墓地コストに特殊召喚されるビーステッドを中心とした【ドラゴン族】。
相手の墓地もコストにできるので墓地メタも兼ね備えており、相手ターンでも出せるために後攻でも展開力が早い。
弱点 †
エクシーズ召喚系デッキに共通する弱点については【エクシーズ召喚】の弱点の項を参照の事。
ランク6デッキは上級モンスター中心なので、どうしても手札事故の危険性がつきまとう。
また展開力についても下級モンスターを軸とする場合より劣る事は否めない。
エクシーズモンスターの質について言えば、自己強化などで攻撃力3000超になれる汎用カードが《死祖の隷竜ウォロー》程度であり、相手ターンにはやや打たれ弱いと言える。
関連リンク †