効果を受けない/Unaffected †
説明 †
耐性の一種で、「特定のカードの効果の影響を受けない」効果の事。
- 不発との関係
- 「効果を受けない」モンスターにのみ効果が適用される場合、見た目上は処理はされないが、効果処理は行われた扱いになる。
また、複数の処理を同時に行う場合や一連の効果の最後の効果処理の場合、基本的に「効果を受けない」もの以外の処理は問題なく行われる。
- ただし、次のもののように、効果処理の関係で処理されなくなるものもある。
- 一連の効果の1番目の効果が「効果を受けない」ものに当たった場合は、「効果が正しく処理されなかった」ものとしてそれ以降の効果は処理されなくなる場合もある。
これはカードによって異なるため裁定をとる事が望ましい。
「一連の効果」のページも参照。
- 「発動した効果を受けない」について
一部カードに見られる限定的な「効果を受けない」耐性だが、幾つか裁定がややこしいので使用の際にはよく注意してもらいたい。
- 原作・アニメにおいて―
三幻神に代表されるように、耐性を持つモンスターはそれなりの数が登場している(三幻神については該当ページおよび個別のページを参照)。
味方として使う場合はロックや除去を素通りしてフィニッシャーとしての活躍が見込まれるが、一方で敵として登場した場合は耐性の穴を潜り抜けたり純粋な攻撃力で戦闘破壊を挑むなどの展開となる。
下記の様にわずかな隙をついた突破も見られる等、この耐性も万全ではないという証左と言えるだろう。
- 漫画ARC-Vの「零児vsアイザック」戦では、アイザックが「『ミラーイマジン』モンスター以外の効果を受けない」状態となった《ミラーイマジン・カタディオプトリッカー7》を使用している。
対する零児は「相手モンスターの攻撃対象を自分で決める(=モンスターではなくプレイヤーに干渉する)」罠カード《ゼロ・グラヴィテーション》での攻撃回避を目論んだ(零児曰く「私による効果」)。
関連カード †
※自身の効果は受けるものとする。
※自身の効果は受けるものとする。
※付与するカードの効果は受けるものとする。
また、特に記載が無い場合は適用するカードはフィールドのカードを指し、適用期間は「このカードがモンスターゾーン(魔法&罠ゾーン、フィールドゾーン)に存在する限り」適用する。
関連リンク †
FAQ †
「効果を受けない」全般について †
Q:モンスター効果を受けない《バージェストマ・オパビニア》の(3)の効果に対して《スターダスト・ドラゴン/バスター》の効果を発動できますか?
A:発動できますが、《バージェストマ・オパビニア》の(3)の効果を無効にすることも破壊することもできません。(16/09/21)
Q:《ライオウ》が存在する時、モンスター効果を受けない《バージェストマ・オパビニア》は(3)の効果を発動できますか?
A:《ライオウ》の永続効果はモンスターが受ける物ではないため、《バージェストマ・オパビニア》の(3)の効果は発動する事ができません。(16/09/21)
Q:モンスター効果を受けない状態の《真竜剣皇マスターP》は、《マシュマロン》の「戦闘破壊されない」効果を受けずに《マシュマロン》を戦闘破壊できますか?
A:《マシュマロン》の戦闘破壊されない効果は《真竜剣皇マスターP》に効果を与えている訳ではないため、《真竜剣皇マスターP》は《マシュマロン》を戦闘破壊できません。(17/01/28)
Q:《魔界劇場「ファンタスティックシアター」》とペンデュラム召喚された魔界劇団ペンデュラムモンスターがフィールドに存在しています。
《RR−アルティメット・ファルコン》が(2)の効果を発動した場合、その効果は「相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」に変更されますか?
A:はい、「相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」に変更されます。(19/04/05)
Q:効果を受けないモンスターは、以下のカードの持つ「発動できない」効果が適用されている場合でも、効果を発動できますか?
A:
Q:《ホルスの黒炎竜 LV6》は、《怨霊の湿地帯》《暗黒の扉》《魔鍾洞》の効果を受けず攻撃できますか?
A:《怨霊の湿地帯》の場合は効果を受けず攻撃できますが、《暗黒の扉》《魔鍾洞》はプレイヤーに影響を与えているため攻撃することはできません。(19/06/27)
Q:「効果を受けないモンスター」を対象に《死者への手向け》を発動できますか?
A:はい、発動できます。
ただし破壊することはできません。(19/06/27)
Q:エクストラデッキには《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》のみが、フィールドには「効果を受けない闇属性モンスター」のみがいます。
《融合》を発動できますか?
A:はい、発動できます。
ただし融合素材を墓地へ送り融合召喚することはできません。(19/06/27)
Q:《N・ブラック・パンサー》等のカード名や効果をコピーするモンスターで《No.59 背反の料理人》等の他のカードの効果を受けないモンスターの効果やカード名をコピーすることは可能ですか?
A:相手の《No.59 背反の料理人》のような、他の効果を受けないモンスターを対象として《N・ブラック・パンサー》の効果を発動し、カード名と効果を得ることはできます。(23/04/02)
「発動した効果を受けない」について †
Q:前のターンに《ブリザード・ドラゴン》の効果の対象になった《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》は攻撃できますか?
A:はい、攻撃できます。(19/04/22)
Q:《トポロジック・ボマー・ドラゴン》が(1)の効果を発動したターン、《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》は攻撃できますか?
A:いいえ、攻撃できません。(19/04/22)
Q:《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》がモンスターゾーンに存在する状態で《星因士 アルタイル》の効果を発動した場合、このターン《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》は攻撃できますか?
A:《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》は攻撃できません。 (19/02/27)
Q:《ネクロ・ガードナー》の効果が既に適用されている状態で《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》が最初に攻撃宣言を行った場合どうなりますか?
A:《ネクロ・ガードナー》の効果は、その発動したチェーンブロックの処理にて適用される効果ではありませんので、《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》は攻撃が無効になります。
また、《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》の攻撃宣言時に、相手が《ネクロ・ガードナー》のモンスター効果を発動していたとしても処理に違いはありません。(19/02/11)
Q:《トリックスター・ベラマドンナ》の(1)の効果が適用されている状態で、相手が《スキルドレイン》を発動した場合、どうなりますか?
A:《スキルドレイン》は永続罠としてのカードの発動は行われますが、その効果は発動する効果ではありません。
従って、《トリックスター・ベラマドンナ》の(1)の効果が適用されている状態でも、《スキルドレイン》の効果を受け、モンスター効果が無効化されます。(18/01/12)
Q:《トリックスター・ベラマドンナ》の(1)の効果が適用されている場合、《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》の(1)の効果により闇属性となりますか?
変化した場合、《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》の(2)の効果を適用する形で相手が発動した《悪魔嬢リリス》のコストとしてリリースする事は可能ですか?
A:その状態の《トリックスター・ベラマドンナ》であっても《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》の(1)(2)の両方の効果を受けます。
従って闇属性となり、相手は《悪魔嬢リリス》の効果を発動するためのコストとして、自分の《トリックスター・ベラマドンナ》をリリースすることができます。(21/03/22)
Q:《トリックスター・ベラマドンナ》の(1)の効果が適用されている場合、《エクトプラズマー》・《クロス・ソウル》・《帝王の烈旋》のそれぞれの効果によりリリースできますか?
A:《エクトプラズマー》の効果はチェーンブロックを作る効果なのでリリースできません。
《クロス・ソウル》のチェーンブロックの処理時に《トリックスター・ベラマドンナ》の(1)が適用されていれば、相手はアドバンス召喚のために自分の《トリックスター・ベラマドンナ》をリリースできません。
《帝王の烈旋》の場合、相手はアドバンス召喚のために自分の《トリックスター・ベラマドンナ》をリリースすることができます。(21/03/22)
Q:《鎧皇竜−サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》と《強靭!無敵!最強!》の効果が適用された《青眼の白龍》が戦闘した場合どうなりますか?
A:戦闘ダメージの処理を行った後に《強靭!無敵!最強!》の効果で《鎧皇竜−サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》は破壊されます。(21/05/15)
Q:《鎧皇竜−サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》は《デモンズ・チェーン》や《大捕り物》の効果を受けますか?
A:はい、通常の通りに《デモンズ・チェーン》や《大捕り物》の効果を受けます。(21/05/23)