誓約効果 †
そのカードの発動や召喚をするターンは、特定の行為を行えないことを示す効果外テキストのこと。(非公式用語)
遊戯王カードデータベースでは「発動のための条件」と説明されている。
名前に「効果」とついているが、効果ではない。
「効果」とついているのは、効果と効果外テキストの区別が曖昧だった黎明期に、有志のサイト「遊戯王エキスパートルールHP」で使用された用語を当wikiでも用いているためである。
そのため、現在ではこの名称は間違いであり、勘違いを起こしやすいので使用には注意が必要である。
「発動前後で満たし続ける必要のある発動条件」と置きかえると理解しやすいだろう。
第9期以降のテキストでは、そのカードの持つ全ての効果に同じ制約を課せられる場合、(1)の効果よりも前に書かれる事が多い。
複数の効果を持ち、その内の一部の効果にのみ課せられる場合は、課せられる効果のテキストの末尾、または発動条件の直後に括弧書きで記されている。
- よく似たテキストとして残存効果が存在する。
これらは以下の通りに区別することができる。
もっともこの区別はテキストが整備された第9期以降のテキストでしか通用しない。
それ以前のカードには区別が難しいものもあるため、公式データベースで裁定を確認しておくべきだろう。
古いカードには、「このターン、プレイヤーは○○できない」というテキストでも誓約効果であるものも存在する。
- 名前は「発動・召喚の際に特定の条件を守ることをプレイヤーに誓約させる」から来ているが、以下の通り現在存在する効果はほぼ全て何らかの行為を制限するものなので、読みが同じ「制約」に置き換えても意味が通る。
関連カード †
発動ターンにバトルフェイズを行えない。
また、バトルフェイズを行っている場合は発動できない。
発動ターンに攻撃宣言を行えない。
また、攻撃宣言を行っている場合は発動できない。
―自身が攻撃宣言を行えない
―特定モンスターが攻撃宣言を行えない
―直接攻撃を行えない
発動ターンに召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
また、それらの召喚行為を行っている場合は発動できない。
ただしそのカード自身を特殊召喚する行為や、そのカードの効果による特殊召喚は含まれない。
―召喚・反転召喚・特殊召喚ができない
―通常召喚ができない
―通常召喚・特殊召喚ができない
―召喚・特殊召喚ができない
―全ての特殊召喚ができない
※自身の効果による特殊召喚は可能
―エクストラデッキからの特殊召喚ができない
―その他一部の特殊召喚ができない
関連リンク †
FAQ †
Q:《迷える仔羊》にチェーンして《終焉の焔》を発動できますか?
A:《迷える仔羊》を発動した時点でこの誓約効果が適用されるため、《終焉の焔》は発動できません。(08/08/02)
Q:そのターンの間特殊召喚を行えなくなる誓約効果を持つカードを発動したターンに、《未来融合−フューチャー・フュージョン》を発動できますか?
A:できます。(11/02/27)
Q:《未来融合−フューチャー・フュージョン》の効果で特殊召喚を行うターン(つまり発動後2回目の自分のターン)に、そのターンの間特殊召喚を行えなくなる誓約効果を持つカードを発動できますか?
A:できません。(11/02/27)
Q:《浅すぎた墓穴》は自分と相手がそれぞれ特殊召喚する扱いという事ですが、自分が《浅すぎた墓穴》を発動した場合、相手はそれ以降《スケープ・ゴート》をそのターン中発動できなくなりますか?
A:はい、そのターン、相手は《スケープ・ゴート》を発動できません。(19/10/21)
Q:《アーティファクトの神智》の(2)の効果を発動する際、バトルフェイズに関する制限は関係しますか?
A:いいえ、このカードのバトルフェイズに関する制限はセットした状態から(1)の効果を発動する場合にのみ関係するのであり、(2)の効果を発動する際にバトルフェイズに関する制限は関係しません。(19/12/20)
Q:《ワンタイム・パスコード》にチェーンして《戦友の誓い》を発動できますか?
A:いいえ、できません。(21/07/23)
Q:《ブラック・ガーデン》の(1)の効果にチェーンして《ふわんだりぃず×ろびーな》の(1)の効果を発動できますか?
A:はい、できます。(21/08/04)