属性/Attribute †
モンスターは主に6種類の属性に分かれています。
カード効果の中には、特定の属性のみに影響を与えるものも存在します。
(公式ルールブック バージョン 1.0 より引用)
- 俗にこの6種類の属性を指して「六属性」、さらに闇属性・光属性を除いたものを「四属性」と呼ぶこともある。
後者はRPG等で地・水・炎・風がそれぞれ相関関係にあり、上位的な立場として光・闇が存在する事や、四大精霊といった属性の基礎として扱われる事に由来する。
OCGにおいても、《エレメンタルバースト》やエレメントシリーズなど、少量ながらこういったカードが存在しており、ザ・ヴァリュアブル・ブックでは「四大元素」として紹介されている。
また、コアキメイルや征竜などは、属するモンスターは全てこの「四属性」のいずれかになっている。
- 遊戯王Rでは「森属性」が存在しており、マイコ・カトウが森属性デッキを使用していた。
- アニメARC-Vに登場する零羅は、各属性へのメタ効果を持つエクストラデッキのモンスターを使用している。
公式ホームページの「超熱血デュエル塾 講義37」でも「相手モンスターがどのような属性であろうと、その属性を利用して勝利へと向かう」と説明されている。
- 第50話において、サイバース世界に住む6体のイグニスは6つの属性に分かれているとAiと不霊夢が語っている。
この時Aiは「デュエルモンスターズと同じ」と言っており、他の劇中のキャラクターとのやり取りから考えるとVRAINSの世界には神属性が存在しないと考えられる。
- アニメZEXALシリーズ以降では、モンスターがエクシーズ素材になる場合などに、各属性の色を表した物体に変化する演出がある。
- 漫画では描写から属性の概念は存在するのだが、カードが描かれる際に属性のアイコンがない。
そのため、OCG化されることで初めて属性が明らかになるケースが殆どである。
- 非公式のファンサイトなどで未OCGのモンスターの情報を記載したり、オリジナルのカード画像を作成する際はOCGの体裁にならって属性・種族が記載される場合も多い。
しかし、原作が漫画のものについては大半の場合属性・種族が原作から読み取れないため、イラスト・カード名や他の使用カードから推測して書かれている。
一方でレベルやステータス、効果などについては大半が漫画のテキストから読み取れるのでそれが書かれているが、どこが公式でどこがファンの推測なのか非常に分かりづらい場合が多いので注意。
- コナミのゲーム作品において―
OCG非準拠のゲーム作品の中には、OCGの属性に代わって「召喚魔族」や「守護星」のシステムが導入されているものがある。
これらはOCGの属性とは異なり、戦闘の結果に直接影響を及ぼすものであったため、ゲーム内のデュエルやストーリー攻略でも重要視される項目だった。
- 「召喚魔族」はDM2〜4、7、8に登場し、召喚魔族同士の相性が有利なモンスターと不利なモンスターの戦闘が行われた場合に、不利な方のモンスターが一方的に破壊されるというシステムだった。
なお、有利な方が攻撃力が上の場合は通常通りに戦闘ダメージが通るが、不利な方が攻撃力が上の場合は戦闘ダメージは発生しない。
DM2では「黒魔族→白魔族→悪魔魔族→幻想魔族(→黒魔族→…)」「炎魔族→森魔族→風魔族→土魔族→雷魔族→水魔族(→炎魔族→…)」の優劣関係に基づく10種類から、DM3以降ではこれに「神魔族」を加えた11種類から成り立っていた。
神魔族を持っていたのは三幻神や儀式モンスター等一部のモンスターに限られており、優劣関係を持たない故に弱点を突かれることがない特別な分類であった。
- なお、前者の4つの召喚魔族は原作から輸入されたものであるが、あちらでは「悪魔魔族」は「悪魔族」という名称だった。
ゲーム作品で名称が変更されたのは、DM1及びOCGにおいて既に「悪魔族」が種族名として使われていたからだろう。
- 「守護星」は真DMで登場したシステムで、有利な守護星を持つモンスターのステータスが戦闘時のみ500アップするというものだった。
「太陽→月→金星→水星(→太陽→…)」「火星→木星→土星→天王星→冥王星→海王星(→火星→…)」という優劣関係に基づく10種類から成り立っており、上の神魔族に匹敵する守護星は存在しない。
各モンスターには2種類の守護星がそれぞれ割り当てられており(例えば《青眼の白龍》なら「太陽」と「火星」、《真紅眼の黒竜》なら「月」と「海王星」等)、召喚・セットする際にどちらか一方の守護星を選択し、適用させるというシステムになっていた。
また、裏側表示のモンスターでも守護星だけは確認できることから、デッキの内容を把握していれば、相手の伏せモンスターの正体を推察することにも役立てられた。
加えてCPUは2つの守護星のうち決まった方しか選択してこないので、対CPU戦においてはプレイヤーが有利に戦いやすいシステムにも思えるが、ストーリー終盤の敵はそれを補って余りあるほどの高攻撃力モンスターを乱発してくるため、結局守護星で優位に立っても太刀打ちできないことも多い。
- その他、カプセルモンスターコロシアム等、完全に非OCG系列のゲームでは、属性によるダメージの増減など、RPGのようなシステムが導入されているものもある。
- 「マスターデュエル」では以下のイベントが開催されている。
関連カード †
※特定属性に関連するカードは、該当属性のページを参照
特定でない属性を各種素材に要求するモンスター †
本来とは別の属性としても扱う効果を持つカード †
−自身
ーモンスター
関連リンク †
FAQ †
Q:《DNA移植手術》や《テュアラティン》で神属性を宣言できますか?
A:可能です。(08/12/26)
Q:《E・HERO エリクシーラー》がフィールドに存在しています。
炎属性を宣言し《DNA移植手術》を発動した場合、《E・HERO エリクシーラー》の属性はどうなりますか?
A:炎属性のみとなります。(18/12/14)
Q:自身の効果で光属性に加え闇属性としても扱われている《No.76 諧調光師グラディエール》が存在する状況で、地属性を宣言して《DNA移植手術》を発動した場合、《No.76 諧調光師グラディエール》の属性はどうなりますか?
また、地属性を宣言した《DNA移植手術》が存在する状況で、元々の属性が闇属性のモンスターを素材として《No.76 諧調光師グラディエール》をエクシーズ召喚したり、《No.76 諧調光師グラディエール》の(3)の効果で闇属性のモンスターを素材とした場合、属性はどうなりますか?
A:いずれの場合でも地属性になります。(22/12/30)
Q:相手フィールドに《愉怪な燐のきつねびゆらら》が存在している状態で、自分が《ダーク・シムルグ》を特殊召喚した場合、《ダーク・シムルグ》の属性はどのようになりますか?
A:炎属性になります。(24/01/12)
Q:相手フィールドに《愉怪な燐のきつねびゆらら》が存在している状態で、自分が《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード−ネオテンペスト》の(2)の効果を発動し、光属性のモンスターを墓地へ送った場合、《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード−ネオテンペスト》の属性はどのようになりますか?
A:炎属性と光属性になります。(24/01/12)
Q:もう1度召喚されていない《ナチュラル・ボーン・サウルス》を対象として《千六百七十七万工房》の(1)の効果を発動している状態で、その《ナチュラル・ボーン・サウルス》に《スーペルヴィス》を装備した場合、《ナチュラル・ボーン・サウルス》の種族・属性はどのようになりますか?
A:恐竜族・地属性になります。(24/01/12)
Q:(上記の質問に関連して)装備されていた《スーペルヴィス》が破壊され、《ナチュラル・ボーン・サウルス》がもう1度召喚されていない状態に戻った場合、種族・属性はどのようになりますか?
A:機械族の「光」「闇」「地」「水」「炎」「風」属性として扱います。(24/01/12)