大金星(だいきんぼし)!?/Big Win?》

通常罠
1から12までの任意のレベルを宣言して発動できる。
お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、どちらも表が出た場合、
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターのレベルは宣言したレベルになる。
どちらも裏が出た場合、自分は宣言したレベルの数×500ライフポイントを失う。

 SHADOW SPECTERSで登場した通常罠
 1/4の確率自分モンスターを任意のレベルにし、1/4の確率ライフポイントを失う効果を持つ。

 成功率がたった1/4、《セカンド・チャンス》を併用したとしても7/16と半分にもならない。
 何も起こらない場合も効果による直接的な被害こそないが、1枚のディスアドバンテージ、さらにレベルを揃える予定で並べたモンスターの利用する手段を失い次のターン以降で倒されるとその分もディスアドバンテージと、十分失敗に値する。
 ライフロスは言わずもがなであり、それぞれの結果は成功・どちらでもない・失敗ではなく、成功・失敗・大失敗の図式と見たほうがいい。
 ギャンブルに失敗はつきものとはいえ、カバーしてなお失敗の確率のほうが高いのでは《銃砲撃》の(2)の効果によるサポートは必須と言える。
 単に高レベルモンスターを並べてエクシーズ召喚したり1ターンキルコンボを狙ったりしたいなら、《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》など確実性の高いカードを採用した方が良い。
 こちらの強みは発動時には高レベルモンスターを要求しない点や次のターン以降もレベルが戻らない点であり、レベルの高さが性能に直結するF.A.フォーチュンレディ《グリード・クエーサー》などとは比較的相性がいい。
 モンスターを大量展開後、エクシーズ素材として活用する場合はレベル4等の低いレベル宣言すればライフを失う危険性は減る。
 しかし、それならば初めからそのレベルモンスターを展開できる構築にしたり、攻撃力を揃えて《星に願いを》などを使う方がはるかにリスクが低い。

 使うなら《ザ・カリキュレーター》などを併用して高レベル宣言し、1ターンキルを狙ったり、ランク10の大量展開を狙うといった使い方が主になる。
 モンスターを種類問わず高レベルへの変動手段としては並ぶものがないと言っていい性能ではある。

  • 「大金星」とは、誰が見ても勝てないと思えた相手に勝利することを言う。
    語源は相撲用語の「金星」で、平幕の力士が横綱に勝利した場合に報奨金が増額される制度のことである。
    • 英語名の「Big Win」は「大勝ち、思わぬ幸運、大当たり」などを意味する。

関連カード

イラスト関連

収録パック等


Tag: 《大金星!?》 通常罠

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