悪魔族(あくまぞく)/Fiend

 角や黒い羽を持ったモンスターなど、文字通り宗教・ファンタジー世界における悪魔をテーマとした種族である。
 大半のモンスター闇属性であり、全種族の中でも、戦士族機械族に次いで3番目に数が多い。
 大会賞品限定2種を含まず、デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズまでで569種類。
 属性別では闇属性425体、光属性48体、地属性28体、水属性14体、炎属性40体、風属性14体。

 非常に強力なモンスターがどのモンスター種別やレベルにも揃っている。
 古くは《デーモンの召喚》に始まり、多くのデッキで活躍した《クリッター》《邪帝ガイウス》《クリバンデット》など、優秀で汎用性の高いモンスターが豊富。
 また三邪神《幻魔皇ラビエル》《混沌幻魔アーミタイル》《絶望神アンチホープ》などといった、重いがロマンと迫力に満ちたモンスターが多数存在しているのも特徴。
 かと思えば、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《冥府の使者ゴーズ》《インヴェルズ・ローチ》《励輝士 ヴェルズビュート》のように、一癖ある切り返しやコントロール性能で環境を左右してきたパワーカードも充実している。
 凶悪なドローロックキルでOCG史に名を刻む《八汰烏》鳥獣族ではなく、この種族である。
 しかしかつてはサポートカードが乏しく、一部のカテゴリを除けば種族としてのまとまりは悪かった。
 そのため、悪魔族という面はあまり意識されずに汎用性を買われて、他のデッキに少数で出張採用されるに留まっていた。

 上記の通り強力なカードこそ多いものの悪魔族デッキ自体が注目される事は少なく、暗黒界が自らのサポートで戦っていたくらいだったが、E−HEROの登場により【デミスガイア】が登場し、注目が集まる。
 《E−HERO ダーク・ガイア》融合素材として、ロマン扱いされていた大型モンスターが素材を主にしつつもフィールドに出される事が多くなった。
 その後は暗黒界が強化され、《魔界発現世行きデスガイド》のような悪魔族サポートも増えた事により、以前と比べて統一する意義は増えた。
 インフェルノイドDD魔界劇団など、種族統一構築でも十分実戦レベルに達するカテゴリシリーズモンスターも着実に数を増やしている。

  • 天使族と同じく、悪魔も宗教と密接な関係があるため、カード名の「Devil」や「Demon」も含め、海外名では「FIEND」などに変えられている。
    これは悪霊や悪魔、鬼や鬼畜という意味を持ち、天使族とは異なりあまり違和感はない。
    また、初期の頃はアンデット族との区別があいまいで、死霊モンスターも悪魔族に分類される事が多かった。
    これは使い手のイメージのほか、「FIEND」が悪霊という意味もあるのが大きいだろう。
  • 西欧の悪魔達が割と早期から悪魔族としてカード化されてきた一方で、いわゆる仏教的な悪魔・悪鬼をモチーフとしたモンスターには意外と悪魔族が少ない。
    例えば、俗に「悪鬼羅刹」などと畏怖の代名詞にされる《羅刹》天使族である。
    単に「鬼」をカード名に含むカード群ともなると、彼岸の悪鬼以外にはほぼ種族統一性がなく、「鬼」が形容詞に過ぎないモンスターも数多い。
  • それらモデルの宗教や一般的には残忍な存在や悪として扱われる事が殆どだが、ファンタジー作品などにおいては束縛や抑圧などからの自由・解放を支援したり、外見とは裏腹に優しかったりと、所謂ダークヒーロー的「正義」として描かれる事も多く、その点も含めて、天使族とは正反対と言える。
    OCGにおいては、暗黒界DDDなどにそれに近いものを垣間見れる。
  • アニメARC-Vでは、赤馬零児がDDを、素良がエッジインプデストーイを、沢渡が魔界劇団を、セルゲイが「茨の囚人(ソーン・プリズナー)」と「地縛」を、零羅が「CC」を使用している。
    また、シンクロ次元のジャック・アトラスは炎属性・悪魔族を中心とした「レッド」を使用している。

関連リンク

―現在禁止カードである悪魔族モンスター

―現在制限カードである悪魔族モンスター

―現在準制限カードである悪魔族モンスター

―悪魔族に関連する効果を持つカード

―素材に悪魔族を指定するモンスター

―悪魔族トークン

―悪魔族罠モンスター

―悪魔族のチューナー

―悪魔族のペンデュラムモンスター

―悪魔族の融合モンスター

―悪魔族の儀式モンスター

―悪魔族のシンクロモンスター

―悪魔族のエクシーズモンスター

―悪魔族のシリーズモンスター

―悪魔族メタ

―その他のリンク

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