効果の対象/target with card effect †
「効果の対象になる」とは、対象をとる(指定する)効果の対象として選択されることを言う。
魔法・罠カードのカードの発動時や効果の発動時、モンスター効果の発動時に選択する。
「対象をとる効果」についての詳細は対象をとる(指定する)効果を参照。
【目次】
「効果の対象にできない」という効果について †
「対象をとる(指定する)効果の効果発動時の対象を選択するときに選ばれることがない」という効果である。
- 第11期まで「効果の対象にならない」「効果の対象にできない」というテキストのどちらかだったが、第12期からは「効果の対象にできない」というテキストに統一された。
「効果の対象にならない」ではモンスターが受ける効果に見えるためであろう。
「対象に取り続ける」効果について †
装備カードや《リビングデッドの呼び声》のような「そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。」効果は「対象に取り続ける」効果と呼ばれる。
基本的に、通常の対象をとる(指定する)効果と扱いは同じだが、「対象にする効果」を無効にする効果のうち、《黒曜岩竜》など一部のカードの効果によって、「対象に取り続ける」効果は無効になるという点が例外的である。
これら《黒曜岩竜》などのカードは、永続効果かつチェーンブロックを作らない効果にも対応するという特徴があるため、「対象に取り続ける」効果というチェーンブロックを作らない効果でも無効にできるからである。
なお、大部分の「対象にする効果を無効にする」効果は、誘発即時効果かつ、発動した効果にしか対応しないため、これら「対象に取り続ける」効果を無効にすることはできない。
関連カード †
効果の対象にできないカード †
※特に記載が無い場合、適用するカードは「自分フィールドのカード」のみに対して、適用期間は「このカードがモンスターゾーン(魔法&罠ゾーン、フィールドゾーン)に存在する限り」適用する。
効果の対象になった時・場合に効果を発動できる・適用されるカード †
以下はそれぞれリンク先のページを参照。
→対象をとる効果を無効にする効果を持つカード
→対象をとる効果を移し替える効果を持つカード
―自身のみ
―自身を含むカード
―他のカードのみ
関連リンク †
FAQ †
Q:《スキルドレイン》適用中、《マジェスペクター・ユニコーン》に《魔界の足枷》を装備しました。
《スキルドレイン》を破壊した場合、どうなりますか?
A:《魔界の足枷》は装備されたままであり、数値の変化等も有効となります。(16/06/17)
Q:《オベリスクの巨神兵》を《リビングデッドの呼び声》で特殊召喚しました。
このターン中に《サイクロン》等で《リビングデッドの呼び声》が破壊された場合、《オベリスクの巨神兵》はどうなりますか?
A:テキストに「このカードは効果の対象にならない。」と記述されていますが、この場合、このテキストに該当しない効果のため、《オベリスクの巨神兵》は破壊され、墓地へ送られます。(12/03/07)
Q:《スキルドレイン》適用中に《リビングデッドの呼び声》で《魂を削る死霊》を特殊召喚しました。
その後で《王宮のお触れ》が発動された場合、《魂を削る死霊》は破壊されますか?
(《リビングデッドの呼び声》は、効果が無効になっていても《魂を削る死霊》を対象に取り続けていますか?)
A:はい、《魂を削る死霊》はただちに破壊されます。(19/12/09)