地属性/EARTH †
風属性と対極にある「茶」をカラーとする属性。
戦士族、獣戦士族、獣族、昆虫族、機械族、岩石族、恐竜族、植物族といった多くの種族がこの属性をメインとしている。
全属性の中で闇属性と並ぶ相当数のモンスターが属しており、数の多さ故に強力なモンスターも多い。
また、優れた効果を持つ《ナチュル・ビースト》・《ナチュル・パルキオン》の縛りの関係から、シンクロ素材にできるという点がメリットとされることもある。
モンスターが多い反面、サポートカードは質・量ともに物足りなさが目立つ。
ただし、機械族では受けられるサポートカードが多いので明確な利点となりやすい(→《ギアギアングラー》参照)。
属性の特徴として、「地」は「大地」・「堅い」といったイメージを持ち、ステータスが強力な下級モンスターが多い。
また、命を育む大地のイメージからか、霊術や霊神、征竜など特に光・闇を除く四属性ごとに特色をつける際には、対応するサポートカードに蘇生効果を割り振られることが多い。
古くは《岩石の巨兵》を始めとし、2000を超える守備力を持つブロッカーのほか、《ジェネティック・ワーウルフ》のような1900〜2000の攻撃力を持つアタッカーも多く、扱いやすいものが多い。
また戦士族を筆頭とする、2本または4本の足で大地に立つ「これといった特徴のないモンスター」もこの属性に該当していることが多い。
- 原作・アニメにおいて―
光属性や闇属性ほどではないが、地属性モンスターをメインに据えたデュエリストは数多い。
メインキャラでは、アニメGXのクロノス(アンティーク・ギア)、アニメARC-Vの権現坂(超重武者)、アニメVRAINSのGo鬼塚(剛鬼・ダイナレスラー)などが挙げられる。
一方でカテゴリ単位ではなく地属性そのもののサポートカードを多用したデュエリストは非常に少なく、アニメVRAINSに登場した地のイグニス(アース)が初となる。
アースは地属性リンクモンスターを展開・強化する《Gゴーレム・クリスタルハート》を中心とした戦術を得意とし、地属性をサポートする「重力」魔法・罠カードも併用した。
ちなみに、Go鬼塚がアースを倒し自身にその一部を取り込んだことにより、それらのサポートカードの一部も鬼塚のダイナレスラーの強化に利用されることになった。
- アニメZEXALシリーズ及びARC-Vでは、エクシーズ素材になる場合はそのモンスターと同じ属性の色になるが、この属性はオレンジに近い明るい色となっている。
黒が闇属性をイメージしやすいためだと思われる。
関連リンク †
―現在禁止カードである地属性モンスター
―現在制限カードである地属性モンスター
―現在準制限カードである地属性モンスター
―地属性に関連する効果を持つカード
―素材に地属性を指定するモンスター
―地属性トークン
―地属性罠モンスター
―地属性のチューナー
―地属性のペンデュラムモンスター
―地属性の融合モンスター
―地属性の儀式モンスター
―地属性のシンクロモンスター
―地属性のエクシーズモンスター
―地属性のリンクモンスター
―地属性のシリーズモンスター
―地属性メタ
―その他のリンク